【IT業界の全て】これを見れば間違いなし!IT業界の知識総まとめ
インターネットの普及により急速に成長しているIT業界。
話題になることの多い業界ですが、変化も多いためその実態をきちんと把握できている人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回DMM WEBCAMP MEDIAでは、IT業界の知識を総まとめしました。
気になる項目がありましたらぜひチェックしてみてください。
❶概要だけ知りたい方:目次から気になる項目をクリック
❷項目ごとの記事を読みたい方:見出し1「IT業界の知識を総まとめ!業界知識がつく記事一覧」から記事に移動
IT業界の知識を総まとめ!業界知識がつく記事一覧
IT業界に関する18記事を5つのジャンルに分けました。
気になる記事をぜひご覧ください。
基礎知識編
労働環境編
IT業界で働くメリット・デメリットを徹底比較! |
IT業界の男女比は?女性にとって働きやすい環境なのか徹底解説 |
服装自由って本当?IT業界の規則を解説 |
【意外にホワイト?】IT業界の離職率の実体を紹介 |
「IT業界は残業が多い」は本当か?徹底解説 |
IT業界で描くキャリアプランとは?成功例を紹介 |
就職/転職活動編
【売り手市場?】IT業界の求人倍率の現状と今後 |
IT技術者とは?主な働き方や年収・未経験からなるための5ステップを徹底解説 |
プログラミングを独学で勉強して稼げるようになる方法を6つのステップに分けて解説! |
【例文で解説】IT業界の志望動機で格段に印象がよくなる5つのコツ! |
業界の現状と展望編
おすすめ企業紹介編
IT業界への転職成功率98%のプログラミングスクール【DMMWEBCAMP】3つの特徴!
✔最短3ヶ月でITエンジニアへ!
✔受講者の97%が未経験!
✔転職成功後の離職率は驚異の2.3%!
まずは無料でプロのカウンセラーにキャリアの悩みを相談!
\参加者の満足度は99%/
IT業界って何?基礎知識を丁寧に解説!
「そもそもITとは何の略か?」「IT業界にはどのような職種があるのか?」など、IT業界の基礎知識を解説します。
一口にIT業界といっても幅広いビジネス・業種が存在しているので、まずは基礎を確認することで全体像も見えてきます。
そもそもITって何?
ITとは、Information Technology(インフォメーションテクノロジー)を略した言葉です。
パソコンやスマートフォンなどの情報技術の総称を意味します。
IT業界は、ITを活用したサービスを提供する企業で成り立っています。
具体的なサービス内容は以下のように分けられます。
IT業界の種類5つ
- インターネット(Web)業界
- 情報処理サービス業界
- 通信インフラ業界
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
名前だけ見ても、何を提供しているのか想像するのが難しいですよね。
ここからは各業界の仕事内容を解説します。
❶インターネット(Web)業界
個人・企業向けのWebサイト、アプリケーション、SNSの開発運用や、企業向けのインターネット広告、ネットワーク構築を行っています。
新しい業界であるため、自ら環境を作れる人や主体的な人、アイデアを出すことが好きな人に向いています。
❷情報処理サービス業界
企業が抱える問題に対して、ITサービスで解決を図る仕事をしています。
別名ではSI(システムインテグレータ)とも呼ばれています。
具体的には、顧客の抱える問題を分析し、システムを構築し、設計、開発、メンテナンスまでを担います。
鉄道業界の改札や金融業界のATMなどのインフラもこの業界が携わっています。
❸通信インフラ業界
電話回線や通信網などのインフラを担い、整備や提供を行う業界です。
通信インフラとしての重要性はもちろん、インターネット通信の利用量増加による需要増が期待されています。
❹ソフトウェア業界
OS(オペレーションシステム)とアプリケーションソフトの制作を行う業界です。
