【必見】エンジニアの派遣会社おすすめ10選!メリットから活用術まで完全網羅
「エンジニアの仕事を見つけたいけど、良い派遣会社はどこだろう」
「少しでも条件の良い派遣会社を見つけたい」
と思うことはありませんか?
エンジニアとして派遣会社を探そうとしても、どの派遣会社を選べばいいか迷ってしまいますよね。
では、自分に合った派遣会社を選ぶにはどのようなポイントがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- エンジニアにおすすめの派遣会社10選
- 派遣会社を利用するメリット・デメリット
- 派遣会社を有効に活用する方法
について詳しく解説します。
この記事を見れば自分に合った派遣会社が必ず見つかり、エンジニア派遣の不安がなくなります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
エンジニアが派遣会社を選ぶ際に重視すべき3つのポイント
エンジニアが派遣会社を選ぶ際には、下記の3点が重要です。
- 派遣会社の特性を把握しておく
- 自分にとって優良と思える会社を取捨選択する
- 優秀な担当者のいる派遣会社を選ぶ
上記のように判断軸をしっかりと持っておくと、派遣会社を選択しやすくなります。
なんとなくのイメージで派遣会社を選ぶと、後から後悔してしまうでしょう。
以下、詳しく解説していきます。
1.派遣会社の特性を把握しておく
数多くの派遣会社があるので、派遣会社の特性を把握しておくことが重要となります。
特性を把握しておかないと、自分にあった会社を見つけることは難しいからです。
派遣会社の大まかな分類は以下のとおりです。
- 大手派遣会社
- 独立系派遣会社
- 大手資本系派遣会社
- 外資系派遣会社
大手派遣会社は、求人数や福利厚生が充実していることが多いです。
独立系派遣会社は、歴史が長く安心感があり、担当者の手厚いフォローを期待できます。
上記のように、会社によってさまざまな特色があるので覚えておくようにしましょう。
2.自分にとって優良と思える会社を取捨選択する
派遣会社を選ぶ際に、どのような項目を重要視するのかを考えておきましょう。
重要な項目を洗い出し、優先順位をつけておくことで、派遣会社を選ぶ基準が明確になるからです。
具体的には、以下のポイントを確認してみましょう。
- 求人の数や質
- 就労条件や待遇、福利厚生の充実度
- 研修制度や資格取得支援制度の有無
希望する求人数や質はもちろんのこと、就労条件や福利厚生など自分にとって重要なポイントを満たすかどうかを把握しておくべきです。
3.優秀な担当者のいる派遣会社を選ぶ
優秀な担当者がいるかどうかも、重要なポイントとなります。
なぜなら、派遣会社の担当者が優秀であれば、希望する求人を見つけてくれたり、派遣先で困った際に交渉をしてくれたりと自分にとってさまざまなメリットがあるからです。
優秀な担当者がいるかどうかは、下記のポイントを確認してみましょう。
- レスポンスがはやい
- 的確な受け答えができる
- 積極的にコミュニケーションがとれる
できるだけ優秀な担当者がいる派遣会社を選ぶように意識しておきましょう。
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エンジニアにおすすめの派遣会社10選
エンジニアにおすすめする派遣会社は以下の10社です。
それぞれに強みや特色があるので、自分にあった派遣会社を選ぶようにしましょう。
以下詳しく解説していきます。
1.業界最大手の求人数「エンジニアガイド」
エンジニアガイドは、派遣大手のスタッフサービスが運営しています。
エンジニアガイドの特徴は以下のとおりです。
- 派遣大手のスタッフサービスが運営しているため、安心感がある
- 求人数は年間約48,000件と業界でも最大級
- 12,000名以上のエンジニアが活躍している
大手派遣会社らしく、大手メーカーを中心とした豊富な案件数と実績があるため、希望条件を満たす会社を見つけられる可能性が高いのがエンジニアガイドです。
2.フリーランス案件が豊富にある「レバテックフリーランス」
フリーランス案件に特化しているのがレバテックフリーランスです。
レバテックフリーランスはフリーランスをめざすエンジニアと企業をマッチングさせるエージェントで、以下のような特徴があります。
- 高単価案件が多い
- 大手企業を中心に取引社数5,000社以上
- 報酬の支払いが15日とはやい
