AWSでできること6選!概要やメリット・デメリットを初心者向けに解説
はじめに
「AWSって何?」
「AWSを取り入れるメリットとデメリットは?」
「AWSで出来ることは?」
「初心者でもAWSを使えるの?」
といった疑問はありませんか?
本文で詳しく説明しますがAWSはアマゾンが提供しているクラウドサービスです。
近年、クラウドコンピューティングが注目されだし、一般にもクラウドという言葉が浸透してきました。
それと同時にAWSにも注目が集まりはじめました。
では、実際にAWSとはどのようなサービスで導入ことによってなにができるようになるのでしょう。
そこで今回の「WEBCAMPNAVI」では、
- AWSの基本知識
- AWSのメリットとデメリット
- AWSで出来ること6選
を紹介します!
AWSとは
結論から申し上げますと
AWS=アマゾンドットコムが提供する100種類以上のクラウドサービスの総称(s3,cloudwatch,cliなど)
を指します。
クラウドサービスと言っても何のことかいまいち理解できないという方も多いと思うので、まずはクラウドについて説明していきたいと思います。
クラウドサービスって?
クラウド・コンピューティング(略称:クラウド)は、一言でいうと「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方」のことです。
分かりやすい例として、「Gmail」や「Yahoo!メール」などがあげられます。
多くの企業などでは、メールサーバーを利用し個人のパソコンやタブレットにインストールされたソフトウェアを使ってメールの受送信を行っています。
それに対し、WebメールはソフトウエアをインストールしなくてもWebの閲覧に使用している「Internet Explorer」や「Chrome」などのブラウザーを通してサービスを受けることが出来ます。
クラウドは、その特徴によって3つに分けることが出来ます。
・IaaS(Infrastructure as a Service)
仮想化技術を使って、サーバやストレージなどのサーバ機能を貸し出すサービスです。
・PaaS(Platform as a Service)
サーバやストレージなどのハードウェアにOSや各種ミドルウェアを設定して貸し出すサービスです。
必要なアプリをインストールすれば業務が開始できます。
・SaaS(Software as a Service)
パッケージソフトなどアプリケーションソフトウェアをインターネット経由で貸し出すサービスです。
自分でインストールなどをすることなくすぐに機能が利用できます。
AWSは、これらのサービスを全て取りそろえた世界でもトップシェアを誇るクラウドサービスです。
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AWSのメリットとデメリット
では、次はAWS利用する上でのメリットとデメリットを見ていきましょう。
AWSのメリット
世界的にも多くの企業がこぞって利用しているAWSですが、どのような利点があるのでしょうか?
自由度が高い
まず、最初に挙げられるのが自由度が高い点です。
上記でも先述しましたがAWSは、全部で100種類以上のサービスを展開しておりその利用方法は幅広く様々な分野で利用出来ます。
セキュリティーが万全
サービスを開始してから約10年以上という基盤から各サービスにおけるデータ保護においても、耐久性・拡張性を重視したバックアップ体制が整えられています。
万が一トラブルが起きた際も、世界で稼働しているAWSの優秀なベンダーがスピーディーに解決します。
イニシャルコストが低い
AWSはすでに出来上がったプラットフォームを利用するため、1から自力で構築するよりも安く、早く、正確なプラットフォームを獲得出来ます。
また、多くのサービスから必要なものだけ使用することができ、必要がなくなればすぐに解約できるので無駄なサーバー設備や配線作業といった手間もかかりません。
無料トライアルがあり、どういったサービスを使えるのかお試し的に利用できるのも人気の理由となっています。
AWSデメリット
大変便利なAWSですが取り入れる上で注意すべき点もあります。
自由度が高すぎる
自由度が高いというのはメリットである反面、ある程度の知識を持っていないと選択肢が多すぎて上手く活用できない恐れがあります。
ですから、「AWSというものが流行っているらしいから、自分の会社でも導入しよう」という、導入しようというなら、おすすめしません。
ランニングコストが予測できない
AWSは、最初のイニシャルコストこそ安いですが、その分ランニングコストが安いとは言えません。
特に大規模システムを使ったり、オプションを色々つけていくと自社で構築していく場合の方が安い場合もあります。
また、使った分だけお金がかかる従量課金であることから、使用する期間や量が決まっていないとコストの見積もりが立てにくいといったデメリットも注意すべきです。
以下の記事では、AWSの無料サービスを確認するとともに、課金されないための設定方法まで解説していますのでぜひ参考にしてみてください!
