エンジニアのWebライティングを副業に!求人の探し方も紹介

公開日: 2019.01.08
更新日: 2024.01.29
コーヒーとパソコン

最近働き方改革などで副業が許される企業が増えています。

エンジニア業界でも大手企業を始め副業が許可される企業も徐々に増えています。

しかし定時で終わる仕事であれば、副業をする事も難しくありませんが、日々の労働時間が定まらず時間の余裕が少ないエンジニアでは簡単に副業を見つけられない方も少なくありません。

そこで今回はエンジニアの副業にオススメのWebライターについて解説をしていきます。

エンジニアのライターとは?Webライティングを行うメリットも紹介

カフェでパソコンをいじる男

まずはライターについて解説をしていきます。

名前の通りですが、ライターは文書をライティング(執筆)するのが仕事です。

ライターと聞くと小説や雑誌をライティングするだけが仕事だと思う方も多いと思います。

先にお伝えしておくと、エンジニアの方に副業で小説家や雑誌のライターをオススメしている訳ではありません。

エンジニアの副業にオススメなのは、ライターの中でもWebライターです。

Webライターとは

Webライターはライターの中でもWebサイトやWebコンテンツに載せる記事を執筆するライターを指します。

エンジニアにWebライターがオススメの理由を解説する前に、まずはWebライターの年収や詳しい仕事内容から解説をしていきます。

Webライティングの報酬

実際にWebライティングを行った時に気になるのが報酬面ですよね。

Webライティングの仕事の多くは、1文字あたりの単価が設定されており、ライティングした文字数に応じて報酬が支払われます。

ただ好きなだけ延々とライティングしても1記事あたりの報酬が青天井で上がって行くわけではありません。

1記事あたりの文字数が指定されており、2,000文字から5,000文字の案件が一般的です。

文字単価は0.3円から1.5円ぐらいの案件があります。

例えば1文字単価1円で3,000文字の記事をライティングすれば、報酬は3,000円です。

1カ月に30記事ライティングすれば、90,000円が報酬となります。

Webライターを本業にしている方の中には、月収50万円以上稼ぐ方もいらっしゃいます。

Webライティングに必要なモノ

Webライティングする為に必要なモノについて、解説をしていきます。

結果からお話しておくと、エンジニアであれば、Webライティングに必要な環境が整っている方が殆どです。

これがエンジニアの副業にWebライターがオススメな理由の1つです。

パソコン

Webライティング案件の中には、スマートフォンでも可能な案件もありますが、基本はパソコンが必要になります。

クライアントからの指定でスマートフォンがNGになっている事も多いですが、そもそもWebライティングは出来高制の為、文字数をどれだけ効率良く入力出来るかが収入に大きく影響します。

パソコンであれば、OSが指定されている事は少なく、Googleドキュメント・Wordなどに記事をライティングし納品するか、WordPressに直接投稿するケースが多いです。

インターネット環境

Webライティングにはインターネット環境が必要になります。

WordPressなどに直接投稿する場合はもちろんですが、Googleドキュメントなどにもインターネット環境が前提になります。

またオフラインでライティングできるWordやテキストファイルでも最終的に納品する際には、インターネット環境が必要です。

そしてインターネット環境がもっとも重要な理由は、ライティングに必要なリサーチに使用するからです。

基本的にWebライティングの案件は、クライアントからキーワードが指定されており、そのキーワードを含んだライティングを行わなければいけません。

自分の得意分野であれば、リサーチを必要としない場合も稀にありますが、知識のある分野でも間違いがないかなどインターネットを使用しない事は殆どありません。

インターネットに接続できる環境さえあれば、固定の光回線などの指定はなく、スマートフォンでテザリングしてパソコンをインターネット環境に接続できれば問題ありません。


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エンジニアのWebライティングの代表的な題材

本棚

Webライティングの種類には非常に多くの種類があります。

ただ題材となるキーワードにはある程度偏りがあり、記事の需要によって案件の数に差があります。

またジャンルによっても文字単価の平均額が違ってきます。

Webライティングのだ表的な題材は下記になります。

美容・コスメ

美容やコスメのジャンルは需要が高く、女性の方であれば美容やコスメの勉強をしながらライティングが出来る為、オススメです。

文字単価は0.5円前後が多く、Webライティングの中では平均的な文字単価設定になります。

またWebライターは必ずしも女性である必要はなく、男性でも興味があれば美容・コスメのジャンルでライティングする事も可能です。

ゲーム攻略

近年スマートフォンのソーシャルゲームが人気ですが、Game8などの攻略記事もWebライターが執筆しています。

ゲーム攻略のWebライティングはゲームの種類やクライアントによって文字単価に差がありますが、報酬とは別に課金アイテムをリサーチする為にギフトコードなどが別途支給される所もあります。

