エンジニアのキャリアプラン8選を紹介。確認すべきポイントも徹底解説

2024.01.04
エンジニアのキャリアプラン8選を紹介

「エンジニアのキャリアプランは、どんなものがあるんだろう」
「キャリアを実現するためのコツが知りたい」

と思うことはありませんか?

エンジニアとして今後のキャリアプランを考えても、本当に実現すべきか悩んでしまいますよね。

では、エンジニアのキャリアプランを実現するためには、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか?

そこで今回は、

  • エンジニアがキャリアプランを考える重要性
  • 実現するために確認すべきポイント
  • キャリアプランの参考例やエンジニア別の例

について詳しく解説します。

この記事を読めば、エンジニアのキャリアプランが明確になります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

エンジニアがキャリアプランを考える重要性

エンジニアのキャリアを積む男女

近年では、インターネットを用いた技術は必要不可欠となったことから、エンジニアの需要は高まり、さまざまな企業で重要な人材と言われています。

しかし、実際に働いている職場では、

  • 同じ仕事や単純業務しか任せられない
  • 仕事の時間が長すぎる
  • 人間関係が複雑で楽しくない

など、ブラックな理由で退職を考えるエンジニアも少なからず存在します。

辞めることを考えている方は、すぐに別業界に転職せず、多様化しているエンジニアのキャリアも視野に入れていきましょう。

自分に合った仕事を幅広く見つめ直すことで、高収入とやりがいを掴み取れます。

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エンジニアのキャリアプランを考えるときの4つのポイント

キャリアプランを考える男女

エンジニアのキャリアプランを実現するためには、一体どうしたらいいのでしょうか。

ここでは、失敗しない目標設計について解説していきます。

  1. 自己分析をおこなう
  2. SNSやコミュニティで情報収集をする
  3. 関わりたい業界や技術を明確にする
  4. 自分の理想の働き方を考える

今の職場を離れて、エンジニアのキャリアプランを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.自己分析をおこなう

エンジニアのキャリアプランを考えるポイントとして、自分の分析をすることです。

なぜかというと、自分を客観視することで、仕事の向き不向きが明確になるから。

自己分析や過去を振り返ることで、

  • 得意なことや自分の長所がわかる
  • 短所への対策方法を考えられる

などを元に、どのようなエンジニアになりたいか具体的に思い描けます。

自分を見つめ直すことは大変ではありますが、今後の仕事選びを失敗しないために必要なポイントです。

2.SNSやコミュニティで情報収集をする

自分の考えがまとまらない場合は、SNSやコミュニティを活用して情報を集めることも大切。

情報収集をすることで、エンジニアのキャリアプランだけでなく、ノウハウや言語を学ぶ際のコツも得られるからです。

具体的には、

  • TwitterやYouTubeを通じて、幅広い知識やデータを見つけられる
  • コミュニティやセミナーに通うことで、プロや経験者の声を直接聞ける
  • 横の繋がりで人間関係や仕事の幅を広げられる

など、さまざまなメリットを得られます。

ですが、情報を集めすぎてしまうと混乱を招くきっかけにもなるので、知識の整理整頓は怠らないようにしましょう。

3.関わりたい業界や技術を明確にする

エンジニアのキャリアプランを考えるポイントは、自分が携わりたい職種や学びたい技術をハッキリさせることです。

その理由は、目標を明確にしておかないと、学習や転職活動の際に挫折してしまうから。

将来設計を具体的に決めることで、

  • 言語を学ぶときのモチベーションを維持できる
  • 面接の回答にスムーズに答えられる
  • 仕事のミスマッチを防げる

といった、前向きな姿勢で転職活動をおこなえます。

エンジニアの道は、どの職種でも簡単ではないので、失敗しないために目標とロードマップを具体的にしましょう。

4.自分の理想の働き方を考える

エンジニアのキャリアプランを考えるポイントとして、理想のワークスタイルを決めましょう。

正社員か派遣、フリーランスなど雇用形態を明確にすることで、転職の際の行動に迷いがなくなります。

下記の表を参考に、自分に合う働き方を見つけていきましょう。

自分の理想の働き方を考えることで、やる気を保ち続けられます。

雇用形態 メリット デメリット
正社員
  • 収入が安定している
  • 社会的信用がある
  • 残業や休日出勤の事例が多い
  • 人間関係の構築が大変
派遣社員
  • 就業時間や働く場所を決められる
  • さまざまな場所で経験を積める
  • 働く期間が限定される
  • 正社員よりも収入が低い
フリーランス
  • 自由な働き方ができる
  • 収入の幅を広げられる
  • 人間関係の悩みが少ない
  • 案件の数や収入が不安定になりやすい
  • 確定申告や保険の手続きが面倒
  • 社会的信用が低い

エンジニア別のキャリアプラン8選

エンジニアのキャリアプランに成功した男女

 

ここでは、エンジニアの職種別に年収・キャリアパスを解説していきます。

業種によって、求められるスキルや言語は変わるため、自分に合うものを目指していきましょう。

ひとつずつ解説していきます。

1.ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、インターネットサーバーの設計や構築をする仕事です。

