海外就職する6つの方法とおすすめの国5選!失敗しないたった1つの方法とは?

「海外で就職するにはどのような方法がある?」
「どんな職種なら海外で就職できる?」
「どの国を選ぶべき?」
海外就職を検討している方の中には、このような疑問があるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
- 海外で就職する方法
- 海外就職におすすめの国
- 海外就職しやすい職種
など、海外で働くうえで必要な情報を徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、海外就職を成功させる具体的なイメージが掴めるはず。
海外に就職したいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
海外就職するための6つの方法
「海外で働きたい!」と思っても就職に至るまでの方法がわからないと言う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、海外就職をするための6つの方法について解説していきます。
- 海外留学して現地で就職する
- 日本企業に就職し海外転勤する
- ワーキングホリデーに参加する
- 大学を卒業し駐在員として働く
- 現地企業の求人にエントリーする
- ノマドワーカーとして個人事業主になる
それではさっそく見ていきましょう。
1.海外留学して現地で就職する
ひとつめは、海外留学して現地で就職する方法。
大学生はもちろん、20代後半〜30代以降の人も希望することで、留学してから現地で就職することが可能です。
特に、海外就職の場合は年齢よりも経験や実績が重視されます。
欧米などでは、大学に在籍している間や卒業後にインターンとして実績や経験を積み、就職へ繋げていくという流れが一般的。
日本とは異なり新入社員に対しても即戦力を求めている企業が多いため、インターン活動が採用のための重要なステップとなります。
2.日本企業に就職し海外転勤する
海外に拠点を持つ日系グローバル企業に就職して、実績や経験を積み海外転職をする方法もあります。
また、海外駐在員になってから現地の法人に海外転職できることもあるでしょう。
- 日系グローバル企業
- 海外事業を展開している日系ベンチャー企業
などに就職することで海外就職へと近づくことができます。
3.ワーキングホリデーに参加する
ワーキングホリデーに参加した後に、アルバイト先やインターン先から正社員採用をしてもらえることもあります。
ワーキングホリデー中は、言語の習得や観光、仕事と忙しく、現地就職はかんたんなことではありません。
しかし、実際に職場を体験し、両者が納得したうえで就職ができるのは魅力的なポイントですよね。
4.大学を卒業し駐在員として働く
日本の大学を卒業して駐在員として働く方法もあります。
駐在員は、
- 人気のポジションである
- マネジメントスキルが求められる
などの点から新卒から目指すのはハードルが高いでしょう。
しかし、日本で実績を積むことで、海外駐在のチャンスが巡ってくることもあるので、難易度は高くても挑戦する価値は十分にあります。
5.現地企業の求人にエントリーする
最近では、海外求人専門の求人サイトや海外への就職を支援してくれる転職エージェントなどもあります。
こういったサイトを活用して、現地企業の求人にエントリーするのもおすすめ。
また、明確に就職したい企業がある場合は、その企業のホームページから書類を送り、採用担当者と直接やり取りをおこなうことで、エージェントを介するよりも高い評価を得ることもあります。
しかし、まだ具体的にどの会社に入りたいのか決まっていない場合は、求人サイトやエージェントを活用して、入りたい企業を探すのがおすすめです。
6.ノマドワーカーとして個人事業主になる
ノマドワーカーとして個人事業主になるのも一つの方法です。
特定の専門スキルがあれば、英語スキルがなくてもノマドワーカーとして活躍することができます。
たとえば、
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
などの職業。
特に、プログラミング言語を扱う職業は高単価であり、より良い待遇を期待することができます。
プログラミング言語は世界共通。
そのため、スキルさえあれば世界中どこでも活躍できますよ。
海外フリーランスでITエンジニアを目指すなら、こちらの記事もおすすめです。

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海外就職におすすめの国5選
いざ海外就職をしようと思っても、就職先の国に迷う方も多いのではないでしょうか?
