【未経験でもなれる】ライターの仕事内容から目指す方法まで徹底解説
「Webライターってどんな仕事なの?」
「未経験でもWebライターを目指せるのかな…」
「Webライターになりたい!」
このようにWebライターに興味はあるけど、仕事内容や未経験者でも目指せるのかなど気になることが多い方もいるのではないでしょうか。
最近は、IT業界の成長もありパソコン1つで働ける仕事が増えてきました。
そのような仕事の中で、Webライターは初心者でも目指しやすく、副業としても人気の仕事です!
そこで今回「DMM WEBCAMP MEDIA」では、以下のポイントを抑えながら、Webライターの仕事内容から目指す方法までを徹底的に解説していきます。
- Webライターの仕事内容
- Webライターの年収と収入UPの方法
- 未経験でもWebライターになれる方法
- 仕事が途切れないWebライターの特徴
この記事を読めば、Webライターという仕事への不安や疑問が解決され、未経験でもWebライターを目指すきっかけになると思います。
「Webライターに興味はあるけど踏み出せない…」方はぜひ最後まで読んでみてください!
Webライターの仕事内容と種類
Webライターは、クライアントから依頼を受けて、Webサイトに掲載する様々な文章を書く仕事です。
多くの人に読まれるようなWebサイト上の文章を書く必要があるので、検索結果の上位に表示される検索エンジン最適化(SEO)の知識や、
SNSなどを含めたWebマーケティングの知識を生かしたWebライティングを専門とします。
では、具体的にどのような仕事内容なのか、どんな種類があるのかを見ていきましょう!
Webライターの仕事内容
Webライターの仕事は「文章を書くこと」がメインの仕事ですが、その他にも企画や取材、調査なども行います。
仕事の依頼は、Webメディアの運営会社や雑誌などの出版社などから受注します。
実際どのような仕事を行なっているのか、主な仕事の流れを3つのステップに分けて説明していきます!
このようにWebライターの仕事は文章を書くだけではありません。
そのため、文章力に加えて、情報整理力や企画力、クライアントや読者ニーズへの理解力なども求められる仕事といえます。
Webライターの仕事の種類
Webライターは幅広い分野についてWebライティングで扱うことができ、案件にこだわらなければあらゆるジャンルに触れることが可能です。
しかし多くのライターは自分の得意分野を持ち、ジャンルに特化することでライターとしての質を高め専門性を確立して仕事を受けています。
Webライターの仕事の種類としては、
- コラム
- エッセイ
- 取材
- イベントレポート
- ニュース
- オウンドメディア記事
- PR記事
- セールス広告
- 企業ブランディング
- アフェリエイト
取材記事が得意なWebライターもいれば、PR記事が得意なWebライターも。
自分の書きたい文章や得意なことに合わせて特化していくことが多いです。
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Webライターの気になる収入と年収アップの方法
Webライターの収入は、勤務形態によって大きく異なります。
以下に雇用形態別の平均年収をまとめました。
- 正社員:300万〜1,000万円
- 契約社員:200万〜600万円
- フリーランス:200万未満〜1,000万円
このように働き方によっても収入の差は大きく、年収1,000万円を超えるWebライターもいれば年収200万円未満のWebライターもいます。
どうしてこんなにも人によって収入に差があるのでしょうか?
その大きな原因は「文字単価の差」といえます。
(出典:求人ボックス 給料ナビ)
(出典:マイナビ転職の「2020年版 職種別 モデル年収平均ランキング」)
Webライターの収入は文字単価で決まる
一般的にWebライターの収入は、1文字=◯円という文字単価で決まります。
文字単価はライターの実績やスキルによって変わり、始めたばかりのライターの文字単価は低いことが多いです。
未経験では、0.1円〜1円ほど。
実績のあるライターでは文字単価が100円となることもあります。
Webライターとして生活していくためには、「1文字=1円以上」の報酬で仕事をするのが望ましいです。
しかし、現実では未経験の駆け出しライターが1文字=1円以上の案件を獲得するのは難しいでしょう。
最初は未経験の平均単価の中間あたりの0.5円ほどを目指すことをおすすめします。
年収を上げる3つのポイント
では、年収をあげるにはどうすればいいのでしょうか。
上記でも説明した通り、ライターの収入を左右する原因は文字単価にあります。
その文字単価をあげる方法は以下の三点です。
- 実績を積む
- プラスαのスキルを身につける
- 記事のジャンルを選ぶ
1つずつ説明していきます!
