Macを中古で購入する際のチェックポイント8つを解説!購入サイト5選も紹介
洗練された見た目と直感的な操作感が人気のMac。
最近では、中古で購入する人も増えています。
その中で、
「中古のMacが気になるけど、問題なく使えるか不安」
「中古と新品、結局どちらがお得なんだろう?」
と悩んでいませんか?
新品よりも低価格で購入できるのが魅力の中古品ですが、やはり性能面に不安がある方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、
- Macを中古で購入するメリット
- 中古のMacを購入する際のチェックポイント
- Macの中古品を購入できるおすすめサイト
- Macを中古で高く得るコツ
などについて、詳しくご紹介します。
本記事を読めば、中古品のMacの魅力がわかります。
「できるだけ価格を抑えて質のいいMacを手に入れたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
Macを中古で購入するメリット3つ
Macを中古品で購入するのには、どのような魅力があるのでしょうか?
まずは、Macを中古で購入する3つのメリットを見ていきましょう!
1.価格を抑えられる
Macといえば価格が高いイメージを持つ方も多く、購入を諦める人も少なくありません。
しかし、中古品なら製品によって大きく価格を抑えられます。
型が古いものなら、半額以下で買えることもあるでしょう。
また、新しい型のものでも新品価格の7割程度で購入できることも多いです。
価格面でMacを諦めていた人にとって中古品は、大きな魅力といえます。
2.状態のいいものが多い
Macの中古品は、Windowsと比較すると基本的に状態がよい製品の比率が高いといわれています。
Macの場合は企業のリース落ち品が少なく、個人が丁寧に扱っているケースが多いためです。
反対に、外装に傷があるものは割安になっているため、見た目を気にしなければお得に購入できるチャンスもあります。
ただし、保証がないか、あっても初期不良のみの場合が多い点には注意が必要です。
購入する際には、バッテリーの状態やディスプレイ、キーボードなどの問題がないか、細かい点まで確認しておきましょう。
3.すぐに入手できる
新品のMacを購入する際には、製品によって入荷待ちになることもあります。
すぐにMacを使いたい人にとっては、新品とはいえできるだけ早く手に入れたいのが本音です。
その一方で、中古品ならその場で希望のスペックのMacをすぐに手に入れられます。
すぐに使いたい方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
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Macを中古で購入する際のチェックポイント8つ
中古品のMacは価格を抑えられるのに、状態のよい製品が多いなどの魅力があります。
とはいえ、数ある中古品の中でも、できるだけ性能のよい製品を見極めたいものですよね。
では、Macを中古で購入する際にはどのような点に気をつければよいのでしょうか?
ここでは、Macを中古で購入する際の8つのチェックポイントをご紹介します。
それでは順番に、詳しい内容を見ていきましょう!
1.液晶モニター・キーボードの状態
(出典:AKIBA PC Hotline)
液晶モニターとキーボードの状態は、外せないチェックポイントのひとつです。
MacBook ProやMacBookの一部モデル(2015~2017年頃)では、上記画像のように反射防止コーティングが剥がれてしまう現象が発生することがあります。
画面表示に影響がなければ実用上の問題はないため、少しの剥がれであればあまり気にする必要はないでしょう。
また、キーボードが問題なく動作するかも確認しておいた方がよいポイントです。
上手く反応しなければ、修理代でかえって料金がかかってしまう恐れもあります。
使用上に問題がある中古品は、安くても避けた方がよいでしょう。
2.バッテリーの劣化
バッテリーには「充放電回数」という使用寿命が決まっています。
そして、この充放電回数は、使用環境や温度によって異なるのが特徴です。
