プログラミングを学ぶ必要性が高い3つの理由とは?社会人・学生の学習メリットも紹介
近年は子どもから大人まで、プログラミングを学ぶ人が増えています。
あなたのまわりでも、プログラミングの学習をしている人がいるかもしれません。
そんななかで、
「どうしてプログラミングを学ぶ必要があるんだろう?」
「プログラミングを学ぶとどんなメリットがあるの?」
と疑問に感じているのではないでしょうか。
今回は、
- プログラミングを学ぶ必要性が高い理由
- 社会人・学生がプログラミングを学ぶメリット
- 著名人が語るプログラミングの必要性
などについてご紹介します。
「プログラミングの必要性をしっかり理解したい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
プログラミングを学ぶ必要性が高い3つの理由
プログラミングを学ぶ人が増えているのは、必要性が高くなっているためです。
では、なぜプログラミングを学ぶ必要性が高いと言えるのでしょうか。
さっそく具体的な理由を見ていきましょう。
プログラミングを学ぶ必要性が高い理由は次の3つにまとめられます。
- プログラマー・エンジニアの需要が高まっているから
- プログラミングが必修科目になるから
- AIに仕事を奪われにくくなるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.プログラマー・エンジニアの需要が高まっているから
1つ目の理由は、プログラマー・エンジニアなどIT人材の需要が高まっていることが挙げられます。
次の表は、2030年時点におけるIT人材の需要と供給の差を予測したものです。
(出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」)
IT需要の伸びは低位、中位、高位とケース別に差が示されています。
もし高位であった場合、2030年には最大でおよそ78万人のIT人材が不足する見込みです。
中位だとしても、需要と供給の差は大きく、およそ45万人のIT人材が不足します。
エンジニアやプログラマーなどのIT人材は、高い需要に対して供給が追いついておらず、今後少なくとも10年に渡り人材不足が予想されている状態です。
IT業界はその後もさらに成長することが予想され、高い需要が続くでしょう。
2.プログラミングが必修科目になるから
2つ目の理由は、プログラミングが必修科目になることです。
日本経済再生本部の「日本再興戦略2016」では、第4次産業革命を支える人材育成・教育施策として、次のように定めています。
【プログラミング教育の必修化など新しい学習指導要領の実施:小学校 2020 年度~、中学校 2021 年度~、高等学校 2022 年度~】
(出典:日本経済再生本部「日本再興戦略2016」)
2020年12月現在時点では、すでに小学校教育の現場でプログラミング教育が取り入れられているのです。
3.AIに仕事を奪われにくくなるから
3つ目の理由は、プログラミングを習得するとAIに仕事を奪われにくくなることが挙げられます。
「AIやロボットによって仕事が奪われる」と聞いたことがある方はいるでしょう。
株式会社野村総合研究所では、日本の労働人口の49%が人工知能(AI)やロボットで代替可能になるという調査結果を公開しています。
代替可能になる職業として代表的なのは、
- 銀行や会社の事務
- データ入力
- タクシーの運転手
などです。
単純作業を繰り返すような仕事は、いずれAIやロボットに取って代わられるでしょう。
しかし、プログラミングはAIやロボットを開発したり操作したりする側のスキルです。
プログラミングを習得すれば、仕事を奪われにくくなりますよ。
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社会人がプログラミングを学ぶ3つのメリット
プログラミングの必要性が高い理由をお伝えしました。
需要の高さや仕事の将来性を考えると、プログラミングの必要性がわかりますね。
しかし、「プログラミングを学ぶと実際にどんな良いことがあるの?」と感じる方もいるでしょう。
具体的なメリットがイメージできなければ、なかなか学習する気になれないかもしれません。