OSとは、様々なアプリケーションソフトを動かすための最も基本的なソフトウェアのことで、代表的なものとしてはWindows・Mac・Android・iOSなどが挙げられます。
IT業界のトレンドであるクラウドもこの業界が扱っています。
❺ハードウェア業界
パソコン、スマートフォン、ゲームなどの電子機器を開発しています。
自動運転などのIoTもこの業界が扱っています。
ソフトウェア業界との違いは、目に見て触れるものを開発しているという点です。
詳しくはこちら↓
【業界研究】IT業界地図が一目でわかる!5つの種類と職種、年収IT業界の職種4つ
IT業界には様々な職種がありますが、代表的なものは以下の4つです。
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webディレクター
- Webマーケター
❶プログラマー
プログラマーはさまざまなプログラミング言語を駆使して、アプリやソフトウェアなどを開発していく仕事です。
皆さんも使用するスマートフォンのアプリは、プログラマーの方が作ったものになります。
❷Webデザイナー
Webページのデザインと、コーディング(プログラミング言語の記述)を行う仕事です。
皆さんがご覧になっているこのページも、Webデザイナーの方が制作に携わっています。
❸Webディレクター
IT業界の管理職であり、プロジェクトの進行管理を行います。
クライアントとのやり取りや、スケジュール立て、プログラマーとのやり取りなどの担い、プロジェクトの舵取りをします。
❹Webマーケター
Web技術を駆使してマーケティングを行う業種です。
広告やSNS、SEOなど様々なツールを駆使してマーケティングを行います。
詳しくはこちら↓
ITの基礎知識|勉強方法と関連資格、おすすめの本を紹介IT業界のビジネスモデルとは
IT業界には以下の3つのようなビジネスモデルが存在します。
- eコマース
- 広告業
- CtoC
❶eコマース
いわゆる通販のことであり、Amazonや楽天のようにIT業界を代表するビジネスモデルです。
スマホ利用者の増加により、利用者の割合も右肩上がりで増加しています。
ビジネスモデルとしてはオンライン型の小売であり、オフラインとの大きな差はありません。
しかし、店舗を用意する必要性がなかったり、店員の数も少なくて済むのでオフラインよりコストを抑えて運用できます。
❷広告業
近年ではネットを利用した広告が盛り上がりを見せています。
有名なビジネスモデルとしてはリスティング広告があります。
リスティング広告は「ネット検索をした際に上部に表示される広告」のことで、クリックされるたびに広告を出した企業からGoogle、Yahooなどに料金が支払われます。
検索結果に広告を表示させる場所はオークション形式で売られており、人気のキーワードほど入札価格が高くなっていきます。
❸CtoC
CtoCとは、消費者同士の取引を行うプラットフォームのことです。
CtoCを扱うIT企業は、このプラットフォームを提供し利益を得ています。
例としては、フリマアプリやオークションサービスなどがこれに当てはまります。
詳しくはこちら↓
【IT業界とは?】業種とビジネスモデルを解説ピラミッド構造とは?IT業界の構造を解説
いわゆるピラミッド構造と呼ばれる、IT業界の案件受注についてご紹介します。
IT業界の大型案件は、まず一次請け企業が案件を受注します。
一次請け企業はシステム概要を作成し、それ以降の開発業務は二次請け企業に任せます。
そして二次請け企業はシステムの根幹にかかわる部分を開発し、それ以外の業務は三次請け以降の企業に回していきます。
どれだけ多くの企業が開発に携わっていても案件に対する報酬は変わらないので、業務が下に回っていくたびに下請け企業が受け取れる利益は減っていきます。
しかし、上の企業が実務を行わない場合は、下請け企業は少ない利益にも関わらず業務量が多くなります。
このピラミッド構造では下位の下請けほど待遇が悪くなっており、これがIT業界がブラックだと言われる理由となっています。
詳しくはこちら↓
【下請け構造】IT業界のピラミッド構造を解説IT業界の気になる労働環境を解説!ブラックって本当?
