プログラミングにおける変数名の付け方や具体例を紹介

2022.12.28
プログラミングにおける変数名の付け方や具体例を紹介

「プログラミングの変数名としてどんなものが良いのか知りたい」
「変数名の付け方にはどんなものがあるのだろうか」

と思うことはありませんか?

プログラミングで、変数名を付けようとしても、どうやって付けるのかで迷ってしまいますよね。

では、変数名の付け方にはどのようなものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • プログラミングにおける良い変数名とは
  • プログラミングでの変数の付け方
  • 変数名などを付けるのに役立つ命名規則

について詳しく解説します。

この記事を読めば、プログラミングにおいての変数名の付け方がわかります

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

プログラミングにおける良い変数名とは

プログラミングの変数名を考える男女

プログラミングにおいて、良い変数名とは何かを見ていきましょう。

変数名を適当に付けてしまうと、後で困ったことにもなってしまうのです。

  1. 良い変数の付け方とは
  2. 良い変数名を付けるべき理由
  3. 良い変数の具体例

順を追って見ていきましょう。

1.良い変数名とは

良い変数名は、どんなデータが保存されているかが明確なものです。

なぜなら、いつ、誰が、その変数を使い、コードを見直したり、書き換えたりするかわからないから。

できる限り、簡潔に、具体的な情報が入っているものが良いといえます。

2.良い変数名を付けるべき理由

変数名を考えるのは大変ですが、良い変数名を付けることが大切になります。

なぜなら、

  • 変数はプログラムの中で複数回出てくる
  • コードは何度も書き換えることがある
  • 大きなプログラムになればなるほど多くの人が開発に関わる

といった、理由があるからです。

良い変数名を付けることで、変数の中身のデータが何を表すのか明確になり、いちいち初期設定を見返す必要がなくなります

なので、後々困ったことにならないよう、必ず適切な名前を付けておきましょう。

3.良い変数の具体例

良い変数名とは、中のデータがどんなものかがわかりやすいものです。

具体例は以下のとおり。

  • first_name
  • emailText
  • navbar_height

ひと目で何の値が保存されているかがわかります。

できる限り、具体性のある名前を付けてください。

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プログラミングにおける良い変数名の付け方8選

プログラミングする人

プログラミングにおける良い変数名の付け方を見ていきましょう。

正しい規則に従えば、誰でも良い変数名が付けられるようになります。

それぞれご覧ください。

1.名詞を使う

変数名には名詞を使いましょう。

なぜなら、変数自体がそもそも名詞だからです。

名詞をベースとしながら、形容詞や受動態の動詞を使い、より具体的にします。

変数名を書くときは、ベースが名詞であると覚えておきましょう。

2.できるだけ具体的な名前にする

変数名は、できるだけ具体的な名前にするべきです。

その理由は、変数はいろいろなところに出てくるのを想定しているので、パッと見て何を表しているかがわかりやすい方が良いから。

具体的な名前にすれば、チームで共有するときにも役立ちます。

できる限り、ほかの人が見てもわかる名前にすることを心がけましょう。

3.必要な情報を組み入れる

変数名は、多少長くなっても、必要な情報を入れるようにしてください。

コードを最初から見返さなくても、どんなデータが入っているのかがわかりやすいからです。

例えば、どんな情報を入れておくかは、事前に決めておけば、変数名を決めるときにも迷わずに済みます。

なので、変数名を付けるときには、必ず必要な情報を組み入れるようにしましょう。

4.日本語(ローマ字)を避ける

変数名で日本語を使うのは避けたほうが良いです。

なぜなら、

  • プログラミング自体が英語である
  • 単語が続くとわかりにくい
  • 人によって書き方が異なる発音がある

といった、プログラミング言語は英語がベースという理由があるからです。

やはりベースとなっている英語表記をするのが、自然でわかりやすいといえるでしょう。

5.意味のない単語を入れない

変数名には意味のない単語を入れるべきではありません。

その理由は、無駄に長くなると、タイピングが大変だからです。

必要な情報を入れて長くなるのは仕方ありません。

ですが、無駄に長くなることは避けましょう。