ここからは、社会人がプログラミングを学ぶ3つのメリットについてご説明します。
- 仕事の効率化ができる
- 副業にしやすい
- 時間・場所を選ばず働ける
それでは順番に見ていきましょう。
1.仕事の効率化ができる
プログラミングができると、仕事を効率化することができます。
たとえば、データ入力の仕事は、自動でデータを取得して適切な形式で入力するプログラムを組むことで、自分が何もしなくてもコンピュータに作業させることが可能です。
データ入力にかけていた時間や手間を一気に削減できるので、そのぶんほかの業務に取り組めるようになります。
プログラミングによって仕事を効率化すれば、楽をしながら勤務時間内でこなせる業務量を増やせるので、「仕事ができる人」と評価されるようにもなるでしょう。
「仕事量が多くて終わらない」ということがなくなり、残業せずに定時で帰れるようになるかもしれません。
2.副業にしやすい
プログラミングのスキルを身につければ、副業として収入を得ることができます。
簡単なサイト制作などの案件は、個人に外部発注しているクライアントも多いです。
仕事を発注したい人と受注したい人をつなぐクラウドソーシングサービスなどを利用することで、パソコン1つで副業ができます。
平日の昼間は会社で働き、夜や休日にプログラミングを生かした案件をこなせば、副業である程度の収入を得ることができるでしょう。
プログラミングなら、場所や時間帯を選ばず働けるので、副業しやすいですよ。
3.時間・場所を選ばず働ける
副業でもお伝えしましたが、プログラミングのスキルがあれば時間や場所を選ばずに働けます。
プログラミングをするのに必要なのは、
- パソコン
- ネット環境
- 電源
だけです。
その3つがある環境なら、カフェや自宅でも仕事ができます。
「勤務時間や会社の場所に縛られずに働きたい」と感じている人にとって、プログラミングで仕事をする働き方は理想的なのではないでしょうか。
最近ではリモートワークを認める会社も増えてきているので、スキルさえあれば正社員をしながら自由度の高い働き方をすることも可能です。
さらに、個人でプログラミングの案件を受注してある程度の収入を得られるようになれば、独立するなどの選択肢も広がりますよ。
学生がプログラミングを学ぶ3つのメリット
社会人がプログラミングを学ぶメリットをお伝えしました。
仕事の効率化や働き方の自由度を広げたいと感じている方にとっては、魅力的ではないでしょうか。
この記事を読んでいる方のなかには、社会人だけではなく学生の方もいるでしょう。
「自分は学生だけど、今からプログラミングを学習するメリットはあるのかな?」と疑問に思う人もいるはずです。
実は、プログラミング学習は学生のうちに始めるとスキルを身につけやすく、就職活動にも有利になります。
ここからは、学生がプログラミングを学ぶ3つのメリットを詳しくご紹介しましょう。
- 論理的思考力が身につく
- 学校の授業においていかれない
- 将来の選択肢が増える
さっそくご説明していきます。
1.論理的思考力が身につく
学生のうちからプログラミングを学習すると、論理的思考力が身につきます。
論理的思考力とは、筋道立てて物事を考える力のことです。
就職活動においても重視される能力の1つで、学生のうちに身につけると有利になります。
プログラミングでは、「どんなコードを書くとどうコンピュータが動くのか」を学び、エラーが発生するたびに「原因は何か」と考えるため、自然に論理的思考力が鍛えられますよ。
論理的思考力は、普段の生活や身の回りのトラブルにも生かせる力です。
どんな仕事に就くにしても、必要になるでしょう。
学生のうちからプログラミングを学んで論理的思考力を身につければ、やりたいことを成し遂げたり、問題を解決したりできるようになりますよ。
2.学校の授業においていかれない
自分からプログラミングを学んでいると、学校の授業においていかれることがなくなります。
プログラミングが学校教育で必修化され、学生もある程度の知識や技術が求められるようになりました。
しかし、全く学習しないまま授業でプログラミングを学んでも、よく理解できない可能性があるでしょう。
授業においていかれては困りますよね。
