IT業界は高卒には厳しい?高卒でも入社可能な3つの理由とキャリアパスを解説

- IT業界には高卒でも入れる理由
- IT業界に高卒が入るためにやっておくとよいこと
- IT業界に高卒で入社した後のキャリアパス
IT企業には高卒でも入社可能な3つの理由

- IT業界の需要が増えているから
- 学歴が重視されていないから
- 大卒や専門学校卒生と年収に大きな差はないから
- コロナウィルスの影響でIT化のスピードが増したから
1.IT業界の需要が増えているから
年々IT業界の需要は高まっており、それに伴ってエンジニアやプログラミングに関わる案件も増えております。 そう考えられる理由は下記です。- IoT:家電を中心にモノがインターネットと接続され続けている
- AI:ロボットが人の思考を判断
- ビックデータ:ネットを介して集まった膨大なユーザの行動データを解析する動きの加速
- 自動運転:完全自動化に向けた動きの加速
(出典:政府広報オンライン))
このように「IoT」「AI」「ビックデータ」「自動運転」の発達により、IT需要は高まっているといえます。2.学歴が重視されていない業界だから
IT業界は、学歴が重視される業界ではありません。 というのも、IT業界は技術職であり、学歴よりも技術が注目される業界であるからです。 実際の開発現場をみても、- 高卒のエンジニアが大卒エンジニアより質の高いコードを書いている
- 管理職が大卒でない
- 作業ができる高卒 > 経験不足の大卒
3.大卒や専門学校卒生と年収に大きな差はないから
高卒でも、大卒や専門卒と年収の差が開かない点はIT業界の特徴ともいえます。 なぜなら、前述したとおり、IT業界は技術職であるため、技術さえあれば社内での昇進が可能だからです。 もちろん「入社時の月収は学歴により差がつけられている」ことはいうまでもありません。 たとえば、- 高卒:19万
- 専門卒:20万
- 大卒:21万
- どの企業も学歴による月収の差はおよそ1万〜2万円程度とそれほど差額は大きくない
- 技術力があれば、年1回の査定により、月収は1万〜2万あがられるため逆転が可能
4.コロナウィルスの影響でIT化のスピードが増したから
コロナウィルスの影響により、コロナ禍以前に比べてIT化のスピードは増しております。 そう考える理由は以下です。- テレワーク需要の増加:Webでの打ち合わせ、業務のクラウド化
- 対面の機会の減少:ネットショッピング、オンライン決済
- 巣ごもり需要の増加:自宅エクササイズ、勉強アプリ、VR
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高卒でもIT企業で活躍できる3つの職種

- プログラマー・エンジニア
- 営業
- 人事
1.プログラマー・エンジニア
プログラマーやエンジニアは、高卒でも活躍できる職種です。 なぜなら、開発業務の中には、それほどスキルや経験がなくてもスポット的に手伝うことができる業務があるからです。 たとえば以下のような業務が該当します。- 仕様書に誤記がないかの確認
- テスト機材の操作の補助
- 納入品の準備
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2.営業
営業職は、高卒でも活躍できる職種です。 なぜかといいますと、- 専門職ではないため学歴を求められることが少ないから
- 経験がモノをいう職種であり、大卒より早めに経験を積めるから
- 専門性の高い資格を必要としないから
3.人事
人事職も、営業職と同じで専門職ではないため、高卒でも活躍が可能です。 なので、技術力そのものは必要ありませんが、ITに関する知識は必要となります。 というのも、IT知識がないと下記のように困ってしまうからです。- 採用活動の際に話がわからない
- 採用後の教育プランが立てられない
- 応募者が集まるようなしくみ(例:Webサイト作成の推進)を作れない
高卒でもここから駆け上がる!IT企業で成功するキャリアパス

- マネジメント職につく
- フリーランスを目指す
マネジメント職につき、周囲に指示を出すポジションに就く
高卒でIT企業に就職後、しばらくは開発の実務を担当することになりますが、慣れてくると人に作業を指示するようになります。 これがマネジメント職の仕事です。 具体的には以下となります。- 開発プロジェクト開始前の準備、計画
- 開発中のスケジュール管理
- 顧客との折衝
フリーランスを目指す
スキルがそれなりについてきたのであれば、会社をやめ、フリーランスとして独立するというキャリアパスもあります。 フリーランスになると、- 会社員で働くよりも稼ぐことが可能
- 自分で仕事をとるため、仕事を選べる
- 会社員よりも週の稼働日を減らせる
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IT企業に高卒が挑む前に越えなければならない3つの壁