趣味を兼ねてWebライターとして活躍する方も少なくありません。

プログラミング・エンジニア

プログラミング・エンジニアのジャンルがエンジニアにもっともオススメのジャンルです。

近年ITエンジニアへの転職希望者が増加しており、プログラミング・エンジニアのWebライターの需要が高まっています。

他ジャンルの記事に比べて、1文字あたりの単価が高く設定されている案件が多く文字単価1円以上の案件も少なくありません。

ベテランのWebライターであれば、文字単価2円が設定されている事もあります。

プログラミング・エンジニアのジャンルが他ジャンルに比べて、文字単価が高い理由は専門的な知識が必要とされるからです。

他のジャンルであれば、少しリサーチすれば知識がないジャンルでもライティングする事ができますが、プログラミングなどのライティングをする為には最低でも基本的なプログラミング言語の知識がなければライティングできないからです。

転職・資格

転職や資格関連の記事も案件が多いジャンルです。

転職時に転職エージェントを利用する人が増えたため、転職系の記事の需要も高まっています。

文字単価1円以上の案件も珍しくありません。

看護師やエンジニアなど、特定の分野の転職に特化した案件は、報酬が高くなる傾向にあります。

転職を経験したことのあるエンジニアであれば、挑戦しやすいジャンルと言えるでしょう。

金融・投資

金融や投資も需要が高いジャンルです。

生命保険のほか、FXや株式、不動産投資など、特定の金融商品に特化した案件が多いです。

最近では暗号通貨ブームの影響もあり、暗号通貨取引関連の案件も増えています。

金融・投資関連の記事も専門的な知識が求められるケースが多く、文字単価が1円以上に設定されている案件も多いです。

2円以上に設定されている案件も珍しくありません。

文字単価が高い点が、金融・投資ジャンルの魅力です。

Webライティングに必要なスキルは?

