文系の転職におすすめの仕事9選と選択肢を広げる7つのポイント
「文系の転職は営業職以外にどんな職種があるの?」
「文系の転職に有利になる資格を知りたい」
と思うことはありませんか?
理系と違い、実践的なスキルを身につけていない文系の転職は、ハードルが高く感じてしまいがちですよね。
では、文系でも転職を成功させるにはどんな準備をすればいいのでしょうか?
そこで、今回は、
- おすすめの職種
- おすすめの資格
- 実践すべきこと
について詳しく説明します。
この記事を見れば、文系出身者が転職活動を攻略する方法がわかります。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
文系で転職は難しいと言われる3つの理由
理系では、中途採用でも多くの技術職で需要があります。
しかし文系では、営業職の需要はあるものの、人気の高い事務職などは供給過多の状態です。
それに加え、以下のような理由で文系の転職は難しいと言われます。
- スキルが評価されにくい
- 学んだ学問がそのまま通用しない
- 人材価値が作れていない
では、これらについて説明します。
文系の転職希望者には、耳が痛い話ですが、まずは冷静に現状分析するところから始めましょう。
1.スキルが評価されにくい
文系の転職が難しいといわれる理由のひとつに、スキルが評価されにくい、ということがあります。
なぜなら、そのスキルを証明する資格が少ないからです。
たとえば、文系がアピールすることの多いコミュニケーション能力などは、直接これを証明するような資格がありません。
一方で、理系なら、次のような資格があります。
- 弁理士
- 建築士
- 情報系
理系では、これらのような資格によってスキルを明確に示せます。
しかし、文系では、そのような資格がなく、実際にコミュニケーション能力の高いビジネスパーソンでも、転職に苦労しがちです。
こういった背景があるので、文系は明確なスキルがないと見なされてしまい、転職が難しいとされるのです。
2.学んだ学問がそのまま通用しない
文系で学ぶ学問は、研究職や教職でもないかぎり、職業に直結しないのが実際のところです。
たとえば、文系の人文科学系の学問として、以下のようなものがあります。
- 語学
- 文学
- 哲学
- 心理学
- 歴史学
このなかで語学は、翻訳・通訳や旅行業など、転職に役立ちそうですが、それ以外はどうでしょうか。
仮に哲学に詳しくても、その研究がそのまま実務で活かせることはないし、論理的思考力やコミュニケーション能力の証明にもなりません。
このように、文系の学問は実用的でなく、そのまま転職に通用しません。
3.人材価値が作れていない
文系出身者は、就職後も自分の市場価値を高める努力をしないと、転職で苦戦することになります。
なぜなら、オフィスワークは、ただ同じことの繰り返しで、職場が変わっても通用するような汎用性の高いスキルが身につきにくいからです。
たとえば、一般事務職の仕事内容にはこんなものがあります。
- 書類や資料の作成
- データ入力
- 電話対応
事務職は、誰でも取り組みやすそうなイメージがあり、人気がありますが、ただ言われたことをこなしているだけでは、成長しづらいのです。
自主的に勉強して資格を取得するなど、成長への意欲が不可欠です。
これらの理由から文系の方は転職・就活に不安を感じる方も少なくありません。
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文系が転職時に有利になる3つの能力
転職でこれといった武器のない文系でも、身につければアピールの材料になるものがあります。
そのアピール材料として力になりえるのが、以下の3つです。
- コミュニケーション能力
- 情報収集力
- 人脈
これをおさえれば、周りと差をつけるポイントになります。
どれも一朝一夕で身につくものではありませんが、だからこそ差別化し、自分の強みとして掲げられるものになりやすいです。
文系の転職は、ここが勝負になります。
1.コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とは、人との関わりにおいて必要とされる、あらゆる力のことを指します。
たとえば、以下のようなものです。
- 相手の話に耳をかたむけ理解する
- 人前でプレゼンやスピーチをする
- 良好な人間関係を築く
これらはすべてコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力は、社内外問わず、人と関わるうえで欠かせないものです。