プログラミングを学習すれば、授業での内容もよく理解できるようになり、おいていかれる心配がなくなりますよ。
3.将来の選択肢が増える
プログラミングのスキルを持つと、将来の選択肢が増えるというメリットもあります。
IT業界の発展により学習のハードルは下がっているものの、あくまでもプログラミングは専門的な技術です。
プログラミングスキルを持っていれば、手に職をつけることができます。
さらに、プログラミングスキルがあれば世界で働くことも可能です。
就職活動の時期になって「自分にはできることが何もない」という状況では、不安を感じる人も多いでしょう。
将来の選択肢を増やすためにも、プログラミングは魅力あるスキルです。
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著名人が語るプログラミングを学ぶ必要性
社会人や学生がプログラミングを学ぶメリットについてお伝えしました。
プログラミング学習は必要性が高く、社会人や学生それぞれにメリットがありますね。
さらに、世界でも活躍している著名人たちがプログラミングの必要性を語っているのはご存知でしょうか。
- スティーブ・ジョブズ
- ビル・ゲイツ
- マーク・ザッカーバーグ
これらの著名人は誰でも聞いたことがある名前ですよね。
世界を牽引する著名人が人々にプログラミングの必要性を伝えているのは、説得力があります。
彼らがプログラミングの必要性をどのように伝えているのか、詳しく見ていきましょう。
1.スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズは、言わずと知れたAppleの元CEOです。
iPhoneやiPad、MacBookの生みの親ですね。
Appleの製品は世界でも広く使用されており、Appleの新製品には毎年世界中から注目が集まっています。
先見の明を持ち、世界的大企業をつくったスティーブ・ジョブズは、プログラミングについて次のように述べました。
大事なのは思考プロセスを知り、考える方法を知ること。 米国人は全員プログラミングを学ぶべきでしょう。 (省略) コンピューター科学は私にすれば一般教養です。 人生の中の1年をかけて皆が学ぶべきだと思いますよ、プログラミングの方法をね。
(出典:iTunes Store)
スティーブ・ジョブズは、「米国人は全員プログラミングを学ぶべき」「人生のなかの1年をかけて皆がプログラミングの方法を学ぶべき」と主張しています。
2.ビル・ゲイツ
ビル・ゲイツは、マイクロソフト社やビル&メリンダ・ゲイツ財団の創業者です。
世界トップレベルの大富豪でもあり、慈善活動家でもあります。
1990年代後半から2000年代前半辺りまで、プログラミングは一部のコンピュータオタクがやることであり、一般の若者が学ぶものではありませんでした。
しかし、当時ビル・ゲイツは次のように述べています。
オタクには親切に。あなたたちは、いつか、彼らの下で働くことになるでしょうから
(出典:リーディング&カンパニー)
それからおよそ20年が経った現在、IT業界は発展し、身の回りのあらゆるものにコンピュータが活用され、オタクと呼ばれた技術者たちは一般的な会社員の倍以上の給料をもらうようになりました。
今後もIT業界の著しい成長が予想されており、今からプログラミングスキルを学ぶことで得られる恩恵は大きいと言えるでしょう。
3.マーク・ザッカーバーグ
マーク・ザッカーバーグは、世界的なSNSの先駆けであるFacebookの創業者です。
国内ではおよそ2600万人、世界ではおよそ27億4,000万人のユーザーがおり、現在も増加し続けています。
マーク・ザッカーバーグは自身のプログラミングスキルによってFacebookを開発し、現在にまで育てました。
ほかの著名人と同様に、プログラミングを教えることについて話しています。
プログラミングを学ぶのは独学でも可能
世界の著名人もプログラミングの必要性について主張していることをお伝えしました。
実用的なメリットもあり、興味を持つ人も多いでしょう。
プログラミングの学習は「難しい」「文系では無理」といったイメージから「独学で習得できるの?」と疑問に思われがちです。