「IT業界はブラック」「IT業界は自由な社風が多い」など、良い面も悪い面も噂されるIT業界。
こちらの章では、IT業界での労働環境の実態を解説します。
IT業界で働くメリットとデメリット
メリット
- ノルマがない
- 好きなタイミングで仕事が出来る
- 実力が重視される
- 給与が高い
❶ノルマがない
何かをどれくらいの数売らなければならない、という営業にありがちなノルマが存在していません。
不確定要素が多く確実な方法がない営業とは異なり、プログラミングは書いた通りにしか動かないのでその分のストレスも少ないです。
ノルマに追われる必要のない日々はストレスが少なく感じられるでしょう。
❷好きなタイミングで仕事が出来る
ネットやパソコン環境が整っていれば、自宅で仕事をすることもできます。
いわゆるテレワークはもともとIT業界でも取り入れられていた手法でもあり、柔軟な働き方を実現させることができます。
育児や介護等で家を離れられない場合でも、働くことができるのは大きなメリットです。
❸実力が重視される
一般的な企業では、年齢、学歴、社内政治での評価等が出世に影響しますが、IT業界ではそのようなことはありません。
若くても実力を持っていれば、十分に出世できる環境が整っています。
❹給与が高い
先ほどのメリットとも繋がりますが、実力があればそれが正当に評価され、昇給が望めます。
IT業界はトレンドの移り変わりが激しく、最新技術をしっかり学んでいれば高給を目指すこともできます。
デメリット
- コミュニケーションの場が少ない
- 教育体制が弱い
- ほとんどがベンチャー企業
- プライベートとの区別がつきづらい
❶コミュニケーションの場が少ない
IT業務では1日中パソコンに向き合っていることが多く、人とコミュニケーションを取れる時間が少ないです。
連絡事項もチャットやメールなどのツールで済ませてしまうことが多く、人同士の交流が少ない傾向にあります。
❷教育体制が弱い
IT業界では人材を育成するという発想が少なく、最初から実力のある人材を登用することが多いです。
新たなスキルに関しても懇切丁寧に教わるということはあまり期待できず、自ら学べる人材が評価されます。
❸ほとんどがベンチャー企業
IT業界やWeb業界は歴史が浅く、会社としての制度も現在進行形で成長中です。
一般的な企業と比べて教育制度が整っていなかったり、福利厚生が薄いことがあるので、企業を選ぶ際は注意が必要です。
❹プライベートとの区別がつきにくい
IT業界のプロジェクトに締め切りがあるので、それに間に合わない場合は残業せざるをえません。
残業が度重なってしまうと精神的にも身体的にも負担がかかるので、プライベートに影響が出てしまいます。
詳しくはこちら↓
IT業界で働くメリット・デメリットを徹底比較!IT業界の男女比を紹介!女性が働きやすい業界か
IT業界の女性は、全体の1割から2割程度と言われています。
これは、プロジェクト終盤に残業が発生し体力的に厳しい仕事だと見られているからだといいます。
しかし、残業の多くない企業であればIT業界は女性向きの業界であると言えます。
- 性別、年齢を問わない実力社会
- 職場復帰しやすい
- 肉体労働がない
IT業界は常に人手不足であり、業界復帰をしやすいという利点があります。
また、リモートワークなどの柔軟な働き方も実現できるため、家庭と仕事を両立させたい方にもおすすめです。
詳しくはこちら↓
IT業界の男女比は?女性にとって働きやすい環境なのか徹底解説IT業界の服装が自由は本当か
IT業界では、以下の場合を除いて基本的には服装が自由です。
- 客先常駐
- 大手企業
- 営業担当
これらに当てはまる人はクライアントに見られる機会が多く、スーツを指定されています。
しかし自社勤務であれば服装は自由であり、TPOや社内ルールに即していれば好きな服を着ることができます。
詳しくはこちら↓
服装自由って本当?IT業界の規則を解説プラックなイメージ?IT業界の離職率を紹介
実はIT業界の離職率はそれほど高くありません。
こちらのグラフにある通り、離職率の高いサービス関連業以外の業界の離職率はあまり変わりません。
IT業界の離職率が高いと思われてしまう原因としては、
- ピラミッド構造であるため
- 転職の難易度が低いため
- 勤務時間に良いイメージがないため
などが挙げられます。
特に下請け企業では離職率が高くなり、それがIT業界全体のイメージに影響を与えていますが、実際の離職率はそれほど高くないのです。
詳しくはこちら↓
【意外にホワイト?】IT業界の離職率の実体を紹介IT業界の残業は多いのか?