❶実績を積む
文字単価をあげる1番の近道は実績を積むことです。
依頼主からすると、あまり記事を書いたことがないライターより、数多く案件をこなしているライターに頼みたいですよね。
様々な条件やジャンルの記事をこなし、受注できる案件の幅を広げていきましょう!
❷プラスαのスキルを身につける
Webライターにとってライティングスキルはとても大切ですが、それ以外のプラスαのスキルを身につけることで文字単価アップに繋がります。
「プラスαの知識ってなに…?」という方も多いと思うので例をいくつかあげて説明していきます。
- SEOの知識
- 画像などの編集スキル
- 専門的なテーマの知識
これらのスキルや知識を身につけることで、より質の高い記事を書けるようになります。
質の高い記事を書けるようになれば、高単価の案件を獲得しやすくなったり、単価交渉をしやすくなったりするのです。
❸記事のジャンルを選ぶ
実は記事のジャンルによって報酬は異なります!
報酬が高い案件の1番のポイントは「専門的な知識を必要とするかどうか」です。
例えば以下のようなジャンルは報酬額が高いことが多いです。
- 金融系
- 転職・就職系
- 医療系
- 技術系
過去の経験が活きる場合もありますが、このようなジャンルの記事を書くために必要な資格を目指すのも良い方法です!
Webライターになるには?仕事を獲得する方法
では実際Webライターになるにはどうすれば良いのでしょうか。
Webライターになるのに、特別な資格や学歴は必要ありません!
未経験者や初心者でも、ライティングに関する本などで勉強すれば、Webライターになることは可能です!
しかし、記事の執筆経験がある人に比べて、スキルや知識が不足しがちなため、収入が低くなる可能性もあるので注意が必要です。
Webライターになるためには大きく分けて以下2つの方法があります。
- 企業に就職する
- フリーランスで仕事を受ける
それぞれ詳しく見ていきましょう!
企業に就職する
Webライターになる1つ目の方法は、会社に就職してライターになる方法です。
最近では会社の公式ホームページや自社メディア、公式SNSを運営する企業も多く、Webライターを募集しているところも少なくありません。
また、Webライターという職種ではなくても、例えば広報やメディア運営に関わる立場であれば、仕事の1部としてWebライティングをする場合もあります。
Web上にある文章を扱うのがWebライターですので、会社内でWebに関わる立場の仕事を選ぶようにして就職活動をするといいでしょう。
Webライターの募集では過去に書いてきた記事やサイトの運営経験、SNS運用の実績などを求められる場合が多いです。
自分で実績を作っておいて中途採用か、アルバイトやインターンから始めて正社員として採用されるという流れが一般的でしょう。
フリーランスで仕事を受ける
Webライターになる2つ目の方法は、フリーランスとして個人でライティングの仕事をする方法です。
この場合、自分でライティングの案件を受注する必要があります。
フリーランスのWebライターとして案件を受注するには、
- Webライティングの知識を身につける
- 自分の経験から得意なジャンルをアピールする
- ブログなど自分が書いた記事を見せられるようにする
- SNSで日頃から発信する
メディアやECサイトなどでは、文章を外部のWebライターに外注することも多いので、しっかりと相手のニーズに合わせた文章が書ければフリーランスとして仕事をすることは可能です。
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Webライターに必要なスキルや使える資格とは?
Webライターに限らず、ライターに必要なスキルや資格について説明していきます!
ライターとして活躍していくためには、どんな力を意識して伸ばすべきなのでしょうか。
少しでも仕事を獲得するために使える資格には何があるのでしょうか。
ぜひ参考にして見てください!