キャリアプランとして、

  • ネットワークスペシャリストになる
  • ネットワーク以外の職種を目指す

といった、道を選択すると良いでしょう。

高度な試験である、ネットワークスペシャリスト試験を受けることでスキルの証明ができます。

または、インターネットサーバーに関わる仕事以外に、新しい知識を身につけることで、複数の分野にチャレンジも可能。

道を極めるべきか、新しい挑戦をしてみるか検討していきましょう。

年収 約400〜500万円
求められる言語
  • Python
  • JavaScript
  • Ruby
  • Javaなど
キャリアパス
  • インフラ関連の言語を学ぶ
  • ネットワーク以外のエンジニアに挑戦する

2.フロントエンドエンジニア

Webサイトの制作や、画面の制作をおこなう方のことを、フロントエンドエンジニアと言います。

プログラミング言語に精通したり、Webディレクターへのキャリアアップを目指したりすることが、キャリアパスに挙げられます。

なぜなら、フロントエンドエンジニアは、現在において重要な人材であるため、専門的知識をより増やすことで高収入やフリーランスも実現できるからです。

具体的に、

  • バックエンド系言語のPHP・Java・Ruby
  • モバイル系言語のSwift・Dart・Kotlin

といった、言語を学ぶことで、自分の選択肢を増やせます。

また、フロントエンド開発をさらに学びたいのであれば、ReactやVue.jsなどの言語もおすすめです。

ゴールを明確にした上で、学習すべきプログラミング言語を見極めると良いでしょう。

年収 約550〜650万円
求められる言語
  • HTML/CSS
  • JavaScript
  • JQueryなど
キャリアパス
  • 言語の幅を増やす
  • Webディレクターを目指す
  • フロントエンドエンジニア以外のエンジニアに挑戦する

3.バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、Webサービスに関連する機能の開発をおこなう職種です。

キャリアプランとして、開発ディレクターを目標とするか、フロントエンドエンジニアと同様で、言語の幅を増やすことです。

フロントエンド系の言語である、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript

などを学ぶことで、開発だけでなく制作に関する知識を習得できます。

そのため、ひとつの分野に特化するだけでなく、隙間時間に簡単な言語から学び、活動視野を広げてみるとおすすめです。

年収 約400〜600万円
求められる言語
  • PHP
  • Ruby
  • Pythonなど
キャリアパス
  • 言語の幅を増やす
  • 開発ディレクターを目指す
  • バックエンドエンジニア以外のエンジニアに挑戦する

4.アプリケーションエンジニア

Webやスマートフォンのアプリ開発をおこなう人を「アプリケーションエンジニア」と言います。

アプリ開発のノウハウを活用して、開発ディレクター・プロジェクトマネージャーに学ぶ方は多いでしょう。

もし、キャリアチェンジを希望の方の場合は、スマートフォンのアプリ開発に特化した知識の習得がおすすめです。

近年では、パソコンのアプリよりも身近で手軽に利用できる、スマートフォンの方が需要が高いので、努力が結果として実りやすいでしょう。

年収 約400〜500万円
求められる言語
  • Java
  • C言語
  • Swift
  • Objective-C
  • Kotlinなど
キャリアパス
  • さまざまな言語を学ぶ
  • ディレクター、マネージャーを目指す
  • 他のエンジニア職にチャレンジする

5.機械学習エンジニア

機械学習エンジニアは、プログラムに条件を付与し、学習させることで新しい法則や未来予測をおこないます。

キャリアプランとして、下記が挙げられます。

  • 機械学習の発展に役立つ人間となる
  • AIの専門家となり、キャリアアップを目指す
  • ほかの言語を学び、別のキャリアに進む

ほかにも、リサーチ能力やプレゼンテーションスキルを身につけ、リサーチャーやデータサイエンティストに挑戦することも可能。

近年では、AIは必要不可欠となっているため、どのキャリアパスを選択しても、需要は圧倒的に高いでしょう。

ほかのエンジニアのキャリアパスに比べて、選択肢が多いため、情報収集を元に不安要素を減らしていくとおすすめです。

年収 約600〜700万円
求められる言語
  • Ruby
  • PHP
  • Java
  • Pythonなど
キャリアパス
  • 研究機関で学術研究をする
  • リサーチャーやデータサイエンティストを目標にする
  • 転職し、AI・機械学習コンサルタントを目指す

6.サーバーエンジニア

サーバーの設計や構築をする方を「サーバーエンジニア」と言います。

サーバーエンジニアのキャリアプランは、クラウドエンジニアや、ほかのエンジニアの職種へ転職することです。

クラウドでのサーバー構築のスキルを身につけることで、自身の市場価値を高められます。

クラウドエンジニアに転職するためには、

  • ネットワークの知識
  • ツールやミドルウェアへの理解
  • プレゼンテーションスキル
  • 仮想化技術の知見

といった、さまざまなスキルが求められるので、ひとつずつ習得した上で転職活動を進めると良いでしょう。

年収 約400〜500万円
求められる言語
  • PHP
  • Ruby
  • Python
  • Javaなど
キャリアパス
  • クラウドエンジニアに転職する
  • ほかのエンジニアに挑戦する

