レジ打ちの仕事を辞めたい5つの理由とは。おすすめの転職先5選と辞めるメリットを解説
「レジの仕事を辞めたい」
「自分に合う転職先は一体どこなんだろう」
と思うことはありませんか?
レジの仕事は誰にでもできると思われがちですが、実際にやってみると体を酷使する仕事なので、きついと感じる方が多いです。
では、レジの仕事を辞めてこれから転職したい、という方は一体どうすればいいでしょうか。
そこで今回は、
- レジの仕事を辞めたい理由
- レジ打ちを辞める前にやること
- レジ経験者におすすめの転職先
について、解説していきます。
この記事を読めば、レジの仕事を辞めたい人の悩みを解決でき、転職までにやることがわかります。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
レジ打ちの仕事を辞めたい5つの理由
レジの仕事は、コンビニやスーパーで商品の精算をおこないます。
アルバイトやパートで働く人が多く、高校生や主婦など未経験からでも気軽に始められますが、すぐに辞める人も多いのです。
- クレーム対応がつらい
- 立ちっぱなしがきつい
- お客様の対応がたいへん
- 同じ繰り返しで楽しくない
- スピードを求められるのがきつい
それぞれ順番にみていきましょう。
1.クレーム対応がつらい
レジ打ちの辛い所は、嫌なお客様に当たってしまうと、クレームから逃げられないことです。
無理な要望をいってくる人も含め、理不尽なクレームに対応しなければならないので、打たれ弱い人にはきつく感じるでしょう。
具体的には、クレームを言う人は攻撃的で声を荒げることもあります。
優しい店員ほどクレームをいわれやすいため、対応に落ち込み退職したいと思う方もいるのです。
2.立ちっぱなしがきつい
レジの仕事は、同じ姿勢で立っているので、肩や腰、足が痛くてきつくなることもしばしばあります。
立ち仕事は、重い荷物を運ぶわけではありませんが、体力を使う仕事です。
人によっては足がむくみ、夜間こむら返りを起こしたり、下肢静脈瘤のある人だと長時間立ちっぱなしができない場合もあります。
同僚と話すこともないので、5時間パートでも見た目以上にきつい業務といえます。
3.お客様の対応がたいへん
お客様はスタッフの状況とは関係なしに、割り込んできます。
そのため、レジ業務をしながらお客様の対応をすると、レジが止まって列が出来てしまうこともあるのです。
さらに、お年寄りの場合だと耳が遠かったり、業務と関係のないことも聞かれたりするので困ります。
ただレジをすればいいと思って仕事を始める人もいますが、接客もおこなうので予想外の対応に疲れて辞めたくなる人もいるのです。
4.同じ繰り返しで楽しくない
お支払方法は異なりますが、商品を受け取り、バーコードでスキャンして合計金額を確認する作業は単純で繰り返しです。
慣れてくれば、手が勝手に動くほどルーティン化されるので、その分ストレスは少ないですが、面白味に欠けます。
仕事が楽しくないと、レジ業務に飽きてしまうので、やりがいを見出せず辞めたくなる人もいるでしょう。
クリエイティブな仕事をしたい人にとっては、スキルなど何も生み出さないレジの仕事は向かないといえます。
5.スピードを求められるのがきつい
レジに並んでいるお客様は、常に急いでいます。
そのため、レジスタッフはスピードと正確性を求められる仕事なのです。
気性の荒いお客様の場合は、早くしてほしいとあからさまな態度をする人もいるほど、スピードが求められます。
混んでる時間帯だと、長蛇の列になるので焦りが先行しレジに立つ方もしんどいでしょう。
「仕事ができないから辞めたい…」仕事ができないと思う理由と対処法5選を解説!レジ打ちの仕事を辞める前に試してみるべき5選
レジ業務を辞めるか迷っている人は、辞める前に下記の行動を試してみてください。
- レジ業務が早い人にコツを教わる
- ほかの業務に変えてもらう
- 自分のやりたいことを整理する
- 家族や友人に話を聞いてもらう
- 副業を始めてみる
退職には思い切りも必要ですが、もう一度冷静な判断ができないか初心に返って考えていきましょう。
それぞれ解説していきます。
1.レジ業務が早い人にコツを教わる
レジ打ちが早い人に思い切ってコツを聞いてみるのもいいでしょう。
すばやく作業できると達成感に繋がることもあるからです。
スムーズにレジ打ちできる人は、商品の入れる順番や、接客でよく聞かれる質問を押さえているかもしれません。
なので、お手本にしたい先輩や同僚に勇気を持って教わってみてください。
ひとつのレジスキルとして、
- スピード
- 正確性
- 接客スキル
など、評価する大会などに参加してみるのもおすすめです。
レジ打ちの基礎を学べるので、手応えを掴めると仕事も楽しくなるでしょう。
2.ほかの業務に変えてもらう
スーパーでは、レジ業務のほかにも、
- 青果
- 鮮魚
- 惣菜
- 受発注業務
など、さまざま存在しています。
ですので、レジ以外のポジションを希望してみるのも良いでしょう。
辞める前に配置を変えてもらうことで、退職しなくても良くなるからです。
辞めたい理由が、職場の人間関係や接客なら、配置場所を変えると解決できることもあるでしょう。