- 学歴はいらないがスキルは必要である
- 外資系企業への就職は英語力が求められる
- 大学レベル以上の数学が求められる分野もある
1.学歴はいらないがスキルは必要である
開発職につく場合、学歴はいらないですがスキルは必要となるのはいうまでもありません。 では、具体的にどのようなスキルが必要となるのでしょうか。 それは下記です。- プログラミング言語スキル:就職したい企業で使っている言語だとなお良い
- Excel、Word、PowerPointの操作スキル:基本操作でOK
- ブランドタッチ:作業時間を効率化するために必要
2.外資系企業への就職は英語力が求められる
外資系企業への就職を目指す場合は、英語力を求められます。 というのも、たとえば以下のように、日本の会社と比べ、英語を使う機会が圧倒的に多いからです。- メール、テキストチャット
- 打ち合わせ、レビュー
- 仕様書など、ドキュメント作成
3.大学レベル以上の数学が求められる分野もある
就職したい企業によっては、大学レベル以上の数学が求められることもあります。 具体的には、制御系や医療系の開発をおこなう企業となります。 なぜなら、モノをつくらず、バーチャルの世界で試験をしたり、数学的な考えをシステム化する開発が多いからです。 たとえば、- 自動車や家電、医療機器の開発
- ブロックチェーン技術を用いた開発
- 工場の設備機器の制御の開発

高卒未経験からIT業界に就職する際に習得すべき3つのスキル

- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
1.プログラミングスキル
IT企業でプログラマーやエンジニアを目指す場合には、プログラミングスキルが必要であることはいうまでもありません。 そこで、具体的に必要なスキルは下記となります。- プログラミング言語スキル:最低でも基礎本を一通り終了したレベル
- IDEなどの開発ツール操作スキル:ビルド、ステップ実行、実行エラーの解決
- テストのスキル:作成したコードに対するテストケース作成
そのため、就職する際にはプログラミングスキルがあった方が圧倒的に有利になることは間違いありません。 就活を有利に進めて志望する企業への就職や希望年収を叶えるためにも、就職前にプログラミングスキルを身に付けることがオススメです!
しかし、スキルを身につけるといっても何から始めたら良いか迷ってしまいますよね。 そこでプログラミングスクールでの学習をおすすめします! 【DMM WEBCAMP】では、初心者の方のために開発した独自のカリキュラムが用意されています。 そのため、基礎から確実にプログラミングスキルを身につけることができます! 自分で進めていくのに不安がある方、短期間で効率的に学習を進めたい方はぜひ検討してみてください!\生活スタイルに合わせた3パターン!/ 受講内容の詳細はこちら!
2.コミュニケーションスキル
技術的なスキル以外で身につけるべきスキルは、コミュニケーションスキルです。 なぜなら、複数人で1つのモノを作り上げたり作業をすることが多いからです。 たとえば、- ペアプログラミング(2人で1つの画面を見ながらのプログラミング)
- 打ち合わせ(例:仕様のすり合わせ、作ったコードのレビュー会)
- 他部署との連携(例:営業部との納品段取り、購買部と開発ツール購入のやりとり)

3.マネジメントスキル
コミュ二ケーションスキルと合わせて、技術的なスキル以外で身につけるべきスキルとして、マネジメントスキルが必要となります。 なぜなら、たとえ高卒新人でも、就職後に他者をマネジメントする機会があるからです。 たとえば以下です。- 作業を他社に委託することになったので、外注管理が必要となった
- 来月からテストをおこなうから今のうちにツールライセンス追加をお願いしておこう
- このままでは期限に間に合わないから再計画を立てた上で人の追加をお願いしておこう
高卒でもIT業界で成功する3つの方法

- IT業界の知識を学ぶ
- インターンシップを利用する
- プログラミングスクールに通う
1.IT業界の知識を学ぶ
IT業界で成功するには、まずはIT業界についての知識が必要となることはいうまでもありません。 そして、一言でIT業界といっても、以下のようにジャンルはさまざまです。- Web系:Web制作やWebアプリ、スマホアプリの設計、開発、保守
- 広告系:リスティング広告やディスプレイ広告の運用
- 通信系:インターネット回線の整備
2.インターンシップを利用する
就職前にインターンシップを利用することで、IT業界についての知見を学ぶようにしましょう。 その理由は下記です。- ドロドロとした現場の様子を肌で体験できるため
- 自分が本当にIT業界でやっていけるのかをあらかじめ見極めることができるため
- 先輩エンジニアの仕事っぷりを観察できるため
3.プログラミングスクールに通う
現場で使うスキルを学ぶには、プログラミングスクールを活用するのがてっとり早いです。 というのも、- ある程度の強制力が働き、爆速で学習を続けられるから
- わからないことがあったら聞ける環境であるから
- 現役のエンジニアやフリーランスに業界について質問できるから
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まとめ:高卒でもIT業界は可能!しかしスキルを養う必要はある
これまで高卒でもIT業界へ入れるかについて、以下の要点で解説してきました。- IT業界には高卒でも入れる理由
- IT業界に高卒が入るためにやっておくとよいこと
- IT業界に高卒で入社した後のキャリアパス