プログラミングに必要なメモリの容量は?|おすすめのパソコン3選も紹介

公開日: 2022.11.27
更新日: 2024.01.11
プログラミングに必要なメモリの容量は?

「プログラミングに必要なメモリの容量がわからない」
「メモリの容量あれば、どんなパソコンでもプログラミングできるの?」

と思うことはありませんか?

プログラミング用のパソコンを購入するときに、メモリの大きさをどうするか悩む方も多いことでしょう。

では実際、どれほどのメモリの容量があれば、プログラミングをおこなうことができるのでしょうか?

そこで今回は、

  • プログラミングに必要なメモリの容量
  • プログラミングに必要なメモリ以外のスペック
  • 初心者におすすめのプログラミング用パソコン

について詳しく解説します。

この記事を読めば、プログラミングに必要なメモリの大きさを把握できます

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

プログラミングに必要なメモリの大きさは?

プログラミングに必要なメモリを調べる

効率的なプログラミングをするうえで、パソコンのメモリは重要な要素です。

しかし「メモリ」という言葉は知っていても、その意味がよくわからない方も多いことでしょう。

そこでまずは、以下の3点に絞って説明を進めます。

  1. メモリとは何か
  2. メモリは最低でも8GB以上
  3. アプリ開発などには16GB以上

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

1.メモリとは何か

メモリとは、パソコンが処理するデータを保存しておく場所のことです。

メモリの容量が大きいほど、保存できるデータの量も多くなります。

一般的にプログラミングは、たくさんのデータを処理しなければなりません。

もちろん容量が小さくてもプログラミング自体は可能です。

しかし容量が小さいと、読み込みの待ち時間が長くなり快適に作業できません。

プログラミング用のパソコンには、ある程度のメモリの容量があった方が望ましいでしょう。

2.メモリは最低でも8GB以上

使用する言語や目的を問わず、プログラミングには最低でも8GB以上のメモリを用意しましょう。

8GBのメモリがあれば、複数のシステムや多量のデータを十分処理できます。

反対に、4GB以下のメモリでは明らかに容量が足りません。

初心者の方には、まず8GBのメモリを用意することをおすすめします。

3.アプリ開発などには16GB以上

アプリ開発などで仮想環境を利用する場合は、16GB以上のメモリがおすすめ。

なぜなら、大量のデータを処理するため、8GBだと容量が不足してしまうからです。

16GB以上のメモリがあれば、スムーズに作業が可能になります。

もちろん、アプリ開発以外の場合で16GBのメモリを使用しても問題ありません。

パソコン メモリパソコンに必要なメモリの目安とは?失敗しない容量の選び方

プログラミング用パソコンにおすすめなスペック3選

プログラミング用パソコンのスペック

プログラミング用のパソコンに必要なスペックは、メモリだけではありません。

ここでは、メモリ以外のスペックについて解説します

  1. CPUモデルはCore i5
  2. ストレージはSSD128GB以上
  3. モニターの解像度はフルHD以上

これからプログラミング用パソコンの購入を考えている方は、ぜひ押さえておきましょう。

1.CPUモデルはCore i5

プログラミングをするなら、CPUモデルはCore i5をおすすめします。

なぜなら、データや計算の処理を司るCPUの性能が高いと、作業が効率的にできるからです。

とくにCore i5は価格と性能のバランスが取れているためおすすめです。

デメリットとしては、あまり性能が高すぎると、高価格である点や消費電力の多さが挙げられます。

そのため、作業の状態を考慮してCPUのモデルも変化させることが大切です。

2.ストレージはSSD128GB以上

ストレージにはHDDとSSDの2種類があります。

プログラミングの場合は、処理速度が速いSSDを使用しましょう。

そのうえで、容量は128GB以上がおすすめです。

より複雑な作業をする場合は256GBのストレージが必要となります。

3.モニターの解像度はフルHD以上

プログラミング用パソコンには、フルHD(1,920×1,080)以上の解像度があるモニターがおすすめです。