フリーランスのエンジニアをめざす際には、レバテックフリーランスを利用して高単価な案件を探してみるといいでしょう。
3.女性スタッフが多くフォローも手厚い「パーソルテクノロジースタッフ」
IT・機電エンジニアの求人に特化しているのが、パーソルテクノロジースタッフです。
パーソルテクノロジースタッフの特徴は以下のとおりです。
- 紹介予定派遣が多い
- スタッフのフォローが手厚い
- キャリア支援が充実している
紹介予定派遣とは、最長6カ月間の派遣契約期間を経て、派遣先企業と派遣スタッフが合意すれば正社員として登用されるという雇用形態のことです。
転職支援事業の「doda」も運営しているパーソルグループだからこそ、紹介予定派遣の求人が多いという特徴があります。
また、スタッフのフォローが丁寧で手厚いという評判も多いです。
加えて、指定の資格を取得すると資格取得インセンティブが支払われるなど、キャリア支援も充実しています。
4.未経験向けの就業サポートも充実している「modis」
外資系の大手人材サービスであるアデコグループが運営しているmodisは、エンジニアをはじめとしたIT業界に特化した派遣サービスとなっています。
アデコグループが運営しているので、大手企業や外資系企業の求人も豊富に扱っています。
大きな特徴のひとつが「Modis Engineer Academy」という支援制度です。
「Modis Engineer Academy」は未経験から最短2カ月でITエンジニアとして就業できる無料の養成講座で、キャリアチェンジを目指す人にはおすすめです。
5.キャリアサポートの仕組みが整っている「パソナテック」
パソナテックは、人材派遣大手のパソナグループが運営するITエンジニア専門の派遣会社です。
パソナテックの大きな特徴は、業界専門のコーディネーターがパソナテック独自の「PT-ITSS」というフレームワークを使ってキャリア形成を手厚く支援してくれることです。
PT-ITSSを使うことで、自分だけではわからない以下の項目が明確になります。
- 現在のポジションとめざすべきポジション
- 目標に達するために経験すべき仕事、スキル
- 正当・客観的な自己評価
- 自分のキャリアプランに最適な仕事
パソナグループの知名度をいかして、大手企業からベンチャー企業まで自分の希望に沿った求人を紹介してくれるでしょう。
6.IT・エンジニア派遣に特化した「リクルートITスタッフィング」
リクルートITスタッフィングは、人材派遣大手のリクルートが運営するIT・エンジニア派遣に特化したサービスです。
豊富な求人数、充実した福利厚生など、大手のリクルートグループならではの強みをもった派遣会社だといえます。
システムエンジニア、プログラマー、ネットワークエンジニアなど幅広い職種で求人を抱えているので、自分が希望する条件の求人も見つけやすいでしょう。
公式ページは2020年4月からリクルートスタッフィングに移行されていますが、2021年1月現在でも案件検索や応募といったサービスの活用は可能です。
7.交通費保証がある「テクノウェイブ」
テクノウェイブは、創業20年をこえるIT系の人材派遣に特化した派遣会社です。
テクノウェイブの大きな特徴は、ほぼすべての案件に対して交通費を全額支給してくれる点が挙げられます。
あまり知られていませんが、派遣エンジニアの場合は派遣先までの交通費が支給されないことも多いです。
遠方への派遣などの場合は、交通費だけで数万円かかることもあるので、利用者にとっては嬉しい特徴といえるでしょう。
8.待遇・サポート面が充実している「パーソルパナソニックHRパートナーズ」
パナソニック100%出資の人材派遣会社として約30年前に設立されたのが、パーソルパナソニックHRパートナーズです。
パナソニックを含めた大手や優良企業の求人を数多く扱っている派遣会社です。
大きな特徴のひとつは、業界トップレベルの福利厚生を利用できることでしょう。
保険料が割安となるパナソニック健康保険組合への加入だけでなく、厚生年金や雇用保険、労災保険への加入、定期的な健康診断など、働くうえで安心できる福利厚生が準備されています。
9.テストエンジニアの求人に特化した「ソフトウェアジョブズ」
ソフトウェアジョブズの特徴は「テスト・検証・品質」の上流案件に特化したエンジニアの求人を取りそろえている点です。
大手ソフト会社や大手家電メーカーを中心に、幅広い業界・業種で案件がそろっています。
また、掲載案件の約40%が月額報酬50万~70万円というデータも公表されています。
