YouTubeアルゴリズムを解説|影響する6つの指標や登録者数・再生回数を伸ばす方法も紹介
「YouTubeのアルゴリズムって具体的になに?」
「何をしたらYouTubeで上位表示されるんだろう」
と思うことはありませんか?
YouTubeで登録者数や再生回数を伸ばそうと思っても、アルゴリズムがわからないと対策できませんよね。
では、YouTubeアルゴリズムの活用法にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- YouTubeのアルゴリズム・仕組み
- YouTubeのアルゴリズムに影響する指標
- YouTubeのアルゴリズム活用法
について詳しく解説します。
この記事を見れば、YouTubeのアルゴリズムを理解し、チャンネルの登録者数や再生回数を伸ばせるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
YouTubeのアルゴリズム・仕組みを解説
「アルゴリズム」と一口に言っても、YouTubeの場合、以下の3つの種類があります。
- YouTube検索のアルゴリズム
- ホーム・おすすめ画面のアルゴリズム
- 急上昇ページのアルゴリズム
それぞれアルゴリズムの内容と重視される指標は異なります。
ひとつずつ解説します。
1.YouTube検索のアルゴリズム
YouTubeが動画の順位を決める際に重視している指標は、以下の2つです。
- キーワードとの関連性
- ユーザーが過去に閲覧した動画履歴
YouTubeでは、検索バーに入力されるキーワードが「タイトル」「概要欄」「動画内容」と、どれくらい一致しているかを重視しています。
「自宅 ダイエット」のキーワードで上位表示を狙う場合は、タイトルや概要欄に「自宅」と「ダイエット」の文言を加えることで上位に表示されやすくなります。
しかし、動画の内容が「自宅 ダイエット」と関連性が薄い場合、上位には表示されません。
YouTube検索のアルゴリズムを攻略するには、「タイトル」「概要欄」「動画内容」の3つ全てをキーワードと関連付けさせることが重要です。
2.ホーム・おすすめ画面のアルゴリズム
YouTubeのホーム・おすすめ画面は、ユーザーの行動によってカスタマイズされます。
ホーム・おすすめ画面が重視している要素として、
- 登録チャンネルの傾向
- 再生履歴
- 検索履歴
が挙げられます。
例えば、これまで「アイドルライブ」の動画をたくさん視聴していた場合、「ライブ」と検索すると必然的にアイドル関連のライブが上位に表示されます。
さらに、おすすめ動画・新着動画の欄にもアイドル関連の動画が表示されやすくなります。
ホーム・おすすめ画面のアルゴリズムは、ユーザーの趣味・趣向によって大きく左右されるため、投稿者側で施策を講じることは難しいでしょう。
3.急上昇ページのアルゴリズム
YouTubeの急上昇ページには、国内でトレンドとなっている動画が表示されます。
表示される動画は、人気アーティストの新曲PVからSNSでバズった動画までジャンルが幅広いのが特徴的。
そんな急上昇ページのアルゴリズムは、以下の3つが重視されます。
- 動画の鮮度
- 人気度・話題性
- 万人向けかどうか
急上昇ページへの上位は、すでに人気のある有名YouTuberが独占しやすく、これからチャンネルを伸ばしていきたい初心者がランクインするのは容易ではありません。
しかし、上記3つの要素を満たし上位記事に表示されれば、一気にチャンネルの知名度が向上します。
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YouTubeのアルゴリズムに影響する6つの指標
YouTubeのアルゴリズムには、直接的に影響を及ぼす指標があります。
- 総再生時間
- 動画の長さ
- いいね・コメントなどのメンゲージメント数
- クリック率(CTR)
- チャンネル登録者数
- 平均視聴時間(AVD)
ひとつひとつ把握して対策することで、チャンネルの成長に繋がります。
順番に解説します。
1.総再生時間
総再生時間は、とくに重視されているアルゴリズムです。
YouTubeは広告収入の観点から、ユーザーに長い時間動画を視聴してもらいたいと考えています。
そのため、総再生時間が長いチャンネルほど、高評価を受ける傾向も。
総再生時間を長くする方法は、