ライターに求められるスキルとは
ライターに求められるスキルとして以下のような力があげられます。
- クライアントの意図を読み取る力
- 信頼性の高い情報を収集する力
- 構成力、文章力
- 著作権や引用のルールへの理解
- SEOライティングの知識
- WordPressの知識
Webライターに求められるSEOライティングスキル
上記でライターに必要なスキルを挙げましたが、ライターにとって1番大切なのはライティングスキルです。
ではそのライティングスキル、一体どうスキルアップすればいいのでしょうか。
まずSEOとは何かについて説明していきます。
SEO…「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称。ユーザーのニーズに沿ったコンテンツを提供し、適正に検索エンジンにページ内容を理解・評価されるよう技術的にWebページを最適化することで、Googleなどの検索エンジンでキーワードが検索された時に自サイトが上位に表示されるようにすること。
SEOでポイントになってくるのがコンテンツの質です。
「読者の知りたい内容が盛り込まれているか」
「読者にとって読みやすく、理解しやすいか」など
いかに読者(ユーザー)に寄り添った文章が書けるかが鍵になります。
SEOライティングは書籍でも学べますが、最近は有名ライターさんが動画で説明していたり、ネット上でまとめられていたりします。
自分と似ている立場の有名ライターさんを参考にすると、より理解が深まると思います。
Webライターの仕事で使える資格とは
Webライターの仕事で使える資格として今回は以下の2つをご紹介します。
- SEO検定
- Webライティング技能検定
「SEO検定」は、全日本SEO協会が行う、SEOに関する知識を持っているかを確認する試験です。
4級〜1級まで4つの試験区分があり、試験は4択の選択式。80%以上で合格です。
「Webライティング技能検定」は、日本クラウドソーシング検定協会が行う、Webライターに特化した試験です。
基本的なパソコンの使い方はもちろん、日本語やSEOの知識、クライアントとの仕事の進め方などWebライターとして必要なスキルを学べる資格です。
パソコンを使って自宅で受験する形式で、4択の選択問題に加えてキーワードを与えられ300字〜400字程度のライティングも。
試験時間は90分です。
この検定に合格すると「Webライティング実務士」になり、クラウドソーシングサイトで優遇があるなど、他のWebライターと差をつけられます。
ライターに関する資格はこれだけではありません。
自分の専門分野に関する資格など、自分にあった資格を探してみましょう。
Webライターの仕事が向いている人の3つの特徴
Webライターは文章を書く仕事なので、比較的誰でもはじめやすい仕事です。
しかし、長期的にWebライターとして仕事をしたい、ある程度のまとまった収入を得られるようになりたいと考えているなら、自分が向いているかどうかを知っておくといいでしょう。
Webライターが向いている人の特徴は3つです。
- 文章を書くことが苦ではない
- 考えることが好き
- 相手の意図を読み取って書ける
それぞれ詳しく説明していきます!
❶文章を書くことが苦ではない
Webライターは文章を書くことが仕事なので、苦なく文章を書ける人が向いています。
苦なく書けるかどうかなので、文章を書くことが得意だとか上手である必要はありません。
- 日常的に日記を書いている
- 文章を作成することが多い
- 言語化に困難さをあまり感じない
文章を書くこと自体に苦手意識や苦痛を感じる人は、そもそものハードルがかなり高くなってしまいます。
自分が苦なくできることを探すところからはじめてみてはいかがでしょうか。
❷考えることが好き
Webライターは書く仕事ですが、書くということは考えることも多いということです。
「どんな言葉で伝えたら分かりやすいかな?」
「最後まで読みやすい文章の構成は?」
「この文章で読者にどんな効果を持たせたいの?」
このように文章を書くにあたって、どうすればより良い文章を書けるのかを考える必要があります。
同じテーマについて書く場合でも、使う表現や文章の切り口はライターによって工夫の余地があります。
考えることが好きな人は、自然とあらゆる視点で考えながらよりよい文章を書こうとするので、Webライターに向いているといえるでしょう。
❸相手の意図を読み取って書ける
Webライターは自分が書きたいことではなく、クライアントが求める文章を書きます。
そのためクライアントが文章に何を求めているかを読み取り、その期待に応える文章を書く力が必要です。
相手がその文章で何がしたいのかに思いをめぐらせ、意図を読み取って書ける人はWebライターに向いています。
未経験からWebライターを目指すメリット・デメリット
未経験からWebライターを目指すことはできるのか、と不安に感じる方もいるでしょう。
Webライターは未経験でも目指すことは可能です。
しかし、メリットとデメリットがあります。
それぞれについてぜひ参考にして考えてみてくださいね。
メリット
未経験からWebライターを目指す3つのメリットをご紹介します。
- 柔軟な働き方ができる
- 副業として始めやすい
- 実力次第で会社員以上の収入が得られる
❶柔軟な働き方ができる
WebライターはWeb上の文章を書くので、パソコンがあればどこでも仕事ができます。
最近はリモートワークが可能な会社も増えていますし、
フリーランスなら場所にとらわれることがありません。
在宅で働きたい人や、副業として働きたい人にも人気です。
また、品質と納期さえ守ればある程度は時間に縛られずに働けます。
こうした柔軟な働き方ができるのは大きな魅力です。
❷副業として始めやすい
Webライティングの仕事は、
- 文章を書くのは誰でもできる
- 案件が豊富にある
- パソコンさえあれば自由な時間や場所でできる
- リスクが少ない
人によってはライターネームを名乗って匿名で仕事をしたり、
ほどんどの打ち合わせがWeb上で完結したりするので、
リスクや手間を最小限に抑えることができます。
❸実力次第で会社員以上の収入が得られる
Webライターの収入は実力によって幅がありますが、
高い実力があって案件に恵まれれば、会社員以上の収入を得ることもできます。
収入を増やす方法は上記でも説明しましたが、まずは自分に実力をつけることで市場価値を高めましょう。
デメリット
未経験からWebライターを目指す3つのデメリットをご紹介します。
- 文章を書くのが苦手だと辛い
- 納期に追われる
- 初めのうちは単価が低い
それぞれ詳しく説明していきます!
