【初心者向け】C言語でプログラミングを学ぶ4つのステップを解説
みなさんはプログラミング言語と聞くと最初に何を思い浮かべますか?プログラミング言語と聞くと、まず一番C言語を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
実は、実際に動いているプログラムでC言語の物は少なくなってきています。
しかし、プログラミング基本としてC言語は最適のプログラミング言語で、現在でもプログラミングを教育する大学、専門学校ではC言語について授業を行う事が多いです。
今回の記事では、C言語とはそもそもどのようなものなのか、どのようなステップで学習していくのがおすすめか解説していきます。
C言語とはそもそも何か?
C言語の概要
ソフトウェアをつくる時に使用するプログラミング言語の一種です。
1972年にアメリカAT&T社ベル研究所のデニス・M・リッチー(Dennis M. Ritchie)氏とブライアン・W・カーニハン(Brian. W. Kernighan)氏開発されました。
C言語が作られた最大の目的は、UNIXの移植性をする為でした。UNIXは基本的にC言語にで作られています。
プラットフォームに依存した部分を切り離した言語仕様で、移植性の高いプログラミングができます。
C言語と良く似た名前で混同される事があるC++言語やC#言語がありますが、ベースはC言語でJava等で使用されているオブジェクト指向を取り込んだ言語で、C言語とは別物になります。
現在新規で作られるプログラムはC言語ではなくC++言語やC#言語でつくられています。
C言語でできること
C言語でできることは大きく分けて2つあります。
1つ目はロボットや機械に組み込む形のものになります。工場等で使用される産業用ロボットや工業用ロボットの多くはC言語が使用されています。他にも電子レンジ、炊飯器、カーナビ等電子機器に組み込まれている物は今でもC言語で作られている物も多くあります。
2つ目はソフトウェアやOSになります。Windows上で動くソフトウェアをC言語で作る事ができ、Windows、Mac等のOS自体を作る事ができます。こちらに関しては少し触れましたが、現在主流は他の言語またはC言語に関連するものであれば、C#言語になります。
C言語が使われているもの
C言語が使われているものは大きく分けるとゲーム系、ウェブ系、パッケージソフトウェア系、ハードの制御や組み込み系等様々なジャンルで使われています。
代表的なものとしては、
ウェブ・パッケージ系
・Windowsのメモ帳
・Chromのブラウザ
ハード系
・炊飯器
・カーナビ
プログラミング言語
・Ruby
・PHP
などが実はC言語で作られています!
C言語を使用するメリット
C言語の特徴でもある移植性が非常に高く、実行速度が速い事がC言語のメリットです。OSが作成できるので、他の言語よりもメモリ操作等が簡単に行う事ができます。
開発を行う際には、たくさんのプログラムソースを書く必要がありますが、逆にサンプルコードが数多くあるので、学習したり、開発を行う上では技術的に困る事は少ないです。
オブジェクト指向にC言語が対応されていませんが、様々なソフトウェアで一番最初に作られるのは今でもC言語で作られている事が多く、新技術を選考して知りたい人はC言語を使用するメリットがあります。
他にも様々な言語のベースになっているので、C言語を学習する事で他の言語に移行する際にも基本ができているので、習得しやすいです。
C言語の学習難易度
プログラミング言語の中ではC言語の難易度はかなり高い方になります。メジャーなプログラミング言語の中では最高難易度と言っても過言ではありません。
一番最初にプログラミング言語を学習するには、あまりおすすめが出来ない言語です。特に独学で学習する場合は、かなりの覚悟で挑む必要のあるプログラミング言語と言えます。
C言語の求人
メジャーなプログラミング言語のC言語ですが、学習する以上は需要つまり求人等がなければ、趣味でなければ習得する意味がありません。
現在のC言語の求人数について解説していきます。
C言語の求人数
C言語の求人数ですが、C++、C#の求人を含めても求人サイト等の新卒求人平均数は30~50件程です。転職の平均求人数は250~300件ほどで、その中で未経験での平均求人数は30件前後です。