企業によっては泊まり込みで仕事をしたり、労働時間が300時間を超えてしまうことがあります。
しかしIT業界全体が過酷な労働環境にあるのではないため、しっかりとした会社・職種選びをすればライフワークバランスを保つことができます。
会社・仕事選びをするときのコツは以下の通りです。
- 見込み残業(基本給に残業代が含まれている)会社を選ばない
- ネットワークエンジニア保守業務やヘルプデスク業務を選ぶ
- 一次請け企業を狙う
ネットワークエンジニア保守業務は24時間体制であり、シフト制で成り立っているため大きなトラブルがない限りは残業が発生しません。
また、ヘルプデスク業務は現場の対応を行うため、現場の方が仕事を終えたタイミングで帰ることができます。
一方システムエンジニアやプログラマーは業務の幅が広いため残業が発生しがちです。
そういった職種を目指している場合は、業務量が多くなりすぎない一次請け企業を狙うことをおすすめします。
詳しくはこちら↓
「IT業界は残業が多い」は本当か?徹底解説IT業界で描けるキャリアプランとは?
プログラマーを用いて、IT業界のキャリアプランの一例をご紹介します。
まずは基本的なプログラミングスキルやITスキルを身につけます。SEが作成した設計書をもとに仕事を進めていきます。3年ほどプログラマーを務めて次のステップに進む方が多いです。
PLから指示された内容をもとに設計を考えるのがSEです。また、プログラマーに指示を出すこともあります。3~4年ほどSEを務めるケースが多いです。
PLになるとクライアントと直接やり取りを行うようになります。また、SEやプログラマーの管理も行います。PLは4~5年ほど勤めることが一般的です。
プロジェクト全体の責任者として、予算や利益率などのついても考えるのがPMです。いわゆる管理職に当たる役職です。
上の役職に行くにつれて、マネジメントやクライアントと接する機会が増えるので、コミュニケーション能力のある人が出世していくと言えます。
詳しくはこちら↓
IT業界で描くキャリアプランとは?成功例を紹介
IT業界に就職したい方へ!就職ノウハウの全て
新卒からも人気の高いIT業界ですが、歴史が浅いため他の業界とは就職対策が異なります。
未経験でも就職することは可能なので、IT業界が気になっている方はぜひこの章をご覧ください。
まずは就職難易度について知ろう
IT業界は、世間でも言われている通り売り手市場です。
IT業界の求人倍率は、2018年4月の時点で6.15となっており、近年は6~8前後を推移しています。
1人当たり6社以上の企業が求人を出しているということで、人によっては選び放題な業界です。
他の業界だと、サービス業が2.70、メディアが2.20、メディカル関連が1.90という数値であり、いかにIT業界が売り手市場であるかが分かるかと思います。
詳しくはこちら↓
【売り手市場?】IT業界の求人倍率の現状と今後IT業界が売り手市場になっている背景には、人材不足の問題があります。
出典:経済産業省「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業」
IoTやAI、SNSサービスなど新技術の普及でIT業界は急速に広がっています。
そのスピードに人材供給が追い付いていないため、人材不足が続いているのです。
2030年には約59万人のエンジニアが不足すると考えられており、しばらく売り手市場は続くと考えられます。
詳しくはこちら↓
IT業界の人材不足の原因と今後の対策とは?【徹底解説】IT業界就職への5ステップを解説
未経験者でもIT業界への就職/転職は可能です。
こちらでは、未経験者がIT業界に就職するために必要な準備を5ステップで解説します。
特に中途採用の場合は、スキルを習得していることが前提となるのでプログラミングの勉強が必要になります。新卒の場合でも、プログラミングの勉強をしたということは面接でのアピールポイントにもなるため何らかの経験は積んでおきましょう。
詳しい勉強法は次の節「IT業界に就くために必要な勉強とは?」で紹介しています。
ポートフォリオは自分の実績やスキルをまとめた作品のことで、システムやWebサイトが一般的です。学習したことや実力の証明となるので、作成したWebページやプログラムはあらかじめまとめておきましょう。
採用の種類によっては数年間の実務経験を求められることがあります。多くは3年の実務経験が要求されるので、良い会社に入りたい場合は経験を積むことから始めましょう。新卒の場合はプログラミングの長期インターンに参加することがおすすめです。
エージェントを利用することで自分の強みを客観的な目線で見れるだけでなく、プロによる業界の知識も教えてもらえます。履歴書の添削や面接練習のサポートも行ってくれるので、心強い味方になります。
正社員として仕事に就けたら、次のステップとしてフリーランスという働き方も見えてきます。フリーランスは仕事量や仕事場所、時間をある程度自分でコントロールでき、収入も上がりやすいので正社員にこだわりがない方にはお勧めです。
詳しくはこちら↓
IT技術者とは?主な働き方や年収・未経験からなるための5ステップを徹底解説DMM WEBCAMPなら、プロの講師による学習サポートからポートフォリオ作成、転職活動までのすべてのサポートを受けられます!