- 登録者数を増やす
- 動画の本数を増やす
- 1本あたりの動画の時間を長くする
などがあります。
ですが、ただ本数を増やしたり、動画の時間を長くすればいいわけではありません。
ユーザーにとって魅力的な動画を作成しましょう。
2.動画の長さ
動画の長さもアルゴリズムに影響を及ぼします。
動画の時間が長ければ長いほど良いわけではなく、大切なのは「視聴時間を長くすること」です。
ユーザーの離脱率が高く、視聴時間が短い動画は、低評価をつけられる可能性があるでしょう。
適度な長さで、視聴者を飽きさせない内容の動画の投稿が重要です。
3.いいね・コメントなどのエンゲージメント数
YouTubeはエンゲージメント数も評価の対象としています。
YouTubeのエンゲージメントとは、動画に対する「いいね」や「コメント」のこと。
エンゲージメント数が多い動画ほど、YouTubeから「質の高い動画」だと評価されます。
そのため、総再生時間が競合チャンネルより少なくても、上位表示される可能性があります。
エンゲージメントを促す方法として、
- 動画の最後にエンゲージを求める文言を加える
- ユーザーのコメントに返信する
があり、競合チャンネルの分析も効果的です。
競合チャンネルはなぜエンゲージメントが多いのか、動画を分析してみましょう。
自身のチャンネルに活かせる点が見つかります。
4.クリック率(CTR)
クリック率とは、動画の表示回数に対してどれだけクリック(視聴)されたかを表す指標です。
YouTubeは、クリック率が高いほど動画ほど「ユーザーの求めている動画」であると評価します。
クリック率を上げるには、
- 興味を引くタイトルをつける
- クリックしてみたくなるサムネイルを設定する
- 検索上位に表示される施策を実施する
以上の3つが重要です。
しかし、クリック率が高くても、離脱率が高い内容の乏しい動画では意味がありません。
ユーザーが釘付けになるような、ユーザーの求める動画作りも並行しておこないましょう。
その結果、総再生時間が向上し、よりYouTubeからの評価が高まります。
5.チャンネル登録者数
YouTubeのアルゴリズムは、チャンネル登録者数やチャンネルの成長率、登録後の視聴率も判断材料としています。
そのため、チャンネル登録者数の多いチャンネルは、YouTubeから「人気のあるチャンネル」だと評価されます。
チャンネル登録者数は再生回数に直結するため、以下のポイントを押さえて地道に伸ばしていきましょう。
- チャンネルのジャンルを絞ってターゲットを明確にする
- VESO対策を行う(YouTube内での検索上位表示対策)
- タイトル・サムネイルを工夫してクリック率を高める
- 離脱されないためにユーザーを飽きさせない動画作りをおこなう
上記4点は、チャンネルを伸ばすための基本的な取り組みです。
とはいえ、忠実に実施できていないチャンネルがほとんど。
とくにVESO対策は丁寧で緻密な作業が必要なため、継続して行えれば競合チャンネルよりも上位表示できます。
6.平均視聴時間(AVD)
平均視聴時間(AVD)とは、1回視聴あたりの平均再生時間を指します。
クリック率同様、平均視聴時間が高い動画は「ユーザーの求めている動画」だと評価されます。
しかし、以下のような動画は平均視聴時間を低下させてしまうため、見直しが必要。
- タイトル・サムネイルと動画の内容に乖離がある
- ユーザーの求める内容が盛り込まれていない
- 何を伝えたい動画なのかわからない
平均視聴時間を上げるためには、
- 動画冒頭で概要を伝える
- 重要なシーンは終盤に持っていく
- 飽きさせない演出を取り入れる
上記3点を意識しましょう。
また、自身の動画の分析も重要です。
なぜ平均視聴時間の長い動画と短い動画を比較して、なぜ差があるのか分析し、改善しましょう。
YouTubeのアルゴリズムを理解するには、ユーザー行動の把握が重要
YouTubeのアルゴリズムを理解するために、過去にユーザーがとった行動の把握が重要です。
過去の検索履歴や再生履歴は、そのユーザーの趣味嗜好や、YouTube全体のトレンドの理解に役立ちます。
ユーザーのとった行動が明確になれば、YouTubeで話題の投稿や、ムーブメントについての理解が深まるでしょう。
例えば、ビジネス系YouTuberの動画を検索したり、再生するユーザーが多いことがわかったとします。
