Unityエンジニアになるには?仕事内容や必要なステップを解説!
ゲーム開発に興味がある人の中には、
「Unityエンジニアになりたい」
「未経験からでもUnityエンジニアになれる?」
「Unityエンジニアになるにはどんなスキルが必要?」
と、思っている人も少なくないのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- Unityのエンジニアの概要
- Unityのエンジニアに必要なプログラミング言語
- Unityのエンジニアになるための方法
などについて詳しく解説します。
本記事を読めば、Unityエンジニアの概要から具体的な目指す方法までしっかりと理解できるでしょう。
Unityエンジニアに興味がある方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
そもそもUnityのエンジニアとは?
Unityは統合開発環境を含めたゲームエンジンです。
マルチプラットフォームに対応しており、iOSやAndroidでなく、Windowsや据え置き機でもプレイ可能なゲームを開発することができます。
開発環境もマルチプラットフォーム対応
Windowsだけでなく、MacやLinuxでもUnityを使ったゲーム開発が可能です。
特にWindowsは「Visual Studio」と連携して開発およびデバッグが行えるため、今からUnityエンジニアになりたいと思っている方はWindowsを開発マシンにしましょう。
Visual Studioとは、Microsoftが開発している統合開発環境です。
インストールしておけば、アプリ構築に必要な開発環境を手に入れられます。
無料で利用できるため、ぜひ公式サイトからインストールしてみてください。
iOSとAndroidの両方に対応したゲームを開発できる
iOSとAndroidの間にはアプリの互換性がありません。
iPhoneからGoolge Playのゲームをダウンロードすることはできず、その逆もできません。
そのため、今までのゲーム開発は「移植」するコストがかかっていましたが、UnityはiOSとAndroidに対応したアプリを作ることができます。
これにより移植に必要なコストをゲーム開発に集中することができます。
以上がUnityの紹介になります。
iOSとAndroidのどちらでゲームを作るか悩んでいる時にUnityはオススメです。
初心者向けのサイトや参考資料も多く、独学で学習するのも十分に可能な点もメリットですね。
将来性の高いエンジニアに転職して、人生を変えませんか?
✔︎経済産業省認定のプログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
✔︎受講生の97%はプログラミング未経験!独自のカリキュラムで未経験でも挫折なく続けられる
✔︎IT業界への転職成功率は業界最高水準の98%
まずはプロのカウンセラーに、あなたのキャリアについて相談してみませんか。
\生活スタイルに合わせた3パターン/
Unityを扱うエンジニアの仕事とは?
Unityで開発されるほとんどはゲームです。
モーションセンサーやアニメの映像でも使用されることはありますが、今回はゲーム開発に焦点を当てていきたいと思います。
スマートフォン用のゲームを開発
Unityでゲーム開発をする場合、ほとんどはスマートフォン用のゲームになります。
iOSやAndroidだけでなく、AmazonのKindleアプリゲームもUnityで開発可能です。
このように、Unityを活用すれば幅広い開発ができます。
マルチプラットフォーム対応の恩恵はこの辺りでも発揮してますね。
個人でUnityエンジニアになりたい場合は、このスマホゲーム開発がメインになるでしょう。
据え置き機や携帯機のゲーム開発
PlayStation4やWii Uといった据え置き機や、PlayStation Vita や Nintendo Switchのような携帯機のゲーム開発にもUnityが使われています。
企業による開発がほとんどで、ゲーム開発会社ならではのノウハウを持っていることが多いです。
特に任天堂はUnityでの開発および個人開発者でもゲーム配信ができるようサービスを開始したため、やる気と自信のある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
以上がUnityエンジニアの仕事になります。
Windowsアプリ開発も可能ですが、ほとんど需要がないため今回は除外いたしました。
「未経験だけどゲーム開発に興味がある!」と思うなら、売り手市場のスマホゲーム開発を目指してみるのがオススメです。
Unityエンジニアがアプリ開発で使用するプログラム言語は?
