エンジニアの面接で聞かれやすい5つの質問とは?注意点や逆質問についても解説

2024.01.29
エンジニアの面接で聞かれやすい5つの質問とは?注意点や逆質問についても解説

近年、プログラミングを学んでエンジニアに転職する人は増えています。

技術職であるエンジニアは、就職活動において企業からスキルや実績、経験を重視されることが基本です。

そんななか、

「エンジニア職の面接が不安。どんな質問をされるの?」
「エンジニアの面接で注意すべきことは?」
「どうして逆質問をしたほうがいいの?」

と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

今回は、

  • エンジニアの面接で聞かれやすい質問
  • エンジニアの面接での注意点
  • エンジニアの面接で評価されているポイント
  • エンジニアの面接で逆質問が重要な理由

についてご紹介します。

この記事を読めば、エンジニアの面接対策の参考に役立つでしょう。

「エンジニア転職を検討している」「エンジニアの面接を近日中に控えている」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

エンジニアの面接で聞かれやすい質問5選

エンジニアの面接のイメージ

エンジニアの面接を受けることになって、最も気になるのは「どんな質問をされるのか?」ではないでしょうか。

質問される内容を事前に予想して準備しておけば、当日もあわてることなく自信を持って答えられます。

さっそくエンジニアの面接でよく聞かれる質問について見ていきましょう。

ここでは、エンジニアの面接で聞かれやすい質問5選をまとめました。

  1. 志望動機
  2. キャリアビジョン
  3. 勉強方法
  4. スキル面での強み
  5. 性格面での強み

どれも面接で重視される質問ばかりです。

順番に説明していきます。

1.志望動機

志望動機はほぼ必ず聞かれる質問です。
面接の序盤で聞かれることも多いでしょう。

具体的には、「まず志望理由から聞かせてください」「弊社を志望した動機を教えてください」などの質問の仕方です。

面接官は、

  • 転職理由はなにか
  • なぜこの業界・業種を選んだのか
  • なぜ我が社なのか

などを知るために、志望動機を聞いてきます。

エンジニアが求める職場と企業が求める人物像がマッチしているかを見極めるための重要な質問です。

上記の点を意識して、しっかり答えられるようにしておきましょう。

2.キャリアビジョン

キャリアビジョンについての質問もほぼ必ず聞かれます。
長期的な視野で良好な関係性を築けるかどうかを見極めるための質問です。

具体的には「5年後、10年後はどうなっていたいですか」「どのようなキャリアビジョンを持っていますか」などと質問されるでしょう。

企業には企業なりに、今後どんな事業展開をしていくのかというビジョンがあります。
そのため、エンジニアのキャリアビジョンを確認して、互いに良好な影響を与え合えるかどうかを判断するのです。

もしキャリアビジョンにずれがあると、エンジニアが思うようにキャリアを積めず企業側への貢献が小さくなり、退職につながる可能性もあります。

エンジニアとしてのキャリアとの向き合い方については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

3.勉強方法

エンジニアは常にスキルアップのための勉強が欠かせません。
勉強方法などのスキルアップの取り組みについて聞かれることは多いです。

具体的には、「これまでどんな勉強方法でスキルを積んできましたか」「現在スキルアップのために取り組んでいることはありますか」などと聞かれるでしょう。

企業は勉強方法を質問することで、あなたにどれくらいのスキルがあるのかやどんな分野に関心があるかを判断します。

現在勉強中のものがあれば、できるだけ具体的に答えることが大切です。
また、もし現時点で取り組めていない場合でも、今後どう取り組むかについて積極的に伝えましょう。

エンジニアの勉強方法について見直したい方は、こちらの記事をご覧ください。

効率のいい勉強法10選!モチベーションを保つコツとおすすめ本も紹介効率のいい勉強法10選!モチベーションを保つコツとおすすめ本も紹介

4.スキル面での強み

エンジニアには、スキル面での強みを特に重視しています。
会社に対してどのように貢献できるのかをアピールしましょう。

具体的には、「どんな分野が得意ですか」「入社後はどのように活躍していただけるでしょうか」などの質問になります。

面接官は、あなたを採用することで技術的にどんなメリットがあるのかを知ろうとするでしょう。

これまでの業務経験やスキルをまじえながら、どんなふうに会社に貢献できるのかを伝えることが大切です。

また、経験を活かして入社後に携わりたい業務について伝えると、新しい仕事に対する前向きな姿勢を示せます。

5.性格面での強み

性格面での強みについてもよく聞かれます。

具体的には、「あなたはどんな性格ですか」「ご自身の強みや弱みを教えてください」という質問です。

「強み」は、自身のキャラクターがどのように会社に貢献できるのかをアピールしましょう。

「弱み」は、自身を客観的に分析して把握できているか、弱みの対策を意識しているかを見ています。

ただ弱みだけをそのまま伝えるのではなく、どんな対策をとっているかまで伝えることが大切です。


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エンジニアの面接での注意点5つ

エンジニアの面接で質問に答えるイメージ

エンジニアの面接でよく聞かれる質問についてお伝えしました。
質問内容に対してどう答えるか、事前に考えをまとめておくといいですね。

エンジニアの面接では、注意しなければならないこともあります。

できていないと評価が低くなったり、採用されにくくなる可能性があるので、よく意識しておきましょう。

事前に知っておきたい、エンジニアの面接での注意点5つをご紹介します。

  1. 具体的な数値で答える
  2. 失敗を乗り越えた経験を話す
  3. 会話のキャッチボールを意識する
  4. 主体性と将来性をアピールする
  5. 新卒採用ページもチェックしておく