徹底的な学習&転職サポートにより、転職成功率は驚異の98%!
「独学では不安」「最後までやりきれる自信がない」という方はお気軽に無料カウンセリングにてご相談下さい。
※無理な勧誘は一切行いません。
まずは受講内容を確認したいという方は、公式サイトをご覧ください。
IT業界に就くために必要な勉強とは?
未経験の方がプログラミングを学習するときの6ステップは以下の通りです。
- 学習サイトやプログラミングスクールで基礎を勉強する
- 既存のWebサイトを真似する
- ポートフォリオを制作する
- 実際に案件を受注する
- 苦手や足りない部分を復習する
- 受注経験を重ねてスキルアップする
❶学習サイトで基礎を勉強する
学習サイトには無料で学べるとこが多く、未経験でも気軽にチャレンジができます。
おすすめの学習サイトは以下の通りです。
- Progate(プロゲート);スライドで学び、実際にコードを入力して学べる
- ドットインストール:3分程度の動画で学べて、コンテンツが充実している
- Paizaラーニング:スキルチェックでコーディングの能力を測定できる
❷既存のWebサイトを真似する
基礎固めが終わったら、既存のWebサイトを模倣してみましょう。
コーディングを繰り返していくことでプログラムに慣れたり、体に染みつかせることが目的です。
ただ写す作業をするのではなく、それぞれのコードがどんな役割を果たしているかを考えながら行いましょう。
❸ポートフォリオを制作する
模写でコーディングの流れがつかめたら、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオとは、自分の実績やスキルをまとめた作品のことです。
これは自身の能力の証明になるので、この出来栄え次第で案件の受注も左右されます。
❹実際に案件を受注する
ポートフォリオが完成したら、クラウドソーシングで案件を受注しましょう。
経験を積みながら収入を得られるため、効率の良い勉強法です。
クラウドソーシングのおすすめは以下の通りです。
- Lancers(ランサーズ)
- CloudWorks(クラウドワークス)
❺苦手や足りない部分を復習する
クライアントとのやり取りや、条件のすり合わせ、実際のコーディングを経験していくうちに自分の弱みが見えてくるかと思います。
数をこなしながら復習もすることで、スムーズに仕事が出来るようになっていくでしょう。
❻受注経験を重ねてスキルアップする
受注経験を重ねていくうちに、優良案件やスキルアップにつながる案件の見分けがつくようになります。
出来ることが増えていくうちに報酬も増えるので、次第に稼げるエンジニアになっていくでしょう。
詳しくはこちら↓
プログラミングを独学で勉強して稼げるようになる方法を6つのステップに分けて解説!IT業界に受かる!志望動機の書き方
IT業界の志望動機を書く時のコツは5つあります。
- なぜIT業界に転職したいのかを明確にする
- なぜその会社でないとだめなのか
- IT業界に転職して何がしたいのか
- 自分はどんな貢献ができるのか
- 未経験・新卒の場合は「意欲」を最大限伝える
❶なぜIT業界に転職したいのかを明確にする
まずは自分の仕事選びの軸を考えてみましょう。
「人生の中で何に価値を感じるか?」「何を大事にしたいのか?」と自己分析をした後で、IT業界に就職したいと思ったきっかけを考えてみましょう。
自身の経験が具体的に志望動機に繋がっていると、志望度の高さがしっかりと伝わります。
❷なぜその会社でないとだめなのか
業界の志望理由だけでなく、企業の志望理由も大切です。
「それ他の企業でもできますよね?」と突っ込まれないよう、「会社のどこに魅力を感じたか」「どんな思いでその企業を選んだのか」を志望動機に含めることが大切です。
これを考える上では企業研究がポイントになるので、徹底的に事業内容を調べましょう。
❸IT業界に転職して何がしたいのか