テストエンジニアとして求人を探している人には、おすすめできる派遣会社です。
10.CADの無料研修が受けられる「メイテックキャスト」
メイテックキャストの特徴は、エンジニアリング業界に強く、派遣スタッフはCADの無料研修が受講できる点です。
基礎から応用まで自分のスキルに応じて無料で受講できるので、CADオペレーターの求人を探している人には、メイテックキャストがおすすめとなります。
また、シニア・ハイキャリアの転職にも強く、メイテックキャリアを通じて就業している派遣スタッフの67.5%が45歳以上というデータも公表されています。
エンジニアが派遣会社を利用する5つのメリット
エンジニアとして派遣会社を利用するメリットは以下の5つです。
- 新しいスキルを吸収できる
- 時給・年収が高い
- 未経験でも就業しやすい
- 人脈が広がる
- 残業が少なくプライベートの時間を確保できる
正社員として働くことだけが正解ではありません。
派遣エンジニアならではのメリットをしっかりと理解しておき、自分にあった働き方を選択することが重要です。
以下、詳しく解説していきます。
1.新しいスキルを吸収できる
派遣会社を利用すると、新しいスキルを吸収しやすくなります。
なぜなら、自分が伸ばしたいスキルは何かという切り口で求人を探せるからです。
正社員エンジニアでもスキルは磨けますが、どの案件に参加できるかは所属している会社の方針などによって左右されることが多いです。
一方で派遣会社を利用すれば、自分が伸ばしたいスキルの求人を戦略的に選択して、短期間でキャリアアップにつなげられます。
2.時給・年収が高い
派遣エンジニアといっても、プログラマーやネットワークエンジニア、SEなどさまざまですが、ほかの職種の派遣の時給よりも高い傾向にあります。
リクルートジョブズが出している「2020年12月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査」によると、営業事務などのオフィスワーク系の平均時給は1,528円に対し、SE・プログラマ・ネットワークエンジニアは2,505円となっています。
さらに、高いスキルを持っていると、正社員よりも平均時給が高いこともあり、エンジニアとして派遣会社を利用するメリットのひとつでしょう。
3.未経験でも就業しやすい
未経験でも派遣会社を利用すれば、エンジニアとして働くことは可能です。
IT業界は将来的な人手不足が懸念されており、現在は売り手市場だからです。
できるだけはやく現場経験を積みたいという人は、未経験者向けの求人を保有している派遣会社を利用してみてもいいでしょう。
もちろん、まったくの未経験からエンジニアとして働くには、日々のスキルアップが必須となる点は覚えておくようにしましょう。
4.人脈が広がる
派遣会社を利用すると、多くの現場を経験することになり、人脈が広がっていきます。
人脈が広がっていくと下記のようなメリットがあります。
- 仕事がやりやすい
- 知り合い経由で仕事を紹介してもらえる
以前同じ現場で働いていた人と、別の現場で仕事をすることもあり、仕事がやりやすくなります。
また、知り合い経由で案件にアサインされたりと新しい仕事につながることもあるでしょう。
人脈が広がることは、派遣エンジニアの大きなメリットといえます。
5.残業が少なくプライベートの時間を確保できる
派遣エンジニアの場合は、残業をおさえてプライベートの時間を確保しやすい環境にあります。
なぜなら、派遣会社を利用すれば、時間や場所、給料など自分の要望に合わせて求人を選べるからです。
正社員の場合は、会社の勤務条件に従う必要があり、相対的に自由度は低くなってしまいます。
一方で、派遣会社を利用して残業が少ない求人を優先的に選択していけば、プライベートの時間を確保できる可能性も高まってくるでしょう。
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エンジニアが派遣会社を利用する唯一のデメリットは雇用形態
エンジニアが派遣会社を利用するデメリットは、雇用形態に関するものだけです。
具体的には下記のとおりです。
- 派遣社員は時給計算のため、休暇をとった月は給料が減る
- 福利厚生で正社員に劣る可能性が高い
派遣社員は時給計算のため、働かなければ給料が減ってしまう点はデメリットです。
もちろん、高いスキルを持っているエンジニアは正社員よりも年収が上がる可能性は大いにあります。