以前使っていた人が雑に使っていれば状態が悪いと判断できるため、購入してすぐに使えなくなってしまう恐れもあるでしょう。
バッテリーの交換にはモデルによっても異なりますが、14,080〜21,780円が修理代としてかかってしまいます。
(出典:Apple)
これでは安く購入した旨味が活かせません。
購入してから後悔しないためにも、バッテリーの状態のチェックもしっかり行っておきましょう。
3.キズなど外観の使用感
Mac製品は、ゴールドやスペースグレーなど美しい外観が魅力のひとつでもあります。
しかし、中古品の中には退色やキズ、使用感があるなど外観が劣っているケースもあるでしょう。
退色やキズが激しい場合、以前の使用者が雑に使っていた可能性が考えられます。
見た目にこだわらない人も、外観の使用感から状態を判断することも大切です。
多少のキズならよいですが、大きな損傷がある場合は購入をしっかりと検討した方がよいでしょう。
4.付属品の欠損
充電器や箱など、付属品に欠損がないかも大切なチェックポイントのひとつです。
付属品がついていなければ、取り寄せるのに時間がかかってしまうケースもあります。
購入したらすぐにでも使用したいと考えている方にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。
付属品の欠損を避けるためにも、購入する前には必ず付属品があるかどうかの確認を行ってください。
5.USBポートの数
意外と見落としがちなのが、USBポートの数です。
MacBookシリーズには、MacBookPro、MacBookAir、MacBookなどいくつかのモデルがあります。
そして、それぞれのモデルによって、USBポートの数に違いがあるので注意しましょう。
たとえば、2015年~2019年に発売されていた「MacBook」はUSB-Cが1つしかありません。
モデルによって仕様が異なることを念頭に置いて、購入するかどうかの判断を行いましょう。
6.保証期間の有無
Macを新品で購入した場合には、Apple公式のサポートが1年間無料で受けられます。
しかし、中古品の場合は異なるため注意が必要です。
中古品の場合は、販売店によって保証の有無が大きく異なります。
たとえば、Appleが公式で行っている「認定整備済製品」では、中古品が新品と同様に1年間無料で利用できます。
一方で、オークションサイトなど個人同士でのやり取りでは、保証はもちろん返品も受け付けてもらえないケースも。
購入してから正常に動かせないとなると、かえってお金がかかってしまいます。
このような事態を避けるためにも、事前に保証期間や返品の有無を確認しておきましょう。
7.OSのサポート期間
MacではOSのサポート期間が決められています。
OSのサポートが受けられなくなると、セキュリティ面で大きなデメリットがあるため購入を控えることをおすすめします。
パソコンに感染するウイルスは日々進化しており、すでにリリースされたOSの脆弱性を狙って攻撃してきます。
そのためセキュリティ性を高めるためには、OSのアップデートが欠かせません。
しかし、型が古くOSのアップデートができない状態では、セキュリティ性が弱くなってしまう恐れがあります。
2021年5月時点で、「macOS Big Sur」と互換性のあるコンピュータは以下の通りです。
- MacBook (2015年以降に発売されたモデル)
- MacBook Air (2013年以降に発売されたモデル)
- MacBook Pro (2013年後期以降に発売されたモデル)
- Mac mini (2014年以降に発売されたモデル)
- iMac (2014年以降に発売されたモデル)
- iMac Pro
- Mac Pro (2013年以降に発売されたモデル)
(出典:Apple)
つまり、最も古い2013年以降のモデルはOSのサポートの対象内ということです。
そうなれば、約8年間はOSのサポートを受けられる、ということになります。
これらの情報を踏まえたうえで、中古Macの購入を検討してみてください。
