プログラマーの仕事内容は難しいの?未経験から目指す方法や向いている人の特徴5選も解説
「プログラマーの仕事って難しいのかな」
「未経験からプログラマーってなれるの?」
と思うことはありませんか?
未経験からプログラマーを目指そうとしても、仕事内容が難しそうで決断するのに迷ってしまいますよね。
では、プログラマーの仕事内容にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラマーの仕事が難しい理由
- 未経験からプログラマーになる方法
- 未経験者におすすめのプログラマーの資格3選
について詳しく解説します。
この記事を読めば、未経験からでもプログラマーになれる理由がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラマーとは
プログラマーとは、プログラミングを使う人の総称です。
主に、プログラミング言語を活用し、システムやソフトウェアなどを作る仕事をします。
具体的な仕事内容は、下記のとおりです。
- 設計書どおりにプログラミングする
- テストしてエラー処理
- データベースの構築・設計
Web系やアプリ系といった職種で細かな仕事内容はちがいますが、プログラミングをしてテストの繰り返しです。
エンジニアになるための最初のステップともいわれており、携わる業務も決して楽ではないと踏まえておきましょう。
プログラマーの仕事が難しいといわれる4つの理由
プログラマーの仕事が難しいといわれる理由について解説します。
あらかじめマイナス要素を知っておくと、取り組む課題も見えてくるはずです。
- プログラミングスキルが必要
- デバッグに追われる
- 最新技術を情報収集する必要がある
- 求められるスキル・知識が多い
それぞれについて、下記で詳しく見ていきましょう。
1.プログラミングスキルが必要
難しいといわれる主な理由は、プログラミングスキルが必要だからです。
そもそも、プログラミングを覚えるのは決して簡単ではありません。
加えて、実務スキルが身について一人前と呼べるには3年かかると言われています。
さらに、プログラミングは専門性の高いスキルになることから、一人前になれずに途中で挫折する人も多いです。
そのため、プログラマーで一番大切であるプログラミング自体が難しいのが、主な理由といえます。
2.デバッグに追われる
デバッグに追われるのも、プログラマーの仕事が難しいといわれる理由のひとつです。
むしろ、エラーを見つけてバグ修正をするのは、プログラミングよりも大変な仕事といえます。
エラーを見つけるためには、テストを繰り返す根気強さが必要です。
また、問題解決能力と論理的思考がなければ、バグ修正をするのに時間がかかってしまいます。
加えて、デバッグはコードの読み書きと実装するスキルがある前提の話です。
設計書どおりにプログラミングをしてもエラーはザラにあるので、毎日のようにデバッグに追われる事実を理解しておきましょう。
3.最新技術を情報収集する必要がある
プログラマーは、最新技術を情報収集する必要があります。
ITは情報の移り変わりが早いので、常にリサーチしていかないとスキルアップができないからです。
いくら年収の相場が高いプログラマーとはいえ、スキルがなければいつまで経っても稼げません。
実際に、高年収を稼いでいるプログラマーは、ITの最新情報に対して常にアンテナを張っています。
ただし、プログラマーは仕事が多忙なので、なかなか情報収集ができないのが実情です。
今後プログラマーを目指す方は、IT情報が収集できる準備を整えておくと、隙間時間を活用しながらスキルアップにつなげやすいです。
4.求められるスキル・知識が多い
求められるスキル・知識が多いのも、プログラマーが難しい理由といえます。
プログラミング言語はもちろん、ITの知識やコミュニケーションスキルが必要になるためです。
求められるスキル・知識には、下記のようなものがあります。
- 情報収集スキル
- プログラミング理論の知識
- システム・ミドルウェアの知識
- 論理的思考力
よって、プログラマーの仕事を経験した人にしかわからないスキル・知識は多いです。
プログラマーになって途中で挫折しないために、少しでも多くのスキル・知識は身につけておきましょう。
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プログラマーに向いている人の特徴5選
プログラマーはどのような人に向いてる職業でしょうか。
プログラマーに向いている人の特徴について解説します。
- プログラミングを楽しめる
- 論理的思考が得意
- 柔軟性がある
- 好奇心が強い
- 残業や休日出勤が苦にならない
それぞれについて、下記で詳しく解説します。
1.プログラミングを楽しめる
プログラミングを楽しめる人は、プログラマーに向いているといえます。
「好きこそものの上手なれ」とあるように、楽しめる人ほどスキルアップにつながるためです。
また、プログラミングが楽しめれば、仕事が忙しくても覚えるスキルが多くても、途中で挫折せず取り組めます。
