仕事を忘れる人がやるべき対策7選!メモの取り方やタスク管理の方法も詳しく解説

公開日: 2021.04.30
更新日: 2024.01.04
仕事を忘れる人がやるべき対策7選!メモの取り方やタスク管理の方法も詳しく解説

仕事をしていると、ミスをすることはあります。
「まったくミスをしない」という人はいないでしょう。

しかし、

「自分はあまりにも仕事の物忘れが多い」
「仕事で大切な用事を忘れないための対策が知りたい」
「どうやってタスクを管理すれば仕事を忘れずに済むのだろう」

と悩んでいる方もいるかもしれません。

「仕事を忘れる」というミスは、対策によって防ぐことが可能です。

ここでは、

  • 仕事を忘れないための対策
  • 仕事を忘れないためのメモの取り方
  • 仕事を忘れないためのタスク管理の方法

などについて詳しくご紹介します。

仕事で忘れない工夫を取り入れれば、業務のミスを減らすことができるでしょう。

「仕事で大切な用事を忘れないようにしたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

仕事を忘れないための対策7選

仕事を忘れないための対策

さっそく、仕事を忘れないための対策について見ていきます。

「仕事を忘れてしまう」という方は、忘れないための対策をとっているでしょうか。

人は忘れる生き物です。
仕事において大切な用事は、必ず忘れないための対策をしなければなりません。

「忘れないための対策をしていなかった」「対策をしているけどいまの方法は自分に合っていない気がする」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ここでは、仕事を忘れないための対策7選をご紹介します。

  1. メモを習慣化する
  2. 付箋を見える位置に貼る
  3. その場ですぐにやってしまう
  4. 仕事に取り掛かる時間を決めておく
  5. まわりの人にリマインドしてもらう
  6. スケジュールアプリを活用する
  7. 仕事の目的を理解する