また、Macでしておくべきセキュリティ対策やその重要性について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
Macにセキュリティソフトが必要な理由とおすすめ7選8.新品と中古の価格差
Mac製品の新品と中古品の価格差にも注目しましょう。
Macのモデルや状態によってもさまざまですが、中古の相場は新品の6〜7割程度です。
新品と比較すると安く感じますが、あくまでも中古品であることを忘れてはいけません。
たとえば、画面割れの修理には12,900〜30,000円以上かかる恐れもあります。
購入した際にはそれほど気にならないキズであっても、使用しているうちに修理が必要になるケースも考えられるでしょう。
起こり得るさまざまなケースを考えたうえで、中古品か新品かの判断を行ってください。
Macのおすすめモデル4つ
Macの中古品の購入を考えている人の中には、どのモデルがよいかと迷ってしまう方もいるでしょう。
そこでここでは、Macのおすすめモデルを4つご紹介します。
ぜひ、Macを購入する際の参考にしてください。
1.MacBook Air
(出典:Apple)
MacBook Airは、MacBookシリーズの中でも初心者に人気のあるモデル。
本体が軽く持ち運びに便利で、さまざまな型があるのが特徴です。
2020年の最新モデルではApple独自の「M1チップ」を搭載し、さらにバッテリー時間も大幅に増えました。
11インチと13インチから選択できます。
2.MacBook Pro
(出典:Apple)
MacBook Proは、MacBookシリーズの上位機種。
他のMacBookよりも機能がさらにアップグレードされたモデルで、動画編集や画像編集、プログラミングなどさまざまな用途に利用できるハイスペックなシリーズです。
MacBook Proは13インチと16インチの2種類があります。
MacBook Airとの見た目上の大きな違いは、「Touch Bar」がついていることでしょう。
Touch Barは、タッチするだけでファンクションキーに設定している機能が利用できる便利な機能です。
動画編集やプログラミングなど、クリエイティブな作業をしたい方はMacBook Proを選ぶとよいでしょう。
3.MacBook
(出典:Apple)
MacBookは、2016年に発売されたモデル。
MacBookシリーズの中でも最も本体が軽く、持ち運びに便利なモデルです。
カラーは、以下の4色から選択できます。
- ローズゴールド
- スペースグレー
- ゴールド
- シルバー
ただ、MacBookは販売数自体が少ないデメリットがあります。
4.iMac
(出典:Apple)
iMacは、デスクトップタイプのモデルです。
2021年には、7色展開の新しいiMacがリリースされて話題になりました。
21.5インチ、24インチ(新型)、27インチの3種類が新ラインナップです。
新型iMacからは、キーボードもTouchID搭載になっています。
iMacはMacbookと異なりデスクトップであるため、持ち歩くことはできません。
しかし、画面が大きく作業がしやすいメリットもあります。
さらに、MacBook Proと同じスペックで、価格を抑えることが可能です。
持ち歩く予定がない方に、おすすめなモデルといえます。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
Macを中古で購入できるサイト5選
中古のMacを購入する手段には、さまざまな方法があります。
たとえば、公式サイトや大手中古サイトです。
また、ヤフオクなどのオークションやメルカリなどのサービスを利用する方法もあります。
しかし、できるだけ中古品を購入する際には、公式サイトや大手中古サイトの利用がおすすめです。
オークションなどの個人とのやり取りの場合は、返品や修理保証が受けられないケースがあるためです。
できるだけ安心して中古品を購入するなら、信頼度の高いサービスでの購入を検討しましょう。
そこでここでは、質のよいMacを中古で購入しやすい5つのサイトをご紹介します。
- Apple公式サイト
- 秋葉館
- イオシス
- JUNKWORLD
- メルカリ
それでは順番に見ていきましょう!