また、家族手当や住宅手当などの福利厚生のサービスについては、正社員と同じ待遇は難しい場合もあるので覚えておきましょう。
「派遣会社に登録するべき?」派遣エンジニアをおすすめする人
エンジニアとして派遣会社を利用するべき人は、下記のとおりです。
- 自分で参画する案件を選びたい人
- 複数のプログラミング言語を取得したい人
- 将来フリーランスエンジニアを目指す人
必ずしもすべての人が派遣会社を利用する必要はありません。
上記のようなポイントをおさえたうえで、自分にとって派遣会社を利用するメリットがあるかどうかを判断するようにしましょう。
1.自分で参画する案件を選びたい人
派遣会社を利用すれば、自分が参加したい案件のみを選択できます。
案件の規模や伸ばせるスキル、就労条件など自分にとって魅力的に感じた案件のみに応募すればいいのです。
正社員であれば、会社の方針などによって自分が望まない案件にアサインされてしまうこともあるでしょう。
派遣会社を利用すれば、自分で参加する案件を選べるので、主体的なキャリア形成が可能となります。
2.複数のプログラミング言語を習得したい人
派遣会社を利用すれば、自分が参加したい案件を選択できるので、計画的なスキルアップが可能です。
例えば複数のプログラミング言語を習得すれば、年収のアップの可能性が高まります。
GoやPython、Scalaなど、とくに需要が高まっている言語を習得しておくと、エンジニアとしての価値も高まるでしょう。
一方で正社員では、環境が変わらず同じ言語を扱いつづけることもあり、スキルアップや年収の向上につながらない場合もあるので覚えておくといいでしょう。
3.将来フリーランスエンジニアを目指す人
フリーランスエンジニアを目指している人でも、まずは派遣会社を利用することがおすすめです。
派遣エンジニアとして人脈を広げ、スキルを高めておけば、フリーランスになった際にも仕事に困らない可能性が高いからです。
フリーランスになれば中間マージンをとられる割合が少ないので、収入はあがりますが継続的な仕事の獲得が難しい側面もあります。
しかし、派遣エンジニアとして人脈を広げ、経験を十分に積んでおけば、フリーランスとしての活躍も確実なものになるでしょう。
エンジニアが派遣会社を効果的に利用する活用術8選
派遣会社を利用する際の活用術をご紹介します。
上記を意識すれば、自分にあう派遣会社・求人を見つけられます。
以下、詳しく解説していきます。
1.良い求人に出会うために複数の派遣会社に登録しておく
複数の派遣会社に登録しておくと、良い求人に出会える可能性が高まります。
なぜなら、派遣会社によって保有する求人数や得意業界などの特徴が異なるからです。
複数の派遣会社を利用するべき理由はほかにもあります。
- 同じ案件でも派遣会社によって時給がちがうことがある
- 仕事が途切れない
- 自分にあった求人がわかる
複数の派遣会社への登録自体は何も問題がなく、デメリットはほぼありません。
派遣会社をうまく使いわけながら、自分にあった求人を探していきましょう。
2.信頼できる担当営業なのか見極める
担当としてついてくれる営業が、信頼に値するのかをしっかりと見極めましょう。
担当営業によって、希望する求人の紹介や派遣先での交渉などエンジニアとして安心して働けるかが決まるからです。
信頼できるかどうかは、以下のポイントで見分けることができます。
- 対応がスピーディーかどうか
- 質問や問い合わせに的確に返答してくれるか
- コミュニケーションを積極的にとってくれるか
ストレスなく業務に注力するためにも、信頼できる担当営業かどうかはしっかりと見極めましょう。
3.担当者に派遣就労の熱意を伝える
派遣就労への熱意を伝えることで、自分にあった求人が見つけやすくなります。
派遣就労の熱意が高い方が、担当者から求人を優先的に紹介してもらえる可能性が高くなるからです。
同じようなスキルを持っていても、熱意や意欲がある人に求人を回したくなるものです。
したがって、例えば就労時期について聞かれた場合でも、「良い条件の求人があればいつでも」と答えることで意欲をアピールしておきましょう。
4.就労前後のフォロー体制・福利厚生を確認しておく
就労前後でどのような体制でフォローしてもらえるのかを事前に確認しておきましょう。
希望する求人を見つけて、安心して働くには就労前後のフォローが必須だからです。
具体的には、就労前は希望する求人の有無、面談対策などを、就労後は就労先への訪問頻度などを確認しておきます。
