クラウドソーシングの名前は、本名とペンネームどちらがおすすめ?メリット・デメリットを徹底解説
「クラウドソーシングで、本名を使って大丈夫なのかな」
「本名とペンネーム、どっちを使ったほうが仕事が取れるんだろう」
と思うことはありませんか?
クラウドソーシングを活用しようと考えても、インターネットに本名を記載して仕事を取り組むのは、不安を感じますよね。
では、実際にクラウドソーシングでは、本名を使って活動すべきなのでしょうか?
そこで今回は、
- 本名とペンネーム、それぞれのメリット・デメリット
- クラウドソーシングで名前変更の際に注意すること
- 本名を使わずにクラウドソーシングで信頼を得る方法
について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、クラウドソーシングで本名とペンネーム、どちらを使うべきか判断できます。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
クラウドソーシングで、本名を使うべきなのか
クラウドソーシングでの本名は原則、必要ではありません。
ですが、本名を使う場面は少なからずあります。
ここでは、本名を活用する場面での注意点・疑問点について解説していきます。
- 初回登録時の本名記入欄に、偽名は使ってはいけない
- 登録の際に本名と個人情報は、公開されないので使って問題ない
では、見ていきましょう。
1.初回登録時の本名記入欄に、偽名は使ってはいけない
初回登録時の本名記入欄に、偽名やペンネームを入力してはいけません。
なぜかというと、報酬が受け取れなくなる可能性があるからです。
たとえば、クラウドソーシングに登録できる口座は、初回登録時に設定した本名と名義の一致が重要です。
名前と名義が一致しないことで、報酬が受け取れなくなるので、初回登録のときは偽名を使わないようにしましょう。
2.登録の際に本名と個人情報は、公開されないので使って問題ない
クラウドソーシングでは最初に本名を登録しますが、その名前が公開されるのではないかと不安な人もいるでしょう。
ですが、クラウドソーシング上では本名が公開・非公開を自分で選択できるので、勝手に明らかになることはありません。
運営しているサイト側が、個人情報が流出しないように定めているからです。
弊社にご提出いただいている個人情報については、原則としてご本人様の許可なく、第三者に公開させていただくことはございません。
本名以外にも登録した、
- 口座
- 電話番号
- 郵便番号と住所
も無断に公開されません。
多くのクラウドソーシングサイトは、個人情報の扱いに対して真摯に対応しているので、安心して活用できます。
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クライアントに本名を教えるべきなのか
クラウドソーシングで契約をするに当たって、依頼者から本名を聞かれた際は答えるべきか、迷う人も多いでしょう。
ここでは、自分の情報を教えるべき判断基準について解説していきます。
- 基本、本名は教えなくていい
- 場合によっては、本名を教えなければいけない
順番に解説していきます。
1.基本、本名は教えなくていい
クライアントに本名を聞かれた場合、教える必要性はありません。
本名が求められる際には条件があり、条件が満たないまま教えることで、
- 本名を外部に漏らされる危険性がある
- 個人情報を教えた後、持ち逃げされる
- 本名や住所を使われ、悪用を企まれる
など、自分の情報を悪質に使う、クライアントがいるからです。
たとえば、契約前に個人情報を渡すことで、自分の情報を詐欺や、不当アクセスに使われる事例もあります。
クラウドソーシングを登録している依頼者は、全員が良い企業や人材とは限らないので、本名を聞かれた際は気をつけましょう。
2.場合によっては、本名を教えなければいけない
クラウドソーシングでは、状況によって本名の開示が求められます。
- 「受注者が依頼者に源泉徴収をしてもらうとき
- 依頼者と秘密保持契約(NDA)を結ぶとき」
といった状況のときは、本名を伝えなければいけません。
秘密保持契約とは、自社が持つ情報を受け手である他社が外部に情報を漏らしたり、不正に利用したりしないように守秘義務を課する契約です。
英語で「Non-Disclosure Agrment」なので、略して「NDA」とも表記されます。
この2つのケースでは、依頼者と受注者の間に運営会社が仲介することが多いです。
「お互いが情報を公開して良いか」という確認が取れ次第、クラウドソーシングサイトを経由して、個人情報が明らかになります。
自分の情報を開示することに不安を抱える人もいますが、契約や案件によっては必要な手段なので、理解しておきましょう。
クラウドソーシングの活用事例4選を紹介|よくある6つの業務例も徹底解説クラウドソーシングでは、本名とペンネームどちらを使うべき?