ここからは、海外就職におすすめの下記5つの国を理由とともに解説していきます。
- オーストラリア
- アメリカ
- ベトナム
- インド
- シンガポール
オーストラリア
オーストラリアは、観光だけではなく就職先の国としても日本人に人気があります。
さらに、
- 英語スキルを生かせる
- 給料が高い
- 日本と時差がほとんどない
などの特徴からオーストラリアを希望する人も多いのでしょう。
オーストラリアは、ワーキングホリデービザで現地の生活を体感しながら就労できることも魅力の一つです。
アメリカ
アメリカには、サンフランシスコやニューヨークなどといった世界中に有名な大都市が沢山あるため、仕事の選択肢や働く場所が充実しています。
アメリカの唯一の懸念点は、ビザ取得が難しいこと。
アメリカ企業に直接就職する場合に必要なビザ「H-1B VISA」を取得するには、
- 原則4大卒以上
- ビザ申請者の学位と職務内容が一致すること
- 職務内容がプロフェッショナルなものであること
これらの厳しい条件を満たす必要があります。
就労ビザのハードルは高いですが、アメリカ就職で得られる成長や経験はかけがえのないものになるでしょう。
ベトナム
ベトナムは、物価も安く治安も比較的に良いことから人気がある国。
縫製関連などの生産拠点やITのオフショア開発拠点としても注目されています。
ベトナムは、
- 進出日系企業数が多い
- これからの成長が見込める
- 物価が安い
というように、欧米よりもハードルが低いことから、海外就職初心者におすすめな国です。
インド
インドは、未来の経済大国として注目されている国。
インドをおすすめする一番の理由には、就職先企業を見つけやすいという点が挙げられます。
初めて海外就職を目指す方にとって、一番難しいのは就職先企業を見つけること。
インドであれば、特殊なスキルがなくても就職しやすい傾向がありますよ。
未経験でも応募できる仕事が豊富にあるため、働きながらスキルを伸ばしたいと考える方にもおすすめな国です。
シンガポール
シンガポールは、金融や貿易などの面でアジア全体の中心地とされている国。
さらに、多民族国家であることから外国人が住みやすい環境が整っている点も魅力的です。
シンガポールといえば、
- ハイレベルな英語スキル
- ビジネススキル
- 生活コストが高い
などの厳しい面もありますが、その分、得られる経験や知識は今後のキャリアにも十分生かしていけるはずです。
海外就職する国を選ぶときの5つのチェックポイント
海外就職において、国選びは重要なポイントです。
ここでは、海外就職する国を選ぶときの5つのチェックポイントについて解説していきます。
- 就業ビザ取得の難易度は?
- 言語は何を使う?
- 給与はどれくらい?
- 生活環境はどう?
- 今後のキャリアに繋がる?
ぜひとも、海外就職先の国選びに役立ててくださいね。
1.就業ビザ取得の難易度は?
海外就職をするに当たって必要不可欠な就業ビザ。
国によっても取得難易度は異なります。
そのため、
- 英語力
- 必要スキル
- 学歴
など、どのような条件が必要になるかを事前に余裕を持って調べておきましょう。
2.言語は何を使う?
希望する国がどの言語を話すかもチェックしておくべきポイントです。
海外で生活し、働くうえで現地の言語は欠かせません。
さらに、その国への知識を深めることでより深い理解を得られます。
希望する国でコミュニケーションを楽しむためにも、言語だけではなくその国の文化や歴史についても知っておくといいでしょう。
3.給与はどれくらい?
海外就職にあたって大切なポイントである給与。
海外就職でもらえる給与額は交渉次第であることがほとんどです。
そのため、
- 年間給与額
- 国の通貨
- 賞与やボーナスの有無
などの希望を事前にしっかりと伝える必要があります。
給与は、今後の人生にも関わる大切なことです。
お互いが納得できる条件を、面接時にしっかりと確認するようにしましょう。
4.生活環境はどう?
日本の生活環境の良さは世界の中でもトップクラスです。
海外就職をするということは、快適な日本の生活環境から離れてその国に慣れる必要があります。
特に注意するべきポイントは、食事面や住環境。
生活は、心身の健康にも影響する大切なポイントです。
海外就職が決まってから後悔しないためにも、事前に行きたい国の生活環境を確認しておきましょう。
5.今後のキャリアに繋がる?
その国で経験した海外就職が、今後のキャリアに繋がるかどうかも考えておきましょう。
海外就職での経験を次のキャリアに生かすためにも、
- その国だからこそ身につけられるスキル
- 外国語スキル
- 海外でのビジネススキル
などを意識しておくことが大切です。
海外就職をした後には、「海外就業経験をキャリアパスとして転職」「希望する国で現地採用としてキャリアップ」などのキャリアプランがあります。
未来のことも見据えたうえで海外就職をすることで、将来に生きるスキルや経験を得ることができるのです。
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海外就職しやすい職種10選
どのような仕事なら海外就職がしやすいのでしょうか?
