クラウドソーシングの動画編集の相場を徹底解説|必要なスキルや案件を獲得するまでの流れも紹介

公開日: 2022.08.29
更新日: 2024.10.18
クラウド ソーシング-動画-編集-相場

「クラウドソーシングの動画編集の相場はどれくらいなんだろう」
「動画編集の案件を獲得するにはどうしたらいいのかな」

と思うことはありませんか?

クラウドソーシングを使って動画編集をしようと考えても、相場の値段がどれくらいなのか気になりますよね。

では、実際にクラウドソーシングで募集される動画編集案件の相場はいくらなのでしょうか?

そこで今回は、

  • クラウドソーシングの動画編集の相場
  • 動画を編集する際に必要な機材・スキル
  • 動画編集の案件を獲得するまでの流れ

について紹介していきます。

この記事を読めば、動画編集の相場が分かり、スムーズに案件に取り組めます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

クラウドソーシングの動画編集の相場

お金をみる男性

近年では、ネット上で多種多様な案件を受発注できる、クラウドソーシングでの業務が注目されています。

案件の中には動画を編集する仕事もあり、細かいカテゴリーに分かれているものもあれば、大きな動画編集もあります。

ここでは、小さな案件から高報酬にもなる動画編集の仕事の特徴や相場について紹介していきます。

  1. カット・テロップ作業
  2. BGM・効果音の挿入
  3. Web用の動画
  4. インタビュー動画
  5. セミナー・イベント動画

ひとつずつ見ていきましょう。

1.カット・テロップ作業

カットとは動画の切り取り、テロップは文字やイラスト・写真を挿入する作業をすることを指します。

動画を見やすく編集する初歩的な技術で、動画のレベルを上げるために必要な工程です。

クラウドソーシングの動画編集の相場として、カット・テロップ作業の業務だけの場合だと、1,000円〜1万円の仕事内容が多いです。

2.BGM・効果音の挿入

動画編集をする際には、動画の内容にあった効果音や音楽を挿入します。

効果音やBGMの挿入作業のみ相場は、1,000円〜1万円です。

無料のサウンドトラックもあれば、有料の楽曲として使用料金が別で発生することもあるでしょう。

オリジナルの音源を制作してもらう場合は、別の専門家に依頼することもあれば、クラウドソーシングで募集されるケースもあります。

3.Web用の動画

インターネット上に投稿する用の動画として、クラウドソーシングで動画編集の募集がされています。

クラウドソーシングで依頼することにより、オリジナリティ要素が出るからです。

ほかにも、以下のような人気SNSの動画・広告の編集も集められています。

  • YouTube
  • Instagram
  • Twitter
  • TikTok

動画編集の流れとして編集して欲しい動画を受け取り、切り取りやBGM・テロップを挿入することで、1本3,000円〜3万円が相場です。

依頼される動画が長ければ長いほど、高クオリティに制作することで報酬は高くなるでしょう。

4.インタビュー動画

クラウドソーシングでは、依頼者がインタビューした動画を編集する業務も存在します。

インタビュー動画の例として、

  • 顧客や一般人へのアンケート
  • 企業や会社での質疑応答
  • 新卒採用の社員インタビュー

など、さまざまなインタビュー動画があるので、動画に合ったテロップ挿入が求められます。

動画編集の相場として、1本3,000円〜5万円の案件が募集されます。

5.セミナー・イベント動画

セミナーやイベントの動画編集は、クラウドソーシングで募集され、ほかの編集案件に比べて報酬が高めです。

なぜなら動画の告知によって、集客が影響するからです。

そのため大きな金額で依頼し、ほかの企業には生み出せないようなクオリティの高い動画を求められるでしょう。

セミナー・イベントの動画編集として、以下の内容が募集されています。

  • 展示会イベントで流す動画作成
  • イベントの告知映像やCMの制作
  • セミナー開催のPR動画編集

顧客の集客が左右することから、セミナーやイベント動画編集の相場は10万円〜100万円と高額です。

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クラウドソーシングで動画編集をする際に必要な機材・スキル