どれもすぐに取り入れやすい対策ばかりです。

さっそく見ていきましょう。

1.メモを習慣化する

仕事を忘れないための対策として、メモを習慣化することをおすすめします。

メモして書き留めておくことは、仕事を忘れないための基本的な対策です。
社会人ならメモを活用している人は多いでしょう。

毎日メモを使うことで習慣化すれば、大切な情報を見落としにくくなり、忘れることも防止できます。

これまでメモを使ってこなかった人は、仕事用のメモを1冊用意して、習慣化に向けて使い始めてみましょう。

メモを習慣化することで、仕事における情報を整理して覚えておけますよ
仕事を忘れないだけでなく、効率的に仕事を進められるようになるでしょう。

2.付箋を見える位置に貼る

忘れたくない情報を付箋に書いて見える位置に貼ることも効果的な対策です。

メモ帳にメモするのではなく、付箋にメモして目に入る位置に貼っておくことで、忘れにくくします。

たとえば、パソコンの画面のふちや、デスクの上などに貼っておけば、常に目に入るでしょう。

タスクを終えたあとは捨ててしまえばあとには残りません。
付箋をすべて外すことで、タスクを消化した達成感を得られるという人もいますよ。

「メモ帳は使いにくい」「メモしたことを忘れてしまう」という方にもおすすめです。

3.その場ですぐにやってしまう

仕事を忘れない対策として、その場ですぐにやってしまうことも効果的です。

後回しにせずすぐに取りかかれば、忘れてしまうことはありません。
仕事も早く終わらせられるので、スッキリした気持ちで過ごせます。

しかし、実際には仕事中にほかの仕事を振られることが多く、すべての仕事をその場ですぐにやるのは現実的ではないという方もいるでしょう。

すぐに終わるようなちょっとしたタスクに適していると言えます。

4.仕事に取り掛かる時間を決めておく

仕事に取りかかる時間を決めておけば、忘れずに済みますよ。

すぐにスケジュールに落とし込むことで、時間になれば自然にその仕事に着手できます。

忘れることなく仕事に取り組み、終えられる効果的な対策と言えるでしょう。

ただし、仕事に余裕のある場合でなければ、すぐに自分の予定に組み込めないかもしれません。

仕事をスケジュールに落とし込むためには、普段から時間管理をしておくことが大切です。

5.まわりの人にリマインドしてもらう

自分で対策を立てても忘れてしまうという方は、まわりの人にリマインドをしてもらうといいでしょう。

リマインドとは「思い出させる」という意味で、念押しの確認や再確認をすることです。

「自分は忘れやすいので、事前にリマインドをお願いします」と相手に伝えておけば、仕事をやるべきタイミングで通知してもらえるので忘れずに済みます。

ただ、毎日のようにリマインドをお願いしていては、相手にとって迷惑です。
自分自身で予定を管理できないと見なされる可能性もあります。

同じ人に日常的に何度もお願いするのではなく、大切な用事のときの対策として活用するのがおすすめです。

6.スケジュールアプリを活用する

仕事を忘れないための対策として、スケジュールアプリを活用する方法もあります。

スケジュールアプリを使えば、あなたが入れた予定を通知してくれるので便利です。
誰かに頼らなくても、アプリで自分に知らせるように設定できるのは嬉しいですね。

タスクを入力しておくことで、スケジュールアプリを見ればやるべき仕事がひと目でわかります。

スケジュールアプリに入力することさえ忘れなければ、抱えているすべての仕事を管理できますよ。

スマートフォンやタブレット、パソコンからでも確認できるものが多いので、おすすめです。

スケジュール管理スケジュール管理のメリットや成功させる9つのコツ!おすすめのアプリも紹介

7.仕事の目的を理解する

仕事の目的を理解することで仕事を忘れないための対策ができます。

「自分に振られたタスクがなんのためにあるのか」を理解していなければ、タスクの意味や重要性がわからずに忘れてしまうでしょう。

しかし、仕事の目的を理解すればタスクの意味がわかり、忘れにくくなります

仕事に対する責任感も持てるでしょう。

日頃からタスクに対して目的や意味を把握するように努めましょう。
仕事を振ってくる相手に直接聞くことで、スムーズに理解できますよ。


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仕事を忘れないためのメモのとり方5つ

仕事を忘れないためのメモの取り方

仕事を忘れないための対策についてお伝えしました。
自分に合った対策をしてみてくださいね。

なかでも、「メモをとる」のは仕事を忘れないための最も基本的な対策です。

しかし、「忘れないようにと思ってメモしたけど、結局忘れてしまった」という経験があるかもしれません。

実は、ただメモをとるだけでは対策として不十分です。
メモを有効に活用するには、メモのとり方を工夫しなければなりません。

ここでは、仕事を忘れないためのメモのとり方5つについてご紹介しましょう。

  1. 手書きをする
  2. 要点を押さえる
  3. 日付や時間も書く
  4. 余白を残しておく
  5. 一冊にまとめる