逆にいえば、プログラミングが苦痛に感じてしまう人は、仕事が長続きしづらいです。
プログラミングが好きか嫌いかで、プログラマーとしてのキャリアが大きく変わるといっても過言ではありません。
2.論理的思考が得意
論理的思考が得意な人は、プログラマーに向いています。
エラーを減らしたりデバッグをしたりする際に必要な能力だからです。
加えて、論理的思考力はプログラミングにおいて基本かつ重要な考え方と言われています。
そのため、論理的思考が得意な人ほど活躍できるプログラマーとして重宝されやすいです。
ただし、論理的思考が苦手だからといって、プログラマーを諦める必要はありません。
実務と経験の過程で身につく能力でもあるので、意識して仕事に取り組んでいきましょう。
3.柔軟性がある
柔軟性がある人ほど、プログラマーに向いているといえます。
デバッグやプログラミングは、複数の答えを導き出しつつ柔軟に取り組む必要があるためです。
そもそも、正しいコードを書いている前提で仕事をしているので、間違いはないと先入観を持つのが人間です。
ただし、計画書通りにプログラミングをしても、エラーは出てしまいます。
そのときに「間違いはない」前提を取っ払い、複数の視点からエラーを探さないと問題が見つかりません。
加えて、問題解決もさまざまな答えを出したうえで対処しないといけないので、柔軟性が必要になるのです。
頭を固くして仕事をすると、いつまで経っても進まないことが多いと考えておきましょう。
4.好奇心が強い
プログラマーは、好奇心が強い人ほど向いています。
好奇心があることで、ITの情報収集や挑戦意欲につながるためです。
どちらもスキルアップに大切なスキルであり、需要のあるプログラマーへと成長できます。
加えて、好奇心がある人は向上心も高いことから、達成したときのやりがいも感じやすいです。
好奇心が強い人は、ある意味プログラマーが天職ともいえるので、ぜひ目指してみてください。
5.残業や休日出勤が苦にならない
残業や休日出勤が苦にならない人も、プログラマーに向いています。
なぜなら、プログラマーの仕事は残業や休日出勤が多いからです。
そもそも、IT業界は人材不足で悩んでおり、プログラマーの人数は業界全体として足りていません。
ただし、決められた納期までに仕事を終わらせないといけないので、必然的に残業や土日出勤が増えてしまいます。
とくに、未経験からプログラマーになった人は、最初のうちは定時で帰るのは難しいでしょう。
そのため、残業があっても苦にならない精神力と、仕事のためには休日出勤も仕方ないと思える責任感が大切です。
未経験からプログラマーになるための方法3選
未経験の場合、どのような方法でプログラマーを目指すべきか悩むところです。
ここでは、未経験からプログラマーになるための方法について解説します。
- プログラミングスクールに通う
- 情報系の専門学校に通う
- 資格を取得する
それぞれについて、下記で詳しく見ていきましょう。
1.プログラミングスクールに通う
未経験からのプログラマーは、プログラミングスクールに通うのは必須といえます。
プログラミングは独学でスキル習得できるほど簡単ではないためです。
プログラミングスクールのメリットは、下記のとおり。
- カリキュラムがわかりやすい
- 挫折せずプログラミングスキルが身につけられる
- 実務スキルや必要な知識も一緒に学べる
- プログラマーの心得や仕事内容まで教えてくれる
なかには独学でスキル習得を目指す人がいますが、ほとんどの確率で挫折しています。
また、身につけたプログラミングスキルが中途半端だと、これから実務するうえで意味がありません。
そのため、時間をかけてでもプログラミングスクールで間違いないスキルを身につけておきましょう。
2.情報系の専門学校に通う
プログラマーになるために、情報系の専門学校に通うのもよいでしょう。
IT系の専門学校なら、プログラミングやIT知識の学習ができるためです。
2年から3年ほど通う必要がありますが、専門学校卒業の学歴がプラスされます。
浪人生や高卒で仕事が見つかっていない人は、授業を通じて基礎から学習するのも方法のひとつです。
3.資格を取得する
未経験からプログラマーになりたい人は、資格を取得すると就職・転職成功率がアップします。
なぜなら、資格はスキルの証明になるからです。
経験者だと実務ができる証明になりますが、未経験者の場合は未知数になります。
たとえプログラミングスキルを身につけたとしても、面接や履歴書では伝えられません。
プログラマーは資格必須の仕事ではありませんが、内定をもらうためにも取得を目指してみましょう。
プログラマーに資格はいらない?資格を取るメリット5選と取得するタイミングを徹底解説
プログラマーを目指す未経験者におすすめの資格3選
どのような資格を取得すれば有利になるのでしょうか。
プログラマーを目指す未経験者におすすめの資格を紹介します。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- Oracle認定Javaプログラマ