結論からお伝えすると、プログラミングは独学で習得できます。
現在プログラミングを活用して働く人のなかには、独学でスキルを身につけて仕事をしている人も少なくありません。
ただし、プログラミングの独学は地道に学習を継続しなければならないことから、挫折しやすいことに注意が必要です。
プログラミングの独学が挫折しやすい3つの理由
プログラミングは独学が可能ですが、挫折しやすいという傾向があります。
プログラミングの独学が挫折しやすい理由は、大きく分けて次の3つです。
- 時間がかかる
- 教材選びが難しい
- 疑問をその場で解決できない
1つずつ見ていきましょう。
1.時間がかかる
プログラミングを習得するまでには、非常に時間がかかります。
プログラミングの基礎を習得するのにかかる時間の目安は、およそ1,000時間。
1日に2時間学習する場合、500日はかかる計算です。
独学で1年以上もの継続的な学習ができず、挫折する人が多くなります。
時間がかかると、そのぶん学習のモチベーションを維持するのが難しいですよね。
- 何のためにプログラミングを学習しているのか
- プログラミングを習得したら何がしたいのか
モチベーションを失わないためには、上記のことを明確にすることがとても重要です。
さらに、一緒に学習する仲間を作るなど、自分なりの学習継続の工夫が必要でしょう。
2.教材選びが難しい
独学でプログラミングを学ぶ場合、自分で教材を選ばなければなりません。
しかし、プログラミングの知識がない初心者にとって、教材選びは難しいです。
「プログラミング 初心者 教材」で検索すると、たくさんの学習サイトや書籍が紹介されています。
しかし、目的や言語、あなたの性格などによってぴったりの教材は異なるでしょう。
ある程度の知識がなければ、自分に合ったプログラミング教材を適切に選ぶことはできません。
もし難易度や内容がそのときのあなたに合っていないものだと、余計に「難しい」「よくわからない」と感じてしまい、挫折する可能性が高くなります。
3.疑問をその場で解決できない
独学は自分1人で学習する勉強方法のため、わからないことがあってもすぐに解決できません。
疑問点をすぐ解決できないので、壁にぶつかることが多く挫折しやすくなります。
プログラミングでは、エラーの発生が日常茶飯事です。
自分のコードのどこが間違っていたのかを突き止め、修正する作業が必要になります。
しかし、自分のコードの間違いはなかなか見つけにくく、何が原因でエラーが起きているのかわからずに長時間を費やしてしまうことも。
もし講師や一緒に学習する仲間などがいれば、エラー発生時も他人の目から見て指摘してもらえて、すぐに解決できるでしょう。
特にプログラミングを学び始めてすぐは多くの疑問にぶつかるため、すぐに解決できないことが挫折の原因になりがちです。
確実にスキルを身につけるならプログラミングスクールがおすすめ
プログラミングの独学は、学習時間や学習環境などの面から、挫折しやすい傾向があるとお伝えしました。
しかし、「せっかく学習するなら確実に習得して仕事に生かしたい」「プログラミングを習得して副業や転職をしたい」という方もいるでしょう。
確実にスキルを身につけてやりたいことがある場合は、プログラミングスクールに通うのが最も効果的です。
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まずは無料相談でプログラミング学習のプロに一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ:必要性が高まっているプログラミングに挑戦しよう
今回は、プログラミングの必要性についてご紹介しました。
IT業界は今後、日本や世界でもさらに加速し、プログラミングは必要不可欠なスキルとなっていくでしょう。
そんななかで、今からプログラミングスキルを学んでおけば、現在の仕事に役立つだけでなく、将来の安心にもつながります。
技術の発達により仕事が移り変わっても、プログラミングスキルがあれば仕事がなくなることは考えにくいです。
学生・社会人を問わず、プログラミングスキルを習得するメリットは大きいと言えます。
現状に不安を感じているなら、プログラミングにぜひ挑戦してみてくださいね。