Unityは画面操作だけでもゲーム開発が可能です。
これは従来のゲーム開発にはなかったことで、初心者にオススメできる一番のポイントです。
しかし、細かい動きや独自のゲームシステムを実装しようとする場合、プログラミングによる調整が必要になります。
Unityでプログラミングする場合、以下の2つの言語から選ぶことになります。
C#
Unityを使った開発現場の80%近くがこのC#によるプログラミングをしています。
C#はMicrosoftが開発したプログラム言語で比較的新しいプログラム言語です。
2017年8月現在C#の最新バージョンは7.0で、今後も機能拡張が期待できるため、未経験の方がプログラミングを始めるにはイチオシのプログラム言語になります。
C#でプログラミングができるようになると、Unityで実装できる幅が広がりUnityエンジニアとして活躍できるでしょう。
JavaScript
C#以外では、JavaScriptを使ったプログラミングをしている現場もあります。
このJavaScriptはUnity独自の拡張がされたもので、Webプログラマーを経験した方だと戸惑う部分があるかもしれません。
デモ用やプロトタイプで動かすときにJavaScriptで書いた方が早く、今後もUnityエンジニアとして働くなら覚えることが必須です。
以上がUnityで開発するときに使うプログラム言語です。
基本的には「Unity上の画面で実装+C#で細部を調整する」という流れになります。
しかし、Unityはプログラミングなしでも開発できるのがポイントです。
エンジニア転職で、自由な働き方を実現させませんか?
✔経産省認定の転職支援型プログラミングスクール【DMM WEBCAMP】
✔プログラマーへの転職成功率98%! 最短3か月で正社員へ!
✔受講料最大56万円をキャッシュバック!
\理想のキャリアに合わせて選べる3パターン/
Unityエンジニアは機能を覚えることが最優先
Unityでゲーム開発が流行った理由として、プログラミングなしでもゲーム開発ができるという手軽さが大きいです。
従来のゲーム開発ではキャラクターを動かすのに、複雑なプログラミングが必要でした。
画面上の操作だけでゲーム開発ができる
Unityでの開発の場合、画面上のドラッグ操作だけでキャラクターを動かすことができます。
しかし手軽さの反面、「できることが多すぎてUnityの機能を覚えきれない!」と挫折してしまう人もいます。
まずは自分のやりたいことを実現する機能を、その都度調べていくことをくせづけましょう。
アセットストアを活用する
Unityはアセットストアで、ゲーム開発のためのアセットをダウンロードできます。
キャラクターや効果音だけでなく、モーション操作や画面エフェクトといったアセットも提供されています。
アセットストアを活用することで、より簡単にゲーム開発ができますので積極的に取り入れてみましょう。
まずは無償のアセットを使ってみよう
アセットには有償のものもありますが、勉強用としてなら無償のアセットで十分ゲーム開発が可能です。
まずはUnityに慣れることも踏まえて、積極的にアセットを使っていきましょう。
Unityでの画面操作を覚えてしまえば、プログラミングなしでもゲーム開発が可能になります。
英語メニューですが、そこまで難しい英語ではありません。
未経験者はUnityの画面に慣れることから始めましょう。
プログラミング未経験者にUnityがオススメの理由とは?
Unityはプログラミングなしでもゲーム開発が行えます。
メニューは英語ですが、Unityの画面は分かりやすく設計されているので慣れてしまえば操作は困りません。
難解な点はあるものの、Unityはこれから紹介する2点の理由によりプログラミング未経験者にオススメといえます。
日本語の充実した情報と分かりやすい解説のサイトが多い
はじめてのUNITY
「はじめてのUNITY」は、公式サイトが運営しているチュートリアルサービス。
初心者向けに日本語でやさしく解説されているため、これから学習を始めるすべての人にオススメです。
実際にコンテンツ制作を行いながら学習を進められるため、より知識が定着します。
無料で利用できるため、気になる方はぜひ活用してみてください。
Udemy
「Udemy」は、世界中の人が利用する学習プラットフォーム。
Unityのスキルはもちろん、他のプログラミング言語やビジネススキルなど、さまざまなことを動画で学習できます。
Udemyの特徴は、買い切り型であること。
一度購入すれば繰り返し何度も学習し直すことができます。
1動画あたりの価格相場は、5千円〜2万5千円ほどと安くはありません。
しかし、セール時に利用すれば最大90%オフになる場合もありますので、タイミングを見て購入するのもオススメです。
実際に動かすことが楽しくモチベーションが保ちやすい
プログラミング全般にいえることですが、自分が作ったものが動くのを見るのは楽しいです。
Unityの場合、キャラクターやカメラワークを自分の思い通りに動かせると「ゲーム作ってるぜ!」といった気持ちになり、モチベーションが上がります。
逆に変な動きをしても、どことなく可愛く感じるのもゲーム開発ならではの醍醐味だと思います。
開発技術+ゲームを楽しむような人を求める企業が多い
企業がUnityエンジニアに求めているのは、開発技術もありますがそれ以上にゲームを楽しめる人を求めています。
いくら技術があっても、楽しくなければゲームとして成り立ちません。
エンジニアとして品質を意識しつつも、ゲーマーとしての目線や遊び心、こだわりといった部分を企業は期待しています。
では、Unityエンジニアになるためにどのような行動が必要でしょうか。
Unityエンジニアになるために必要なステップとは?