文系の学問は人の思考や行動に関係するものが多いので、文系出身者はコミュニケーションを学ぶ下地があるので、これを積極的に伸ばしていきましょう。
2.情報収集力
いまの時代、誰でも簡単に情報が手に入るようになりました。
しかし、だからこそ、情報収集力が不可欠なスキルになっています。
- わからないことがあれば自力で調べられる
- ひとつの情報を多方面から分析できる
- エビデンスに基づき考えられる
このように、大量の情報から必要な情報を整理してまとめるのが情報収集力です。
特に営業やマーケティングでは、顧客や市場の理解が必須なので、事前の情報収集が極めて重要になります。
情報社会において、情報収集力は大きな武器になります。
3.人脈
人脈があれば、以下のようなメリットがあり、転職を有利にすすめられます。
- 自分の人物像が事前に伝わりやすい
- 企業側もリスクが少なく、内定を出しやすい
仲介してくれる人の存在があるので、転職者・採用担当者ともに安心感があります。
しかし、誰でも最初から人脈をもっているわけではありません。
そのような場合は、異業種交流会に参加し、他業界の人とコミュニケーションをとるのも効果的です。
異業種交流会には、さまざまな業界・業種の人が集まっているので、人脈の幅が広がり、転職先につながるような出会いが期待できます。
文系の転職におすすめの仕事9選
文系の転職は、専門知識がないため、理系より不利だと言われがちです。
しかし、逆に考えると、幅広い選択肢のなかから職種を選べるというメリットともとらえられます。
そこで、文系におすすめな9つの仕事を紹介します。
ひとりでコツコツと作業する印象が強いものから、積極的に人とコミュニケーションをとるものまで、多彩な職種があります。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.Webライター
Webライターとは、Webメディアの記事を書くライターのことをいいます。
たとえば、YahooのWebサイトには最新の記事が次々とアップされていきますが、このような記事を書いているのがWebライターです。
Webライターには、こんな人が向いています。
- 文章で表現するのが好き
- コツコツと取り組む作業ができる
- リサーチ能力がある
いうまでもなく、ライターは文章を書くのが好きな人に向いています。
同時に、読者のニーズや最新情報を把握し、まとめる能力も重要です。
Webライターの求人は増加傾向にあり、フリーランスとしての道もあるので、チャレンジしがいのある仕事といえます。
在宅ワークでライターの仕事は可能!収入を増やす3つのポイントや仕事の探し方を紹介2.事務
安定して働きやすそうな事務職は、文系の職種のなかでも、高い人気があります。
事務の主な職種には、以下のようなものがあります。
- 一般事務
- 経理事務
- 人事事務
- 労務事務
- 医療事務
事務はどの企業活動に必須の仕事ですが、業務内容は多岐にわたります。
また、デスクワーク中心で、ただパソコンの前に座っていればいいというイメージがあるかもしれませんが、それは誤解です。
事務は、電話や窓口で顧客と接する機会も多く、決して黙々と机に向かっているだけの仕事ではないので、そのようなところに魅力を感じている人は注意が必要です。
3.公務員
公務員は、なんといっても安定感が魅力で、いつの時代も根強い人気があります。
公務員には、主に以下のようなものがあります。
- 国家公務員
- 地方公務員
- 消防士
- 警察官
公務員になるために、まず確認しなければならないのは年齢制限のことです。
近年、年齢制限は緩和傾向にあるものの、高齢になるほどチャンスが減るのも事実。
また、公務員になるには、試験に合格する必要があります。
筆記試験には相当程度の勉強時間を確保しなければならないので、入念な準備が必要です。
4.金融業
金融業界は、他の業界と比べて年収が高い傾向があります。
安定しているイメージも強く、人気のある業界です。
代表的な業種には以下のものがあります。
- 銀行
- 証券会社
- 保険会社
金融業界にも営業職があり、がんばりによっては高収入を目指すことも可能です。
証券会社や保険会社の営業では、ノルマを課せられ、成績次第でインセンティブを得られるのが一般的だからです。
営業では、顧客の大事なお金を預かる商談をするため、円滑なコミュニケーションを図れる能力が求められます。
金融業界では、ファイナンシャルプランナーなど業界ならではの専門職もあり、個人のスキルを活かしやすい業界です。