モニターの解像度が高いほど、多くの文字や情報が画面に表示されます。

その分、画面を行き来する手間が省け、作業の効率も上がるというわけです。

必須のスペックではありませんが、より効率的に作業を進めたい方はフルHD以上のモニターを用意しましょう。

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プログラミング用パソコンの選び方3選

プログラミング用パソコンを選ぶ男性

プログラミング用のパソコンは、何を基準に選べば良いでしょうか

ここからは、プログラミング用パソコンの選び方について3つのポイントを紹介します。

  1. 学びたいプログラミング言語で選ぶ
  2. 用途で選ぶ
  3. 画面の大きさで選ぶ

これらのポイントを把握して、ぜひ自分に合った1台を選んでください。

1.学びたいプログラミング言語で選ぶ

どのプログラミング言語を学びたいかは、パソコンを選ぶうえでポイントになります。

なぜなら、パソコンの機種によって搭載されている言語は異なるからです。

例えば、ほとんどのMacのパソコンには、Rubyが初期からインストールされています。

機種によっては、初期搭載の言語と相性の良いフレームワークが使用できる場合も。

このように、自分が使用する言語を基準にパソコンを選ぶのは非常におすすめです。

2.用途で選ぶ

自分がこれから、どのような目的でプログラミングをするかもパソコン選びのポイント

例えば、パソコンゲームの開発をおこなう場合は、Windowsのパソコンが推奨されます。

一方、iOSアプリの開発には、Macのパソコンがおすすめです。

iOSアプリの開発をWindowsでおこなう場合、開発環境を整備するのに手間がかかります。

快適に作業するためにも、自分の作業の用途と合致したパソコンを選びましょう。

3.画面の大きさで選ぶ

プログラミングは一般的に、画面が大きいほど作業がスムーズになります。

画面が大きければ、複数のシステムを同時に展開し管理できるからです。

画面の大きさはパソコンの種類に関わらず、13インチあれば十分でしょう。

いきなり大きすぎる画面を用意すると、扱いに苦労しかえって効率が下がります。

まずは13インチからスタートし、学習を進めるなかでサイズアップしていく方法がおすすめです。

初心者におすすめのプログラミング用パソコン3選

初心者におすすめのプログラミング用パソコン

初心者におすすめのプログラミング用パソコンを紹介します。

それぞれに強みと弱みがあるので、自分の予算や用途を考慮に入れながらご覧ください。

  1. Lenovo ThinkPad E15 Gen 3
  2. Apple MacBook Air 13インチ
  3. 富士通 FMV LIFEBOOK AH

では、見ていきましょう。

1.Lenovo ThinkPad E15 Gen 3

スタイリッシュなデザインと、持ち運び便利な軽量さが特徴のパソコン。

モニターの解像度はフルHDで画像が鮮明なため、快適な作業が可能です。

  • 公式での販売価格は87,890円
  • 8GBのメモリを搭載

本体のスペックを考えると、破格の安さといっていいでしょう。

また、本体に冷却機能が搭載されているため、パソコンが熱で不調になる可能性も抑えられます。

初心者から上級者まで、幅広い方におすすめできる1台です。

2.Apple MacBook Air 13インチ

8コアのCPUモデルが、圧倒的なパフォーマンスを可能にするパソコン。

モニターの解像度は2,560 x 1,600ピクセルで、今回紹介する中でも随一です。

  • 公式での販売価格は134,800円
  • 最大24GBのメモリ

また、これだけの高性能でありながら、バッテリーは最大18時間駆動します

決して安価ではありませんが、間違いなく値段以上の価値がある1台です。

3.富士通 FMV LIFEBOOK AH

高速のデータ処理が特徴のパソコン。

搭載されているメモリは64GBで、この大きさが高速の処理を実現しています。

たとえ複雑な作業でも、パソコンがパンクすることはありません。

  • 公式での販売価格は143,880円
  • オーダーメイドにも対応

また「生活空間との調和」を意識したデザインも魅力。

パソコンをインテリアとして活用したいという方にはおすすめです。

プログラミング用パソコンを安く買うポイント4選

プログラミング用パソコンを安く買う

今回紹介したものも含めて、プログラミング用のパソコンは決して安くありません。

