“スキルなし”からフリーランスに!独立する7つのコツやおすすめの仕事を紹介
自分で仕事を獲得し、自由に働けるフリーランス。
魅力を感じるものの、
「スキルがないとフリーランスになるのは厳しいよね?」
「スキルや実績がなくても、フリーランスとしてできる仕事は?」
「フリーランスで高単価を目指せる仕事って……?」
と疑問に思っていませんか?
特別なスキルがない状態では、フリーランスとして本当にやっていけるのかと不安になってしまいますよね。
そこでこの記事では、
- スキルなしでフリーランスになることが難しい理由
- スキルがなくてもフリーランスになる方法
- スキルなしでフリーランスを目指せる仕事
- フリーランスとして高単価を目指せる仕事
- スキルなしで独立するために必要なこと
などについて、くわしく解説していきます。
この記事を読めば、スキルがなくてもフリーランスになるための方法がわかりますよ!
これからフリーランスになりたいと考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
スキルなしでフリーランスになることが難しい5つの理由
一般的には、フリーランスで生きるには、スキルがないと難しいといわれています。
では、どうしてスキルがないとフリーランスになるのは難しいのでしょうか?
ここでは、スキルなしでフリーランスになることが難しい5つの理由について解説していきます。
ご紹介する内容は以下のとおりです。
- 単価が低く生計を立てづらいから
- 最初から即戦力を期待されるから
- 実績が無いから
- 助けてくれる人がいないから
- レベルの高い人と競合する可能性が高いから
それでは順番に見ていきましょう。
1.単価が低く生計を立てづらいから
スキルが必要なく、誰でもできる仕事は単価が低いことがほとんどです。
案件単価が低いと、必然的に収入は低くなってしまいます。
たとえば、クラウドソーシングを利用してWebライターの仕事をはじめるとしましょう。
クラウドソーシングでの依頼単価の相場は1文字あたり0.5〜5円です。
(出典:ランサーズ)
初心者である場合には、最低価格である1文字あたり0.5円から依頼されることもあるでしょう。
文庫本1冊分である10万文字を書いてようやく5万円の収入だと考えると、生計を立てることは難しいですよね。
Webライターはあくまでも一例ですが、スキルや経験がない場合はやはり収入が低くなるもの。
フリーランスとして活躍していきたいのであれば、スキルが必要とされる高単価な仕事を目指していくことが大切なのです。
2.最初から即戦力を期待されるから
フリーランスとは、個人で仕事を請け負う働き方のこと。
仕事を依頼する企業は、即戦力を求めてフリーランスに仕事を依頼します。
正社員やアルバイトなら、成長を期待してゆっくりと育ててくれるかもしれません。
しかし、フリーランスであればクライアントが求める仕事ができなければ、契約を打ち切られることもあります。
最初から即戦力を期待されるぶん、スキルが見合っていなければ仕事を獲得することは難しいでしょう。
3.実績が無いから
クライアントが、フリーランスに仕事を依頼する際に重要視するのが実績です。
実績がないと、そもそも仕事を受けられる可能性がガクッと下がります。
今は、クラウドソーシングを利用することで、スキルや人脈がなくても仕事をはじめることが可能です。
ところがライバルにはベテランも多く、実績面で負けて仕事が受注できないというケースはよくあります。
ライバルを避けると単価が低くなりやすいため、スキルや経験がない状態では満足に収入を得ることは難しいでしょう。
「クラウドソーシングサイトって何?」
クラウドソーシングの仕組みや、利用するべきクラウドソーシングサービスについて、くわしく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
4.助けてくれる人がいないから
正社員であれば、職場の上司や先輩に相談することで、仕事上の悩みも解決することができますよね。
しかし、フリーランスは個人事業主です。
そのため、自分の仕事に問題がおきたり、わからないことがあっても基本的には自分で解決する必要があります。
正社員とは違って周りに助けてくれる人がいないと、孤独や不安を感じてしまうこともあるでしょう。
5.レベルの高い人と競合する可能性が高いから
フリーランスとして活躍している人は、高い専門スキルや知識を持って仕事に取り組んでいます。
フリーランスとして仕事を獲得するということは、そのようなレベルの高い人と競合する可能性もあるということ。
クライアントは常に、より仕事ができる人に案件を依頼したいと考えるのが普通ですよね。
スキルや経験が不足している状態で、仕事ができる人と比較されたときに、生き残ることは難しいでしょう。