また、各種手当といった福利厚生についても事前に確認して、損をしないようにしておきましょう。
5.経歴やスキルは正直に話す
担当者との面談の際には、自身の経歴やスキルについて嘘をつかないようにしましょう。
正直に伝えることで、自分にあった求人を紹介してくれ、就労後のミスマッチが起こりにくくなるからです。
また嘘をつくことで、派遣会社からの信頼も失い、希望する求人を紹介されなくなる可能性もあります。
経歴やスキルに関して嘘をつくことは、派遣会社、就労先、あなたといったすべての関係者が損をするだけということを覚えておきましょう。
6.気になる求人は早く応募する
気になる求人を見つけたら、できるだけ早く応募するようにしましょう。
なぜなら、企業側が求める人材が見つかった時点で、その求人の募集は打ち切られてしまうからです。
「いろいろな情報を集めたうえで応募したい」という気持ちもわかりますが、迷っているうちに募集が終了してしまうと元も子もありません。
気になる求人を見つけたらできるだけ早く応募するようにしましょう。
7.複数の派遣会社から同じ求人に応募しない
同じ求人に対して、複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
同一人物で複数の派遣会社から応募があると、企業を混乱させ信頼をなくしてしまうからです。
信頼をなくしてしまうと、その求人に応募できないだけでなく、最悪の場合、派遣会社の利用自体ができなくなってしまう可能性もあります。
上記のようなリスクを避けるためにも、同じ求人に対して複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
8.就労先の企業の口コミを確認する
就労先の企業の口コミや評判を、自分の目からも確認しておくようにしましょう。
派遣会社から紹介された就労先の情報だけを鵜吞みにしてしまうと、就労後にミスマッチが起こる可能性があるからです。
インターネットを利用すれば、現役の従業員からみた会社の評判はすぐに調べられます。
就労先の会社の情報をできるだけ多く集めたうえで、総合的に判断をするように意識しておきましょう。
エンジニアが派遣会社を利用する流れを解説
一般的に派遣会社を利用する流れは、以下のとおりです。
- 派遣会社に登録する
- 派遣会社の登録説明会に参加する
- 求人を紹介してもらい応募する
- 応募先企業と面談をおこなう
- 就労を開始し派遣会社からフォローを受ける
- 契約終了前に今後の対応を協議する
上記の流れを理解しておくと、はじめて派遣会社を利用する場合でも、スムーズに勤務が可能となります。
以下、詳しく解説していきます。
1.派遣会社に登録する
派遣会社を利用するには、まずは派遣会社に登録をおこなう必要があります。
派遣会社の公式HP上から登録するのが一般的な流れとなります。
- 氏名
- 住所
- 職歴、経験
- スキル
- 希望職種
- 希望就業条件
上記のような項目を入力していき、派遣会社への登録を完了させていきます。
とくに職歴や経験、スキル、希望職種については、派遣会社が求人を見つけるうえで重要な情報となるので、しっかりと記載するようにしましょう。
2.派遣会社の登録説明会に参加する
Webで情報を入力したあとには、登録説明会に参加します。
登録説明会では、コーディネーターとの面談など就労先を決めるうえで重要な工程も含まれているので、しっかりと準備をして臨むようにしましょう。
一般的に、登録説明会は以下のような流れとなります。
- 派遣会社の概要や仕組みなどの説明
- コーディネーターとの面談
コーディネーターとの面談では、キャリアの棚卸、希望就労先条件の深堀、自己PRのブラッシュアップなどをおこないます。
3.求人を紹介してもらい応募する
派遣会社への登録が完了すると、求人を紹介してもらえるようになります。
求人の応募については、以下の2つのパターンがあります。
- 派遣会社から紹介を受ける
- 派遣会社のHPから求人を探して応募する
いずれのパターンについても、派遣会社の担当営業と良好な関係を築いておくことが重要です。
良好な関係ができていると、応募した企業に対して自分を売り込んでくれ、選考が有利に進むことがあるからです。
4.応募先企業と面談をおこなう
希望の企業に応募し、派遣会社の社内選考を通過すると、応募先の企業との面談になります。
労働者派遣法によって、派遣先企業が派遣社員を面接することは禁止されているので、顔合わせや職場見学という名目でおこなわれます。