できれば、少しでも安く購入したいところです。

そこで今回は、プログラミング用パソコンを安く買うためのポイントを4つ紹介します。

  1. コスパの良いパソコンを選ぶ
  2. Windowsの場合
  3. Macの場合
  4. 中古で購入する

これらのポイントを実践して、相場より安くパソコンを手に入れましょう。

1.コスパの良いパソコンを選ぶ

コスパの良いパソコンを選ぶには、価格の見極めが必要です。

なぜなら、処理速度が早いパソコンは値段も高くなるから。

例えば、パソコンの予算は7万円~15万円の間が平均です。

なので、価格の相場を理解してコスパの良いパソコンを選びましょう。

2.Windowsの場合

Windowsの場合は、Macに比べて商品数が膨大です。

製造や販売までにさまざまな会社が関わっているため、販売されているサイトや場所の数もMacより多くなります。

したがって、Windowsのパソコンは複数の販売サイトや販売店を比較しながら選びましょう。

サイトや店によっては、セールの実施やクーポンの配布がおこなわれています。

それらを利用することで、費用も安く抑えることができるでしょう。

3.Macの場合

Macには、公式が販売している整備済の中古品が存在します。

この整備済品は、中古でありながら1年間の製品保証があるのです。

パーツの交換やクリーニングもきちんとおこなわれているので、パフォーマンスも問題ありません。

費用を抑えたいけどMacが欲しいという方は、公式の中古品をチェックしてみましょう。

4.中古で購入する

安くパソコンを買う一番メジャーな方法は、やはり中古品です。

先述したMacの公式中古品以外にも、さまざまなサイトでWindowsとMacの中古が販売されています。

購入先の信頼性さえ見極めれば、中古品でも十分プログラミングは可能です。

メルカリなどの個人販売はなるべく避け、信頼性のあるサイトで中古品を購入すると良いでしょう。

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プログラミングのPC選びに関する質問

プログラミング用パソコン選びに関する質問

初めてプログラミング用のパソコンを購入する場合、さまざまな疑問や不安があることでしょう

ここでは、パソコン選びに関する質問に答えていきます。

  1. デスクトップかノートパソコンのどちらがいい?
  2. WindowsかMacのどちらがいい?

悩みを解消できるように、それぞれみていきましょう。

1.デスクトップかノートパソコンのどちらがいい?

結論からいうと、プログラミングにはノートパソコンがおすすめです。

というのも、ノートパソコンは持ち運びが可能で、場所に囚われずに作業ができます。

プログラミングをするなかで、外出先で作業をする機会があることでしょう。

そのときに、デスクトップパソコンでは持ち運びが不可能で作業もできません。

場所や時間に関係なく作業するために、プログラミングにはノートパソコンを使いましょう。

2.WindowsかMacのどちらがいい?

WindowsとMacの選択は、プログラミングの用途によってバラバラです。

先述したように、パソコンゲームの開発にWindowsのパソコンが適している一方、iOSアプリの開発にはMacのパソコンが適しています。

相性の悪いパソコンを選んだ場合作業の効率は落ち、その分ストレスも増加するでしょう。

自分のプログラミングの目的を把握し、それに合わせてWindowsかMacかのどちらかを選択しましょう。

まとめ:プログラミング用のパソコンは、自分に合ったメモリを選ぼう

本記事では、プログラミングに必要なメモリを知りたい方に向けて、メモリの大きさやおすすめのパソコンについて解説しました。

  • プログラミング用パソコンのメモリは最低8GB以上
  • メモリ以外のスペックも重要
  • プログラミングの用途に合わせてパソコンを選ぶ

プログラミングには、最低でも8GB以上のメモリが必要

十分なメモリがあれば、データの処理が早く作業の効率も上がるからです。

また、メモリだけでなく、ストレージやCPUモデルなど、ほかにも満たすべきスペックが存在します。

プログラミングの用途にスペックを合わせることで、適切なパソコン選びが可能です。

ぜひ今回の記事を参考に、自分に合ったパソコンでプログラミングを学習していきましょう。

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