「仕事に困らないフリーランスになる方法とは?」
仕事がとれないフリーランスにならないための大切なポイントについて、くわしく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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スキルなしの状態からフリーランスとして独立する7つのコツ
フリーランスは形式上、いつでも誰でも名乗ることができます。
とはいえ、スキルも経験もない状態では失敗してしまう可能性は高いでしょう。
では、スキルがない状態からフリーランスとして成功するにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは、スキルなしの状態からフリーランスとして独立する7つのコツについてご紹介していきます。
解説していく内容は以下のとおりです。
- なにがやりたいかを明確にする
- ある程度の生活費を確保しておく
- まずは副業からはじめてみる
- 最低限のスキルを身につけておく
- フリーランスとして成功している人の話を聞く
- ポートフォリオを作っておく
- 固定費や支出を最低限にする
それでは順番に見ていきましょう。
1.なにがやりたいかを明確にする
「フリーランスはなんだか楽しそうだし、会社員をやめて独立してみたい!」
このような漠然とした理由から、フリーランスを目指す人もいるかもしれません。
しかし、フリーランスとして活躍していくためには、高いスキルや専門知識を身につけることが大切です。
まずは、フリーランスとしてどのような職業をやっていきたいのかを明確にしましょう。
メインの仕事を決めたら、リスクヘッジとしてできることも考えておくと安心です。
しっかりと準備をしておくことで、思うように仕事が獲得できない際にも、冷静に次の一手を考えていけるでしょう。
2.ある程度の生活費を確保しておく
フリーランスとしてスタートを切る際には、収入が不安定となってしまう人も多いもの。
いざというときのためにも、フリーランスになる前にある程度の貯金をしておくことも大切です。
さらに、フリーランスとなると、会社員のときよりも出費が多くなります。
たとえば交通費や交際費など、仕事に関わるお金はすべて自分もちです。
経費として税金対策はできるものの、売り上げがなければ当然赤字となってしまいます。
フリーランスとして余裕をもって活動するためにも、最低でも6ヶ月は無収入でも生活していけるだけのお金を確保しておくべきでしょう。
3.まずは副業からはじめてみる
独立して仕事がない状態だと、金銭的にも精神的にも不安ですよね。
そこで、まずは会社員のうちから副業をはじめ、仕事を受注していくのもフリーランスとして失敗しないためのおすすめの方法です。
副業をはじめることで、収入が増えるだけでなく空いた時間や休日を有効活用できます。
スキルに自信がない人こそ、まずは副業からはじめてみてはいかがでしょうか。
忙しい会社員の方もはじめやすい副業についてくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
休日の副業12選!会社員も始めやすい在宅可能なものから選び方まで解説4.最低限のスキルを身につけておく
フリーランスになってから必要なスキルを学びはじめるようでは、失敗した際のリスクも大きく、現実的ではありません。
独立してから後悔しないためにも、会社員のときから最低限のスキルを身につけておくことも大切です。
たとえば、プログラマー志望であればプログラミングスクールに通うのもおすすめです。
プログラミングスクールであれば、プロから効率よく必要な技術や知識を学べます。
このように、最低限のスキルを身につけるための行動を独立前にしておくことは大切です。
5.フリーランスとして成功している人の話を聞く
会社員とフリーランスでは、働き方が大きく異なります。
フリーランスなってから悩まないためにも、事前に成功者から仕事への姿勢や心構えなどを学んでおくことも大切です。
ネット上には、さまざまなフリーランスエンジアやブロガー、Webデザイナーなどの成功した人たちのノウハウが掲載されています。
お手本となる人を見つけて、その人の考え方や仕事の獲得方法などを積極的に学んでおきましょう。
6.ポートフォリオを作っておく
ポートフォリオは個人で仕事を獲得するフリーランスにとって、自分の作品や実績をアピールするために必要なツール。
プログラマーやWebデザイナー、Webライターなどといった、クリエイターとしてフリーランスを目指すのであれば、ポートフォリオは欠かせません。
クライアントの立場なら、どんなことができるのかがわからない人に、仕事を任せたいと思いませんよね。
実績のない未経験のうちは、自分がなにができるのかを具体的に説明できることが大切です。