5.広告業
広告業界は、インターネットの普及により日々、進化しています。
2019年には、インターネット広告がテレビを逆転しました。
この広告業界は、主に以下の業種に分けられます。
- 広告主
- 広告制作会社
- メディア媒体
- 広告代理店
職種としては、営業、マーケティング、クリエイティブなど、様々なものがあります。
広告業界の仕事は、クライアントや媒体関係者など、社内外の様々な職種の人と連携して行います。
高いコミュニケーション能力は、広告業界に欠かせない能力といえます。
Webマーケターを徹底解剖。〜未経験からWebマーケターになるために必要なスキル〜6.営業
文系出身者の転職で配属されやすいのが、営業です。
営業の仕事の基本は、会社の利益をあげることにあります。
営業職は、以下に分類できます。
- 法人営業
- 個人営業
- 新規営業
- 既存営業
- 内勤営業
いずれにせよ、営業は顧客とのやりとりがあるので、コミュニケーション能力が最重要であることは言うまでもありません。
人と関わることが得意でなく、向上心もない人には苦労する職種かもしれません。
一方で、売上の結果などで年収アップが期待できるので、バリバリ働いて稼いでいきたい野心家タイプの人には向いている仕事です。
7.サービス業
サービス業とは、「お客様にサービスを提供する」仕事です。
サービス業に分類されるものは幅広く、非常に多くの業種、職種を含みます。
接客業というイメージをもっている人が多かもしれませんが、それに限らず、主な業種には以下のものがあります。
- 情報通信業
- 運輸業、郵便業
- 宿泊業、飲食サービス業
- 教育、学習支援業
- 医療、福祉
サービス業は、基本的に人と積極的に接する機会が多い業種です。
コミュニケーション能力がある人や、他人に奉仕するマインドがある人に向いています。
8.システムエンジニア・プログラマー
理系のイメージがありますが、文系でもシステムエンジニアやプログラマーに転職することは可能です。
耳慣れてはいるかもしれませんが、それぞれ、次のような仕事をします。
- システムエンジニア:顧客の要望に合わせてシステムを設計する
- プログラマー:システムエンジニアが作った設計に基づき、実際にプログラミングする
IT業界はチームでプロジェクトをすすめることが多く、顧客をはじめ、社内外のチームメンバーとのコミュニケーションが欠かせないものとしてあります。
そこで、文系の仕事で培ったコミュニケーション能力や人脈を活かすチャンスがあります。
理系出身者のなかには、専門知識はあるものの人と関わることが苦手な人もいるので、そんなとき文系出身者は貴重な人材となれます。
文系からIT業界への転身は、実はかなりおすすめなのです。
プログラミングに必要なものは?学習環境や知識・スキルを細かく解説9.Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを担当する仕事です。
未経験から手に職をつけられ、女性からも人気の高い職業です。
Webデザイナーは、具体的には、次のような仕事をします。
- 「Illustrator」でイラストを描く
- 「Photoshop」で写真を編集する
- HTML、CSSなどでコーディングする
Web業界の拡大に合わせ、Webデザイナーの需要は高まっています。
Webディレクターなどへスキルアップすることで年収を大幅に上げることもでき、将来性のある仕事です。
また、今お伝えした「Webデザイナー」や「ITエンジニア」になりたい方は、プログラミングスクールで学習することもおすすめしています。
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文系の転職を有利に!おすすめの資格5選
資格の取得には時間もお金もかかるものです。
資格の種類も多く、本当に役立つ資格は何なのか迷う方も少なくないでしょう。
そこで、適切な資格を選び、働きながら効率的に学習をすすめていくことが重要です。
そこで、文系の転職に役立つ、おすすめの資格をご紹介します。
- 情報処理技術者
- 基本情報技術者試験
- TOEIC
- マイクロソフトオフィススペシャリスト
- MBA
これらについて、資格の内容、取得する際の注意点などを説明します。
それぞれのポイントを理解し、上手に転職に活かしていきましょう。
1.ITの実用能力を証明する「情報処理技術者」
情報処理技術者試験は、独立行政法人「情報処理推進機構」が運営し、経済産業省が認定している国家資格です。
