いくつ言える?エンジニアが使う専門用語16選
エンジニアとして活動する上で知っておきたいものの一つに「用語」があります。どの業界にも用語はありますがこれを知っておくだけでコミュニケーションの円滑化もはかれるのです。
エンジニアとして活動し始めた、またはエンジニアとして活動しようとしているという人はプログラミング言語やコミュニケーション能力などをしっかりと鍛えている最中かと思います。
エンジニアとして重要視されるスキルのため学習意欲を高めることは大切ですが、エンジニアならではの専門用語も覚えておきたいところです。
逆に用語を知らないと何を言われているのかわからないなどエンジニアとしての活動に支障をきたすこともあるので今回はそんなエンジニアの専門用語についてご紹介します。
確実に覚えておかなくてはいけないことはないですが、覚えておくだけで先輩から一目置かれる存在になるだけでなく、円滑なコミュニケーションを取りやすく職場に馴染みやすくなれると思いますのでさっそく確認してみましょう。
エンジニアが開発で使う用語
ではまず、エンジニア達が開発現場で使っている用語から例をあげつつご紹介します。
◆渡す(わたす)◆
データを送信することです。エンジニアの専門用語は動詞の使い方がかなり独得なのですが、渡すといわれればひとまずデータを渡すということになります。
用語例:これを渡すとプロセスが開く?
用語からはなんのことやらと思ってしまうかもしれませんが、データの送信結果が正しいのかを表すためにも使われます。引数のことさえも渡すという言葉を使います。
◆投げる(なげる)◆
こちらも、データを送信することです。渡すという言葉よりも正確性が低いものの渡したデータが正しいものであるかを確認するときに使います。
用語例:このデータを投げたら結果がでるはずだけど・・・
基本的には渡すと同じように使われています。とはいえ、言葉のニュアンスには差があるのでそこはしっかりと覚えておくことをおすすめします。
◆配る(くばる)◆
こちらもデータの送信に関する用語で、サーバ自体がデータをクライアントに渡している様子を配るといいます。
用語例:サーバが勝手にデータ配るから楽でいいや。
渡す場合にはクライアントは1人の場合がほとんどですが、それが配るになると言葉のイメージと同様に複数のクライアントをイメージにしているようなニュアンスです。
◆開ける・閉じる(あける・とじる)◆
開けるや閉じるは、データの通信やサーバ、ファイアウォールに対して使われている言葉になります。意味としてはそのままですが、開けるは通信を許可することで、閉じるは通信を遮断することです。
用語例:あ~、閉じたままログアウトしたせいで入れなくなった・・・。
遮断したままログアウトして悲しいエンジニア・・・ちなみに、ログインすることは「入る(はいる)」と家に入るような感覚で話してくるので、用語だらけでわかりにくいと感じる事もあるでしょう。
◆シェル◆
ユーザーが操作したものをOSに伝えるためのプログラムのこと。キーボードやマウス、手入力なども含まれます。
用語例:カーネルに伝わってないけど、シェルは大丈夫?
シェルが動作を伝えるところはカーネルと呼ばれています。これもまた専門用語なので次の項で紹介します。
◆カーネル◆
人のなした操作が、シェルによって伝えられるOSのこと。アプリとハードウェアの架け橋にもなっているのでとても重要です。
用語例:なんか変じゃない?カーネル確認して
カーネルと言われると有名な映画を思い出してしまいそうですが、そこはぐっとこらえてしっかり先輩の期待に応えましょう。
◆人月・人日(にんげつ・にんにち)◆
作業量を示すために使われる単位的なものです。費用などを割り出すときにどれくらいの人数で作業すればこれくらいで終わるというものを示すことができます。
用語例:システムが完成するまでには3人月はかかる
これは、1人のエンジニアが作業して3ヶ月かかってしまうことを示していると同時に、3人のエンジニアが作業して1ヶ月かかってしまうことを示しています。
どちらも結果としては同じかもしれませんが、とることのできる人数により意味合いが変わってくることだけは知っておきましょう。
◆オンスケ・リスケ◆
オンスケはオンスケジュールの略語で、リスケはリスケジュールの略になります。言葉の通りなので説明は必要ないかもしれませんが、オンスケジュールといえば作業工程表通りに事が運んでいることを示します。
そして、問題のリスケジュールは遅れが出ていることで作業が間に合っていないことを示すと同時に、新しい工程を練り上げなくてはいけない時に使います。
用語例:オンスケだからこのまま作業を続けよう
どちらかといえばわかりやすくだれでも馴染みやすい専門用語といえますが、急に言われたときのためにしっかりと覚えておきましょう。
特にオンスケに関しては工程を作り上げるのではなく、工程通りに進んでいるという意味なので、伝達しなければいけないときなどはきちんと汲み取って情報を伝えましょう。
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IT業界やコンサル業界で飛び交うカタカナ語
IT業界では思わず聞き返してしまいそうなカタカナ語がたくさんあります。メールなどでもそのまま送信されてくるので「どういう意味?」と首をかしげてしまう人もいるでしょう。
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そこで、iT業界でよく使われるカタカナ語をご紹介したいと思います。
◆アラート◆
警告や警報のことです。近年の携帯ではアラート機能が発達しているため、この言葉については知っている人も多いはずですし、意味も同じです。
用語例:ん~忘れそうなんでアラート出してもらっていいですか?
