好きなことを仕事にするのは幸せ?失敗しないポイントを解説!
「好きなことで、生きていく」
という言葉を耳にしたこともあるのではないでしょうか。
現代ではTwitterやインスタグラムを用いて情報を発信するインフルエンサーや、
動画を投稿して広告収益を得ているYoutuderなど好きなことを仕事にして収入を得ている人が増えています。
進路を考える際に、一度は「好きなことを仕事にできれば、どれだけ幸せだろう」と考えることでしょう。
しかし最近の研究によると、どうやら「好きなことを仕事にする」ことが幸せに直結するとは限らないことが分かってきました。
それでは一体なぜ「好きなことを仕事にしている」にも関わらず、幸せになれないのでしょうか。
この記事では、
- 好きなことを仕事にするのは幸せかどうか
- 好きなことを仕事にして成功する人、失敗する人の特徴
- 好きなことを仕事にする方法
- 好きなことを仕事にするときの注意点
- 好きなことを仕事にするためのステップ
- 好きなことを仕事にする際の様々な選択肢
について紹介していきます!
自分にあった仕事を探している方はこの記事を読むことによって、好きなことを仕事にするための情報を網羅することができます!
ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。
好きなことを仕事にするのは幸せなのか?
冒頭でも述べたとおり、好きなことを仕事にすることは幸せに直結するとは限らないことが分かってきました。
- 「続けるうちに仕事を好きになった人」の方が幸福度が高い
- 「好きなことを仕事にした人」ほど長続きしない
大きく分けると上記の2つが「好きなこと」と「仕事の幸福度」が直結しない理由です。
それぞれの項目を細かく見ていきましょう。
続けるうちに好きになる人の方が幸福度が高い傾向がある
(出典:科学的な適職)
「仕事が好きである」という人の中には、初めから好きだった人だけでなく、続けていくうちに好きになったという人もいます。
「そのうち好きになっていくだろう」と思いながら仕事に取り組んでいる方もいる、ということですね。
そしてミシガン州立大学の研究によると、実はこういった「仕事は続けていくうちに好きになるものだ」と考えて取り組む人こそが幸福度や年収、キャリアが高くなる傾向にあったのです。
研究では被験者を、
- 好きな仕事がしたい。給料は安くて良いから満足できる仕事がしたい(適応派)
- そこまで仕事が楽しくなくても良いけど、お金は欲しい(成長派)
という2つのグループに分けることにしました。
一見幸福度が高いのは、適応派のように見えるのではないでしょうか。
しかし、1年から5年程度のスパンで見たところ、実際に幸福度や年収、キャリアが高かったのはなんと「成長派」だったのです。
どれだけ好きな仕事だったとしても、現実にはトラブルはつきもの。
成長派の人は、こういったトラブルを「仕事」と割り切ることが上手なのですが、好きな仕事を強く求める適合派は「この仕事は本当に好きなのだろうか」と疑うようになってしまいます。
その結果、次第にパフォーマンスに現れるようになり、最終的に幸福度にまで影響を及ぼしてしまうのです。
好きなことを仕事にできても長続きしないことも…
(出典:科学的な適職)
オックスフォード大学の研究では「好きなことを仕事にした人の方が長続きしない」という結果まで出ています。
ある北米の動物保護施設で働く男女について、その働きぶりを
- 好きなことを仕事にするタイプ
- 情熱を感じながら取り組むタイプ
- 「仕事は仕事」と割り切るタイプ
の3グループに分け「仕事の継続率」を調査したのですが、その結果が衝撃的でした。
最も優秀な結果だったのは「仕事は仕事」と割り切るタイプだったのです。
好きなことを仕事にするタイプは「好きなこと」を求める気持ちが強いため、たとえ必要な業務であったとしても面倒に感じるタスクが振られると嫌がってしまう傾向にあります。
一方で「仕事は仕事」と割り切っている人は、ネガティブなタスクさえも「仕事の1つ」としっかりと捉えることができるのです。
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好きなことを仕事にして成功する人の5つの特徴
もちろん、好きなことを仕事にするは悪いこと、という訳ではありません。
これから紹介する性質を備えている人は、好きなことを仕事にした場合、最大限に力を発揮できる傾向があります。
好きなことを仕事にして成功しやすい人には以下の5つの特徴があります。
それぞれの項目を細かく見ていきましょう。
❶やりたいことが明確にある
好きな仕事の中で、今後やりたいことが明確になっている人は、好きなことを仕事にするのに向いています。
今後やらなければならないことが既に見える化されており、そのためには何が足りないかも明らかになっている点はアドバンテージといえるはずです。
こういった人は自分でも知らないうちに他の人よりもサクサク能力を身につけていく傾向があります。
「今後の方針が明確になっている人」は好きなことを仕事にするのに持ってこいと言えますね。