基本的には、システムエンジニアやプログラマーなどIT職のための資格になります。
試験は、12の試験区分と4段階のレベルから構成されます。
- 情報セキュリティマネジメント試験
- ITパスポート試験
- ITストラテジスト試験
- 応用情報技術者試験
- 基本情報技術者試験
これは試験区分の一部ですが、難易度は簡単なものから難関といわれるものまで幅広いです。
レベル4の試験になると超難関とも言われ、ITスキルの立派な証明になります。
2.ITエンジニアの登竜門「基本情報技術者試験」
基本情報技術者試験は、さきほど説明した情報処理技術者試験の試験区分のひとつ。
合格率は20〜30%と、一般的にはやや難しいとされることが多いです。
しかし、あくまで「基本」を問う試験なので、基礎知識を問うものが中心で、高度な内容が出題されるわけではありません。
試験内容の一部には、以下のようなものがあります。
- 統計や数学
- アルゴリズムとデータ構造
- コンピュータ
- セキュリティ
- 経営戦略
合格率だけみると、かなり難易度が高そうですが、未経験者でもしっかり対策をすれば十分に合格可能です。
IT業界を目指すなら、挑戦する価値のある資格です
3.実用的な英語力を示せる「TOEIC」
日本でもっとも知名度のある英語試験といえば、TOEICです。
TOEICは信頼性が高く、高得点をとれば、転職において強力なアピールポイントになりえます。
また、以下が会社で役立つ点数の目安です。
- 最低ライン:600点
- 転職で有利:700点
- 外資系企業:800点
TOEICは年間10回開催されているので、やる気があれば、目標達成まで何度でもトライできるのがいいところ。
しっかり学習スケジュールを立て、まずは600点を目指してみましょう。
4.マイクロソフト系の操作技術資格「マイクロソフトオフィススペシャリスト」
事務職や営業職では、資料作成などのためパソコンスキルが求められます。
そこで、パソコンスキルを証明できるマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の出番です。
MOSは国際的に認められている資格で、試験内容には以下からなります。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
これらは社会人には必須のツールなので、多くの業界でスキルの証明になります。
また、MOSはMicrosoftが正式に行っている試験で、日本のみならず、海外でも通用するのが魅力的です。
5.マーケティングのプロフェッショナルの証明「MBA」
MBAは「Master of Business Administration」の略で、経営学の大学院修士課程を修了すると授与されます。
特に外資系企業やグローバル企業の転職で有利になります。
MBAを取得には、ビジネススクールに通う必要があり、以下のような内容を学べます。
- マーケティング
- リーダーシップ
- ファイナンス
- 統計学
- 経営戦略
ただし、費用・時間の面で負担が小さくありませんので、しっかり計画する必要があります。
しかし、一生モノのビジネス知識が身につくので、意識の高いビジネスパーソンには魅力的な学位です。
選択肢を広げよう!文系が転職するときに実践すべき7つのこと
転職活動が初めての人は、何から手を付けていいのかわからず、不安な人も多いのではないでしょうか。
ここでは、文系の転職希望者が効率よく転職活動をすすめていけるように、実践するべきことについて説明します。
転職活動は、自分を見つめ直すチャンスでもあります。
ぜひ前向きに取り組んでいきましょう。
1.自己分析を徹底的にする
転職を始めるにあたっては、まず自己分析をすることが重要です。
自己分析をする理由は3つあります。
- 自分の長所・短所を理解できる
- 自分が何をしたいのかを考察できる
- 面接で自分を適切にアピールできる
自己分析とは、自分の長所・短所の言語化です。
過去をふりかえり、どのような成功体験や失敗体験があったのか、そのなかで何を学習したのか洗い出していきます。
同時に、自分が何をしたいのかも、より深く掘り下げてください。
このような自己理解ができてると、面接のときも自信をもって「自分はどういう人間か」について、語れるようになります。
2.業界研究をする
転職する業界を知るために欠かせないのが、業界研究です。
業界研究をする理由には以下のようなものがあります。
- 自分が活躍できる業界がわかる
- 転職先とのミスマッチを減らせる