ここでは、Unityエンジニアになるために必要な行動を4つのステップ形式でご紹介します。
適切なPCを用意する
Unityは統合開発環境ですので、まずは動かすためのPCが必要になります。
公式サイトでは、以下のスペックが推奨されていました。
【Windows】
- オペレーティングシステムのバージョン:Windows 7、10、64
- CPU:X64アーキテクチャ
- グラフィックAPI:DX10、11、12
- メモリ:4GB以上
【Mac】
- オペレーティングシステムのバージョン:ハイシエラ10.13+
- CPU:X64アーキテクチャ
- グラフィックAPI:金属対応のIntelおよびAMDGPU
- メモリ:4GB以上
基本的にOSは、WindowsでもMacでも問題ありません。
ただし、メモリやCPUが不足していると思うように動かずにストレスを感じてしまいます。
予算と相談しながら適切なパソコン選びを行いましょう。
エンジニア向けパソコンの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
エンジニア向けノートパソコンを選ぶポイント5つを解説!おすすめ機種9選も紹介
簡単なゲームでもいいので自分で開発して動かしてみる
より早く成長するためには、実際に手を動かすことが非常に大切です。
簡単なゲームでもよいので、実際にUnityを活用して開発を行なってみましょう。
一見難しそうに思える3Dゲームも、簡単なものならノンプログラミングで行えます。
まずは操作に慣れるためにも、ゲーム開発の流れを一通りやってみましょう。
アセットストアを有効に活用して先人から学ぶ
Unityには、「アセット」というゲーム開発の生産性を上げる便利な機能があります。
アセットは自分で開発したものを公開することも可能です。
審査が必要ですが、無事合格すればアセット開発によるライセンス料も貰えるため、挑戦してみるといいでしょう。
就職サイトに登録して自分に合う企業を探す
フリーランスのUnityエンジニアとして稼ぐことは可能ですが、未経験者にはハードルが高いといえます。
そのためまずは企業に就職してから、将来的に独立を目指すのがオススメです。
まずはUnityの独学でもしながら、自分に合った企業を探しましょう。
未経験でも熱意をアピールしよう
未経験でもゲームを作りたいと思っている人は数多くいます。
そのため、3Dアクションゲームやシューティングゲームといった具体的な方向性があると、未経験でも採用されやすいでしょう。
以上がUnityエンジニアになるためのステップになります。
未経験者でもゲーム開発に対する熱意があれば、自分に合った企業に就職することは十分に可能です。
開発だけでなく、デバッグやメンテナンスといった部分も踏まえて、まずは企業に就職して感触を確かめておきましょう。
Unityの学習について詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
https://web-camp.io/magazine/archives/5504
Unityエンジニアの将来性
近年では、スマートフォン向けのゲーム市場が急激に拡大しています。
さらに、世界的なゲーム市場の成長も伸びているのが現状です。
このような背景からも、Unityエンジニアの将来性は今後も高まっていくことが予想できるでしょう。
現時点では未経験だとしても、今からスキルを身につけて転職を目指すことは可能です。
ゲーム開発に興味がある方は、ぜひ就職や転職を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:Unityエンジニアは未経験からでもなれる!
今回はプログラミング未経験者が、Unityエンジニアになるために必要な方法を解説しました。
Unityエンジニアは、Unityのスキルはもちろんプログラミングスキルも必要です。
とくに、ゲームを開発するエンジニアを目指すなら、C#や、C++、JavaScriptなどのプログラミングスキルが必要になります。
中には、Unityエンジニアに必要なスキルを「独学では身につける自信がない」と不安に思っている人もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのが、プログラミングスクールの活用です。
プログラミングスクールなら、未経験者が短期間でスキルを習得できるカリキュラムが整っています。
さらに、就職サポートも充実しているため、就職や転職を目指す方にはもってこいなのです。
プログラミングスクールの中でもオススメなのが、「DMM WEBCAMP」。
DMM WEBCAMPは、3ヶ月間で未経験から即戦力エンジニアを育成する転職保障付きのプログラミングスクールです。
1ヶ月でプログラミング・Webデザインを学ぶ通い放題の「ビジネス教養コース」も展開しています。
キャリアアップを目指す方は、この機会に私達と一緒にプログラミングを学んでみませんか?