派遣会社の担当者が同席しフォローをしてくれますが、以下の最低限の項目は答えられるようにしておきましょう。
- 職務経験
- 長所、短所
- 派遣先での業務内容
- 逆質問
派遣先との面談の前に、担当営業との打ち合わせをすることが多いので、不安な点は事前に確認しておくといいでしょう。
5.就労を開始し派遣会社からフォローを受ける
派遣先で就労を開始したあとでも、派遣会社からさまざまなフォローが受けられます。
一般的には、以下のようなフォローが受けられます。
- 派遣先への就業希望などを代理で伝えてくれる
- 定期的に職場を訪問し、面談をしてくれる
- 研修制度を活用してスキルアップできる
派遣先に言いにくいようなことも、あなたと派遣先企業との間に入って調整をしてくれます。
就労を続けていくうえで、悩んだり困ったことがあれば、派遣会社の担当営業に相談してみるといいでしょう。
6.契約終了前に今後の対応を協議する
雇用期間終了が近づくと、今後の対応を派遣会社と協議する必要があります。
後手後手とならないように、契約終了前にはどのような流れになるのかを事前に理解しておきましょう。
- 契約期間の更新
- 就業先を変更する
- 派遣先企業と就業契約と結ぶ
基本的には、上記の3つのパターンの対応となります。
契約期間は一般的に3カ月単位での更新となることが多く、契約終了の1カ月前までに今後の意思確認が実施されます。
就業先を変更したいときは、空白期間を作らないようにはやめに求人を探しておくといいでしょう。
派遣会社ってどうなの?派遣エンジニアに関する疑問3選
エンジニアとして派遣会社を利用するにあたって、よくある質問に対して回答していきます。
- 派遣エンジニアに将来性はあるのか
- 派遣エンジニアの雇用形態も種類があるのか
- 派遣エンジニアでも正社員になれるのか
とくに、はじめて派遣会社を利用する人は分からない点が多いですよね。
さまざまな疑問がでてきた場合は、しっかりと疑問を解決し不安を解消したうえで派遣会社を利用するようにしましょう。
以下、詳しく解説していきます。
1.派遣エンジニアに将来性はあるか
派遣エンジニアの必要性はこれからも高まっていくと予想されます。
「みずほ情報総研株式会社 IT人材供給に関する調査」にあるように、2030年には最大79万人ものIT人材が不足するとの試算も出ています。
とはいえエンジニアは雇用形態関係なく、自分のスキルを高めていく必要があることとは覚えておくべきです。
時代のトレンドに合わせた技術やスキルを吸収していけるのであれば、将来性はあるといえるでしょう。
2.派遣エンジニアの雇用形態も種類があるか
派遣エンジニアとして働く際には、以下の3つの雇用形態となります。
雇用形態によって、雇用契約先や給料、正社員登用の可能性などで違いがあるため、しっかりと理解しておくようにしましょう。
- 登録型派遣
- 紹介予定派遣
- 常用型派遣
登録型派遣とは、いわゆる一般的な派遣のことで、派遣会社と派遣スタッフが雇用契約を結び、契約で定められた期間のみ働くことです。
紹介予定派遣とは、最長6カ月間の派遣契約期間を経て、派遣先企業と派遣スタッフが合意すれば正社員として登用されるという雇用形態を指します。
常用型派遣とは、派遣スタッフが派遣会社に常に在籍して、仕事がないときでも給与をもらえる形態のことです。
3.派遣エンジニアでも正社員になれるか
派遣エンジニアからでも正社員になれる可能性は十分にあります。
具体的には、以下の方法があります。
- 紹介予定派遣を利用する
- 自分で正社員求人を探す
- 派遣先企業で正社員登用をめざす
もっとも現実的な方法が、紹介予定派遣を利用するパターンです。
紹介予定派遣は、派遣先企業と派遣スタッフが合意すれば、正社員登用の可能性があるからです。
また、派遣エンジニアとして経験を積みながら正社員求人を探すという方法もあります。
一方で派遣先企業で正社員登用をめざすのは、企業側のコストの観点からも難しいでしょう。
まとめ:エンジニアは派遣会社に複数登録し案件を比較することが大切
エンジニアとして派遣会社を利用すれば、スキルアップにつながる、人脈が広がる、未経験でも就労可能といったメリットがあります。
また、複数の派遣会社に登録しておくことで、案件を比較でき、自分の希望する条件で就労できる可能性も高まります。
とくにエンジニアは専門職のため、今のうちからプログラミングスクールなどを活用しスキルアップに努めておくと、将来の仕事にも困らなくなるでしょう。