スキルに自信のない人こそポートフォリオを作り、クライアントに自分ができることについて、しっかりとアピールできるようにしておきましょう。
7.固定費や支出を最低限にする
フリーランスは、仕事が順調であれば実力に見合った収入が得られます。
しかし、安定した収入を継続的に得られる保証はどこにもありません。
たとえば急に仕事がなくなったり、体調をくずして収入が減ったりする可能性も十分に考えられます。
そのような事態にそなえて、日頃から固定費や支出を抑えておかないと、苦しい生活をおくることになるかもしれません。
必要のないことへの支出は削減し、使うべきことにはしっかりと投資するように、お金の使い方にはメリハリをつけることが大切です。
フリーランスになるための具体的な手順について、くわしく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
スキルがなくてもフリーランスを目指せる仕事
スキルや実績の有無が収入に大きく関わるフリーランス。
とはいえ、職種によってはスキルがなくても目指せる仕事もあります。
そこでここからは、スキルがなくてもフリーランスとして挑戦できる仕事について解説していきます。
ご紹介する内容は以下のとおりです。
- Webライター
- 動画編集
- せどり(転売)
ただしスキルが必要ないぶん、最初は低単価になりやすいのも事実です。
これらの仕事をはじめるのであれば、ある程度の生活費を確保しておくことをおすすめします。
それではさっそく見ていきましょう。
1.Webライター
パソコンで文字を打てる人なら誰でもできる仕事といっても過言ではない、Webライター。
商品やサービスを紹介する記事や、題材について解説する記事を執筆する仕事です。
文章を書くのが苦手な人も、マニュアルやある程度の書き方を学ぶことで、比較的すぐに仕事をはじめることができるでしょう。
さらに、医療や法律などの専門知識や、SEOなどのプラスアルファのスキルがあれば報酬は上がっていきます。
はじめは低単価でも、経験を積んで単価を上げていくことも可能です。
クラウドソーシングを利用することで、転職関連や恋愛、旅行などさまざまなジャンルの案件が見つけられますよ。
Webライターは場所や仕事に縛られない仕事であるため、会社員をしながらも副業としてはじめやすいでしょう。
2.動画編集
動画編集は、YouTuberや結婚式用のムービー、映画PRなどの動画を編集する仕事です。
動画市場が盛り上がっている中、映像クリエイターの需要も上がってきているため、スキルなしで独立できるチャンスも多くあるでしょう。
動画編集には一般的に、AdobeのPremiere ProやIllustrator、Photoshopなどの動画編集ソフトを使用します。
仕事を受注する前には、基本的な編集スキルや動画編集ソフトの使い方を学んでおきましょう。
仕事を受け、さまざまな動画を編集していくことでスキルも向上していきます。
動画編集も、スキルがない状態で始めやすい仕事の1つです。
3.せどり(転売)
せどりは、書籍や家電製品などさまざまなものを安く仕入れて高値で転売する仕事のことです。
特別なスキルがなくても、価値のある商品さえ仕入れることができれば、十分に稼げます。
さらに商品が売れると利益が出るため、結果が出るまでのスピードがはやい点も、フリーランス初心者におすすめな理由のひとつ。
ただし、商品を仕入れる必要があるため、ある程度の資金が必要になる点には注意が必要です。
売れる商品を見つけるために、過去の売れ行きや商品のランキングなどをリサーチし、商品を仕入れる価格や販売価格も考えます。
せどりは、買い物が好きな人や、マーケティングに知見のある人に向いているでしょう。
フリーランスとして活躍できる、他の職種や年収についても知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
フリーランスの仕事とは?おすすめ職種ランキング30選!会社員との違いや準備すべき内容を解説!「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
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スキルを身につけておけば高単価を目指せる仕事
スキルがなくてもフリーランスにはなれますが、やはりしっかりと収入を上げていくためにはスキルが必要です。
そこでここからは、スキルを身につけておけば高単価を目指せる仕事について解説していきます。
ご紹介する内容は以下のとおりです。
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webマーケター
それでは順番に見ていきましょう。
1.プログラマー