クラウドソーシングを使用する際の表示名は、本名かペンネームのどちらを使えばいいのか、悩んでいる方は多いでしょう。
ここでは、本名とペンネームのメリット・デメリットについて紹介していきます。
- 本名のメリット
- 本名のデメリット
- ペンネームのメリット
- ペンネームのデメリット
自分にはどちらが合っているのか、ぜひ参考にしてください。
ひとつずつ紹介していきます。
1.本名のメリット
クラウドソーシングを使うときに、本名を利用するメリットは、
- クライアントの信頼度が高くなりやすい
- 依頼の指名を受けやすくなる
といった2つが挙げられます。
本名や顔写真を使用することで、クライアントは受注者の人物像が分かりやすくなります。
そのため、本名を隠さずに公表することで、信頼関係が築けるでしょう。
クラウドソーシングの取引は、信頼が大切な要素になるので、本名の公開は大きなメリットです。
2.本名のデメリット
本名を使う場合、
- 個人情報流出のリスク
- 評価が落ちたときに信頼の回復が困難
という、デメリットがあります。
なぜなら、実名で案件に取り組むので、簡単に個人情報を特定されるから。
クラウドソーシングでは、さまざまな企業や人材が発注しているため、
- 本業とは別に副業として稼いでると、バレてしまう確率が上がる
- 悪質クライアントによって、個人情報が流出し実生活に影響が出る
- 大きな失敗やミスをしたとき、本名が拡散され、仕事の依頼が減る
- 納品物がネットに投稿された際に、内容次第で炎上する可能性がある
など、本名を公開したことで、デメリットが多く発生します。
本名で活動すると個人の特定をされるので、信頼が得られる反面、危険も伴います。
3.ペンネームのメリット
クラウドソーシングでペンネームを使うメリットは、身元をバレることなく仕事ができる点です。
自分の身元が明確でないことから、個人情報の漏洩や、悪用されるリスクを回避できます。
そのため、本名で活動するよりも、
- 家族や身内に気づかれない
- 副業で使用している場合、本業の会社にバレない
など、身元や知り合いに仕事の存在を隠せるでしょう。
また、ほかの人とは違う珍しいペンネームにすることで、クライアントに興味を持たれるケースもあります。
ペンネームを使うことで、個人が特定されない形で収入を得られるでしょう。
4.ペンネームのデメリット
ペンネームのデメリットは、本名の受注者と比べて、信頼性が欠けることです。
顔も名前も分からない相手への仕事の依頼に、不信感を抱くクライアントも多少なりとも存在します。
たとえば、会社の企業情報を盗んで漏洩する受注者も中にはいるため、クライアントは慎重に募集者を見極められるでしょう。
仕事内容によっては、本名のユーザーしか依頼を受け付けていない案件もあり、その際に応募できない面がデメリットに挙げられます。
フリーランスとして仕事を得るためには、自分にスキルや実績を持っておく必要があります。
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クラウドソーシング上で名前変更をする際に【4つの注意点】
クラウドソーシングを利用中に「本名からペンネームに変更したい」「仕事の依頼を増やすために、ペンネームから本名に変えたい」と考える人もいるでしょう。
マイページのプロフィール編集欄から、簡単に変更が可能ですが、気をつけるべきことがあります。
- 名前を変えすぎない
- 継続依頼を受注している場合は、変更を控えておく
- 変更後は、お世話になっているクライアントに一声かける
- よくある名前だと、クライアントに覚えられにくくなる
順番に解説していきます。
1.名前を変えすぎない
名前の変更が安易にできることので、名前を変えすぎてしまう方もいます。
表示名を頻繁に変えてしまうと、これまで積み重ねた実績をその度にリセットされてしまいかねないので、控えましょう。
たとえば、クライアントにとって、名前と受注者の実績は紐づいています。