これまでバラエティ要素の大きかったYouTubeに、教育コンテンツの側面が加わったというトレンドの把握が可能。
このように、各ユーザーの詳細なニーズの把握は、最終的にYouTubeのアルゴリズムの理解に繋がるのです。
また、フリーランスとして仕事を得るためにはスキルや実績を持っておく必要があります。
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YouTubeアナリティクスの活用法
YouTubeには、「YouTube Studio」というYouTubeアナリティクスを確認できる機能があります。
YouTubeアナリティクスとは、YouTubeに投稿した動画単体やチャンネル全体のアクセス解析ができるツール。
具体的に
- 総再生時間
- 視聴回数
- チャンネル登録者数の変化
- 推定収益
- ユーザーの年齢・性別・地域
- 視聴者維持率
- クリック率
以上のような、アルゴリズムが重視する指標を動画別に確認が可能です。
PC・スマホ問わず、自身のチャンネルを持っている方であれば誰でも確認できます。
視聴回数・登録者数が伸びずに悩んでいる方は、投稿済の動画の分析がおすすめ。
アナリティクスを活用することで伸びていない理由が明確になります。
YouTubeのアルゴリズムを活用してチャンネルを伸ばす3つの方法
YouTubeのアルゴリズムを活用してチャンネルを伸ばす代表的な方法には、以下の3つがあります。
- VESO対策
- 視聴維持率の高い動画の生産
- 再生リストの作成
それぞれ具体例を交えて解説します。
1.VSEO対策
VSEOは、YouTubeで検索されたときに上位へ表示させるための施策を指します。
VSEOにはいくつかの施策がありますが、特定のキーワードからの流入を図るために、タイトルや概要欄にキーワードを入れるという対策法がもっともメジャー。
例えば、「東京 旅行」のキーワードから自分の動画に流入を図りたい場合は、「東京で旅行するなら、ここに行くべき!おすすめスポットベスト10!」などのように、キーワードを入れます。
投稿する際は必ずキーワードを入れるようにし、投稿後はアナリティクスでどのキーワードから流入されているかチェックしましょう。
もし狙ったキーワードから流入していなかった場合は、「東京 新宿 旅行」などのように、キーワードを細かくすると、競合が少ないため上位に表示されやすくなります。
2.視聴維持率の高い動画の生産
アルゴリズムに影響する平均視聴時間を長くするために、試聴維持率が高い動画の投稿が重要。
そのため、各投稿の視聴者が離脱しているタイミングを分析し、試聴維持率を高める必要があります。
例えば、動画の導入部分で離脱が多い場合は、
- 前フリが長い
- 導入部分で動画の内容を説明していない
- サムネイルと動画内容があっていない
などの可能性があります。
なぜ離脱が起きたのかを考え、平均視聴時間を長くする改善を繰り返しましょう。
3.再生リストの作成
YouTubeには、これまで投稿した動画を再生リストとしてまとめる機能があります。
具体的には、同じジャンルの投稿や、複数投稿で企画が完結する投稿などを再生リストでまとめられます。
そのため、視聴者に連続して自分の投稿を見てもらえるように誘導が可能。
また、再生リストの中の一つの動画を視聴し終わったら、次の動画に自動的に遷移します。
これにより、全体の総再生数や試聴維持率の増加が期待できるでしょう。
YouTuberが収入を得る6つの方法とその仕組みを徹底解説まとめ:YouTubeのアルゴリズムを理解することでチャンネル登録者数を伸ばせる
本記事では、YouTubeアルゴリズムの仕組みやチャンネルを伸ばす方法を解説しました。
- YouTubeのアルゴリズムは、YouTube検索、ホーム・おすすめ、急上昇ページなど、表示される場所によって異なる
- アルゴリズムに影響を及ぼす代表的な指標には、総再生時間・登録者数・クリック率などがある
- YouTubeチャンネルの伸ばすには、VESO対策を講じて、ユーザーのニーズに沿った動画の作成が重要
これからYouTubeを始める方は、本記事で紹介した指標やチャンネルを伸ばす方法を参考にして見てください。
また、チャンネルが伸び悩んでいる方は、まずは「YouTube Studio」を使ってアナリティクスの分析をおすすめします。