❶文章を書くのが苦手だとつらい
文章を書くことに苦手意識があると、仕事のほとんどをつらい思いをして過ごさなければなりません。
文章を書くことが苦手な人はそもそもWebライターには向いていないので、自分が苦なくできることを見つけて仕事にするといいでしょう。
あえてWebライターを選ぶ必要はありません。
❷納期に追われる
Webライターには記事を納品する期限があり、この納期を守って依頼された文章を書きます。
働く時間は決まっていませんが、その分自己管理をして納期に間に合うように執筆を進めなければなりません。
期限があることにプレッシャーを感じる人や、自己管理が苦手な人は、納期に追われることをデメリットとして感じるでしょう。
❸初めのうちは単価が低い
Webライターは未経験からでも始めやすく、案件も多いですが、その分最初は単価がかなり低いです。
Webライティングの仕事は文字単価、記事単価で案件があります。
未経験者向けの誰でも書けるような案件の場合、文字単価は1円未満、記事単価は300円〜など。
たとえば3000字の記事を3時間かけて書いて文字単価が0.5円だと、収益は1500円、時給500円となってしまいます。
Webライティングをひとつのまとまった収入としたいなら、高い単価で仕事を受けることが重要。
そのためには継続してある程度実績をつくり単価交渉する必要があるでしょう。
Webライターに比べると、たとえば同じWeb系で副業として人気のあるエンジニアは断然単価が高いです。
Webライティングの単価の低さがネックだという方は、プログラミングを学んでエンジニアを目指してもいいでしょう。
仕事が途切れないWebライターの10の特徴
仕事が全然入ってこないWebライターより、仕事が途切れないWebライターを目指したいですよね。
ここからは、仕事が途切れることなく稼ぎ続けられるWebライターの特徴をご紹介します!
Webライターとして継続的に仕事をしていきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
❶得意領域を持っている
Webライターは文章の種類やジャンルに得意領域があると、その領域に特化した知識や経験が増え、説得力や信頼性が上がり仕事を依頼されやすくなります。
たとえば、旅行メディアに掲載する観光地の紹介記事を依頼したいと考えているクライアントなら、
「どんな文章でも、どんなジャンルでも書けます!」
という人より、
「取材や体験記事が得意です。旅行が趣味で47都道府県すべてに訪れたことがあり、
観光地の良さを魅力的に伝える文章を書くことができます」
という人に書いてほしいと思うのではないでしょうか。
自分の得意領域を持ち、案件に対して自分がどんな記事を書けるのかを具体的にアピールできると、その分野の仕事を多く受注できるようになります。
❷社交的で人脈を持っている
社交的で人脈を持っているWebライターには仕事が集まりやすくなります。
というのも、Webライターは実力や実績をもとに営業をかけて仕事の依頼を受けるため、案件を持つ知り合いが多ければそれだけ仕事をもらえるチャンスがあるためです。
また、実力を認めてくれている人がいればその周囲の人からも仕事をもらえることもあります。
社交的で信頼できるWebライターなら仕事をお願いされやすく、周囲でライターを探している人にも紹介してもらいやすいです。
Webライターとして仕事をしていくなら案件受注は必須。
メディアやWebの分野の人脈をつくり安定的に仕事をもらえる状態にするといいでしょう。
❸紙媒体での執筆経験がある
Webサイト上の文章を書くWebライターですが、紙媒体での執筆経験があると信頼性が上がります。
紙媒体の執筆経験は、たとえば次のようなものです。
- 冊子や雑誌
- チラシの文章
- 新聞の広告
未経験からWebライティングを始めたばかりでは機会はなかなかないかもしれませんが、もし経験できるチャンスがあるなら積極的につかみましょう。
❹ビジネスライティングの経験が豊富
ビジネスライティングとは、ビジネス上のコミュニケーションで用いる文書を書くことです。
社内の連絡や報告を目的とした社内文書と、社外の取引先などと信頼関係を構築しながら必要な情報を伝える社外文書があります。
ビジネスライティングの経験が豊富であれば、無駄な要素を減らしてわかりやすい文章を書く技術が身についているといえます。
❺インタビューや取材ができる