パソコンと男性

ここでは、動画編集をするときに依頼者から求められる技術やスキルについて紹介していきます。

  1. 動画編集が可能のPC・ソフト
  2. テロップ挿入・BGMのセンス
  3. コミュニケーションスキル

自身に足りないものがないか、確認しながら見ていきましょう。

順番に紹介していきます。

1.動画編集が可能のPC・ソフト

クラウドソーシングで動画編集をおこなう際は、自分のパソコンと技量にあったソフトを選ぶ必要があります。

パソコンは動画を編集するために必要不可欠であり、パソコンの機種によって、

  • Windowsならば、Microsoftフォト
  • Macならば、iMovie

といった、ソフトが標準搭載されているので、無料で動画編集が可能です。

パソコンに元々搭載されているソフトは、無料でダウンロードなしでも使えるだけでなく、有料ソフトを購入して失敗する心配はありません。

もし有料版をダウンロードするならば「PowerDirector」や「Adobe Premiere Pro」が良いでしょう。

PowerDirectorは有料ですが感覚的に使うことができ、ほとんど同じ機能が使える無料版もあるので、自分に合ったソフトか試せます。

またAdobe Premiere Proなら、ほかのAdobe製品と連携させられるので、本格的な動画編集にも向いているでしょう。

2.テロップ挿入・BGMのセンス

高クオリティな動画編集をするために、シーンに合わせたテロップやBGMを入れる際にセンスが求められます。

なぜかというと、

  • テロップの字体や入力
  • シーンに合わせたエフェクト
  • 特徴的なBGM・効果音

など、動画の種類に合わせたものを選ぶことによって、試聴者が格段に見やすい動画になるからです。

どんなにカッコイイ動画でも、動画に合わないテロップやBGMだと、視聴者にストレスがかかってしまいます。

映像の雰囲気に合ったテロップ・BGMを入れることで、映像としてのレベルがや統一感が上がるので、センスが重要です。

3.コミュニケーションスキル

クラウドソーシングで動画編集をする際は、コミュニケーションスキルが大切です。

その理由は、動画を編集する際に必ず「報告・連絡・相談」が求められるからです。

動画を納品後に、クライアントから「イメージと違います。テロップをシンプルにして下さい」と修正依頼されると、不満を感じてしまいます。

ですので、作業を進めやすくするためにも、以下のように細かく作業報告や連絡を入れると安心できるでしょう。

  • 作業前にイメージの確認をする
  • 最初の1分の動画制作後、一度確認をしてもらう
  • 半分、動画編集を進めた後に進捗報告をおこなう
  • 仕事の進め方が不安や疑問を感じたらすぐ確認する

動画を編集するときは、ひとつの修正が全体の変更になるので、丁寧なコミュニケーション能力や報連相を徹底しなければいけません。

動画編集-やり方動画編集のやり方を基礎から説明|初心者におすすめの動画編集ソフト6選も紹介

クラウドソーシングで動画編集の案件を獲得するまでの流れ

お金と女性

動画編集で稼ぎたいときは、どのような流れで案件に取り組めるか気になる方も多いでしょう。

ここでは、案件を獲得するまでの流れについて解説していきます。

  1. 登録する
  2. 案件に応募する
  3. 依頼者と契約する
  4. 作業内容を明確にする
  5. 納品して報酬を受け取る

動画編集の案件に関わりたいものの、行動に移せない人はぜひ参考にしてください。

ひとつずつ紹介していきます。

1.登録する

まずはクラウドソーシングサイトに、登録しましょう。

登録する方法は、公式ホームページにアクセスし「新規会員登録」や「無料で利用を開始する」を押して、個人情報を入力するだけで簡単にできます。

クラウドソーシングサイトによって求められるスキルは変わるため、自分のスキルによって登録するサイトを変えてみるのも良いでしょう。

  • クラウドワークスは、初心者〜上級者向けまで幅広い案件がある
  • ランサーズは、中級者〜上級者向けで、案件数も多く報酬も高い
  • ココナラは、中級者〜上級者向けで案件数は少ないものの、オリジナリティが強みになる