ここでは、海外就職がしやすい10の職種として
- 駐在員
- 日系現地法人の営業
- ITエンジニア
- 寿司職人
- 日本語教師
- 通訳・翻訳
- 貿易関係
- 生産管理
- コールセンター
- 個人輸入・個人輸出
についてご紹介していきます。
駐在員
駐在員は、日本企業に勤務し一時的に海外転勤となったサラリーマンのこと。
仕事に対する能力が認められた人が海外へ管理職として赴任されるケースが多いのが特徴です。
駐在員には高度な、
- 語学力
- コミュニケーションスキル
- ビジネススキル
などが求められます。
そのため、一般的にはグローバル企業に勤めていても狭き門と言われています。
日系現地法人の営業
つづいては、日系現地法人の営業職です。
現地採用であれば、駐在員よりも給与や待遇面が下がる傾向がありますが、就職しやすいというメリットもあります。
現地採用であれば、
- 就業期間
- 国
- 働き方
が自由に選べるのも魅力的なポイントです。
ITエンジニア
ITエンジニアも海外で働きやすい職業です。
海外では、日本よりもITエンジニアへの評価や給与水準が高い傾向にあります。
海外の企業では資格の有無よりも実績や経験が重要。
未経験であれば、ITエンジニアとしての転職は不可能に近いでしょう。
逆に言うと、資格がなくてもスキルさえあればどこの国であっても即戦力として活躍できます。
ITエンジニアが扱うプログラミング言語は世界共通であるため、技術力やコミュニケーションスキルがあればすぐにでも海外就職ができることでしょう。
海外就職に興味のあるITエンジニアはこちらの記事も参考にしてください。
寿司職人
寿司職人も、海外で活躍しやすい職業の一つ。
2012年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことからお寿司を始めとする日本食が世界から評価されました。
このことからも、和食の代表と言えるお寿司はますます注目を集めています。
技術を磨き、知名度を高めることで将来的には独立を視野に世界で活躍できることも寿司職人の魅力です。
日本語教師
日本語教師は、日本語を母国語としない外国人に対して日本語を教える仕事。
日本語への需要が高い国で活躍できる職業です。
日本語教師に正式な資格は存在しませんが、
- 420時間の養成講座修了者
- 日本語教育能力検定試験に合格
- 大学か大学院で「日本語」関連学科を学んで卒業
これらの条件を満たすことが求められています。
今後は欧米よりも、ベトナムやフィリピン、タイなどのアジア国で活躍できるでしょう。
通訳・翻訳
通訳や翻訳者として海外就職するという方法もあります。
通訳者の種類には、
- 会議通訳
- ビジネス通訳
- 医療通訳
などがあります。
いずれにせよ、外国語の正確なニュアンスを理解して伝えるだけの高度な語学力とスキルが求められる仕事。
通訳や翻訳者は、企業や個人がグローバルに活躍する現代において需要の高い職業と言えます。
貿易関係
海外と関わりの深い貿易関係の仕事。
数ある貿易関係の仕事の中でもおすすめなのが、バイヤーと商社マンです。
バイヤーは、小売店や百貨店などの店頭に並べる商品を海外で買い付ける仕事。
海外の展示会や生産現場にも足を運び、現地で買い付けを行います。
場合によっては、現地法人にそのまま就職できることも。
商社マンは外国語を使って海外との取引をおこないます。
勤務先によっては海外赴任して現地で働ける可能性があるため海外で働きたい人にとっては魅力的な職業です。
生産管理
生産管理も海外で活躍できる仕事です。
生産管理は、メーカー企業において、販売計画に基づき製品の生産から出荷にいたるまでの体制を考え、管理する仕事です。
日本は安い人件費を求めて工場をアジアなどの海外へ移してきました。
しかし、現地の人を雇いいれるだけでは日本企業が求める品質のものを作れないこともあります。
そのため企業は、国内で経験を積み専門知識を持った日本人を現地の工場に派遣するのです。
日本で経験を積み、現地での生産管理を担当することになれば、工場が安定稼働するまでの数年間は海外で働くことができます。
コールセンター
特殊なスキルがなくても海外で働ける方法の一つに、コールセンターがあります。
業務自体は日本語が基本となるため、外国語スキルは必要ありません。