❷時間を忘れて熱中できるくらい好き
好きの度合いが他の追随を許さないレベルであれば、成功につながる可能性は飛躍的に高まります。
例えばミュージシャンとして成功したいのなら、ただ音楽を聴くだけでなく、実際にライブに行ったり、自分で演奏するなど、さまざまな工程を経ていく必要があります。
当然といえば当然ですが、「好きなことで成功したい」なら、人一倍好きであることが重要ですし、時間を忘れて没頭できるぐらいの気持ちでいたいものです。
時間を忘れるほど熱中する力があれば、多少のトラブルがあっても打ちひしがれることなく取り組めるはずでしょう。
❸好きな気持ちを行動に繋げられる
知識やスキルは、インプットしたものをアウトプットすることで定着するものです。
ましてや好きなことであれば、そうでないことと比べて「やってみたい」「形にしてみたい」と思うのではないでしょうか。
こういった好きという気持ちからアクションを起こせる人は、好きなことを仕事にすることに向いています。
好きな気持ちをそのまま仕事に向けられる人はやらされている感が少ないため、1つ1つの作業にかかる精神的負荷も少ない点も成功を引き寄せる要素といえるのではないでしょうか。
❹失敗しても成功するまで努力できる
「好きなこと」とはいえ、時にはうまくいかないことや嫌なことと向き合わなければなりません。
想定外のトラブルや失敗に対して問題を徹底的に検証し、状況を改善できるまで努力出来る人は「好きなこと」を仕事にすることに向いています。
好きだからこそ、いざ仕事になって現実に向き合ったことで辛い場面に出会うこともあります。
そこで好きなことへ気持ちを活力に変換できる人は続けることができますし、成功に繋がる確率も高まるはずです。
❺好きじゃない業務も一生懸命取り組める
「人と話すことが大好き」という理由で飲食店の接客業で働く方は多いですが、そのなかで「後片付けや掃除が大好き」という人の割合は限られてくるでしょう。
好きな仕事の中には「好きじゃない業務」も少なからずついてくるものです。
「好き」から離れた業務に対しても「これも好きな仕事のためには必要なことだ」と素直に取り組める人こそが、好きなことを仕事にしたときに成功をおさめる人といえます。
好きなことを仕事にして失敗する人の5つの特徴
ここまで、好きなことを仕事にすることに向いている人を紹介しましたが、一方で好きなことを仕事にすべきではない人も5つのパターンに分けられます。
それぞれの項目を細かく確認していきましょう。
❶好きな気持ちが長続きしない
「人と話すことが大好き」という人が、接客業務に携わった例を見ていきましょう。
この業務を細分化してみると、人と関わる純粋な接客だけでなく、会計や清掃、時にはクレームの対応をすることもあります。
ここで面倒なクレーム対応の時でも「好き」という気持ちが途切れてしまわないかがポイントです。
困難やトラブルに向き合った時に好きな気持ちが絶えてしまう人は、好きなことを仕事にすることはあまり向いていません。
❷現在の仕事から逃げているだけ
好きなことを仕事にしたいと思っている理由が、現職との比較だった場合は、今一度、現在の仕事から逃げていないか見直してみましょう。
よくあるのが「今の仕事がつまらないから辞めたい。好きなことをしたい」という理由で新しい仕事を探すケースです。
好きなことを仕事にしようとしても、ネガティブなモチベーションから生み出された気持ちであれば、最終的にはうまくいきません。
「好きなことをしたい」という気持ちが、現職から逃げているだけになっていないか、再度確認してみましょう。
❸すぐに向いていないのではと不安になる
うまくいかなかったことに対してモチベーションを大きく下げてしまう方は、好きなことを仕事にする際は注意が必要です。
予期せぬトラブルに対して、どう状況を改善していくかを考えることが大切なので、「自分はこの仕事に向いてないのかも…」と不安になっているだけではいけません。
「好きなことを仕事にする」のであれば、失敗したことがあっても「これが伸び代か」と向上心に変換する力が求められるともいえますね。
❹人から指示された通りに仕事をしたい
自分で目標設定して取り組むよりも、誰かから指示を受けて働く方が楽だと考える人も少なくありません。
こういった人は自分の好きなことに対して、スムーズに行動を起こせない特徴があります。
好きなことを仕事にしてもパフォーマンスを十分に発揮しにくいため、「自分で何かするよりも誰かからの指示を受けた方が楽だ」と考える人は、好きなことを仕事にすることに向いていない可能性もあるのです。
❺好きなこと以外は消極的
仕事をしている時にはどうしても、好きなことから外れた業務を行わなければならない場面に出会います。
こういった業務に対して露骨に取り組み方が消極的になってしまうと、業務全体に悪影響を及ぼしかねません。
どんな業務においても「この業務も手は抜けない」という強いモチベーションで仕事に取り組めるかどうかが鍵になります。
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好きなことを仕事にするための方法は?