あまりに名前が変わすぎてしまうと、面倒な取引相手と思われ、最悪、仕事を失いかねません。
ですので、短期間に数多くの名前の変更は、避けるべきでしょう。
2.継続依頼を受注している場合は、変更を控えておく
クラウドソーシングで名前を変更する場合、継続依頼を受注している間は辞めておきましょう。
依頼者は、あなたの名前で案件や経費を管理していることが多く、突然に取引中の相手の名前が変わると混乱を招きます。
つまり、継続案件が進行中であれば、名前の変更はリスクでしかありません。
何か特別な理由がない限りは、変更を控えるべきです。
3.変更後は、お世話になっているクライアントに一声かける
クラウドソーシング上の表示名を変えた後は、よく契約を結ぶ依頼者に一声、挨拶をしましょう。
なぜかというと、付き合いのあるクライアントは、受注者の名前で識別しているので、無言で名前を変更してしまうと見つけづらくなるからです。
依頼者が新しい仕事の発注を個別で考えてる場合、名前が変更されていたことを知らなければ、受講者本人か分からなくなり、案件を頼めなくなります。
こうした理由から、名前は自分のことを示す重要なポイントになるので、名前変更の報告は大切なマナーになります。
4.よくある名前だと、クライアントに覚えられにくくなる
名前を変えるときの注意点として、よくある名前に変更してしまうと、依頼者の記憶に定着しないリスクがあります。
その理由は、平凡な名前や、安直なペンネームだと印象が薄くなり、ほかの受注者と区別がつかなくなってしまうからです。
たとえば、自分がクライアントから見た際に優秀な契約相手だったとしても、よくある名前に変更されることで、忘れられてしまうことも。
なので、表示名を変更する際は、記憶に残りやすい名前に変えましょう。
クラウドソーシングで本名を使わずに信頼を得る【3つの方法】
さまざまな事情から、ペンネームで活動したい人も多いでしょう。
ですが、ペンネームでの仕事の取り組みは、本名で働く人よりも信頼度が低い状態でスタートします。
ここでは、本名を使わない状況で、人望を集めるコツについて解説していきます。
- レスポンスを早くする
- スキル・経験を多く積む
- プロフィール画像を設定する
ひとつずつ解説していきます。
1.レスポンスを早くする
本名を使わずに信頼を得る方法は、レスポンスを早くしましょう。
レスポンスを早くすることで、コミュニケーションが円滑に進み、依頼者からの信頼性も高くなります。
連絡が来た際に、即座に返信ができると、クライアントは安心して仕事を任せられます。
レスポンスが早く、誠実な印象を与えることで、信頼は十分に獲得できるでしょう。
2.スキル・経験を多く積む
スキルアップを図ったり、多くの経験を積むことで、本名を使わずに信頼を得られます。
クラウドソーシングでは、インターネットを経由して取引するので、実績数が多ければ多いほど、優秀な人材と判断されます。
つまり、本名の有無よりも、実績を積み上げていくことで、自分の能力を示す証明になります。
サイト上での評価やスキル、経験が十分にあるアピールが、クライアントの信頼を掴めるでしょう。
3.プロフィール画像を設定する
クラウドソーシングで本名を使わなくても信頼を得る方法は、プロフィール画像を設定することです。
プロフィール画像が設定されていない状態だと、どんな人物なのか分かりません。
クライアントに不安や不信感を抱かせてしまうので、画像設定をして安心感を与えることが信頼獲得に結び付きます。
本人の顔が分かるものがベストですが、プライバシーが気になる方は、
- 自分の似顔絵
- ペットの写真
- 好きな食べ物
など、好きなものの写真やイラストを、設定してもいいでしょう。
未設定のプロフィールよりも、自分がどんな人物であるか関連付けやすい画像にすることで、信頼を得られます。
クラウドソーシングのペンネームを考える際に【5つのコツ】
ペンネームで案件に取り組みたいと思っても、なかなか良い名前が思いつかないこともあります。
仕事をするために利用する、もうひとつの自分の名前になるので、変なペンネームはつけられないでしょう。