多くのコールセンター運営会社は、センターをより人件費や物価の安い海外に移転させています。
そのほとんどが、台湾やベトナム、バンコク、マレーシアなどのアジア圏。
海外に住んでみたい、働いてみたいという方にとってコールセンターは、現地中期滞在のきっかけとして気軽に始められる職種だと言えます。
個人輸入・個人輸出
個人輸入・個人輸出は、その国でしか手に入らない商品を現地で調達し、ネットショップを通して日本国内向けに販売する仕事。
これまでの職業とは違い、海外で個人事業主として働く方法です。
たとえば、海外通販サイトとして有名なBUYMAを利用すれば、かんたんに商品の取引をおこなうことができます。
個人輸入・個人輸出は、どこにも属さずに自由に働きたいという方におすすめの仕事です。
海外就職に失敗する人の共通点は「現地を見ない」こと
「海外就職をしてみたら、馴染めなくてすぐに日本に帰りたくなってしまった…」そんな人の共通点は現地を見ていないこと。
海外就職をするということは、当然ですが海外で中期間〜長期間の間生活していくことになります。
そのため、現地での
- 生活スタイルや働き方
- 食生活や滞在環境
- 言葉はどれくらい通じるか?
など実際に行ってみて、体感することが大切です。
海外で働き出してから後悔しないためにも、行きたい国へ2週間ほど滞在してみることをおすすめします。
海外就職したい人がやるべき4つのこと
最後に、海外就職したい人がやるべき4つのことをご紹介します。
- 行きたい国とその理由を明確化する
- TOEICの点数を700点以上にする
- まずは現地に2週間以上滞在してみる
- 専門スキルを身につける
今からでもできることばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.行きたい国とその理由を明確化する
海外就職をするなら、ただ「なんとなく」この国が好きだからという理由ではなく、その国を選んだ理由を明確にすることが大切です。
- 英語スキルを生かしたいから
- 専門スキルが生かせる国だから
など、あなただけのその国で働きたい理由を考えてみましょう。
2.TOEICの点数を700点以上にする
TOEICの点数を700点以上にすることも大切なポイント。
どの国で働くにしても、ビジネスの現場では英語が共通言語です。
海外で外国人として働くには、厳しいですがやはり英語ができて当然であるべきだと言えます。
専門スキルで海外進出を目指す人も、英語スキルを身につけておきたいところです。
海外で外国人と対等にビジネス会話をするには、TOEIC900点以上を狙うつもりで挑むことをおすすめします。
3.まずは現地に2週間以上滞在してみる
海外就職を決める前に、まずは現地に2週間以上滞在してみましょう。
その国で実際に滞在してみて、イメージ通りの生活ができるのかを確かめることが大切です。
ある程度の期間を外国に滞在することで、インターネット上ではわからないその国ならではの文化を感じることができます。
4.専門スキルを身につける
海外就職を有利に進めるためにも、専門スキルを身につけましょう。
世界共通スキルを身につけ、さらに日本人ならではのポイントがあると高い評価を得ることができます。
たとえば、
- ITエンジニア
- Webライター
- 通訳・翻訳
などがおすすめです。
特に、ITエンジニアであれば世界共通言語であるプログラミングを生かすことができます。
今は、日本中やインターネット上でもプログラミングを学べる環境が整っています。
未経験からITエンジニアのスキルを身につけたい方はこちらの記事もおすすめです。

まとめ:海外就職したいならまずは現地に行って情報を得よう!
海外就職がしたいなら、まずは実際に現地に行ってみることが大切です。
海外では日本の常識は当然ながら通用しません。
また、文化の違いによるストレスや苦労もあることでしょう。
それでも海外就職は今後のキャリアにも生かしていける素晴らしい経験となるはずです。
海外就職を有意義なものにするためにもまずは、
- 行きたい国とその理由を明確化する
- TOEICの点数を700点以上にする
- まずは現地に2週間以上滞在してみる
- 専門スキルを身につける
これらの、海外就職したい人がやるべき4つのことをぜひ実践してみてくださいね。
海外でのあなたの活躍を心から応援しています。