内定がゴールになっている志望者は、実際に働いている姿を考えられていません。
「世の中の役に立つシステムをつくりたい」「注目されるアプリを開発したい」など、何をモチベーションとして働き続けられるかもアピールする必要があります。
❹自分はどんな貢献ができるのか
自分の強みを用いて、「その会社があなたを採用するメリット」を伝えましょう。
会社側の視点に立って「どんな人材が求められているか」を考えることで、より効果的な志望動機を作成できます。
ここでも企業研究が役に立つので、現在行っているビジネスや今後の展開を調べましょう。
❺未経験・新卒の場合は「意欲」を最大限伝える
経験がない場合は、どの程度意欲を持っているかで志望者が秤にかけられることがあります。
自身の経験に基づいて具体的に意欲を伝えられると面接官の印象にも残りやすいです。
具体的なエピソードと想い、そして今後やりたいことなどを考えてみましょう。
詳しくはこちら↓
【例文で解説】IT業界の志望動機で格段に印象がよくなる5つのコツ!国内最大級の転職サポート型プログラミングスクール【DMM WEBCAMP】では、未経験者が97%!
✔転職のキャリアサポート満足度は92%!
✔講師に質問し放題!日々の学習を徹底サポート!
✔転職成功後の離職率は驚異の2.3%!
まずは無料でプロのカウンセラーにキャリアの悩みを相談!
\参加者の満足度は99%/
将来性はある?IT業界の現状と展望を丁寧に解説
技術の革新が進む中、業界ごとの将来性はますます不透明になっています。
こちらの章では、IT業界の将来性はあるのかを現状を確認しながら考えていきます。
【現状編】IT業界のトレンド4選をご紹介
- 5G
- エッジコンピューティング
- HRテック
- キャッシュレス化
❶5G
5Gは「第5世代モバイル通信システム」と呼ばれており、超高速、多数接続、そして超低遅延がメリットとして挙げられます。
スマートフォンで話題になっている5Gですが、実は自動運転とも深い関わりがあります。
5Gのスピードを用いて交通情報や人の飛び出しなど瞬時に予測し制御することで、事故の激減と安心安全な自動運転を実現できる可能性があります。
その他にも、遠隔治療により海外でしか受けられなかった医療を日本国内で受けられるようにもなると言われています。
❷エッジコンピューティング
エッジコンピューティングとは、スマートフォンなどのインターネットにつながるIoT機器で情報を処理したり、利用者に近いエリアのネットワークにサーバを分散配置して処理を行ったりするコンピューティングモデルです。
これによりクラウドサービスのレスポンスの高速化や、セキュリティリスクの軽減などが実現されます。
こちらも自動運転における素早いデータ処理に活用できれば、人力と同じくらいのスピードで素早い判断が行えるといいます。
❸HRテック
HRテックとは、HR(Human Resource:人財)× テクノロジー(Technology)の造語です。
人事業務における採用や評価においてビッグデータやAIを活用し、課題を解決するソリューションサービスのことをいいます。
業務効率化によるコスト削減や、データの一元管理、戦略的人事マネジメントが可能になり、人事業務の質が向上することが期待されています。
❹キャッシュレス化
皆さんもご存知の交通系ICカードやPayPayなど、現金を使用しない支払い方法のことを指します。
キャッシュレスが進み現金の使用が減ることでATMの管理費用が削減できたり、店舗の作業効率化、お金の造幣や管理コストの削減を実現することが可能になります。
詳しくはこちら↓
2022年最新IT業界のトレンド紹介!最新情報が得られるサイトも紹介【現状編】いいことばかりではない!?IT業界の今後の課題
学生の就職人気も高いIT業界ですが、メリットばかりではありません。
IT企業が抱える問題は以下の4つです。
- 人材不足
- 長時間勤務
- 昇格に限界がある
- 技術の進歩が速すぎる