この5つの工夫をすることで、メモを有効に活用でき、仕事を忘れずに済みますよ。

詳しくご説明します。

1.手書きをする

仕事を忘れないためにメモする場合、手書きでメモをとることがおすすめです。

最近ではスマートフォンやタブレット、パソコンでメモをする人も増えています。
確かにあらゆる媒体から共有もしやすく、便利かもしれません。

しかし、手書きでメモをとるのに比べて、画面のタッチ操作やキーボード操作では脳に記憶されにくいです。

自分の指でペンを持ち、文字を書くことによって脳に刺激が与えられ、記憶に残りやすくなります

「忘れないために」と思うなら、ぜひ手書きでメモすることを実践してみてください。

2.要点を押さえる

メモをするとき、聞いたことをすべて書こうとしていないでしょうか。
長い文章で書いたメモは、何が重要な情報なのかわかりにくいため、忘れやすくなります。

メモをとるときには要点を押さえることを意識しましょう。

要点を押さえるためのポイントとして、「5W1H」を重視してメモをとるといいですよ。

5W1Hとは、

  • What:なに
  • When:いつ
  • Where:どこ
  • Who:だれ
  • Why:なぜ
  • How:どうやって

の頭文字をとったものです。

5W1Hを意識してメモをとることで、情報の要点をつかみやすくなります。

「メモを見返すときになんのことかわからなくなる」という方は、ぜひ取り入れてみてください。

3.日付や時間も書く

メモをするときに日付や時間も書くようにすると、いつの情報なのかがわかりますよ。

たとえば、ある業務を進めているときに途中で変更が頻発した際、メモに日付や時間を書いていないといつの時点の変更なのかがわからなくなります

特にスピード感のある仕事では、「いつの情報なのか」によって仕事の進め方が変わるでしょう。

メモはただ内容だけを書き留めるのではなく、その情報をいつ得たのかも書いておくことが重要です。

仕事で効率的にメモを活用し、仕事を忘れないようにするために、メモをしたら日付や時間を書く癖をつけておきましょう。

4.余白を残しておく

メモをとる際は、あとから関連する情報が追加されることを考えて、余白を残しておきましょう

もし隙間なくメモをしていた場合、情報が増えたときに書けなくなります。
情報を書き足せなければ、不十分なメモとなるでしょう。

仕事でメモを役立てるには、柔軟に情報を修正・加筆できることが大切です。

メモするときには余白を残しておき、あとから書き足せるようにしましょう。

5.一冊にまとめる

メモをするときは1冊にまとめることがポイントです。

メモ帳、手帳、スケジュール帳、カレンダーなどと情報が分散していると、どこを見ればいいのかが複雑で情報を見落としやすくなります。

予定の確認のときにスケジュール帳しか見ておらず、カレンダーに書いておいたアポの予定を見落としてしまう、という事態にもなりかねません。

情報が分散するほど、仕事を忘れやすくなります。
メモは1冊にまとめ、「これだけを見ればよい」という状態にしておきましょう。

情報がまとまっていれば、見落としや忘れることも防止できますよ。

仕事を忘れないためのタスク管理の方法5ステップ

仕事を忘れないためのタスク管理の方法

仕事を忘れないためのメモのとり方についてお伝えしました。
メモのとり方を工夫して、仕事に役立てましょう。

仕事で大切な用事を忘れてしまう原因として、タスク管理ができていないことも挙げられます。

タスク管理は仕事を忘れないためだけでなく、効率的でスムーズに仕事を進めるために大切です。

自分のタスクを管理して、ミスを減らし、より高い成果を上げるようにしましょう。

ここでは、仕事を忘れないためのタスク管理の方法5ステップについてご紹介します。

  1. やるべきタスクを洗い出す
  2. タスクを緊急度・重要度で分ける
  3. タスク1つにかける時間を決める
  4. 実際のスケジュールに落とし込む
  5. ひとりで完結できないタスクは根回しをしておく

普段からタスク管理をしていれば、突然仕事が振られたときにも慌てずに、余裕を持って取り組めますよ。

ステップごとに順番にご説明しましょう。

1.やるべきタスクを洗い出す

まずは自分が抱えているタスクを把握することが大切です。
やるべきタスクを洗い出しましょう

タスクの洗い出しは、紙に書き出してリストアップするなどの方法でおこないます。

洗い出しの時点でタスクの漏れがあるといけません。
細かいタスクもすべて書き出すようにしましょう。

また、まだ締め切りが先のタスクや、重要性の低いタスクについても書き出します。
思いつく限りのタスクを洗い出しましょう。

2.タスクを緊急度・重要度で分ける

抱えているタスクをすべて洗い出したら、次はそれぞれのタスクを緊急度や重要度で分けます

緊急度や重要度を明確にすることで、タスクの優先順位がわかりますよ。

具体的には、次の順でタスクを分けます。

  • 緊急度が高く、重要度が高いタスク
  • 緊急度が高く、重要度が低いタスク
  • 重要度が高く、緊急度が低いタスク
  • 緊急度が低く、重要度が低いタスク