好きなことを仕事にするにはどのような方法があるのでしょうか。
好きなことを仕事にする方法を知ることで、より具体的に自分の働くイメージを考えることができます。
好きなことを仕事にするための方法は、以下の2つです。
- 会社に属したまま、好きなことを仕事にする
- 個人で好きなことを仕事にする
会社に属したまま、好きなことを仕事にする方法
1つ目は、会社に属したまま、好きなことを仕事にする方法です。
会社に属することによって、フリーランスが持つ失業保険や健康保険などのマイナス要素を持たずに働けるため、リスクが低いのが特徴です。
この方法で働く場合、自分の好きなことができる職場を探す必要があるため、転職エージェントを利用することをオススメします。
しかし会社で働く以上、完全にイメージ通りに働けるということはあまりありません。
好きなことをさせてくれるのではなく、企業はあなたの好きなことに対しての能力を評価して採用をしているのです。
最近では、会社員として働きながらも副業でフリーランスをしている人も増えています。
副業で個人事業主になるメリットについて興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
個人で好きなことを仕事にする方法
もう1つは、個人で好きなことを仕事にする方法です。
個人で好きなことを仕事にする場合には、フリーランスで仕事を請ける方法と個人で企業をする方法の2パターンがあります。
フリーランスとして働くのであれば、好きなことのスキルを磨いて、チャンスがあれば実際に仕事を請けるという形になります。
もし自分の好きなことの市場が開拓されていないのであれば、リスクはありますが企業をしてみるというのも1つの手です。
フリーランスの働き方や注目されている理由について興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
フリーランスの意味とは?人気の理由や働き方・成功する方法を解説好きなことを仕事にする選択肢を増やす2つの方法
ここまででは、現実的に好きなことを仕事にする方法をご紹介しました。
しかし、好きなことを仕事にするやり方は、他にももっとあるはずです。
そこでここでは、好きなことを仕事にする選択肢を増やす方法を以下の通りにご紹介していきます。
- 仕事の目的はお金だけではない
- 好きなことを仕事にするのはそれほど難しくはない
想像力をふくらませながら一緒に考えてみてください。
それではさっそく見ていきましょう!
1.仕事の目的はお金だけではない
あなたが仕事をする目的は何でしょう?
「やりがい」や「楽しさ」など、人によって考え方はさまざまですよね。
もちろん、仕事をするゴール地点が「お金」という人もいるでしょう。
しかし、そもそも仕事とは人の役に立ち、それに見合った対価を得ることです。
たとえ、お金にならなくても誰かの役に立っていればそれは立派な仕事といえるでしょう。
この発想を活かして、必ずしも好きなことで生計を立てなくてもいいと考えると視野が広がりませんか?
好きなことだけでは少ししか稼げないなら、他の仕事も兼業すればよいのです。
2.好きなことを仕事にするのはそれほど難しくはない
始めは好きなことをして誰かに喜んでもらうだけでいいと考えれば、ハードルが大幅に下がりませんか?