❶人材不足
IT業界は慢性的な人材不足で有名です。
新3Kと言われるように、労働環境が悪いイメージが先行してなかなか人材が集まらないのが現実です。
人材不足でも業務量は変わらないため、その分の負担は現役エンジニアにかかってしまいます。
逆の視点で考えれば、人が足りない分未経験者でも狙いやすい業界であると言えるでしょう。
❷長時間勤務
人材不足の問題とも絡んできますが、IT業界では長時間労働が発生することが多々あります。
一人一人の負荷が高いため、職場によっては納期直前に家に帰れない場合もあるといいます。
残業代がしっかり払われる企業であれば「同年代よりも高収入を狙える」というメリットもありますが、年齢を重ねていくうちに体力が追いつかなくなってしまうという側面もあります。
❸昇格に限界がある
現在の日本ではITエンジニアの評価はあまり高くなく、昇格には限界があると言われています。
ITエンジニアになった後の進路としては、プログラミングの仕事に携わらない管理職に就くか、昇格せずにITエンジニアの道を極めるかの二択しかありません。
海外企業のように、エンジニアとしてキャリアを積んでいけるようになるにはまだ時間がかかると予想されています。
❹技術の進歩が速すぎる
技術の進歩により、サービスを享受する側にとっては便利な世の中に変化しています。
しかし現役のエンジニアにとっては、新しく覚える知識や習得するスキルが増えていく一方になっています。
プログラミング言語に関して言えば、一昔前のWeb業界においてはJavaが出来れば十分だと言われていましたが、現在はPHPやJavaScriptなどの言語スキルも求められるようになっています。
裏を返すと、先端技術は需要が高いため身につけられれば高収入を目指すこともできます。
詳しくはこちら↓
【今後どうなる?】IT業界の抱える問題点を解説【展望編】気になるIT業界の将来性とは?
IT業界は将来性のある業界だと言われています。
その理由は以下の3つです。
- 世界の産業を牽引しているのはIT企業だから
- IT人材の需要が増大していくから
- アフターコロナでITの需要が増加しているから
❶世界の産業を牽引しているのはIT企業だから
下記は世界の時価総額ランキング(2020年9月末)です。
1位 アップル(IT)
2位 サウジアラムコ(石油)
3位 マイクロソフト(IT)
4位 アマゾン・ドット・コム(IT)
5位 アルファベット(IT)
6位 アリババグループホールディング(IT)
7位 フェイスブック(IT)
8位 テンセント・ホールディングス(IT)
9位 バークシャー・ハサウェイ(保険)
10位 テスラ(自動車)
時価総額は現在の売り上げと今後の期待で金額が決められており、上位の企業は将来性が高いと言えます。
上のランキングでは上位10位はほぼIT企業が占めており、世界のトップ産業は「IT業界」と言えるでしょう。
❷IT人材の需要が増大していくから
4章でも述べた通り、IT人材の需要は年々増えています。
これはIT業界の規模が常に拡大していることを表しており、成長産業であることの証明となっています。
また、IT業界は人材不足という問題を抱えています。
労働者側から見ると、求人倍率の高い業界なので仕事がなくなる心配がないとも言えます。
❸アフターコロナでITの需要が増加しているから
新型コロナウイルスの影響で、テレワークやオンライン授業などのIT技術の需要が高まっています。
経済産業省の「通商白書」では「新型コロナウイルス感染抑止のための人の接触制限は、これまで進行してきたデジタル化の重要性を明らかに。」と述べられており、オンライン化の動きが今後さらに加速していくことを示唆しています。
オンライン化の動きはアフターコロナでも止まることなく、さらに広がっていくことでしょう。
詳しくはこちら↓
IT業界の今後とは?将来性や最新トレンドを解説IT業界のおすすめ企業を7つのランキングでご紹介!