いずれも面接結果に影響する大切なポイントです。

それぞれご説明していきましょう。

1.具体的な数値で答える

あなたのスキルや実績について具体的に伝えるためには、数値で答えることを意識しましょう。

「人気のアプリを開発しました」よりも「10万回ダウンロードされたアプリを開発しました」のほうが、より明確なイメージが伝わりますよね。

プロジェクトやサービスの規模感は、具体的な数値を示すことでわかりやすくなります。

担当していたサービスについて答えるときは、サーバ台数やユーザー数など、数値を明確にして答えましょう。

2.失敗を乗り越えた経験を話す

過去の失敗はあまり人に話したくないもの。
しかし、面接では失敗して乗り越えた経験を話すことが重要です。

失敗とそれをどう乗り越えたかを話すことで、企業側は次の3つのことを見極められます。

  • 失敗を失敗として自己認知できているか
  • 失敗への対応力があるか
  • 失敗経験を活かせているか

失敗を失敗として認知できていないと、同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。

失敗は繰り返さず、リカバリーできる能力が求められます。
具体的なエピソードをもとに、失敗と乗り越えた経験を話しましょう。

また、面接官はあなたが失敗からなにを学べたか、成長につながったかを重視しています。

失敗経験をどのように次につなげたのかまで話せることが大切です。

3.会話のキャッチボールを意識する

面接では、会話のキャッチボールを意識しましょう。

質問に対してわかりやすく簡潔に答えられる力は、エンジニアとしてチームのなかで働く上で大切です。

  • 聞かれたことに答えていない
  • 話が飛躍している
  • 話が冗長でまとまっていない

上記の話し方になっている人は要注意。

結論から話し、必要な情報をまとめて伝えるよう心がけましょう。

また、エンジニアはクライアントと直接関わって、技術的な説明をしなければならない場面もあります。
相手が知らないことについて、わかりやすく説明する能力があるかも見られていますよ。

リズムよく会話のキャッチボールができるよう、話し方を工夫しましょう。

4.主体性と将来性をアピールする

基本的な姿勢として、主体性と将来性をアピールするよう注意しましょう。

主体性とは、自らの判断によって行動することです。
自分なりに物事を考えて、意欲的に行動する姿勢がある人材は重宝されます。

また、将来性は将来に期待が持てるという見込みのこと。
目の前のことだけではなく、先のことを考えて行動している姿勢を見せましょう。

5.新卒採用ページもチェックしておく

意外と見落としがちなのが、新卒採用ページの内容をチェックしておくことです。

企業が公開している新卒採用ページには、求める人物像や企業のビジョンなどが書かれています。

事前によく確認すると、企業がどんなエンジニアを求めているのかが把握できますよ。

あなたに合った企業か判断するため、さらに企業に対して効果的にアピールするために、必ずチェックしておきましょう。

エンジニアの面接で評価されているポイント5つ

エンジニアの面接で評価されている人のイメージ

エンジニアの面接の注意点についてお伝えしました。
意識して行動することで、あなたの評価を高めることができますよ。

エンジニアの面接では、スキルや経験のほかにも特に評価されやすいポイントがあります。

ポイントをおさえて、面接で効果的にアピールしましょう。

ここでは、エンジニアの面接で評価されている5つのポイントをご紹介します。

  1. 第一印象
  2. 話し方や立ち振る舞いから読み取れる人柄
  3. 質問に対する回答が明確か
  4. 事前準備の能力
  5. 将来のビジョンや熱意があるか