少しでも興味のある所で働けると仕事も長く続けられます。
3.自分のやりたいことを整理する
レジを辞めるなら、退職後にやりたいことを整理していきましょう。
もしすぐに退職してしまうと、下記のリスクがあるからです。
- 転職先が決まらない場合がある
- 次の目標が曖昧だとキャリアアップを逃す恐れがある
- 次の面接で「すぐ辞めそう」と思われる
具体的には、やりたくない事とやりたい事をそれぞれ紙に書いていきます。
明確に自分の目標がわかると、後は勇気を持って行動すると良いです。
頭の中で考えているだけだと、行動できないことが多いので、紙に書き出して整理することが大切といえます。
4.家族や友人に話を聞いてもらう
第三者に自分の気持ちを聞いてもらうと、考えがスッキリ整理されるので良いでしょう。
ただ注意点としては、信頼できる人のみ打ち明けることです。
職場の同僚や理解してくれない人に話すと、嫌な噂が広まり後悔することが多いからです。
- 家族や恋人
- 友人
- 両親
上記のような信頼できる人は、親身に寄り添ってくれるので必要な情報も一緒に探してくれます。
相談を持ち出すコツは、なるべくネガティブな情報ではなく未来にフォーカスを当てて話すことが大切です。
悩みや質問の方向性が未来に向いていると、解決策や、本当に必要な情報を探せるでしょう。
5.副業を始めてみる
レジ打ちを辞めたい理由が収入面なら、副業でも十分給与アップを図れます。
副業を始めるとして、おすすめはスキル型の副業です。
なぜなら、せどりやウーバーイーツのような副業だと、レジ打ちと一緒でスキルの積み上げがしにくいからです。
例えば、レジ打ちのような労働型副業をすると、次のデメリットが想定できます。
- 疲れててプライベートを十分に楽しめない
- 大きな収入アップが期待できない
レジ打ちは立ち仕事で体力をつかうので、副業は自宅で座ってできるものがよいでしょう。
具体的には、スキルが身につくと稼ぎやすくなるWebライターがおすすめです。
「仕事を辞めたい」辞めてもいい8つの判断ポイントと円満退職について徹底解説レジ打ち経験者におすすめの転職先
ここからは、具体的にレジ打ちの経験を活かせる転職先を解説していきます。
- 営業
- 介護職
- 警備員
- IT業界
- 医療事務
自分に合った転職先はレジのほかにもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.営業
営業職は、コミュニケーションや接客スキルがあれば未経験でも挑戦できるので、転職先としておすすめです。
ご自身の得意ジャンルや経験があれば、実績を活かせるメリットがあります。
- 注文住宅の営業
- 人材紹介サービスの営業
- 保険会社の法人営業
- 食品、飲料の営業
どの営業職にしても、レジ打ちは基本的な接客スキルなので、自信を持って営業職に繋げられるでしょう。
正社員として採用されれば、未経験でも安定した収入が得られるのでおすすめです。
2.介護職
人と接することが好きな人は介護職に向いています。
転職に介護職をおすすめする理由は、勤続年数や保有資格で給与アップもするので、経験を活かしたキャリアアップを図りやすいからです。
- 老人ホーム
- 障害者施設
- 病院
ほかにも介護職の活躍の場は選べるほど多いので、手当の充実やスタッフの質、勤務地などの条件から選択できるでしょう。
介護職は利用者に感謝される仕事なため、関わりの中でやりがいを感じられる仕事なのです。
3.警備員
施設警備の仕事は幅広い年齢から、学歴も問わずに挑戦できます。
レジスタッフと同様に未経験からでもスタートしやすい特徴があるからです。
主な職場は下記のとおり。
- 空港
- オフィスビル
- 大型商業施設
研修体制や雇用形態もさまざまあるので、ご自身のライフスタイルに合った職場から選ぶと良いでしょう。
20代、30代の若い世代で活躍されている人もいるので、高時給を条件に決めてモチベーションを維持するのも良い選択だといえます。
4.IT業界
IT業界は、未経験でも採用枠を設けている企業が多いので、スキルがなくても転職できる業界です。
レジ打ちとは違って、日々新しい知識が求められるため学んでいく必要はありますが、PCスキルを身につけてしまえば、多方面で活躍が期待できます。
- クリエイター
- プログラマ
- エンジニア
やみくもにスタートするよりも、オンライン講座やスクールで学んで仕事に就く方が昇給や昇格がしやすいです。
第二新卒でIT業界に転職する人は多いので、PCに少しでも興味があるなら向いてる業界といえます。
5.医療事務
医療事務は、病院やクリニックの窓口で、会計や接客、レセプト業務をおこないます。
女性に人気の理由は、さまざまなメリットから職場を選べるからです。
- 残業なし
- インセンティブ制度
- 手当の充実
- ダブルワーク可能
- 専門科を選べる
- 無資格でも挑戦できる
医療事務の資格取得をして転職する女性は多く、資格に合わせて通信教育もさまざまあります。
受験資格不問なので、高卒でも指定の講座を受講すれば受験できるものがほとんどです。
資格の難易度も宅建などのほかの資格と比べると低いため、女性が転職しやすいでしょう。