インタビュー記事や取材記事では、インタビューや取材から執筆までできるWebライターは重宝されます。
別の人が行ったインタビューや取材の結果をもとにWebライターが記事にする場合、クライアントはそのぶんだけ別に手間や人件費が必要になるでしょう。
しかし取材から執筆までの一連の流れをWebライターが担当してくれれば、クライアントはまるごと任せることができて余計な手間や出費をなくせるのです。
さらに自分で取材すればより関心高くその記事と向き合うことができ、記事の質も上がりやすくなります。
❻本の出版経験がある
本の出版経験があると、その分野で信頼性や権威性があると評価されやすくなります。
クライアントが「この人に仕事をお願いしたい」と思うかどうかは、Webライターの信頼性やその分野での権威性次第です。
本の出版はある程度その分野での実績があり詳しくなければできないため、出版経験はWebライターとして大きな武器になります。
❼SEOライティングができる
Webライターとして、SEOライティングができることは重要です。
クライアントはWeb上に掲載される文章が大勢の人に読まれることを望んで、Webライターに仕事を依頼しています。
Web上で大勢の人に読まれるためには主に検索結果で上位に表示される方法があり、そのために必要な技術がSEOライティングなのです。
そのため、SEOライティングで成果を上げられるWebライターには仕事が集まります。
❽著作権の知識があり遵守できる
Webライターなら著作権の知識とその遵守は必ずおさえておくべきです。
著作権の取り扱いはライター本人や、その記事を掲載するメディアの信頼に関わります。
Webの文章はコピーされやすく、不正使用するWebライターも実際にいるのが現実です。
著作権をおろそかにせず、引用する場合はルールに則り、自分の文章で仕事ができるWebライターは信頼されます。
❾傾聴力がある
クライアントの意図を読み取ったり、インタビュイーの話したいことを引き出したりできる傾聴力があるWebライターは仕事の質が高いと評価されます。
相手がどんな文章を求めているのか、どんなことを記事にしてほしいのかということに、忠実に文章を書くことがWebライターの仕事です。
相手に合わせたコミュニケーションで、相手の話に耳を傾ける姿勢が重要になります。
➓質問力がある
Webライターは質問力も必要です。
質問力とは、目的にあわせて効果的な質問ができる力のことです。
Webライターの場合、クライアントの意図を正確に理解するために質問したり、インタビュイーの話したいことを効果的に引き出せるように質問をする力をいいます。
質の高い記事を書くためには、こうした質問力もWebライターには必要です。
仕事が無くなるWebライターの5つの特徴
一方で、仕事が無くなってしまうWebライターの特徴をご紹介します。
要注意な内容ばかりなので、文章を書くときや仕事を受注したときの参考にしてみてください。
❶主語と述語が一致していない
初心者に多い特徴で、1文のなかで主語と述語が一致していないことがあります。
「Webライターに必要なことは、読み手を感動させるよりも、正確な情報をわかりやすく書く力のある人です。」
たとえばこの文章では
主語が「Webライターに必要なこと」なので、
述語は「Webライターに必要なことの内容」でなければいけません。
しかし、この文章の述語は「正確な情報をわかりやすく書く力のある人です」となっており、一致していないことがわかるでしょうか。
主語と述語が一致した文章はライターの基本です。
書いた後に読み直すことで確認できるので、意識して不一致をなくしましょう。
❷文章が論理的でない
文章が論理的でない場合は要注意です。
「Webライターは家で仕事ができるので、未経験から始めやすい」
たとえばこの文章の問題点として、
「家で仕事ができる」ことが「未経験から始めやすい」理由にはなりません。
このように因果関係が成り立たず論理性が失われている文章を書くWebライターは意外と多いです。
文章が論理的でなければ記事の質が下がり、クライアントから仕事をもらえなくなってしまいます。
❸校正・校閲の指摘を受け入れない
記事を納品すると、クライアントからフィードバックとして、校正や校閲の指摘を受けることがあります。
しかし、それを素直に受け入れず改善が見られないWebライターだと、クライアント側も仕事を依頼したくなくなり契約を切られてしまうことも。