順番に見ていきましょう。

1.第一印象

面接では第一印象が大きな評価ポイントの1つです。

第一印象とは、出会ったときの数秒で相手に与える印象を指します。
最初の瞬間に決まるもので、第一印象をあとから払拭するのは難しいです。

第一印象を良くすることで、その後の質疑応答がスムーズに進みやすくなります。

好印象を与えるためには、次の5つを意識しましょう。

  • はっきりとした口調で元気な挨拶
  • 丁寧な仕草や態度
  • 笑顔で落ち着いた表情
  • 清潔な身だしなみ
  • 状況にあった正しい言葉遣い

日頃から周囲に与える印象を意識することで、大切な面接時でも第一印象を良くすることができますよ。

2.話し方や立ち振る舞いから読み取れる人柄

どれだけ高いスキルがあって優秀でも、人柄に問題があれば採用には至りません。
話し方や立ち振る舞いから読み取れる人柄には注意しましょう。

たとえば、話し方が早口な人は、余裕がなく自分本意な人柄を思わせます。

一方で、相手のペースに合わせて聞き取りやすい話し方をする人は、思いやりのある人柄が感じられるでしょう。

普段から話し方や立ち振る舞いを意識すれば、その人柄はきちんと評価されます。

3.質問に対する回答が明確か

質問に対する回答が明確かは、評価されるポイントです。

明確に回答するには、

  • 質問に対する答え(結論)を話す
  • 説明が必要な場合は、簡潔にまとめて話す

ことを意識しましょう。

無意識にできていない人が意外と多いので、注意するだけであなたの評価を上げられます。

4.事前準備の能力

事前準備の能力も評価されやすいポイントです。

短い面接時間で互いを見極められるか、効果的なアピールができるかは、事前の準備で決まります。

質問に対する回答について、事前に考えをまとめておくことで、あなたのことを十分に伝えられるでしょう。

面接官は、あなたに具体的でしっかりした考えがあるかどうかによって、あなたが事前準備をしてきたかも見ています。

行きあたりばったりではなく、先を見通して準備できる能力は、採用でも評価されやすいです。

5.将来のビジョンや熱意があるか

将来のビジョンや熱意の有無は評価の対象となります。

ビジョンがある人は、将来から逆算して現在やるべきことに取り組んでいるでしょう。

また、熱意はすでに行動に移していることで表せます。

あなたの行動によってビジョンや熱意があると判断されれば、評価されますよ。


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エンジニアの面接で逆質問が重要な3つの理由

面接での逆質問を考える人のイメージ

エンジニアの面接で評価されやすいポイントについてお伝えしました。
スキルや実績だけでなく、第一印象や話し方にも気を配りましょう。

面接のなかでは、企業からあなたに対する質問のほかに、「弊社に対してなにか質問はありますか」と逆質問を求められることもあります。

逆質問はあなたが企業を見極める上でも非常に重要です。
必ず質問を用意しておきましょう。

ここでは、エンジニアの面接で逆質問が重要な3つの理由についてご紹介します。

  1. 企業との相性がわかる
  2. 熱意をアピールできる
  3. 給与などの労働環境がわかる

詳しく見ていきましょう。

1.企業との相性がわかる

逆質問をすることで、企業の社風と自分の相性が合っているかを確認できます。

具体的な逆質問の例として、次の内容が挙げられます。

  • 入社年数の少ない新人が活躍できる環境はあるでしょうか?
  • 年齢層や上下関係など、社内の雰囲気について教えていただけますか?
  • 御社の社員のみなさまは、仕事にどんなこだわりを持っている人が多いですか?

また、面接官自身の目線で企業の社風について説明してもらうのもおすすめです。

あなたが働きやすい環境かどうかを見極めましょう。

2.熱意をアピールできる

入社後について逆質問することで、仕事に対する熱意をアピールできますよ。

具体的な逆質問の例として、次の内容が挙げられます。

  • 御社で大きなチャンスをいただくためには、特にどんな分野の勉強をするべきか教えてください。
  • 開発環境や開発手法、開発の流れについて教えてください。
  • 配属される部署やチームの課題、目標について教えてください。

入社後の現場について知っておけば、自分なりの準備や取り組みができます。

積極的な質問をして、意欲を見せましょう。

3.給与などの労働環境がわかる

逆質問をすることで、具体的な労働環境を知ることができます。

労働環境のなかでも、特に給与や残業については確認しておきたいですよね。

しかし、ストレートに質問してしまうと、仕事への意欲について懸念されてしまうおそれもあります。

評価制度やワークスタイルについて質問しながら確認するといいでしょう。

具体的な逆質問の例として、次の内容が挙げられます。

  • 評価制度や昇給・昇格のタイミングなどについて教えていただけますか?
  • 御社のエンジニアの1日、1週間のワークスタイルを教えていただけますか?
  • 出産や育児などの際はどのように働く方が多いでしょうか?

出産や育児などのライフイベントは誰にでもありうるものですが、考え方や対応は会社によって異なるものです。

会社としてどのような働き方を進めているのか確認しておくと安心ですね。

まとめ:エンジニアの面接は質問の回答を事前に用意しておくことが大事

今回は、エンジニアの面接でどんな質問をされるのかについてご紹介しました。

エンジニアはスキルや実績が重要な職種ですが、それ以外にも質問に対してわかりやすい受け答えができるかどうかが重要です。

面接では質問されやすい内容について事前に考えをまとめ、しっかり伝えられるように準備しておきましょう。

企業に求められるレベルのプログラミングスキル習得や面接そのものに不安がある方は、転職サポート付きのプログラミングスクールを選ぶと安心です。

事前に十分な準備を整え、自信を持って面接にのぞんでくださいね。

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