副業としてWebライティングに挑戦しようと考えているエンジニアのために、ライティングに必要なスキルを紹介します。

Webライティングに必要な主なスキルとして、以下の3つが挙げられます。

  1. 日本語の基本的な文法力
  2. SEOに関する知識
  3. 情報収集能力

それぞれのスキルについて詳しく解説しましょう。

日本語の基本的な文法力

Webライティングでは、基本的な文法力が求められます。

多くのメディアでは「てにをは」を正しく使う、「あれ」「それ」などの指示語の使用を禁止するなど、ルールを定めているケースが多いです。

記事を掲載するメディアによって、ルールに違いがありますが、高度な文法知識が求められるわけではありません。

日本語が母国語の方であれば、Webライティングで文法が問題になるケースは少ないでしょう。

SEOに関する知識

Webライティングでは、SEOに関する知識も必要です。

SEO(検索エンジン最適化)とは、作成した記事を検索エンジンの検索結果ページの上位に表示させるための施策。

検索結果ページの表示順位は、実店舗でいうところの立地条件です。

上位に表示されているページほど、ユーザーにクリックされる傾向にあり、多くのアクセスを集められます。

記事を上位表示させるためには、上位表示を狙うキーワードをタイトルや見出しに盛り込むなど、SEOライティングの知識を身につけておくことが重要です。

情報収集能力

Webライティングでは、情報収集のスキルも求められます。

記事のテーマによっては、自身の知識だけでは記事を作成できない場合もあります。

間違った情報や不確かな情報を発信してしまえば、メディアの信用を傷つける恐れも。

不足している情報は、書籍やネットなどを活用して集める必要があります。

とりわけ医療やヘルスケア関連の記事は、間違った情報を発信してしまうと、読者の健康を損ねてしまう可能性もあるため、根拠を提示できる情報を記載しなければなりません。

官公庁や企業の公式Webサイトなど、信頼性の高いソースから1次情報を集めることが大切です。

エンジニアがWebライティングするメリット

喜ぶ男性

ここまで解説をしてきたWebライターの基本的な内容も踏まえて、エンジニアがWebライティングを行うメリットについて解説をしていきます。

準備物が少なく場所と時間を選ばない

既にWebライティングに必要なモノで触れましたが、Webライティングに必要なパソコンとインターネット環境はエンジニアであれば大半の方が準備出来ているからです。

この2つがあれば、今日からでもWebライターとして副業する事も決して難しい事ではありません。

またパソコンとインターネット環境さえあれば、時間や場所を選ばずに副業を行える点も纏まった時間を確保しづらいエンジニアにオススメの理由です。

収入を増やしながら学習できる

エンジニアとして活躍していく為には、プライベートの時間でも学習する事が重要です。

プログラミングやエンジニアの技術的なWebライティングを行えば、副業をしながら新しい技術を習得したり、復習するのに役立ちます。

プライベートの時間に独学で勉強するだけでは、毎日継続したり、長時間集中して学習するのは色々な誘惑があり簡単ではありません。

しかし勉強をしながら、収入が得られるとなると仕事の一環として真剣に取り組む事ができます。

アウトプットの訓練ができる

プログラマー・システムエンジニアを始めとするエンジニアを目指す方の中には、勘違いしている方も多いのですが、実はエンジニアの仕事はプログラミング技術や最新の技術を学び続けるインプットだけが重要な訳ではありません。

プロジェクトメンバーと情報を共有したり、開発者本人でもメンテナンスが行える様に仕様書を作成したりとアウトプットの質も非常に重要になります。

またエンジニアに限った事ではありませんが、蓄えた知識や技術を他の人が理解できる様に伝える事が出来て初めて習得できたと言っても過言ではありません。

Webライティングは読んでくれた人が疑問に思っている事や興味がある事を理解できなければいけません。

Webライターとして副業をする事で、本業であるエンジニアの業務で重要なアウトプットの訓練になります。

エンジニアがWebライティングの案件を探す方法

パソコンを見せる女性

ここまででWebライティングについて、基本的な情報はご理解頂けたと思います。

しかし実際にWebライティングを副業にする場合、どのように案件を探せば良いか気になりますよね。

そこでWebライティングの案件を探す事ができるクラウドソーシングをご紹介します。

クラウドワークス

クラウドワークスは、クラウドソーシングの中でも最大規模の案件数があり、今回ご紹介したWebライティングの仕事以外にもアプリ開発やWeb開発の案件も多く掲載されています。

当然Webライティングの案件も多く、プログラミング言語などを題材としたWebライティング案件もあります。

登録料は無料で、メールアドレスさえあれば、簡単に登録ができます。

手数料は報酬から自動的に天引きされる為、事前に自分が手数料を払う必要はありません。

エンジニアの方であれば、1度どんな案件があるかを覗いてみるだけでも、どの様なプログラミング言語が需要があるか等を知る機会にもなりオススメです。

クラウドワークス

ランサーズ

ランサーズはクラウドワークスと肩を並べて案件数があり、知名度もあるクラウドソーシングです。

基本的にはクラウドワークスと同じですが、手数料や案件への応募方法など多少違いがあります。

Webライティングの副業を考えている方は、クラウドワークスと合わせて登録する事をオススメします。

ランサーズ

エンジニアがWebライティングで収入を増やすコツ

副業としてWebライティングに取り組んでいる人の中には、「なかなか収入が増えない」という方も少なくありません。

Webライティングで収入を増やすには、報酬の高い案件を受注する必要があります。

報酬の高い案件を受注するポイントとして、以下の2つが挙げられます。

  1. 専門分野を持つ
  2. 実績を作る

エンジニアがWebライティングで収入を増やすコツを紹介しましょう。

1.専門分野を持つ

専門性の高いジャンルほど、記事を作成できるライターの数も少なくなります。

専門知識が求められるジャンルの記事は、ライターの数が少ない分、文字単価も高くなる傾向にあります。

Webライティングの収入を増やしたいのであれば、自身の得意分野を作りましょう。

ただし、ジャンルによってある程度、報酬の相場も決まっています。

エンジニアの方には、本業の知識や経験を活かせるプログラミングやIT関連のライティング案件がおすすめです。

2.初心者は実績を作ろう

文字単価の高い案件は、応募条件として実績の提示を求められるケースが多いです。

これからWebライティングに挑戦するのであれば、まずは実績を作りましょう。

Webライティング案件の中には、初心者でも応募できる案件が数多くあります。

初心者向けの案件の場合、高額な報酬は期待できませんが実績を作れます。

実績を作った上で、報酬の高い案件に応募すれば、受注できる可能性を高められます。

まとめ:エンジニアのWebライティングは本業にも役立つ!

今回はエンジニアの副業にオススメなWebライティングについて、解説をしてきましたが、いかがでしたか。

副業として何かを始めるのであれば、是非エンジニアの本業にも役立つWebライティングがオススメです。

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