仕事は期限までに終えることが最も重要です。

そのため、優先順位を決めるときには、重要度より緊急度を優先してタスクに取り組み、締め切りを守りましょう

緊急度や重要度について迷うことがあれば、上司に相談するといいですよ。

上司に相談して仕事の目的を理解することで、緊急度や重要度を判断しやすくなります。

3.タスク1つにかける時間を決める

タスクを緊急度や重要度で分けて優先順位が決まったら、タスクごとの所要時間を決めます

所要時間を決めるときに重要なのは「どれくらいの時間がかかるか」ではなく、「どれくらいの時間をかけるか」という視点で考えることです。

仕事では、時間が無限にあるわけではありません。
限られた時間内に仕事をこなすため、「◯分以上はかけない」という意識を持ちましょう。

もちろん、実際には仕事が終わらずに時間を超えることもあります。
そのときは時間の見積もりを反省し、次に活かすことが大切です。

タスクごとにかける時間を意識することで、だらだらと取り組むことを防止し、効率的に仕事を進められますよ。

4.実際のスケジュールに落とし込む

タスクごとの所要時間を決めたら、実際のスケジュールに落とし込みましょう

1日のスケジュール、1週間のスケジュール、1ヶ月のスケジュールを見て、自分にはどれくらいの時間があるのかを考慮します。

そのなかに優先順位に従ってタスクを入れていくのです。

もし期限に間に合わないタスクなどがあれば、所要時間などを調整しましょう。

優先順位の高いタスクをこなすため、どうしてもスケジュールに入らない優先順位の低いタスクは切り捨てることも大切ですよ。

5.ひとりで完結できないタスクは根回しをしておく

自分では時間が足りずにこなせないタスクや、ひとりでは完結できないタスクについては、前もって周囲の協力を得るようにしましょう。

上司の相談することで、自分ではこなせないタスクを巻き取ってもらえる可能性があります。
また、許可を得ていれば、自分のタスクを他の人に頼むこともできるでしょう。

1人では完結できないタスクとは、他人のスケジュールに影響するタスクのことです。

  • 上司のチェックが必要
  • 提出前に部長の印鑑をもらわなければならない
  • 他部署に要確認

上記のようなタスクは、事前に「◯日の◯時にお時間いただけますか?」と確認しておきましょう。

当日になって担当者が外出しているなどで、仕事が進まない可能性があります。

1人で完結できないタスクは、前もって関わる相手への根回しをしておくことでスムーズに進みますよ

効率的な時間管理のためにぜひ覚えておきましょう。


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仕事を忘れないための時間管理のポイント3つ

仕事を忘れないための時間管理のポイント

仕事を忘れないためのタスク管理の方法についてお伝えしました。
タスクを管理してスムーズに仕事を進めてくださいね。

仕事は限られた時間のなかで進める必要があります。
時間の余裕がないときに急に仕事を振られると、仕事を忘れやすいです。

つまり、仕事を忘れないためには時間管理も重要になります。

あなたは普段から時間管理をして仕事を進めているでしょうか。

ここでは、仕事を忘れないための時間管理のポイント3つについてご紹介しましょう。

  1. 見える化する
  2. 朝の時間を有効活用する
  3. 振り返りの時間を設ける

3つのポイントを意識するだけで、これまでより時間をうまく使えるようになりますよ。

1つずつ見ていきましょう。

1.見える化する

仕事を細かいタスクに分け、所要時間を見える化することで、時間管理がしやすくなります。

普段、どのタスクにどれくらいの時間がかかっているか、意識しているでしょうか。

タスクの所要時間がわかれば、1日のスケジュールを立てやすくなり、進捗の見通しも立ちます

急に仕事を振られたときでも、自分がこなせる以上の仕事量だと判断でき、断ることができますよ。

タスクの所要時間の見える化によって、時間管理に役立てましょう。

2.朝の時間を有効活用する

時間をうまく使うには、朝の時間を有効活用しましょう。

朝に1日の時間の使い方を計画立てておくことで、無駄な時間を作ることなくその日を充実して過ごせますよ。

具体的には、出社したときにその日にやるべきことをリストアップし、所要時間を見積もります。
1日のスケジュールに落とし込み、タイムスケジュールを立てるのです。

1日の始まりにやるべきことを把握すれば、スムーズに仕事に取り組めるでしょう。

朝のうちにおこなうことで、1日の時間をうまく使えるようになります。

3.振り返りの時間を設ける

効果的に時間管理をするためには、振り返りの時間を設けましょう

所要時間の見積もりと実際に掛かった時間には差が生じることもあります。

  • 会議の資料作成は1時間で見積もっていたけど、実際には1時間半かかった
  • この条件のときは多めに見積もったほうが良さそう
  • 今日は余裕がなかったから、もう少しゆとりのある時間配分にしよう

上記のように時間管理の反省を次に活かせますよ。

振り返ることで次回の見積もりに反映すれば、より精度の高い時間管理が可能です。

時間管理を効果的にするために、日々の時間の使い方を振り返り、自分自身の傾向を把握しましょう。

まとめ:自分に合った仕事を忘れない対策をしよう

今回は、仕事を忘れることへの対策についてご紹介しました。

仕事を忘れないためには、自分に合った方法で対策を取ることが大切です。
メモや付箋、アプリなどを有効活用して、仕事忘れを防止しましょう。

また、普段からタスク管理や時間管理をすると、仕事を忘れにくくなります。
さらに、より効率的に仕事を進められるので、成果にもつながりやすいですよ。

仕事を忘れることは社会人としての信用を落とし、仕事ができないという印象を持たれる原因になります。

きちんと対策を立てて改善し、仕事に取り組んでいってくださいね。

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