プログラマーは、さまざまなプログラミング言語をつかってシステム開発やホームページ制作などをおこなう仕事。
プログラマーの仕事は需要が高く、募集されてる案件も高単価であることがほとんどです。
プログラマーの案件単価例は以下のとおりです。
- ホームページ作成:50,000〜400,000円/1〜10ページ
- iPhoneのアプリ開発:300,000〜2,000,000円
(出典:ランサーズ)
依頼案件を見てみても、とても高額ですよね。
もちろん高度な技術や知識が必要ですが、一度スキルを身につけることで一生つかえる武器となります。
IT業界の人材が不足していることからも、今後もさらに需要が高くなる職業といえるでしょう。
フリーランスプログラマーになる最短方法について、くわしく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
非公開: 【最強マニュアル】フリーランスプログラマーへの近道はコレだ!2.Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザイン全般をつくっていく仕事です。
サイトのレイアウトやロゴの作成など、サイトの見た目に関わる部分を担当します。
Webデザイナーは需要も高く、プログラマーよりも必要なプログラミングスキルが少ない分、比較的挑戦しやすい職業です。
さらには、Webデザイナーのスキルを身につけることでWebサイト運営やコーダーなどの関連する仕事にも挑戦できます。
Webデザイナーの案件単価例は以下のとおりです。
- Webデザイン:150,000〜200,000/6ページ
- HTML・CSSコーディング:5,000〜100,000円
(出典:ランサーズ)
専門スキルが必要なぶん、1件あたりの案件単価も高いことがわかりますね。
未経験から在宅Webデザイナーになる方法について、興味がある方はこちらの記事もご覧ください。
【在宅Webデザイナー】働き方や仕事内容、未経験者に必要なスキルとは3.Webマーケター
Webマーケターは、Webを駆使してマーケティングをおこなう仕事。
WebサイトやSNSのデータを分析し、検証・改善を繰り返すことで、サイトの閲覧数などの増加を図ります。
スキルを身につけることで、経営・戦略コンサルティングなどの仕事を受注できますよ。
Webマーケターの案件単価例は以下のとおりです。
- 経営・戦略コンサルティング:150,000〜300,000円
- Web・ITコンサルティング:100,000〜200,000円
(出典:ランサーズ)
Webマーケティング業界は変化のスピードがはやく、専門知識も必要な仕事。
そのため、情報収集が好きで向上心が高い人に向いている職業です。
未経験からWebマーケターに必要なスキルを身につける方法について、くわしく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
Webマーケターを徹底解剖。〜未経験からWebマーケターになるために必要なスキル〜フリーランスになるまえにスキルを身につける転職も有効
スキルに自信がないのであれば、フリーランスになりやすい職業に転職して実務経験を積み、スキルと実績をつけていく方法もおすすめです。
会社員であればあなたの成長を見通して、未経験であっても採用してもらえる可能性が高いでしょう。
残業の少ない会社であれば、副業もはじめやすいメリットもあります。
フリーランスに必要なのは技術力だけではありません。
営業力や、コミュニケーションスキルなどもあってこそ、仕事を獲得し活躍していけます。
未経験のときには、人から技術以外のさまざまなことを教わることも大切です。
いきなりフリーランスを目指すのではなく、会社員として実務経験を積むことも検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:スキルなしでフリーランスを目指すなら、しっかりとした準備を
スキルがない状態でも、形式上はフリーランスとして活動をはじめられます。
しかし長くフリーランスとして活躍していきたいのであれば、やりたい仕事を明確にして、スキルを高めることが何より大切です。
スキルがいらない仕事もありますが、それでは収入が低くなりやすく、再び会社員へと戻ってしまう可能性もあります。
これからフリーランスを目指すのであれば、需要も高く高収入も目指せるプログラマーやWebデザイナーなどを目指してみてはいかがでしょうか?
そして、スキルを最短でしっかりと身につけたいのであればプログラミングスクールに通うことをおすすめします。
プロから最先端技術や知識を学ぶことで、正しいスキルを効率的に習得することができますよ。
「スキルはないけど、フリーランスになりたい」と考えている方は、ぜひ検討してみてください。