プログラマーにはMacとWindowsどちらが向いているか徹底解説
「プログラマーの多くはMacを使っている」と聞いたことはありませんか?
なぜプログラマーがMacを支持しているのか、Windowsの方が良いのではと疑問に思う方も少なくないかと思います。
そこで今回「DMM WEBCAMP MEDIA」ではMacを選択するメリットとデメリットをWindowsと比較しながら解説していきます。
- MacとWindowsそれぞれのメリット
- プログラマーにMacをおすすめする理由
- プログラマーが選ぶべきMacの機種
この記事を読めばプログラマーに最適なパソコンが分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
なお、今回はデスクトップ型ではなく、持ち運びに便利なノート型を想定しています。
プログラマーに向いているのはMac?Windows?
それではMacとWindowsどちらがプログラマーにオススメかについて、解説をしていきます。
当然WindowsにはWindowsのメリットがあり、MacにはMacのメリットがあります。
どちらが正解ということはないので、ご自身のニーズと比べて読んでみて下さい。
Macを使用するメリットとデメリット
メリット①携帯に向いている
Macのパソコンは軽量で持ち運びがしやすく、外で使用する際に重要なバッテリーの持ちが優れています。
例えばMacBook Airの13インチは1.29kgという軽さで、平均の1.5kgをよりも軽いです。
場所を選ばず仕事が出来るプログラマーにとってこのメリットは非常に重要です。
メリット②iOSアプリ開発が行える
iPhoneなどを始めとするiOSのアプリ開発は基本的にはMacのパソコンでなければ行えません。
スマートフォンアプリ開発などを行いたいと考えている方はMacを使用する事をオススメします。
メリット③効率的に開発できる
MacのOSはUnixをベースに作られているため、開発を行う際に必要となる「ターミナル」をすぐに使用できます。
また、Macの方が早く使用できる言語もあります。
SwiftとObjective-Cという言語はApple社が開発した言語で、Macはそのまま使用できます。
Windowsでは仮想環境の構築というひと手間がかかるので、Macはそれをせずとも使用できる点で勝っています。
メリット④iOSのアップデートが無料で行える
Windows7から期間限定でWindows10へのアップデートが無料で行えましたが、基本は有償でアップデートを行う事になります。
しかしiOSの場合はパソコンが対応さえしていれば、無料でOSのアップデートが行えます。
デメリット①Mac対応していないソフトが多い
パソコンのシェアはまだまだWindowsが多く、Macに対応していないソフトウェアが多く存在します。
プログラミングを効率よく行う為には様々なソフトウェアを使用します。
その中にはフリーソフトや拡張機能がMac対応されておらず煩わしい思いをするケースも少なくありません。
デメリット②Macパソコンは値段が高い
MacのパソコンはWindowsパソコンに比べて値段が高く、その割にはカスタマイズ性が低いです。
例えばMacBook Airはほぼ同スペックのWindowsパソコンよりも2万5,000円〜7万5,000円高いと言われています。
購入費用に加えて、ランニングコストも高いのはMacパソコンのデメリットです。
Macは保障や修理サービスが高く、Windowsの方がお得に使用できるのです。
Windowsを使用するメリットとデメリット
メリット①Windowsでしか使用できないソフトがある
Macのデメリットでも解説しましたが、Windowsでしか使用できないソフトがまだまだあります。
特にWindowsパソコンで使用していたソフトがMac非対応の場合は、非常に不便に感じる方も多いと思います。
多くのソフトはWindowsに対応している為、ネット上でオススメの開発ツールなどが使用できます。
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メリット②Windows向けのアプリ開発が行える
MacでなければiOS開発が行えないと言われることがあります。
しかし、Visual Studio関係のアプリや.NetなどのWindows向けのアプリ開発はWindowsでなければ行えないものもあります。
開発者がWindowsに特化したアプリ開発を行いたい場合は、Windowsパソコンを使用する事をオススメします。
メリット③起動が速い
Windows7以前であれば、Macのパソコンが起動に必要な時間が短くメリットとして挙げられていました。
しかしWindows8以降は高速スタートアップの設定が行えるようになり、Windowsパソコンの方が起動に必要な時間が短くなっています。
デメリット①初期段階で不要なソフトウェアが多い
パソコンの知識がある方であれば問題はありませんが、Windowsは初期段階にメーカー固有のソフトウェアが多くインストールされています。
初心者の方の場合はどれを消して良いのかわからず、そのままにしてしまうケースも少なくありません。
結果として立ち上がりが遅かったり、デスクトップに不要な広告が表示されている事もあります。
デメリット②iOSアプリ開発が行えない
近年ではiOSアプリを動作させられるツールなどがWindowsでも出てきていますが、最終的な開発にはMacパソコンが必要となります。
現状WindowsだけではiOS開発を行う事ができません。
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プログラマーにはMacがオススメ