また入力した個人情報は、クライアントには見られないため安心して活用できます。

2.案件に応募する

登録完了後は、動画編集の案件を探して積極的に応募しましょう。

「初心者OK」と記載のある案件もサイトによって多く募集されているので、未経験でも気軽に案件に応募できます。

また動画編集の案件は、案件に対してクライアント側が見積もりを提案し、受注が発生する「プロジェクト形式」の仕事が多いので、コミュニケーションは必須です。

また応募する際は、スキルや実績を形にした作品集の「ポートフォリオ」も一緒に送付すると良いでしょう。

作品集の実績を添えたり、早めのレスポンスを心がけることで、依頼者の信頼度を上げられます。

3.依頼者と契約する

応募の選定でクライアントから選ばれた後は、契約を結びます。

その後に具体的な打ち合わせをおこない、指定された業務を遂行した後に納品となり、認められれば報酬の支払いがされます。

契約や打ち合わせ・納品のやり取りは、クライアントごとに変わりますが、以下の形式が多いでしょう。

  • やり取りでチャットワークを使う
  • 納品の場合、ギガファイルを使う

チャットワークもギガファイルも無料で使えるので、申し込む前に準備しておくと契約までがスムーズに進みます。

4.作業内容を明確にする

クラウドソーシングで動画編集の案件をスムーズに取り組むためには、作業内容を明確にする必要があります。

正確に確認しておかなければ、後ほどすべて修正や変更になる可能性があるからです。

具体的には、

  • 完成動画の時間はどれくらいなのか
  • 動画のテーマ、何を求めているのか
  • テロップ、BGMの希望はどのようなものか

など、クライアントに確認してもらいながら、動画編集を進めていきましょう。

また作業時間を逆算し、時給計算で納得できるものか確認することも大切です。

作業をする前にしっかり確認しておくことで、トラブルを回避できます。

5.納品して報酬を受け取る

動画編集の案件をクラウドソーシングで獲得する為の流れで最終的に行う事は納品です。

動画の編集が完了した後は、最終確認をおこない納品しましょう。

納品したことで、プロジェクトを終えることに繋がり、依頼者に仕上がった動画が問題が無いかを確認してもらいます。

仕上がった動画が、

  • クライアントの望む形で納品ができているか
  • クオリティや完成度が高いか

など、依頼者が満足するものであれば信頼を獲得でき、継続的に案件獲得も可能になるでしょう。

持続的に案件に関われることで自身の実績が上がるだけでなく、仕事を探す手間も減り、継続的に報酬も確保できます。

クラウドソーシング-未経験未経験でクラウドソーシングを始めたい方へ|利用方法や收入を得るコツを徹底解説

クラウドソーシングで動画編集の案件で稼ぐ3つのコツ

稼ぐ男性

動画編集の案件に関わりたいものの、なかなか仕事が取れない方もいるでしょう。

ここでは、クラウドソーシングで稼げるポイントについて紹介していきます。

  1. プロフィールは、わかりやすく箇条書きにする
  2. 初心者は単価の低い仕事から実績を積む
  3. クライアント側の目線で物事を考えてみる

稼げないことに悩んでいる方は、ひとつでも取り組んでみましょう。

順番に紹介していきます。

1.プロフィールは、わかりやすく箇条書きにする

クラウドソーシングで動画編集の案件で稼ぎたい場合、自己紹介欄はわかりやすく箇条書きに記載しましょう。

なぜなら箇条書きではなく文章で長々と自己紹介を書くと、読み手に伝わりにくくなるからです。

プロフィール欄や応募文は、クラウドソーシングにおける名刺のようなものなので、言いたいことをいうのではなく、相手に伝わるようにしなければいけません。

具体的には、以下の内容を単調に書くと良いでしょう。

  • 動画編集の実績
  • 動画の編集経験の長さ
  • 得意な編集方法

クライアント側に「どのような作業内容が可能なのか」すぐに理解できるプロフィールを作成することで案件獲得に繋がります。

2.初心者は単価の低い仕事から実績を積む

クラウドソーシングで動画編集の案件で稼ぐためには、初心者は単価の低い仕事から始めていきましょう。

単価が低い案件は初心者歓迎のものが多く、プロレベルを求められないことが多いからです。

もしも初心者でいきなり高単価の案件に挑戦をしようすると、

  • 慣れない報連相に疲弊してしまう
  • 満足できる作品を作れない
  • 納期に間に合わない

といった、さまざまなトラブルが発生します。

ですので最初はお金に囚われずに、動画編集という体験に価値を見出していくことで、三日坊主にならずに仕事に取り組めるでしょう。

3.クライアント側の目線で物事を考えてみる

クラウドソーシングで仕事をおこなうときは、依頼者の気持ちを汲み取りながら案件に携わりましょう。

クライアント側の目線で考えることで、今後の案件を継続的に受注できます。

たとえばメッセージを送る際に、レスポンスが早ければ早いほど依頼者は安心します。

また仕事に対しての熱意が伝わる文章だと、クライアントに「また依頼したい」と思ってもらえるでしょう。

依頼者の望む通りの成果の出せる受注者と認められることで、自身の評価も上がり、継続的収入に繋がります。

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まとめ:クラウドソーシングの動画編集の相場は高めである

本記事では、クラウドソーシングで募集される動画編集の相場や、案件を獲得するまでの流れについて解説しました。

  • 動画編集の相場は宣伝力を求められるものだと、さらに高くなる
  • 動画を編集するためには専門的知識とコミュニケーションが必須
  • 稼ぐためにプロフィールを見やすく、高評価な実績を積む

クラウドソーシングの動画編集の相場は高めなので、編集業務が好きな人はおすすめの案件です。

ですが、パソコンや専門ソフトが必要なので無料で始めることは難しいです。

自身に編集技術のセンスがあるか確認した上で、取り組んでいくと良いでしょう。

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