【初心者向け】HTML要素の大きさを指定する方法

2024.01.11
HTML要素の大きさを指定する方法

プログラミングの学習を進めている中で、

「HTMLのフォントや画像を大きくしたい」

「HTML要素の大きさをどの単位で指定すればいいのかわからない」

などと思ったことはありませんか?

そこで今回は、フォントや画像などのHTML要素の大きさを指定する方法について解説します!

この記事を読んでわかる内容は以下の通りです。

  • 大きさを調節することが可能なHTML要素について
  • HTML要素の大きさを指定する単位の種類と使い方
  • 以前使われていたHTMLのfont要素は現在非推奨!?

ブログ記事で見出しを設置したり、画像の大きさを調整してWebサイトのデザインを変えてみたりと、HTML要素の大きさの調整は必ずと言ってよいほど必要な技術です。

プログラミング初心者はもちろん、もうすでにバリバリコードを書いている方も、復習として確認しておきましょう!

HTMLで大きさを調整できる要素とは?

HTMLには様々な要素がありますが、全ての要素の大きさを調整できるというわけではありません。

とはいえ、非常に多くのHTML要素の大きさを調整することが可能です。

そこで、大きさ(文字サイズも含めて)を調整できるHTML要素にはどのようなものがあるのか、よく使用されている要素を一覧でピックアップしました。

divブロック単位(範囲)の指定
h1~h6見出し要素(ブロック単位の指定、フォントサイズの指定)
p段落(ブロック単位の指定、フォントサイズの指定)
img画像の埋め込み(ブロック単位の指定、画像サイズ)

主に、見出しや段落などの文字を表示させる要素や、ブラウザ上に反映されるdivやimgなどの要素が大きさを調整することができます。

HTMLの画像や文字の大きさの指定方法について

HTML要素の大きさを指定する場合には、CSSのwidthやheight、font-sizeプロパティなどを使用して、大きさを指定します。

大きさの指定には、以下4つの単位を使用することが可能です。

  1. px(ピクセル)
  2. %(パーセント)
  3. フォントサイズ

では、それぞれの特徴や使い方について見ていきましょう!

1.px(ピクセル)で指定する

px(ピクセル)は、スクリーンの1ピクセルの長さを1とした単位のことで整数値で指定することができます。

1ピクセル単位で指定することができるので、かなり細かい指定や変更をしたい時にも利用しやすい単位です。

しかし、実際に表示されるサイズは、モニターの解像度によって異なるので、全てのモニターできっちりと同じ実寸に揃うというわけではなので、注意しましょう。

具体的には、以下のように使用します。

<!-- HTMLコード -->
<img src="https://cdn.pixabay.com/photo/2021/08/04/13/06/software-developer-6521720_960_720.jpg">
/* CSSコード */
img {
  width: 500px;
  height: auto;
}

▼ブラウザ表示▼

ブラウザ表示:少し小さめ

2. %(パーセント)で指定する

%(パーセント)による大きさの指定は、親要素に依存するのが特徴。

画面サイズによってもサイズが自動で変更されるので、画面サイズによって画像の大きさを一つずつ指定したり、新しい画像を用意する必要がありません。

具体的には、以下のように使用します。

<!-- HTMLコード -->
<img src="https://cdn.pixabay.com/photo/2021/08/04/13/06/software-developer-6521720_960_720.jpg">
/* CSSコード */
img {
  width: 50%;
  height: auto;
}

▼ブラウザ表示▼

ブラウザ表示:少し大きめ

3.フォントサイズの指定方法

フォントサイズは、様々な単位によって指定することが可能です。

実際に主に使用されている単位を用いて、フォントサイズがどのようになるか見比べてみましょう。

<!-- HTMLコード -->
<p class="px">フォントサイズ:5px</p>
<p class="per">フォントサイズ:5%</p>
<p class="em">フォントサイズ:5em</p>
<p class="rem">フォントサイズ:5rem</p>
<p class="vw">フォントサイズ:5vw</p>
/* CSSコード */
.px {
  font-size: 5px;
}
.pre {
  font-size: 5%;
}
.em {
  font-size: 5em;
}
.rem {
  font-size: 5rem;
}
.vw {
  font-size: 5vw;
}

▼ブラウザ表示▼

ブラウザ表示:フォントサイズ別に並んでいる

同じ数値を指定していても、単位によって全く大きさが異なるのが見てわかるでしょう。

widthやheightを指定して統一させたい場合は、小数点で数値を細かく指定できる「em」か「rem」の使用がおすすめです。

文字の大きさを変えるHTMLのfont sizeは現在非推奨

以前は、フォントサイズの指定にHTMLの「font」タグに「size」を指定する方法が使用されていました。

しかし、現在では見た目による装飾はCSSが推奨されているため、fontタグでのsize指定は非推奨となっています。

HTMLだけでフォントサイズの指定ができる便利なタグでしたが、HTMLは、基本的に構造や内容を表すために使用されるマークアップ言語なので、フォントサイズの調整はCSSで行いましょう。

大きさなど見た目の装飾はCSSで!対象の要素に適切な単位で指定

今回は、画像やフォントサイズをメインに、HTML要素の大きさを指定する方法について解説しました。

以下は、この記事のまとめです。

  • 文字や画像関係のHTML要素は、基本的に大きさの指定ができる
  • 細かい指定はpx、画面サイズや親要素に合わせたい時の指定は%がおすすめ
  • 見た目の大きさをデザインしたい場合はCSSで行う

同じ数値を指定しても、単位で大きさが異なります。

また、画像や文字などの表示させたい内容、モニターの解像度などによっても表示方法が異なってくるので、使用する意図やよく訪れるユーザー層などによって指定するようにしましょう!

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