一方で指摘によってどんどん改善し、クライアントの求める文章を納品しようとする姿勢や成長が見えるWebライターはクライアントからも大切にされます。
❹納期を守らない
クライアントとしては、納期を守らないWebライターは非常に困ります。
たいていのメディアなどは、記事の更新予定日や記事に掲載する画像の作成にかかる時間などから逆算してWebライターの文章の納期を決定していることが多いです。
納期通りに記事が納品されないと、それに関わるあらゆる作業がストップしてしまいます。
しかし、Webライターには納期を守らない人が多いことも事実。
納期を守らないWebライターはどんどん仕事が無くなっていきます。
そんななかで納期通り、もしくは納期より早めに納品すれば、ほかのWebライターと差をつけることは簡単です。
❺連絡が遅い
連絡が遅いWebライターはクライアントから信頼されにくくなります。
すぐに返信できるWebライターのほうが安心して仕事を任せやすく、コミュニケーションコストも低いとクライアントに感じてもらいやすいです。
WebライターなどWebに関わる仕事ではスピード感が大切になります。
できるだけ素早い反応を心がけましょう。
Webライターの仕事のやりがい
Webライターにはどんな仕事のやりがいがあるのでしょうか。
ここではWebライターのやりがいを6つご紹介します。
1.自分の文章が目に見える成果物になる
やりがいの1つめは、自分の書いた文章が目に見える成果物になること。
記事として文章がひとつの成果物になり、それを見ることができるのはWebライターとして大きなやりがいです。
メディアの記事であれば、検索結果に自分の記事が出てくることもあります。
また、記事のページビュー数や記事を経由した成約率など、自分の書いた文章だけでなくそこから生まれる成果がわかりやすいことも特徴です。
2.自分なりの工夫のしがいがある
Webライターはクライアントの期待に応える文章を書きますが、そこはライター自身の腕の見せどころ。
「どうすればもっとわかりやすくできるだろう」
「このほうが読者に伝わりやすいかもしれない」
このように自分なりに工夫した文章を評価されるので、やりがいにつながります。
3.土地勘や人脈、知識が広がる
Webライターは記事を書くためにあらゆる場所へ行ったり、人と関わったり、調べたりします。
そのため、自然とたくさんの知識や人脈が増えていくのです。
知らないことを知ったり、行ったことのない場所に行くのが好き!という方なら、大きなやりがいを感じながら仕事ができるでしょう。
4.読んだ人から感想をもらえる
記事を読んだ人から感想をもらえることもやりがいになります。
文章を通して「誰かの役に立てた」と感じられることはWebライターの醍醐味。
大手メディアなどの記事を執筆すると多くの人の目に触れて、さまざまな感想が集まることもあります。
感想をもとにさらにいい記事を書こうと思えたり、考えが深まったりして、より読者のことを考えるWebライターになれるでしょう。
5.普段経験できないことができる
Webライターをしていると、普段は経験できないようなことを仕事としてできることがあります。
たとえば、一般人では会えないような有名人にインタビューする案件を任せられることも。
「Webライターをしていてよかった」と感じられる瞬間ではないでしょうか。
6.いろんなジャンルの人と関われる
Webライティングはあらゆる分野に求められるため、いろんなジャンルの人と関わる機会があります。
自分が知らなかった世界について知見が広がるのは楽しいもの。
人脈もでき、知り合いが増えていく喜びも感じられるでしょう。
社交的な人であればWebライターのやりがいを大いに感じられます。
フリーランスでWebライターになる方法【求人の見つけ方】
フリーランスとして仕事をするWebライターが仕事の求人を見つける方法には以下の二つがあります!
- クラウドソーシングを使う
- メディアの求人情報を見る
1.クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と受けたい人をつなげるサービスのことです。
多くのWebライターはここで案件を受注します。
しかし、クラウドソーシングの案件は単価が低いものが多いです。
- プロフィールに実績や得意分野を書いておく
- 条件検索で1円以上の案件を選ぶ
- 依頼者のニーズを読み取って提案する
など工夫して、いい案件を受注するようにしましょう。
初心者におすすめのクラウドソーシングサイトとは?