ここでは、自分にぴったりのペンネームが思いつく、5つのポイントについて紹介していきます。
- 本名からアレンジしてみる
- 自分の好きなものの名前にする
- 短めで、覚えられやすい名前にする
- 考えた後は、ほかの人と被っていないか確認する
- 決まらないときは、ペンネームメーカーを利用する
順番に紹介していきます。
1.本名からアレンジしてみる
ペンネームの考え方として、本名を基にして、アレンジしてみるといいでしょう。
なぜかというと、本名に近いもの名前にすることで親しみがあり、使いやすく覚えやすいからです。
具体的には、
- 名前の1文字だけ変更する
- 本名の漢字の読み方を変えてみる
- 自分の名前を組み替えてみる
などの工夫をすることで、新しい視点が生まれます。
本名を連想しやすく、プライバシーの観点では少しだけリスクがありますが、親しまれやすいペンネームになるので、印象が良くなります。
2.自分の好きなものの名前にする
ペンネームの利用者は、好きなものを名前にすることが多いです。
好きなものを名前にすることで、自分をうまく表現できます。
たとえば、
- 自分の好きな食べ物
- 飼っている動物の名前
- 自分の好きな趣味に関連するもの(野球・サッカーなど)
など、自分の世界観を表す名前になるので、納まりが良くなるでしょう。
ペンネームは、仕事をする上で活躍するため、好きなものを使った方が楽しめるという利点もあります。
3.短めで、覚えられやすい名前にする
クラウドソーシングのペンネームを考えるために、短めで覚えられやすい名前にしましょう。
なぜかというと、長くて覚えづらい名前だと、クライアントの記憶に残りにくいからです。
短くて覚えられやすいようにしておけば、その後も思い出してもらえるようになり案件に繋がる機会が増えます。
ペンネームは覚えられることが大切ですので、短めに作りましょう。
4.考えた後は、ほかの人と被っていないか確認する
ペンネームを考えた後は、その名前がほかの利用者と同じではないか、検索して確認しましょう。
もしペンネームが被っていると、検索をされたときに先行者がヒットし、自分の名前がヒットしなくなるからです。
つまり、クラウドソーシングで仕事をする上で損になり、混同や勘違いされ、トラブルの種になります。
被ったときの対策として、
- ひらがな、カタカナ、英語に変換する
- 名前の最後に、誕生日や好みの数字を入れる
といった対策を取り、問題に発展しないように気をつけましょう。
5.決まらないときは、ペンネームメーカーを利用する
クラウドソーシングで使うためのペンネームが、どうしても決まらないのであれば、ペンネームメーカーを使ってみるのも有効的です。
うまく活用すれば、自分に合うペンネームを機械が無料で考えてくれます。
おすすめのメーカーとして、
- 文字を自動生成する「naker」
- さまざまなあだ名を自動で作る「あだ名ツクッター」
- 若者に人気の診断メーカー「ニックネームジェネレーター」
などがあり、自分の代わりに制作してくれます。
ほかにも、クラウドソーシングのサイトで、ペンネームを代案してくれるプロもいるので依頼してみるのもおすすめです。
自分で思いつかなくなったときは、機械や得意な人の知識を活用しましょう。
まとめ:クラウドソーシングの名前は、本名とペンネームどちらもおすすめ
本記事では、クラウドソーシングを使う際の表示名の「本名」「ペンネーム」のメリット・デメリット、名前を変更するときの注意点について解説していきました。
- 初回登録時は、報酬を受け取るために本名で必ず登録する
- 源泉徴収をもらうとき、秘密保持契約を結ぶとき以外では本名を教えなくていい
- 継続依頼中は名前の変更を控え、変更後はお世話になっている依頼者に一声かける
クラウドソーシングでは、名前よりも知識と実績数の多さが、信頼に繋がります。
そのため、本名とペンネーム、どちらを登録してもいいでしょう。
自分に合う名前で活動することで、仕事も楽しく感じます。