転職では、個々の企業の情報にばかり目をやりがちですが、より大きな視点で業界全体を理解しておくことも重要です。
業界研究には、以下の媒体を参考にするといいでしょう。
- 会社四季報
- 新聞・業界誌
- 企業のWebサイト
- 求人情報サイト
- 転職イベント
まずはうすく広く、業界について理解するのがポイントです。
3.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、転職活動において自分をアピールするために提示する作品や能力という意味です。
ポートフォリとは、特に次のようなデザイナー・クリエイターの転職においてよく用いられます。
- Webデザイナー
- ITエンジニア
- コピーライター
たとえば、Webデザイナーなら、自分でコーディングしたWebサイトやサービスを提示することで、自分の能力を客観的に評価してもらえます。
ただし、このポートフォリオの考え方は、デザイナー・クリエイター系に限らず、転職を希望するすべての人に関係があるものです。
どうすれば自分という人間を初対面の面接官に伝えることができるかという視点を、ポートフォリオから学ぶことができるのです。
4.必要な資格を取る
中途採用の転職においては、実務経験が重視される傾向があります。
業種によっても異なりますが、資格は保有していても有利にならないこともあります。
たとえば、医療事務を例にとります。
医療事務に関連する資格は非常に多いですが、実際に面接で重視されるのは以下のような項目です。
- 実務経験の有無
- 勤続年数
- 求める人物像とマッチしているか
資格は判断のたったひとつの要素でしかなく、圧倒的に重要なのは実務経験なのです。
資格を取得するなら、適切な評価につながるものを選ぶ必要があります。
5.実務で活かせるスキルを身につける
転職では、即戦力が求められるので、実務経験がない未経験者は、スキルを身につけ、転職を有利にすすめるべきです。
スキルを習得するには、以下の方法があります。
- 資格をとる
- スクールに通う
面接でなるべく具体的なアピールができるよう、有効なスキルを身につけておきましょう。
ただ、やみくもに資格をとったり勉強したりすればいいわけではありません。
さきほども説明したように、スキルを身につけるための資格や勉強が本当に転職で役立つのかを見極める必要があります。
6.転職エージェントを活用する
転職エージェントとは、求人探しなどを行ってくれる人材紹介サービスのことです。
転職に関する相談もできるので、わからないことがあれば、ひとりで悩まなくてもよくなります。
転職エージェントでは、以下のようなサービスを提供しています。
- 転職のプロによるカウンセリング
- 非公開求人の紹介
- 提出書類、面接のアドバイス
しかも、登録は無料です。
これは、転職エージェントは転職の決定した企業側から仲介料として報酬を受けとるからであり、サービス利用者が料金を払う必要はありません。
失敗しない転職活動をするうえで、転職エージェントは使わない意味がない存在といえます。
7.IT系の知識を身につける
IT業界の市場規模は拡大しており、今後もそのニーズは高まります。
このことは、スマホ、パソコン、Webサービスなど、IT技術が個人の生活や社会活動に広く浸透していることからも、わかります。
それだけIT系の知識が必要とされ、転職において評価される場面が増えています。
しかし、IT人材は人手不足に悩まされており、つまり、今がチャンスなわけです。
- プログラミングスクール
- オンライン学習サイト
このようなサービスを利用して、プログラミングを学んでみませんか。
将来性があり、文系の未経験でもチャレンジできるので、IT業界は転職先として、おすすめできる領域のひとつです。
まとめ:文系の転職も努力次第で選択肢は無限大!
文系の転職は、実用的スキルに乏しく、営業くらいしか選択肢がないと誤解している人がたくさんいます。
しかし、実際には文系でも転職先は幅広く、またスキルがなければ、身につければいいのです。
特におすすめなのは、文系でもスキルを身につけることで転職しやすくなるIT業界です。
- システムエンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
これらIT人材は、需要に対して供給が追いついていません。
売り手市場なのは、転職希望者からすると、嬉しいことですよね。
IT業界は、プログラミングスクールなど学習環境が整っていることからも、文系におすすめできます。
では、以上をふまえ、上手に転職活動をすすめていってもらえると幸いです。