AWSでできること6選
では、実際にAWSで何が出来るのでしょうか?
今回は、代表的なサービスをいくつか紹介したいと思います。
- コンピューティングサービス
- データベースサービス
- オブジェクトストレージサービス
- アプリケーション開発サービス
- Iot構築サービス
- AI機能の利用
正直、上の表を見てもどんなサービスなのかパッと思いつきませんよね。
これから具体的に説明していきたいと思います。
出来ること①:コンピューティングサービス
まず、紹介するのはコンピューティングサービスです。
サーバー環境の構築のサービスとして、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) があげられます。
AWS上で仮想サーバーを提供してくれるサービスで、OSの実行環境を、必要なときに必要な分だけ簡単に用意することができます。
このサービスの特徴として、
- わずか数分でキャパシティを増減できる
- 少なくとも 3 つのデータセンタの集合体で構成されているためシステムにおける異状の発生がしにくい
といった利点があります。
出来ること②:データベースサービス
次に紹介するのがデータベースサービスです。
この機能は、AWSのAmazon Relational Database Service (Amazon RDS)などで利用できます。
このサービスは、データの格納と取り出しに特化したストレージサービスです。
数回の操作で簡単にリレーショナルデータベース(クラウド上のデータを表形式で管理するデータベース)の設定、運用を行うことが出来ます。
また、その後の要求される情報量に合わせて増強したり縮減することも簡単に行えます。
出来ること③:オブジェクトストレージサービス
次は、オブジェクトストレージサービスです。
この機能は、AWSのAmazon Simple Storage Service (Amazon S3)などで利用することが出来ます。
オブジェクトストレージとは、データを「オブジェクト」という単位で扱う記憶装置です。
従来のファイル単位、ブロック単位と比較すると
- データの取り出し、移動、複製を容易になる
- データを分散して保管しやすい
- データ量が増えても柔軟かつ無制限にスケールアウトすることができる
といった利点があります。
出来ること④:アプリケーション開発サービス
続いて紹介するのがアプリケーション開発サービスです。
この機能は、AWS CodeStar で利用できます。
このサービスは、アプリケーションをすばやく開発、構築、およびデプロイすることができます。
特徴として
- 一元化されたコンソールを提供することでプロジェクトチームメンバーに、ツールやリソースにアクセスするために必要な役割を振ることが可能
- 共同作業の際に便利なプロジェクトダッシュボードがあり、1か所からアプリケーションアクティビティを監視、追跡できる
- 必要な全てのツールに変更が自動的にデプロイされる反復機能が備わっている
といった利点を持ち合わせています。
出来ること⑤:IoT構築サービス
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)の構築に必要な機能もすべて備えています。
AWSの中のFreeRTOSという機能では、低電力小型エッジデバイスのプログラミングから管理まで全ての操作を簡単に行うことができるオペレーティングシステムです。
低電力デバイスを実行するカーネルと、クラウド (またはその他のエッジデバイス) への接続行うことができるソフトウェアライブラリの両方を兼ね備えているため、IoT アプリケーション用にエッジデバイスからデータを収集し、簡単かつ安全に操作を行えます。
クラウドサービスであるAWS IoT Core、高性能なエッジデバイスに安全に接続するAWS IoT Greengrass 、IoTの膨大なデータを分析できるAWS IoT Analyticsなどと安全に接続でき合わせて様々な機能を使うことが出来ます。
出来ること⑥:AI機能の利用
Amazon Personalizeでは、Amazon.comでも実際に利用されている、レコメンデーション機能を使うことが出来ます。
レコメンデーション機能とは、顧客の好みを分析して、顧客ごとに適する情報を提供する機械学習テクノロジーです。
機械学習に対する知識が無くてもご利用いただけます。
また、機械学習を使用して精度の高い予測するAmazon Forecastや事実上全てのコンテンツからテキスト、文字、データの抽出を行うAmazon Textractといったサービスも提供しています。
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まとめ
今回の「WEBCAMPNAVI」では、
- AWSは世界でもトップシェアを誇るクラウドサービス
- AWSのメリットとデメリット
- AWSで利用できる6つのサービス
といった内容を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
時代が日々進化していて、今ではコンピュータ処理もネットワークを使ってできるんですね。
これらを上手に活用して、ぜひ仕事に活かして見て下さい。