本当に目ざまし時計のようなものとあまり使い方も変わりありません。同じように何か知らせて欲しいことがあるときにIT業界では多用されています。
◆イニシャル◆
初期費用や初期投資といった最初に掛かってくる費用の事をイニシャルと呼びます。
用語例:イニシャルにあまりお金かけられないからな~
イニシャルというと名字と名前の頭文字を想像しがちですが、IT業界ではそれと同じように初期にかかる投資のことをそう呼びます。イニシャルと言われたら初期投資と思うようにしましょう。もしくは、新しい機材の購入のことなどです。
◆ルーチン◆
繰り返し作業、もしくは手順のことです。それ以外にも毎日行う事や日常業務、もしくは日課のようになっていることもこのように呼ぶので、エンジニアとしては日常的に使う用語と言っても過言ではありません。
用語例:ここはどう考えてもルーチン作業やな
使い勝手がよすぎて、職場以外でもついつい使ってしまいそうな専門用語です。誰でも簡単に使えますし、用語としては比較的覚えやすいのではないでしょうか。
◆アグリー◆
賛成をしたときや、賛成するとき同意や、合意のことをアグリーといいます。
用語例:アグリーかどうか全員に確認してきて
カタカナ系の専門用語はどうしても外国人の名前に聞こえたり、どういう意味かわからなかったり、中でもアグリーはちょっぴりわかりにくいのではないでしょうか。
◆スクラッチ◆
最初から、なかったことにしてというようなニュアンスの専門用語です。
用語例:この案じゃだめかも・・・一旦スクラッチしよう
スクラッチといえば、何かを削るというようなイメージがあると思います。ニュアンス的には間違っていませんよね。ただ、スクラッチしようと言われて、宝くじを買ってきたりなんかしたら怒られるかもしれませんね。
◆サチる◆
飽和を示す言葉にsaturateという言葉がありますが、これをもじってできたのがサチるです。意味としてはめいいっぱいのことや、パンク状態であることを示します。
用語例:彼はもうサチってるから私に仕事をまわして
ググると同じように「○○る」という言葉はなにかと使われているため、何の略だろうと思われがちですが、サチるといったらすぐに察知してあげてくださいね。
◆マイルストーン◆
ターニングポイントを示す言葉です。開発において様々な重要ポイントがありますが、その節目のことをマイルストーンと呼んでいます。
用語例:マイルストーンが終わったからって気を抜かないでよ
どんな石だろう、パワーストーンだろうかと疑問に思ってしまうかもしれませんが違います。一里塚という意味がありますので、石という考え方は変ではありませんが、エンジニアとしては大事なポイントであることを覚えておきましょう。
◆インバイト◆
招待する、招くというようなニュアンスで使われます。
用語例:部長は私がインバイトしておくわ。
初めて聞いたらどんな意味なのか迷ってしまいそうですが、これでもう安心です。会議にインバイトされたら遅れないように速やかに行ってくださいね。
まとめ
IT業界に限らず様々な業界で専門用語が語られていますが、エンジニアの専門用語の特徴としては動詞にかなり特徴があり、通常使わないような言い回しをするので、わかりにくいと感じる人もいるようです。
今回紹介したエンジニアとして覚えておきたい専門用語はほんの一部で、日常業務に役立てたいのであればもっとたくさんのことを覚えておくことをおすすめします。
エンジニアの世界に入ると、今の生活感とは全く違いクリエイティブな場に急に入ることになるだけでなく、様々な専門用語を普通に飛び交わせています。
最初の内は理解することができず、業務どころではないと悩みたくない人は、日常的に使われるであろう専門用語だけは覚えておくことをおすすめします。
覚えてしまえばとても簡単ですし、むしろ日常生活でも使ってしまうため他の人に通じなかったなんて笑っちゃう日が来るはずです。興味を持てた用語や疑問に思った用語からどんどん覚えてみて下さいね。
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