一口にIT業界といっても、そのビジネススタイルや労働環境は様々であることが理解できたかと思います。
将来性のある業界でも、企業選びには慎重になる必要があるのです。
そこで最後に、おすすめの企業をジャンル別のランキングでご紹介します。
売上高ランキング
2018年度の実績は以下の通りです。
NTTデータの売り上げが圧倒的に高いという結果になりました。
企業名 | 売上高 | 増収率 (前年同期比) | |
1 | NTT データ | 22 兆 1,171 億 6,700 万円 | 22.2% |
2 | 大塚商会 | 6,911 億 6,600 万円 | 7.4% |
3 | キヤノンマーケティングジャパン | 6,321 億 8,900 万円 | 0.5% |
4 | 野村総合研究所 | 4,714 億 8,800 万円 | 11.1% |
5 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 4,296 億 2,500 万円 | 5.3% |
利益率ランキング
利益率とは、売上高に対する利益の割合のことです。
単純に売り上げが高くても、そこにかかった費用が高ければ利益率は低くなってしまいます。
2018年度の実績は以下の通りです。
必ずしも売上の高い企業が利益率も高いとは限らないと言えます。
企業名 | 売上高営業利益率 | 売上高 | 売上高順位 | |
1 | オービック | 48.4% | 668 億 1,400 万円 | 24 位 |
2 | トレンドマイクロ | 24.5% | 1,488 億 1,100 万円 | 16 位 |
3 | 兼松エレクトロニクス | 15.3% | 622 億 5,100 万円 | 26 位 |
4 | TKC | 14.3% | 597 億 500 万円 | 27 位 |
5 | 野村総合研究所 | 13.8% | 4,714 億 8,800 万円 | 4 位 |
成長の見込みがある企業ランキング
営業利益の伸び率をもとに2018年に作成したランキングです。
IT業界の盛り上がり方が顕著に表れたランキングといえるでしょう。
企業名 | 営業利益 | 伸び率 | 売上高順位 | |
1 | ネットワンシステムズ | 82 億 4,100 万円 | 43.4% | 14 位 |
2 | システナ | 51 億 7,000 万円 | 40.0% | 29 位 |
3 | インターネットイニシアティブ | 67 億 6,200 万円 | 31.7% | 13 位 |
4 | TIS | 327 億 4,300 万円 | 21.2% | 6 位 |
5 | りらいあコミュニケーションズ | 52 億 9,000 万円 | 21.0% | 19 位 |
給料が高い企業ランキング
こちらも2018年度の実績になります。
1位は、売上高ランキングにもランクインした野村総合研究所という結果になっています。
企業名 | 平均年間給与 | 平均年齢 | 売上高順位 | |
1 | 野村総合研究所 | 1,166 万円 | 40.2歳 | 4 位 |
2 | 三菱総合研究所 | 975 万 7,000 円 | 43.2歳 | 21 位 |
3 | トレンドマイクロ | 915 万 2,000 円 | 39.4歳 | 16 位 |
4 | 電通国際情報サービス | 897 万 7,000 円 | 40.9歳 | 22 位 |
5 | オービック | 877 万円 | 36.2歳 | 24 位 |
就職人気が高い企業ランキング
こちらは、2019年入社の学生における就職人気ランキングです。
意外にも給料の高い企業ランキングとはあまり関連性のないランキングとなりました。
就職人気の高い企業は、ブランド力のあるところが多くなっています。
詳しくはこちら↓
【2022年版】IT業界の売上高・人気企業ランキング総一覧ホワイト企業ランキング
就職/転職者向けの情報を、社員の方が投稿するキャリコネというサイトのランキングです。
実際にその企業に働いていた社員がホワイト度を5つ星で評価しています。
1 | Google合同会社 | 星4.3 |
2 | 株式会社NTTドコモ | 星4.2 |
3 | NTT西日本 | 星4.1 |
4 | NTT東日本 | 星4.0 |
5 | NTT コムウェア株式会社 | 星4.0 |
6 | NTT | 星4.0 |
7 | 三菱UFJ インフォメーションテクノロジー株式会社 | 星4.0 |
8 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 星3.9 |
9 | 日本マイクロソフト株式会社 | 星3.9 |
10 | レバレジーズ株式会社 | 星3.9 |
まとめ:IT業界は就職/転職におすすめできる!
様々な観点からIT業界を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
将来性がある、ブラックなどというぼんやりとしたイメージを持たれている方も多かったかと思いますが、その実態が伝われば幸いです。
IT業界は未経験でも就職/転職できる業界であるため、興味がある場合は人材不足である今がチャンスです。
他の業界を目指していた方もぜひ検討してみてください。