6.集合体は複数形を使う

具体性を増すためのコツとして、集合体では複数形を使うと良いでしょう。

どんなデータを入れるべきかがわかりやすいです。

集合体とは以下のようなデータになります。

  • 配列やリスト
  • タプル
  • 辞書

このような複数のデータを格納する変数には、複数形の単語がおすすめです。

7.boolean型は質問形式で書く

boolean型を格納する変数には、質問形式が使えます。

なぜなら、真偽のどちらが収まっているかが明確になるからです。

わかりやすい命名の例として、

  • isEmpty
  • is_exist

があります。

この質問に対して、イエスなら真を、ノーなら偽を入れれば良いのです。

8.関連するデータの名前をそのまま使う

変数名に関連するデータがあれば、その名前をそのまま使いましょう。

違う名前を使うと、後でややこしくなってしまいます。

データベースのテーブルやカラムなどが良い例です。

テーブルやカラムの値を保存するのであれば、テーブル名やカラム名をそのまま使うと良いでしょう。

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参考にしたい命名規則5選

プログラミングの変数名を参考にする男女

こちらでは、参考にしたい命名規則をご紹介します。

実は公に認識されている命名規則はたくさんあるのです。

  1. スネークケース:アンダーバーを使う
  2. キャメルケース:大文字を混ぜる
  3. コンスタントケース:大文字とアンダーバーを使う
  4. パスカルケース:最初と途中に大文字を入れる
  5. チェインケース(ケバブケース):ハイフンを使う

それぞれ知っておけば、他人と共有する際にも意思の疎通が簡単になります。

1.スネークケース:アンダーバーを使う

スネークケースは、アンダーバーを使う命名規則です。

単語と単語の間をアンダーバーで結びます。

例えば、以下のようなものがスネークケースを使った変数名です。

  • left_bar_color
  • footer_container
  • scraped_data

とくにPython言語などでよく使われる規則です。

2.キャメルケース:大文字を混ぜる

キャメルケースは、大文字を混ぜる命名規則です。

ひとつ目の単語は小文字で、ふたつ目の単語の最初を大文字にします。

  • addFunction
  • mixedColor
  • plainText

JavaScriptなどでよく見る変数名です。

3.コンスタントケース:大文字とアンダーバーを使う

コンスタントケースは、大文字とアンダーバーを組み合わせた命名規則です。

すべて大文字で、単語間をアンダーバーで結びます。

例としては、以下のとおりです。

  • FULL_SCREEN
  • FIRST_VAR
  • LAST_APP

プロジェクト内で、共通のグローバル変数などで使われます。

4.パスカルケース:最初と途中に大文字を入れる

パスカルケースは、最初と途中に大文字を入れる命名規則です。

それぞれ単語の最初だけ、大文字にします。

  • MyView
  • OriginalTemplate
  • ConnectedLine

最初を大文字にしなければならない、クラス名で使われる方法です。

5.チェインケース(ケバブケース):ハイフンを使う

チェインケース(ケバブケース)は、ハイフンを使う命名規則です。

単語間をハイフンでつなぎます。

  • navigation-bar
  • generated-number
  • context-area

HTMLのクラスやタグ属性などでよく使われます。

プログラミングの変数名で使える単語例を5つの場面別で紹介

プログラミングの変数名を考える男女

プログラミングの変数名で使える単語例をご紹介します。

場面によってよく出てくる単語が異なってくるのです。

  1. ユーザー認証・権限
  2. ネットワーク
  3. データの入出力
  4. データベース
  5. データに変更を加える

動詞は受動態などを使い、名詞と組み合わせて使います。

それぞれ見ていきましょう。

1.ユーザー認証・権限

ユーザー認証や権限で使う単語は、よく使います。

Webアプリの開発などでは、ユーザーのアクセスを制限することがよくあるからです。

ユーザー認証や権限で使える単語は以下のとおり。

  • certification:3者間認証
  • authentication:2者間認証
  • identification:利用者・ユーザーの識別
  • persmission:許可・アクセス制限
  • allow/deny:許可/拒否