職種の選び方を徹底解説|5つの方法で自分に合う職種を見つけよう!レジ打ち経験者におすすめの転職エージェント3選
ここでは、レジ打ちを辞めるか悩んでいる人への転職サービスを解説していきます。
- リクルートエージェント
- ビズリーチ
- doda
転職エージェントは、ハローワークと比べて企業が求人を出す際にお金を出すため、待遇の良い会社が存在します。
以降で、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.リクルートエージェント
リクルートエージェントは、各業界に特化したキャリアアドバイザーがいるので充実した転職サポートが受けられます。
キャリアアドバイザーの面談後に求人紹介があるので、仕事探しも最短で可能です。
- 自分の強みがわかる
- 困った時キャリアアドバイザーに聞ける
- 相談だけでも利用できる
転職活動でつまづくポイントをキャリアアドバイザーからアドバイス頂けるので、自己PRの書き方や面接の答え方などをすぐに活用できます。
転職支援実績が高いサービスを無料で受けられることは、大きなメリットでしょう。
2.ビズリーチ
ビズリーチは、ハイクラス向けの転職サイトです。
年収1000万円以上の高年収求人を多数掲載しており、年収の高い40代〜50代の利用者が多いという特徴があります。
ほかのメリットは下記のとおり。
- 40代の転職成功事例が多い
- 直接企業と連絡とれる
- 転職のプロに相談できる
ハイクラスの求人が多いため、現在の収入が低い人には向かないかもしれませんが、転職を機に高年収を狙っていきたい方にはおすすめです。
役職やポジション、待遇などから今よりひとつ上の求人に挑戦できるメリットがあります。
3.doda
doda(デューダ)は、求人情報を多数扱う転職サイトです。
転職活動を楽しくできる情報がまとまっているので、仕事を辞めようか迷っている方にとって、大きな魅力になるでしょう。
- 職務経歴書の書き方がわかる
- 職種や勤務地、働き方から選べる
- オンラインセミナーに参加できる
年収が下がるので転職に踏み切れないなどの悩みがあっても、不安を解決しながら進められるので、自分に合ったペースで活動できます。
地方の求人も多く掲載されている点もメリットでしょう。
レジ打ちの仕事を辞めた3つのメリット
仕事を辞めるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、辞めた後のメリットについて具体的に解説していきます。
- ストレスが減る
- 給料が上がった
- 自分のペースで仕事ができる
レジ打ちを辞めることで、仕事の悩みが解決されるなら転職は正解といえます。
1.ストレスが減る
仕事を辞めると、人間関係や業務を一度リセットできるので、ストレスから解放できます。
メンタル疾患の敵はストレスともいわれているので、会社を辞めると鬱病を回避できるメリットもあるのです。
例えば、人が行動するときには、感情が伴いますが、感情に逆らいながら行動し続けると、メンタル不調は誰にでも起こります。
精神疾患になってしまうと、病気と付き合って生活しなければならないので、大きなリスクなのです。
ストレスが減ると、必ず余裕は生まれるので人間関係も円滑に進むでしょう。
2.給料が上がった
レジ打ちの仕事は最低賃金の場合が多いので、転職すると給与アップできます。
給与に目を向けることは仕事を続ける上で大切で、稼ぎをモチベーションに成功した事例は多いからです。
まずは、転職して給与が上がった自分をイメージしてみるのも良いでしょう。
給料に焦点を当てゴールから逆算することで目標達成はできるので、仕事を辞めてもしっかりとお金を稼げる確率は高くなります。
3.自分のペースで仕事ができる
レジ打ちを辞めると仕事を選び直せるので、以下のように自分のペースに合った仕事を見つけられます。
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- パート
- アルバイト
- フリーランス
会社に雇われて仕事をする場合は、時間は決まっていますが、フリーランスとして個人でお金を稼ぐときは時間は自由に活用できるでしょう。
最近ではダブルワークも増えており、生活スタイルに合わせて働き方は多種多様といえます。
まずは、自分の興味が持てる分野から少しでも行動してみると選択肢も広がるでしょう。
まとめ:レジ打ちを辞めたい方は、転職後のプランを明確にしよう
本記事では、レジを辞めたいと思った方に向けて、辞めたい理由やおすすめの転職先を紹介しました。
- レジ打ちは、長時間立ちっぱなしなので5時間パートでもきつい
- 辞めた後の経験は活かしやすいので、活躍の場は豊富にある
- レジ打ちを辞めるときは、転職サービスを活用して効率的に進めよう
レジ打ちは、基本的な会計と接客をおこなうため、仕事の基礎となる要素といえます。
さまざまな転職先でレジのスキルは活かせるので、この機会に自分に合った職場を探していきましょう。
自分に合った転職先がわからない場合は、転職サービスを活用するのもおすすめ。
転職サービスを利用してご自身の強みを活かせる場所を探してみてください。