7.クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウドサーバーの構築・設計をおこないます。

キャリアプランとして、技術を磨くことやほかのエンジニア職への挑戦です。

または、クラウドサービスの代表と言われている、

  • AWS(Amazon Web Services)
  • Google Cloud Platform(GCP)
  • Microsoft Azure

といった、サービスは今後も期待されているため、サービスの運営に携わる仕事も良いでしょう。

クラウドエンジニアの知識は、重要視されているので、スキルを見つめ直して取り組むとおすすめです。

年収 約550〜650万円
求められる言語
  • Python
  • Java
  • Rudy
キャリアパス
  • フロントエンド、サーバーサイドの技術を磨く
  • クラウドエンジニア以外のエンジニアに挑戦する

8.セキュリティエンジニア

会社内のセキュリティの設計や構築、運用に携わる方を「セキュリティエンジニア」と言います。

キャリアパスとして、言語を学ぶことや、別の企業やほかのエンジニアへ転職することがおすすめと挙げられます。

なぜかというと、自社以外のセキュリティに関わったり、新しい知識を吸収することで仕事の幅も広がるからです。

社内のセキュリティに関わっていたため、転職活動の際は責任感を自己アピールに活かせるでしょう。

自身の長所を具体的に伝えられることで、年収アップの可能性も切り拓けます。

年収 約450〜550万円
求められる言語
  • C言語
  • C++言語
キャリアパス セキュリティエンジニア以外のエンジニアに挑戦する

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【共通する】エンジニアのキャリアプランの例4選

エンジニアで成功した女性

職種別のキャリアプランの道は、ほかにも存在します。

ここでは、エンジニアがキャリアプランを考える際に共通する4つの選択肢について紹介していきます。

  1. SEやコンサルタントになる
  2. フルスタックエンジニアを目標にする
  3. マネジメント業務に関わる仕事を目指す
  4. 独立や起業を考える

では、見ていきましょう。

1.SEやコンサルタントになる

エンジニアのキャリアプランとして、社内のシステムを開発するシステムエンジニア(SE)や、問題解決を提案するコンサルタントがおすすめです。

その理由は、エンジニアの知識を用いて、クライアントの課題に親身に対応できるから。

例えば、詳しい技術面を持っている方と、ただ相談を聞いてくれる方の場合だと、前者が選ばれます。

どのような状況下でも、専門的な考えを持っている方が有利と判断されるため、キャリアプランとしておすすめです。

2.フルスタックエンジニアを目標にする

エンジニアの中には、Web開発を1人ですべておこなうフルスタックエンジニアを目指す方もいます。

なぜかというと、自分1人で業務を遂行することで、企業から重宝される人材になるからです。

どの業界も比較的、安く人材を雇いたいため、多くの人員と契約を結べません。

しかし、多種多様なスキルを持つ人材と取引することによって、

  • 企業側は、1人に人間に多くの案件とまとめた報酬を渡せる
  • フルスタックエンジニアは、継続案件と高収入を得られる

といった、双方のメリットが生まれます。

仕事が安定した場合、フリーランスの道も進みやすいため、フルスタックエンジニアを目標にするエンジニアは多いです。

3.マネジメント業務に関わる仕事を目指す

エンジニアのキャリアプランとして、CTOなどのマネジメントに関連する立場を目標にしても良いでしょう。

現場で作業をする立場から、人材を動かし管理する人材に成長することで、会社からの称賛と収入アップを狙えるからです。

マネジメント業務をおこなうためには、

  • コミュニケーションスキル
  • 管理能力
  • タイムマネジメント

など、人材を統括できる能力が必須です。

そのため、日頃から現場のメンバーとの交流を大切にした上で、役職アップを目指すのがおすすめです。

4.独立や起業を考える

充実したスキルや、多くの経験を積んだエンジニアの場合、独立や起業を検討しても良いでしょう。

なぜなら独立によって、高収入の可能性や対人関係のストレスが減る、メリットが多く存在するからです。

独立するためには、

  • 資金の準備
  • 開業届を出す
  • 営業スキルを身につける
  • 経理の知識や事務作業をおこなう

など、さまざまな準備が必要ですが、ひとつずつ実行すれば難しくありません。

自分の価値を企業に認めてもらうことで、成功の道は切り拓けます。

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まとめ:エンジニアのキャリアプランは、自己分析をした上で考える

本記事では、エンジニアのキャリアプランや参考例について紹介しました。

  • どのエンジニアも多くの企業に重宝されている
  • 自分の市場価値を高めるためには、スキルアップは必須
  • 職種は違っても、共通するキャリアプランも存在する

エンジニアがキャリアプランを考える際は、自分がどのようなスキルを持っているか、経歴を振り返ることで選択基準を明確にできます。

具体的に分析することで、自分が本当に向いているエンジニア職を見つけ出せます。

転職活動や、仕事のやりがいを見失うことを防ぐために、自己分析を怠らず、キャリアプランの実現を目指していきましょう。

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