専業主婦から年収300万円を越える仕事につく方法を解説
専業主婦の方が就職・再就職する時の条件は悩まれる事が多いです。
独身女性と比べて主婦の方は子育て等の時間制限や収入面など就職活動が難しい現代で、更に条件にあったものを探さなくてはいけません。
今回は専業主婦の方が年収300万円を超える仕事に就く方法について、詳しく解説していきます。
正社員とパート
雇用形態としては正社員とパート以外にも派遣や起業などもありますが、今回は正社員とパートに注目してそれぞれのメリットやデメリットについて解説していきます。
正社員で働くメリット・デメリット
主婦が正社員として働く際のメリットとデメリットについて、解説していきます。
正社員で働くメリット
正社員としては働く最大のメリットは収入面です。
年収も職種によって差はありますが、基本的には200万~350万が平均になります。
特に専門的な知識を必要とする就職先であれば、主婦の方でも年収400万円以上稼ぐ方もいらっしゃいます。
当然年金を始めとする福利厚生はパートで働くよりも多く貰え、育児休暇などの制度も設けられており安心感が違います。
正社員として働いた実務経験があれば、産休や育児で仮に離職する事になったとしても、同業界であれば再就職がしやすいのも正社員のメリットです。
正社員で働くデメリット
正社員として働く際のデメリットとしては、時間と年収の金額によっては損をする場合があることです。
時間については、正社員の場合残業がない日でも基本は8時間前後の労働になります。
残業が発生する事もあり、現在子育て中の場合は育児と仕事の両立が難しい事がデメリットです。
また基本的には8時間勤務であれば、それ程低い収入になることはありませんが、正社員で1日6時間の勤務であれば、扶養には入れないけど収入が少ないと言う事も考えられる為、扶養の範囲を超えるのであれば8時間前後の勤務先でなければ、世帯年収で考えた時に殆ど増えない可能性もあります。
パートで働くメリット・デメリット
主婦がパートで働くメリットとデメリットについて、それぞれ解説していきます。
主婦がパートで働くメリット
主婦がパートで働く場合のメリットは時間と扶養の範囲に収入を抑えやすい事です。
パートは4~6時間の勤務が多く、正社員と比較しても平均的に勤務時間が短く、子育て中の主婦も仕事と育児の両立がしやすいです。
また正社員で就職する場合は、専門的な知識や資格がないと就職し辛いですが、パートであれば実務経験や資格などがなくても働く事ができる企業も少なくありません。
主婦がパートで働くデメリット
主婦で働くデメリットは収入の少なさです。
当然と言えば当然かもしれませんが、労働時間が比較的短い為、雇用保険等をかけて扶養の範囲で働くと手取りとしては平均8万~10万/月になります。
育児と両立して働いていると肉体的にも精神的にも休まる間もない事を考えると少し低い収入になってしまいます。
また福利厚生に関しては、正社員に比べて劣ってしまうこともデメリットになります。
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収入か時間の融通かで変わる働き方
正社員とパートのメリット、デメリットをそれぞれ解説してきましたが、働き方の基準としては時間の融通が利くパートか収入が多い正社員かで判断する事になります。
どちらを選ぶかは人それぞれですが、子育てを優先する為にパートを選ぶ方が多いです。
しかし実際のところ正社員で年収350万円稼ぐ事ができ、パートでは年収120万円の場合は年間にして220万円の差があります。
10年間同じ給料で計算しても2200万円、40年間では8800万円の差が正社員とパートの生涯収入に違いがでてきます。
正社員の場合あまり考えられませんが昇給ない事は考えられませんが、昇給が仮になかったとしてもでも年収350万円あれば生涯年収では1億円を越えます。
逆にパートで働く場合は年収300万円を超えるのは難しいです。
正社員として就職や実践で役に立つ準備
上記でも解説しましたが、収入を優先する場合は正社員で働く事がオススメです。
しかし正社員で働くにも主婦の方が好条件で就職するのは簡単ではありません。
そこで正社員として就職に役立つスキルや知識などを準備する事が重要になってきます。
年収300万円以上で就職活動に有利になるスキルや知識についてご紹介していきます。
マクロ・VBA(Excel)
Excelは一般事務や医療事務など多くの女性に人気の職種で使用します。
しかしExcelの基本的な使い方だけでは、他の人に差をつける事はできません。
就職の成功率を上げるのであれば、マクロやVBAを習得するのがオススメです。
マクロやVBAを習得しておく事で、一般事務ではなくIT事務として雇用されれば、一般事務よりも収入面も良く、すぐに信頼して貰うことができます。
簿記
簿記の資格は多くの職場で役に立ちます。
特に簿記2級以上になると就職時にも有利ですが、職場によっては取得しているだけで信頼を得られる職場も少なくありません。
HTML・CSS
HTML・CSSを習得してWebデザイナーやコーダーとして就職する事ができます。
プログラミング言語ほど習得難易度は高くありませんが、専門知識を利用する為、一般事務に比べて平均収入が高くオススメです。
企業によって違いますが、正社員でも基本的には在宅で働きながら、打ち合わせ等の時だけ出勤すると言う所もあります。
福利厚生は正社員で完全在宅で働いている方もいらっしゃいます。
実務経験があれば、長期休暇などを取得して再就職する際にもあまり苦労する事がありません。
またIT業界は将来性があり、これからも需要が増える事が予測され、技術を習得していれば仕事に困ることは考えにくいです。
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終わりに
今回は専業主婦が年収300万円を超える働き方について、解説してきましたが、いかがでしたか?
主婦の方が働いても年間120万円までが限界だと考えている方も多いですが、今回ご紹介した様に収入を優先して正社員として働く事ができれば、年収300万円以上は決して難しくなく、年間400万円以上稼ぐ事も不可能ではありません。
今後就職を考えている方は、他の人と差をつけられるように今回ご紹介した様に専門的なスキルを習得してから就職活動をするのがオススメです。