Webエンジニア・プログラマー就職に有利な資格7選!
情報処理やプログラミングに関する資格は数多く存在します。
プログラマー、エンジニアは、プログラミング言語などの専門的な知識、技術が必要な職業なので、特別な資格が必要なのではないかと悩んでいる方もいるでしょう。
また、資格の数も多く、様々な言語、分野に分かれているので、どの資格を取得するべきか迷ってしまう場合も少なくありません。
まずは、プログラミングに関するおすすめの資格を見ていきましょう。
1そもそもWebエンジニアとは?
WebエンジニアはWebサービスに幅広く携わる技術職を指します。
Webサイトやスマートフォンサイトなどで使われているシステムやアプリの開発を行う仕事です。
また、Webエンジニアといっても、設計からプログラミングを担当する場合や、設計から保守まで全体的に携わる場合もあります。
このように、すべてのWebエンジニアが同じ業務を行っているわけではありません。
そのため、Webエンジニアは大きく以下の3つに分類されます。
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- インフラエンジニア
さらにWebエンジニアの仕事内容などについてくわしく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
Webエンジニアとは?仕事内容・年収・必要な4つのスキルなどを徹底解説!
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就職・転職に資格は絶対に必要?
医師や看護師など、資格を取得していないと就職できない職業もあります。
しかし、プログラマー、エンジニアに関しては資格は必須ではありません。
知識や技術を身につけている証明として資格を利用することもできますが、資格さえ持っていれば就職・転職が確実にできるというものではないのです。
プログラマー、エンジニアとして就職する際には、資格を持っているかどうかよりも即戦力として働けるかどうかがポイントになります。
ITに関連する職業は、クライアントとのやりとりや納期に追われることも多いですが、専門色も強いため離職率も低くありません。
資格を取得したからといって安心するのではなく、実際にプログラミングの経験を積んで、自分の適性・力量を知る必要があるのです。
資格の勉強をする際にも、資格取得だけを目指すのではなく、プログラミング、情報処理に関する知識を深める意識を持って取り組まなければなりません。
Webエンジニアやプログラマーの就職に有利な資格7選
必ずしも資格が必要ではなくても、持っておけばプラスに働くこともあります。
ここではエンジニアとしての就職や転職に役立つおすすめの資格を7つご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- PHP技術者認定試験
- Oracleマスター
- JAVA(TM)プログラミング能力認定試験
- Ruby技術者認定試験
それでは順番に見ていきましょう!
1.ITパスポート試験
ITパスポート試験では、IT業界で働く際に必要になる知識を学ぶことができます。
情報モラル、セキュリティの知識はもちろん、経営戦略や会計など、幅広い知識を身につけることができるでしょう。
情報処理の入門編として位置づけられる国家資格でもあるので、プログラマーだけでなく、どの職種においても応用可能な資格であると言えます。
プログラミングの専門知識はまだ身についていない、何から勉強して良いか分からないという方は、まずこの資格を取得してみると良いでしょう。
公式サイトはこちらです。
2.基本情報技術者
ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせる際にぜひ取得してほしいのが基本情報技術者。
IT業界の定番ともいえる国家資格です。
基本情報技術者の資格取得を目指すことで、高度なIT人材になるために必要な基礎知識やスキルを身につけられます。
インフラエンジニアになろうが、プログラマーになろうが基本情報技術者の試験を通して学んだ知識は必ず役に立つでしょう。
ITエンジニアを目指すすべての人におすすめな資格です。
公式サイトはこちら。
3.HTML5プロフェッショナル認定資格
HTML5プロフェッショナル認定資格は、Webコンテンツ開発に携わるエンジニアにおすすめな資格です。
資格取得を目指すことで、Webコンテンツ制作の基礎や、最新マルチメディア技術に対応した開発・設計能力を身につけられます。
試験の種類は「Level1」と「Level2」の2通り。
以下に詳細をまとめました。
- Level1:Webコンテンツ制作における基礎
- Level2:システム連携と最新のマルチメディア技術に対応したコンテンツ開発・設計
Level2はLevel1を保有したうえで受験できる上位資格です。
ただし、どちらも有効期限が5年と決められている点には注意しましょう。
公式サイトはこちらです。
4.PHP技術者認定試験
PHP技術者認定機構が認定している資格です。
初級、上級/準上級、認定ウィザードの3つの難易度があり、独学で受験する方法の他、認定スクールのコースを受講して受験する方法があります。
ウィザードを受験するためには、上級/準上級に合格しなければなりません。
PHPは国内でも多くのWEBサイトに使われており学習を始めるのも簡単なため、プログラミング初心者にもおすすめの言語といえるでしょう。
公式サイトはこちらです。