最近人気の言語に比べて、新卒や未経験での求人数は少なく、転職での求人数は今でも多くの求人数があります。これはC言語の需要はまだありますが、しかし新しく技術者を育てる傾向にはない事を表しています。
C言語の求人例
求人の内容としては、最新の技術ではVR関連の募集、車載機器、自動ブレーキ等の組み込み系の開発等があります。
基本的には最新機器以外でも基本的にはC言語だけの募集では組み込み系の求人が殆どで、ソフトウェア、アプリ関連の開発募集ではC言語と他の言語が使用できる募集になります。
C言語エンジニア・プログラマーの年収
・新卒での年収は300万円~600万円程で、平均年収は350万円前後
・転職での年収は400万円~750万円程で、平均年収は600万円前後
・未経験者での年収は250万円~400万円程で、平均年収は300万前後
他の言語のプログラマーに比べて、平均年収は少し低い金額になっています。
また近年のオープンソース(誰でも使えるように技術を公開している)のプログラミング言語では、フリーランスとして個人で仕事を受注して自宅で開発を行い収入得る方法がC言語では難しい為、C言語のみで高額収入を得る事は難しいかもしれません。
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C言語の学習ステップ
それでは具体的にC言語を学習する為の方法を4つのステップに分けて解説していきます。
学習方法がわからない方に向けの解説の為、基本的には独学で学習する方法について解説しています。
C言語の学習ステップ①:C言語の学習準備をする
まずは学習を始める準備を行う必要があります。C言語を学習する方法にはいくつかあり、それぞれの学習方法については後程記述しますが、学習方法を大きく分けると入門書、入門サイト、プログラミングスクールに通う、勉強会に参加の4種類があります。
C言語の学習ステップ②:C言語の基本を学習する
C言語の学習準備が整えたら、まずはC言語の基本を学習します。
独学以外(プログラミングスクールに通う、勉強会に参加する)の場合は、講師の方に教えてもらう方法で基本を学習していきます。
入門書や入門サイト等独学で学習する方法の場合は、いきなり全てを理解するのは簡単ではない為、まずは理解しきれなくても一読します。その後にもう1度熟読します。2回目はかなりの部分を理解できる様になっているはずです。2回目でもまったく意味がわからない場合は、3回目読んでみるか入門書や入門サイトを変える、もしくは独学ではなくプログラミングスクール等に通う学習方法に変えるのをおすすめします。
C言語の学習ステップ③:C言語の文法を実際に書いてみる
C言語に限らずプログラミング全てに言える事ですが、入門書や入門サイト等を見ているのと実際にプログラミングを行うのには大きな違いがあります。頭で理解しているつもりでも、実際にソースコードを書いてみると記述忘れ、例えばIF文の最後に「}」を付け忘れたりしてしまいます。
仮にコンパイルが通ってもこれでは自分が思った様にプログラムは動いてくれません。そこで文法を実際に学習する事が重要になってきます。C言語の開発環境を構築するのは、他の言語に比べてそれ程難しくはありませんが、まずはrepl.It等Web上でプログラミングができるサイトを使用してC言語の文法になれていきます。
以下のサイトで実際にコードを書くことが可能なため、実際に書いてみてください。
出典元:https://repl.it/languages/c
C言語の学習ステップ④:環境構築
最後は実際にCの開発環境を構築します。開発環境と一言で言っても開発環境には様々な物があります。
今回は初心者の方が多いと思うので、他の言語でEclips等を使用した経験がある方以外はVisual Studio Expressをおすすめします。
Visual Studio Expressはマイクロソフトが提供する開発環境で、インストールに時間はかかりますが、インストール作業としては非常に簡単です。
下記サイトからダウンロードする事が可能です。
ダウンロードが完了したら、後はインストールを行うだけで開発環境が整います。