1.Apple公式サイト
(出典:認定整備済製品)
1つ目は、Appleが公式で運営している中古品販売サービスの「認定整備済製品」。
認定整備済製品では、Appleから品質が保証された新品同様の中古品を最大15%オフの価格で購入可能です。
認定整備済製品での購入には、以下のようなメリットが挙げられます。
- 新しいバッテリーと外装が搭載されている
- アクセサリやケーブル、オペレーティングシステムがすべて同梱されている
- 新品の白い箱に梱包され、最短で翌日に無料でお届け
- AppleCareを購入すれば、保証を延長できる
- 返品は無料対応
Appleが公式で保証してくれているため、安心して利用できるのが最大のメリットといえるでしょう。
ただし、人気の商品はすぐに売り切れる可能性がある点には注意が必要です。
2.秋葉館
(出典:秋葉館)
「秋葉館」は、Macを専門とした中古販売店です。
中古のMac本体はもちろん、マウスやキーボードなどMacに関連する周辺パーツも数多く取り扱っています。
また、取り扱っているモデルも多いため、販売数が少ない型が古いモデルや人気モデルも販売している可能性が高いです。
ただし名前の通り秋葉原にあるため、店舗に直接行けない方もいるかもしれません。
そんな方は、オンラインでの販売もやっているため、ぜひチェックしてみてください。
3.イオシス
(出典:イオシス)
「イオシス」は、創業20年を誇る老舗中古販売店。
主に中古パソコンやスマートフォンを中心に扱っているのが特徴です。
販売だけでなく買取も行っています。
東京、大阪、愛知、福岡で全9店舗あるため、気になる方は近くの店舗を探してみてください。
4.JUNKWORLD
(出典:JUNKWORLD)
「JUNKWORLD」は、中古ショップの中でもかなり安く買えると評判の中古店。
年間50,000台の販売実績や、全品30日間の保証がついているのも魅力的なポイントです。
MacはもちろんWindowsやパソコン周辺機器も販売しています。
オンライン販売となっているため、24時間いつでも注文可能です。
5.メルカリ
(出典:メルカリ)
「メルカリ」は、中古品を個人同士が売買できるサービスです。
メルカリでもMacOSパソコン本体や、キーボードなどの周辺機器が販売されることがあります。
ただし、個人が販売しているため、記載されている内容が間違っているケースも。
さらに、中古販売店と違ってプロの人に質問できるわけではありません。
また、最悪の場合は使えない製品でも、返品を受け付けてもらえない可能性もあります。
もちろんよい商品が売られていることもありますが、購入する際には中古販売店よりも念入りな確認をしておいた方がよいでしょう。
Macを中古で売る際のコツ3つ
中には、今使っているMacを販売したいと考える方もいるでしょう。
Macを買取に出すなら、できるだけ高く売りたいですよね。
また、これからMacを購入する方も、高く得るコツを知っておけば購入後の行動が変わるはずです。
そこでここでは、中古のMacをできるだけ好条件で売るための3つのコツをご紹介します。
1.箱や説明書を保管しておく
箱や説明書などの付属品を保管しておけば、好条件で売れる可能性が高まります。
また、ケーブルや充電機なども揃えておくとなおよいです。
できるだけ綺麗な状態で付属品を揃えておけば、中古販売の価値も大きく変わります。
購入したときから、大事に残しておきましょう。
2.ステッカーを貼らない
基本的に中古販売は、見た目の状態が値段に直結しやすいです。
そのため、中古品で高く売りたいなら、ステッカーなどを直接貼るのは控えた方がよいでしょう。
ステッカーを貼るならMacのカバーを購入し、その上から貼るなどできるだけ汚さないようにする工夫を行うことが大切です。
また、Macを水で濡らすと故障の原因に繋がるため、掃除は乾いた布で行いましょう。
日々の努力や工夫次第で、買取に出すときの評価が大きく変わるはずです。
3.適切なタイミングで売る
毎年Appleは6月頃にWWDC(世界開発者会議)を、9月頃には新機種発表会を開催します。
新製品や新技術が発表された後は、旧機種の価格が下がるといわれています。
このようなイベントを把握しておけば、できるだけよい条件で販売しやすいでしょう。
とはいえ、購入したタイミングによっては無理なケースもあります。
古い型になればなるほど、販売価格は下がってしまうのが現実です。
できるだけ早く見切りをつけて販売を決断することが、買取価格を下げるリスクを抑えるコツです。
まとめ:Macの中古での購入も検討しよう
今回は中古でMacを購入するメリットや、中古品を購入する際のチェックポイントなどについてご紹介しました。
中古品でも購入方法を工夫すれば、品質のよい製品を安く手に入れることができます。
「Macを使ってみたいけど、予算が足りない」という方も、中古品であれば予算内に収まるかもしれません。
中古品の中から納得できる製品を探すのは大変ですが、ぜひ本記事を参考に中古での購入も検討してみてください。