【HTML5初心者入門】フォントの色を変える方法を解説!お役立ち情報あり
Webサイトを制作している時に、
「HTMLでフォントの色ってどうやって変えるんだっけ?」
「この文章の一部だけフォントの色を変える方法がわからない」
と思うことはありませんか?
基礎中の基礎だから聞きづらい…と思っている方もいるでしょう。
今回はそんな方のために、
- HTMLでフォントの色を変える方法
- HTMLでフォントの様々なカスタマイズ方法
- フォントの色を変える時のお役立ち情報
という内容を解説していきます。
HTML5から変わったフォントに関する仕様や、フォントの色を決める時に便利なお役立ち情報も紹介しますので、ぜひ最後までみてくださいね。
初心者でも簡単!HTMLでフォントの色を変える方法【基本編】
まずは、HTMLでフォントの色を変える基本の方法から解説していきます。
- HTMLのstyleタグに直接書き込む
- .CSSファイルを用意してcolorプロパティを指定する
上記2つのうち、どちらかの方法であればHTML内のフォントカラーを変えることができます。
しかし、中には「あれ?fontタグは使わないの?」と思った方もいるでしょう。
以前は、HTMLのfontタグを使ってフォントの色を変えることができましたが、HTML5からは廃止されたため使用できません。
HTML5以前の知識のままアップロードしていない人は、今日このことを覚えてしまいましょう。
1.HTMLのstyleタグに直接書き込む
最も手っ取り早く、簡単にフォントの色を変えたい時におすすめの方法です。
「CSSを外部ファイルとして読み込むのが面倒」
「本当に一部分しかフォントの色を変えない」
などの場合に使いやすいでしょう。
具体的には、以下のように使用します。
<!-- HTML -->
<body>
<p>styleタグを使ってフォントの色を指定します。</p>
<style>
p {
color: red;
}
</style>
</body>
2.CSSファイルを用意してcolorプロパティを指定する
外部のCSSファイルを用意してフォントの色を変える方法を紹介します。
HTML内にstyleタグを直接書き込むと、CSSとHTMLの境目がわかりづらくなってしまうため、一般的にはこの方法を使います。
<!-- HTML -->
<head>
<link rel="stylesheet" href="stylesheet.css">
</head>
<body>
<p>外部CSSファイルでをフォントの色を指定します。</p>
</body>
/* CSS */
p {
color: #ff0000; /*赤色*/
}
Webサイトを作るとなると、フォントの色をカスタマイズする機会が多くなります。
同じ色を様々な文字に指定する場合は、できる限り同じタグやclass属性を指定して、まとめてフォントの色を指定すると楽ですよ。
colorプロパティの指定方法【色を指定する時のお役立ち情報も】
上記で紹介したcolorは、フォントだけでなく、背景色などHTMLの色も指定できる便利なプロパティです。
colorプロパティで色を指定する時には、色を示す値を使用します。
値は複数あり、それぞれ指定方法が異なります。
カラーネーム | color: red; |
16進数 | color: #ff0000; |
10進数 | color: rgb(255, 0, 0); %指定も可能 |
HSL指定 | color: hsl(0, 100%, 50%); |
10進数の透明度指数 | color: rgb(255, 0, 0, 0.5); |
HSLの透明度指数 | color: hsla(0, 100%, 50%, 0.5); |
それぞれの値や指定できる色は、かなりの数になるので覚える必要はありません。
指定したい色を調べる時には、以下のような早見表を確認できるサイトを利用しましょう!
HTML,CSS カラーコード一覧表 | 背景色や文字色の設定
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自由にカスタマイズ!HTMLでフォントの色を変える方法【応用編】
HTMLでフォントの色を変える基本的な方法をマスターしたら、様々なパターンに応用できる方法を学んでいきましょう。
ここでは、2つのパターンでフォントの色を変える方法を紹介します。
自由にカスタマイズしたい時は、外部CSSファイルをHTML内で読み込んで使用する方法が最適なので、今回はその方法で紹介していきます。
HTMLでフォントの一部だけ色を変える方法
文章の一部だけフォントの色を変えたい時は、spanタグを使用します。
<!-- HTML -->
<body>
<p>HTML全体のフォントの<span>一部だけ</span>色を指定します。</p>
</body>
/* CSS */
span {
color: rgb(255, 0, 0); /*赤色*/
}
上記のように変えたい部分のフォントをspanタグで挟み、CSSのcolorで指定することで、その部分のみ色を変えることができます。
HTMLでフォントの色と背景色を変える方法
フォントの色だけでなく、背景色を変えたい場合には以下のように記述します。
<!-- HTML -->
<body>
<p>HTML全体のフォントの色と背景色を指定します。</p>
</body>
/* CSS */
p {
color: #ffffff; /*白色*/
background-color: black;
}
フォントの色はcolorプロパティ、背景色はbackground-colorプロパティで指定するので、間違いないように注意しましょう。
HTMLでフォントの色が変わらない!主な原因と対策を解説
CSSで指定したのに、HTMLのフォントの色が変わらない!!
という問題に直面した方は少なくないでしょう。
ここでは、そんな時の原因と対策を解説しますので、つまづいた時に参考にしてください。
CSSファイルが正しく読み込まれていない
フォントの色が変わらない原因で最も多く挙げられるのが「CSSファイルが読み込まれていない」ことです。
CSSファイルが正しく読み込まれているか確認するには、各ブラウザの開発用機能を使います。
Google Chromeの場合は、デベロッパーツールを開き、「Console」を確認します。
この時、「Failed to load resource: net::ERR_FILE_NOT_FOUND」という表示がでていたらCSSファイルが正しく読み込まれていないということになります。
CSSのコードに誤りがある
そもそもHTMLやCSSコードが間違って記述されている場合も、原因として多く挙げられます。
CSSファイルの読み込みを調べる方法と同様で、開発用機能を使います。
ブラウザがGoogle Chromeの場合、デベロッパーツールの「Elements」でCSSの反映状況が確認できます。
調べたいHTMLを指定した時、指定したCSSが線で消されて何らかのマークが表示されている場合は、コードに誤りがあることになります。
aタグフォントの色を変えたいのに全体で指定している
なぜかaタグだけフォントの色が変わらない…ということに悩まされている方も多いでしょう。
これは、各ブラウザであらかじめaタグにフォントカラーが設定してあるために起こる現象です。
むしろ正常な現象ですので安心いてください。
aタグにも色をつけたい場合は、以下のように個別で指定する必要があります。
<!-- HTML -->
<body>
<a href="#">aタグフォントに色を指定する。</a>
</body>
/* CSS */
a {
color: hsl(0, 100%, 50%); /*赤色*/
}
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まとめ:HTMLでフォントの色を変えるのは初心者でも簡単
今回は、HTMLでフォントの色を変える基本的な方法や、自由なカスタマイズ方法まで解説しました。
外部CSSを使ってフォントの色を変える場合もメインで使うのはcolorプロパティぐらいなので、初心者でも簡単に指定できるでしょう。
色の値はたくさんあるので、覚えずに早見表からコピペして使うのが便利ですよ。
フォントの色が変わらなくても焦らずに、この記事で紹介した原因を一つずつ確認していけば対処できます。
HTMLでフォントの色を変える方法をしっかり身につけて、見やすくメリハリのあるWebサイトを作りましょう!