ここまでのステップを行えれば、C言語のプログラマーとして基本学習が完了です。
C言語のおすすめの学習方法について
C言語の学習方法が大きく分けて4つある事には、少し触れましたが、それぞれの特徴とおすすめの参考書籍やサイトをご紹介します。
入門サイトで学習する
1つ目は入門サイトを使用した学習方法です。
入門サイトを使用するメリットとしては、無料で学習ができる点とサイトによっては動画を視聴して学習する方法があります。
おすすめ入門サイト①:ドットインストール
出典元:http://dotinstall.com/lessons/basic_c
ドットインストールは基本を無料で動画で学習する事ができるサイトになります。
1つの動画時間が5分前後なので、空いた時間で視聴する事ができる為おすすめです。
ドットインストールはこんな人におすすめ
動画等の講座形式の学習方法が好きな方におすすめです。
またまとまった時間が取りにくい人にも動画が短いため、空いた時間で学習する事ができる為、おすすめです。
おすすめ入門サイト②:paizaラーニング
出典元:https://paiza.jp/works/how_to
paizaラーニングも動画で学習できるサイトですが、更にWebサイト上でプログラムを書いたり、実行するエリアが準備されており、動画を視聴しながら実際に手を動かすしながら、学ぶ事ができます。
paizaラーニングはこんな人におすすめ
paizaラーニングで他の言語を学ぶ際に使用した事がある方におすすめです。
学習しながら実際にプログラムを記述しながら学習をしたい方にもおすすめです。
入門書で学習する
2つ目は入門書による学習方法です。
入門書をしようした学習のメリットは順序だてられた構成で作られた本を読む事で、効率よく学習することができます。
おすすめの入門書①:かんたんC言語[改訂2版]
かんたんC言語はプログラミング自体初心者の方でもわかりやすく説明されている入門書です。
かんたんC言語はこんな人におすすめ
かんたんC言語はC言語入門書の中でも、かなり簡単な入門書になっている為、初めてプログラミングを学習する人におすすめです。
他の入門書で挫折した方にもおすすめです。
おすすめの入門書②:新・明解C言語 入門編 (明解シリーズ)
新・明解C言語 入門編 (明解シリーズ)は入門書の中でも、かなり詳細に説明が記載されている入門書で、他のプログラミング言語でも人気のシリーズです。
新・明解C言語 入門編 (明解シリーズ)はこんな人におすすめ
新・明解C言語 入門編 (明解シリーズ)は説明が詳細な為、1冊で深く理解をしたい人におすすめです。
また、入門書を1冊読んでまだ十分に基礎が理解できていないと自覚している人にもおすすめです。
勉強会に参加して学習する
3つ目は勉強会です。
IT関係の技術は日々進歩しているため、最新技術を学ぶ場として勉強会というものが開催されています。
特にプログラミングの勉強は非常に多く、独学で挫折しような方、家では学習に集中できない方、人脈を広げたい方等におすすめです。
各地域で勉強会が開催されており、参加費も無料~1000円程度で参加できる所がほとんでです。
プログラミングスクールに通う
4つ目はプログラミングスクールです。
プログラミングを独学で学習するのは簡単ではありません。特にC言語は難易度が高い為、独学ではどうしても挫折してしまう人が多いです。
スクールに通うのにお金はかかりますが、独学で学習するのに比べて、非常に短時間で効率よく技術を習得できます。転職等でプログラマーを目指している方は、プログラミングスクールに通う事をおすすめします。
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まとめ
いかかでしたか?
C言語の学習方法と基礎習得までのステップを解説しましたが、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
C言語はプログラミング言語の中では古く、人気の言語の為、独学での学習方法は非常に多いですが、習得難易度が高い為、挫折する可能性も高い言語といえます。
まずは独学で学習してみて、難しく挫折しそうな方は学習方法を変えるであったり、より初心者が学びやすい言語に切り替えて学んでいくのもいいかもしれません。