5.Oracleマスター
Oracleマスターは、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つの難易度に分かれているのが特徴です。
海外のオラクル資格とも連携しているため、世界に通用する資格といえます。
オラクル社が開発した「Oracle Database」は、数多くの企業で導入されているソフトです。
そのためSonotame、プログラマーやWebエンジニアとして就職した場合にも使用する機会が多くあるでしょう。
Oracleマスターは、Oracle Databaseについての知識も身に付けられる試験なので、就職後にも有用な資格であると言えます。
公式サイトはこちらです。
6.JAVA(TM)プログラミング能力認定試験
JAVAは大企業でも頻繁に採用されるプログラミング言語の1つ。
試験に合格することで、JAVAを利用してプログラムを作成する能力が認定されます。
3級から1級までの3つの等級があり、3級ではJAVAの基礎知識、1級では高度な実技が要求されます。
JAVAを学習し始めたばかりの初心者から、プログラミング上級者まで幅広く活用できる資格です。
公式サイトはこちら。
7.Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験は、Rubyに関する知識や技術を取得を証明できる試験です。
難易度はシルバーとゴールドの2つ。
シルバーでは基本のコーディング技術、ゴールドではプログラム設計技術が認定されます。
RubyはWEBサービスだけでなく、スマートフォン向けアプリやゲームにも広く利用されているため、今後さらなる需要の高まりが予想されるでしょう。
日本で開発された言語のため、学習も比較的簡単です。
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Webエンジニアやプログラマーには、資格よりもプログラミングの勉強がおすすめ
すぐに就職や転職を目指すなら、資格よりもプログラミングの勉強をおすすめします。
なぜなら、資格よりもプログラミングスキルのほうが転職や就職の際に評価されやすいからです。
もちろん資格取得にも様々なメリットがありますが、すぐに実践で活かせるわけではありません。
「Webサイトを作成できる」「アプリを制作できる」など、即戦力に繋がるスキルのほうが需要が高いのです。
プログラミングを学ぶメリットや、初心者におすすめの学習ステップについてくわしく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
プログラミングは独学できる?
プログラミングは独学でも習得できるといわれています。
しかし、独学で挫折してしまう人がほとんどなのも現実です。
多くの人が挫折してしまう原因には、学習方法が適切でないことが挙げられます。
プログラミングは1文字の違いであってもエラーが出てしまうもの。
原因がわからないまま1人でエラー解除と向き合うのは、かなりの時間がかかるのと同時に精神的にもつらいです。
だからこそ独学を成功させるためには、正しい勉強方法や多くの知識を身につける必要があります。
プログラミングの独学を成功させるための方法についてくわしく知りたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
プログラミングは独学で大丈夫?初心者向けに習得手順とコツをわかりやすく解説まとめ:資格取得を目指すなら
前述の通り、IT業界への就職において資格は必ず必要なものではありません。
しかし、資格取得に向けて学習することは損にはならないでしょう。
資格取得に向けて基礎的な知識を学ぶこともできますし、実技試験が課される場合も多いので、実践経験を積むことにも繋がります。
また、就職・転職した後、キャリアアップのために資格を取得する場合もあるでしょう。
上級の試験を受けるためには、下級の資格を保持していることが条件となる場合も少なくないので、余裕のある内に資格を取得しておくのもおすすめです。
プログラミングに関する資格は、独学でも受験することができる場合がほとんどです。
資格取得に焦点を当てた参考書なども多く刊行されていますが、自分では解決できないことも出てくるかもしれないので、効率良くプログラミングを学ぶためには、やはりプログラミングスクールに通った方が良いでしょう。
プログラミング言語に関しては、独学では分かりにくい部分も多いです。
また、実際のプログラミングで、不具合が起こった場合の原因究明、対応も困難な場合が多いでしょう。
プログラミングスクールでは、講師と対面でプログラミングを学ぶことができるので、分からない部分があった場合にもすぐに説明してもらうことができます。
また、プログラミングに関する知識は短期間で身につけることが難しいものです。
資格の試験も年に数回程度しか受けられないものなので、不合格だった場合、多くの時間を無駄にしてしまうことになります。
プログラミングスクールに通い、計画を立てて学習することで、より効率良く資格取得を目指せるでしょう。
資格を取得する場合は、ぜひプログラミングスクールの活用を検討してみてください。
また、初心者からプログラミングを学習しプロを目指すまでのロードマップに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
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