クラウドソーシングサイトを使って案件を受注すると言っても、沢山ありどこに登録すればいいのか分かりませんよね。
そこで今回は、初心者のWebライターにもおすすめのクラウドソーシングサイトを5つご紹介します。
この2つは登録必須のサイトと言えます!
- クラウドワークス
- ランサーズ
- サグーワークス
- Shinobiライティング
- ココナラ
それぞれどんなクラウドソーシングサイトなのか説明していきます!
1.クラウドワークス
クラウドワークスは日本最大級のクラウドソーシングサイトで、ライティング・記事作成の仕事の応募・提案から納品、報酬の受け取りまで、すべてオンラインで完結します。
- オンライン完結だから時間や場所にとらわれない
- オンラインメディアのコンテンツ制作から雑誌、新聞など紙媒体の記事執筆まで案件様々
- 在宅・地方在住であっても、全国から集まるライティング・記事作成の仕事可能
また、案件の依頼形式はプロジェクト・コンペ・タスクの3種類に分類されているので、自分に合った形での受注が可能です!
参考
クラウドワークスクラウドワークス(ライティング、記事作成)
2.ランサーズ
ランサーズは、オンライン外注サービス運営最長のクラウドソーシングサイトで満足度No.1を誇ります。
- 仕事数No.1だから自分にぴったりの仕事が見つかる
- リモートから常駐など働き方が選べる
- ライティングはもちろんエンジニア向け案件など幅広いジャンル
3.サグーワークス
サグーワークスは、ライティングに特化したクラウドソーシングサービス。
サグーワークスの特徴はライターが
- レギュラー
- ゴールド
- プラチナ
の3つにランク分けされていることでしょう。
「プラチナライター」になると、特別案件や高単価案件を優遇してもらえます。
サグーワークスが実施している認定テストに合格すると、プラチナライターになれるので、ライティングに慣れてきたら受けてみるとよいでしょう。
プラチナライターになると、1文字1円以上の高単価案件に取り組めるようになるので確実に収入アップを狙えますよ。
4.Shinobiライティング
Shinobiライティングもサグーワークスと同じように、ライティングに特化したクラウドソーシングサービスです。
Shinobiライティングの特徴は、「タスク形式のみ」であること。
タスク形式の良さはなんといっても、手軽なことでしょう。
納期や価格、ライティングする記事の内容などの条件が合えばすぐに仕事に取り掛かれます。
ただし、タスク形式は報酬が低いデメリットがあるので注意しましょう。
他のクラウドソーシングでも収入を得つつ、隙間時間にShinobiライティングを利用するのがおすすめです。
5.ココナラ
ココナラは、経験やスキル、特技を売り買いできるクラウドソーシングサービスです。
会員数は100万人以上!
ココナラでは、ライティングやネーミング、ブログ記事作成などの仕事を探せます。
ココナラはサイトの作りが見やすくとても使いやすいため、クラウドソーシングが初めての方もすぐに使いこなせるでしょう。
案件数をこなせばインセンティブがつくなど、やる気がアップする仕組みも整っている点も魅力的です。
クラウドソーシングサイトについてさらにくわしく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
クラウドソーシングは稼げない?サービス比較8選と仕事内容のおすすめ6選2.メディアの求人情報を見る
Webメディアには、ライター募集をしているところも少なくありません。
メディアはあらゆるジャンルに特化し、記事の種類や雰囲気もさまざまです。
自分の興味のあるメディアを見つけて、求人情報があれば応募してみましょう。
メディアと直接契約した場合、手数料をとられることがないので
クラウドソーシングより単価が高くなりやすいというメリットもあります。
まとめ:未経験でもライターの仕事はできる
今回「DMM WEBCAMP MEDIA」では、以下のポイントを抑えながら、記事執筆をライターさんに依頼しているという依頼者側の視点でWebライターの仕事内容から目指す方法までを徹底的に解説していきました。
- Webライターの仕事内容
- Webライターの年収と収入UPの方法
- 未経験でもWebライターになれる方法
- 仕事が途切れないWebライターの特徴
Webライターを目指すには、初心者・未経験は関係ありません。
まずは、スキルアップのために資格を勉強してみるなど、自分にできることから始めてみましょう!