アクセス制限やパスワード認証などで使える単語です。

2.ネットワーク

ネットワークの単語も覚えましょう。

サーバーやデータベースなど、ほかのシステムと連携するアプリケーションも多いからです。

  • connect/disconnect:通信ができる状態/通信ができない状態
  • request/response:リクエスト/レスポンス

これらは、通信時の値などを格納するときに使えます。

3.データの入出力

データの入出力に関わる単語も、適切な場面で使うことが大切。

さまざまなプログラムで、データを出し入れする必要があるからです。

例としては以下のとおり。

  • load:読み込む
  • save:保存する
  • input/output:入力/出力
  • set/get:設定する/取得する
  • backup:バックアップ

動詞の単語は、受動態にして、ほかの名詞と組み合わせると良いでしょう。

4.データベース

データベース関連の単語も覚えておいてください。

社内システムはもちろん、Webアプリケーションなどでも多用することになります。

  • create/drop:(データベースを)作る/削除する
  • select:(カラムやテーブルを)選ぶ
  • insert:(カラムを)挿入する
  • table:テーブル
  • column:カラム

主にデータベース用のSQL言語で、使われる単語をそのまま使用します。

データベースのカラムをそのまま使うと、コーディングもしやすいメリットがあるのです。

5.データに変更を加える

データに変更を加える際の単語も覚えておきましょう。

語量が多ければ、よりわかりやすい変数名が作れます

  • to:◯◯へ
  • merge:結合する
  • change:変更する
  • join:つなげる
  • exclude/include:除外する/含める

これらの単語を使うと、変数が何を含んでいるのかがわかりやすくなります。

なので、データに変更を加えるときは、うまく活用することが大切です。

プログラミング初心者の2つの疑問

女性のプログラミングに関する疑問

プログラミング初心者のよくある質問にお答えしていきます。

なぜなら、いつかあなたも同じような疑問を抱えたり、チームで抱えている人に出会うかもしれないからです。

  1. プログラミングの変数とは
  2. codicとは

それぞれ見ていきましょう。

1.プログラミングの変数とは

プログラミングの変数とは、データを保管しておく箱のようなものです。

なぜなら、通常では出力されたデータはそのままほったらかしになってしまうから。

何度も使いたいデータであれば、変数という箱に保管することで、再利用可能になります。

下記の言葉は、変数と似ているため区別しておきましょう。

  • 定数:変数と違い、変更ができないデータの固まり
  • オブジェクト:コンピューターの処理対象になるもの
  • クラス:オブジェクトの雛形・テンプレートになるもの
  • プロパティ:オブジェクトに付属している情報
  • メソッド:ひとつの処理をまとめたもの

変数は、データを格納するために、オブジェクトやクラスのなかでも使われます。

2.codicとは

codicとは、変数や関数を命名するときに使えるネーミングツールです。

codicには、

  • ダウンロード不要:ブラウザ上で使える
  • 無料で使える
  • 日本語を英語に自動翻訳
  • 単語をアンダーバーで繋ぐ

といった、特徴があります。

変数名を考えるのは、慣れるまで時間がかかるので、コツを掴むまではcodicを使うのもおすすめです。

変数の便利な使い方を基礎から紹介【CSS】変数の便利な使い方を基礎から紹介!注意点も解説

まとめ:プログラミングで変数名を使うなら、統一したルールを作ろう

当記事では、プログラミングにおいて、変数名をどうやって付けるかについて解説してきました。

  • プログラミングにおいて良い変数名は、とにかくわかりやすい
  • プログラミングにおける変数名の付け方は、いくつもある
  • 命名規則を参考にすると、変数名が付けやすくなる

プログラミングの変数名をどのような名前にすれば良いのか、迷い方もいますが、変数名の付け方に答えはありません。

ただし、自由に付けているだけでは、後で誰かが困ってしまいます。

なので、プログラミング言語に合わせた命名規則に従うことが大切です。

どんなルールでも構いませんが、具体的でわかりやすくなるよう、自分の中でも、チームの中でも統一しておくことをおすすめします

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