MacとWindowsのメリットとデメリットについて解説をしてきましたが、プログラマーにどちらがオススメなのかは用途によって変わってきます。
しかし明確にWeb系開発・iOSアプリ開発・Windowsアプリ開発などの方向性が決まっていない方にはMacのパソコンがオススメです。
Macのパソコンがオススメの理由は以下の4つです。
MacでWindowsも使用する事ができる
Mac付属のソフトウェアBootCampを使用する事で、Macパソコン上で仮想のWindowsを動作させる事ができます。
MacとWindowsで迷っている方は、Macを選べば両方使えてしまうのです。
値段は高いが安く買うことも可能
Appleの公式サイトにある整備済製品を購入すれば、約15%引きでMacを手に入れることができます。
これはAppleが公式で販売している中古品であり、新品同様の手入れがなされています。
また、Appleローンや家族・友達割引制度もあるため、工夫をすれば安く買うことができます。
ウイルスの量が少ない
Windowsを使用する人口の方が多いため、ウイルスの量はWindowsの方が圧倒的に多いです。
世の中のウイルスの9割はWindowsのものといわれているため、Macを使用した方が安心できます。
Webデザイナーの仕事にも向いている
Web関係のプログラマーを目指している方は、HTML・CSS・Adobe製品などWebデザインで使用する技術についても学習する機会があります。
Macの方が解像度の点でデザインを行うのに優れているため、デザイン関係の仕事を目指す方はMacを使用しましょう。
プログラマーがMacを選ぶときの基準とオススメ機種
パソコンは高価な買い物であるため、購入の際は慎重になりますよね。
ここからはパソコン選びに失敗したくない方向けに、パソコンを選ぶ基準とおすすめ機種を紹介していきます。
プログラマーに必要なパソコンを選ぶ基準
プログラマーは、プログラミングが行える開発環境を整える必要があります。
開発環境を準備する場合は専用の開発ソフトをインストールすることが必要になり、開発ソフトをインストールする為にはメモリ・ストレージ・CPU・OSなどの条件を満たしていなければいけません。
プログラミング言語によっては、OSに標準搭載されている物だけで開発する事ができる物もありますが、より快適にプログラミング学習を行うには最低限のスペックは用意する必要があります。
それぞれの項目について解説をしていきます。
❶メモリ
メモリは作業机に例えると伝わりやすいです。
メモリのスペックが低い程作業机が狭く、メモリのスペックが高い程作業机が広いというイメージになります。
つまりメモリが大きいほどパソコンの性能を引き出す事ができるのです。
メモリを選ぶ基準として最低2G以上のパソコンを選ぶ事をオススメします。
❷CPU
CPUは車で例えるとエンジンに当たる部分で、性能が高ければ高い程パソコンが高速で処理を行う事ができます。
CPUにはいくつかの規格や世代があり、パソコンの知識が少ない方には選ぶ基準が難しい部分です。
基本的には現在市販されているパソコンであれば問題ありません。
しかし中古のパソコンの購入を検討している場合は、極端に古いパソコンは選択しない事をオススメします。
❸ストレージ
ストレージはデータを保存しておける部分でHDD・SSDなどがあります。
最低でも50GBあれば快適に開発が行えます。
もしプログラミング以外の用途でも使用するのであれば、50GB以上のものを選びましょう。
プログラミング以外の容量を確保していた方が快適なパソコンライフを送ることができます。
❹OS
OSはパソコンを動かす為の基本となるシステムで、今回のテーマであるMacやWindowsを分ける重要な部分になります。
OSには大きく分類してMacとWindows以外にLinuxがありますが、初心者であればLinux以外がオススメです。
プログラマーにおすすめのMacの機種
次に、プログラマーにおすすめのMacの機種を2つご紹介します。
プログラミングに最適なMacBook Pro
【Apple公式サイト】https://www.apple.com/jp/macbook-pro-13/
- メモリやストレージが大きい
- CPU性能も高い
- コンパクトさもある
MacBook Proには13インチと16インチがあります。
軽さを重視するなら前者、パワーを重視するなら後者を選びましょう。
デザインや動画編集を行いたい方には16インチがおすすめです。
初心者におすすめのMacBook Air
【Apple公式サイト】https://www.apple.com/jp/macbook-air/
- 本体が比較的軽い
- Macの中では手ごろな値段
- 最低限のスペックはそろっている
コストパフォーマンスが比較的高く、重量も1.35kgと持ち運びしやすいモデルです。
初心者の方であればこちらで十分プログラミングが出来るので、ぜひ検討してみてください。
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まとめ:プログラマーはMacを使おう!
今回「DMM WEBCAMP MEDIA」ではMacとWindowsのパソコンどちらがプログラマーに向いているかについて、それぞれのメリットとデメリットについて解説をしてきましたが、いかがでしたか。
将来ご自身がどのようなプログラマーを目指したいかがパソコン選びのカギとなっています。
この記事が、どちらを購入するかを判断する参考になればと思います。
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