それぞれについて、下記で詳しく解説します。
1.ITパスポート
ITパスポートは、情報処理の基礎知識の証明となる国家資格です。
ITに関する仕事に携わるすべての社会人に向けた資格なので、プログラマー向けではありませんが、持っているだけで印象は良くなります。
ITパスポートの特徴は、下記のとおり。
- ITの基礎知識の証明になる
- 合格率が50%と難易度は低め
- IT人材のスタート資格として次のステップへとつながる
基本的に、ITパスポートを取得しても就職は有利になりません。
ただし、IT人材のスタートとしては取得しやすい資格です。
基礎が固まれば次のステップへと進みやすいので、取得を目指してみてください。
2.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITの知識と技術の両方を証明できる国家資格です。
プログラマーのスタートとして活用できる資格であり、就職・転職活動でも有利になります。
基本情報技術者試験の特徴は、下記のとおり。
- ITの基礎知識と基礎技術の証明となる資格
- プログラマー向けの資格で採用率がアップする
- 合格率が30%と未経験者には難易度が高め
IT企業のなかでは、基本情報技術者試験を社員に受験させているほど有名な資格です。
その分難易度は上がりますが、取得することでプログラマーのキャリアに役立つでしょう。
3.Oracle認定Javaプログラマ
Oracle認定Javaプログラマは、日本オラクル社が認定するJavaの民間資格です。
世界共通の資格として、取得するだけでスキルのあるプログラマーとしての証明になります。
Oracle認定Javaプログラマの特徴は、下記のとおり。
- 難易度は3段階にわかれている
- 未経験者にとっては難易度は高い
- プログラマーのキャリアに大きく役立つ
とくに、Javaは多くの開発現場で用いられているプログラミング言語です。
採用率がアップするだけでなく、企業が求める人材にまでランクアップできる資格といえるでしょう。
プログラマーによくある質問
プログラマーによくある質問を紹介します。
疑問点を解消して、プログラマーの理解を深めましょう。
- 未経験からプログラマーになるのは難しい?
- 文系からプログラマーになるのは難しい?
- プログラマーの仕事はきつい?
- 仕事が難しくて辞めたい時の対処法は?
それぞれについて、下記で詳しく解説します。
1.未経験からプログラマーになるのは難しい?
未経験からプログラマーにはなれます。
そもそも、未経験からプログラマーになるのが難しいのではなく、甘く考えるとなれないだけです。
道のりが厳しい事実を踏まえ、プログラミングスクールやITの専門学校に通った人の多くは、経験問わずプログラマーになっています。
2.文系からプログラマーになるのは難しい?
文系プログラマーはたくさんいるので、学部は大きな問題ではありません。
とくに、プログラミングは情報学部じゃないと学習できない大学もあります。
そのため、入社したときにスキルの差がほとんどなく、仕事がスタートしてからが勝負です。
3.プログラマーの仕事はきつい?
プログラマーの仕事はきついです。
覚える仕事がただでさえ多く、残業や休日出勤もあるので、ほかの職種と比べてもきついのは否めません。
とはいえ、プログラマーは仕事のきつさに見合った給料がもらいやすいのも事実です。
スキルアップとともに年収アップが見込める仕事でもあるので、きつさ以上のメリットがあるといえます。
4.仕事が難しくて辞めたいときの対処法は?
いっそのこと、異業種に転職するのも方法のひとつです。
ただこれは、仕事が難しくて「自分に合わない」人の対処法であり、続ける意欲があるならスキルアップを目指すのが最善策といえます。
スキルアップの方法は、下記のとおり。
- プログラマーの交流会に参加してアドバイスをもらう
- セミナー・勉強会に参加してみる
- 参考書を使って学習する
何が問題で仕事ができないかわからない人は、交流会やセミナーに足を運んでみましょう。
第三者を通じたアドバイスをもらえるので、積極的に参加してみてください。
まとめ:難しい仕事に対応するためにプログラミングスキルをアップしよう
本記事では、プログラマーの仕事が難しいか知りたい方に向けて、難しいといわれる理由と向いている人の特徴について解説してきました。
- プログラミングスキルの習得がそもそも難しい
- 未経験から目指すならプログラミングスクールに通う
- 論理的思考や柔軟性はプログラマーのスキルの一種
プログラマーの仕事は難しいですが、未経験者は目指せないわけではありません。
事前の準備が大切なだけで、プログラミングスキルを習得していけばプログラマーは十分に目指せます。
そのためにも、プログラミングスクールやITの専門学校に通いましょう。
独学では学べない多くの知識とスキルが身につけられるので、ぜひ活用してください。
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