「好きなことを仕事にする=お金を稼がなくてはいけない」という考え方から離れると、一気に選択肢が広がります。
たとえ「好きなこと」で始めはしっかりと稼げなくても、「好き」という熱量があれば自然といつか上手くいきます。
まずは、好きな気持ちを大切にして副業感覚にでも始めてみてはいかがでしょうか。
好きなことを仕事にするときの注意点
大学の研究結果や向き不向きがあるなど、好きなことを仕事にすることが、必ずしも得策ではないことをここまでお伝えしてきました。
では、これから好きなことを仕事にする場合はどういった点に気をつけていけばいいのでしょうか。
好きなことを仕事にする際には以下の3つの点を見つめ直すのがポイントとなります。
担当分野が好きなことと一致しない場合もある
好きな仕事に就けたとしても、必ずしもすぐに自分が好きな分野を担当できるとは限りません。
もちろん数週間後、数ヶ月後、あるいは数年後には自分が好きな業務を担当できるかもしれませんが、希望分野から外れた所でも高いモチベーションで働けるかどうかは考えておくようにしましょう。
気持ちが薄れても働きたい仕事か考える
好きなこととはいえ仕事なので、嫌なことや辛いことが起こるものです。
そういった、気持ちが薄れるきっかけに出会っても、働きたい仕事かどうかは勤務が始まる前までに正確に把握しておきたいものです。
実際に働くことになって「やっぱり思っていたのと違った…」とならないように、気持ちが薄れても働きたい業務かどうか、今一度考えるようにしましょう。
選択肢を増やすには考え方を変える
好きなことを仕事にする選択肢を増やすためには、考え方を変える必要があります。
仕事のゴールをお金を得ることに定めてしまうと、選択肢がぐっと狭まってしまいます。
その仕事単体で生活が成り立たなかったとしても、好きなことで収入を得られること自体が素晴らしいことです。
また、好きなことを仕事にする選択肢は元から多く、副業として設定すれば仕事にするハードルもかなり下がります。
好きなことを仕事にするための6つのステップ
好きなことを仕事にする際には、上記6つのステップを経ることで成功確率を高めることができます。
それぞれの項目について、細かく見ていきましょう。
❶必要なスキルや知識を身につける
好きなことを仕事にしたいと思っていても、まだ仕事にできるほどのスキルが伴っていなければ何も始まりません。
スキル不足な方は、まず初めに必要な知識を身に付けるところから始めましょう。
- 自分にはどういうスキルが備わっているか
- まずこれから何を習得する必要があるか
これらを洗い出し、足りないスキルを補うところから始めるのがおすすめです。
❷好きなことを仕事にした成功例を調べる
書店やネット検索をすれば、好きなことで成功した人を見かけることもあるのではないでしょうか。
そういった方の成功例をリサーチし「なぜ成功したか」を自分の中で分析することもおすすめです。
もし自分の周りに、好きなことを仕事にして成功している人がいれば、その人から情報収集するのも1つの手です。
成功例が見つかれば見つかるほど「自分も上手くいくかも!」とモチベーションに繋がります。
❸具体的な目標を決める
調べた成功例を基に、目標を設定します。
好きなことを仕事にするためにはどういう準備が必要なのか、そして何を成し遂げれば良いのか…。
自分がどの程度進んでいるのか見える化しやすくなるためにも、できる限り明確な目標を設定するようにしましょう。
❹好きなことについて情報収集・発信する
ある程度スキルが付いてきたら、自分のスキルをSNSやブログで発信していきます。
人によっては情報発信は恥ずかしいと感じるかもしれませんが、継続していくと「その情報が欲しかった」と、他のユーザーがあなたの発信に共感する機会が増えていくのです。
得たものを発信して誰かの役に立ったことを実感できれば良いモチベーションにもつながるため積極的に実践してみましょう。
❺まずは副業で好きなことを仕事にしてみる
好きなことを仕事にする場合は、まず最初は金額に囚われずお金を稼いでみることが大切です。
クラウドソーシングサービスなどでは様々な業務が発注されているので、自分に合うものを請けてみるのも良いでしょう。
価格が安いタスクでも続けることで自信になりますし、自身の市場価値を正確に把握することにも繋がります。
副業についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください!
仕事にやりがいを見出す5つの方法と自己分析のやり方を徹底紹介!❻仕事として好きなことか見極める
ここまで一連の流れを経て、あなたの好きなことは、仕事としても好きなことなのかを再度見直してみることがポイントです。
一通り仕事内容を把握したことで「趣味レベルに留めておいた方がいいな」と思ったのであれば、無理にビジネスとして行う必要はありません。
仕事でできる好きなことを他に探すのも良いですし、本業に再度注力するのも良いでしょう。
今の副業を本業にした時に、「こんなはずじゃなかった…」とならないように、仕事の主軸に置く前に今一度確認しておきましょう。
好きになれることを仕事にするのも一つの手段
好きなことを仕事にしたいと思う方がいる一方で、「好きなことは趣味に留めておく」と考える方も少なくありません。
いま好きなことを仕事にしなくても、これから好きになれることを仕事にするというのも1つの方法です。
具体的にどういったことなのか、細かく見ていきましょう。
好きになれることを探す方法の1つとして、自己分析という方法があります。良ければ以下の記事を参考にしてみてください!
嫌いなことを仕事にしない
「好きなことを仕事にする」と類似したもので「嫌いなことを仕事にしない」という考え方があります。
人間は好きなことよりも嫌いなことの方が「どう嫌いなのか」といった具体的な要素が出やすい特徴があることはご存知でしょうか。
例えば仕事を辞めたい方の大半は、収入面ややりがい面などの嫌なことがベースとなっています。
そのため「何が嫌なのか」を正しく把握し、「嫌なことは仕事にしない」という姿勢で仕事を選ぶと、ストレスがかかりにくく働きやすくなります。
興味のある分野を学んでみる
現時点で興味がある分野があれば、細かく調べてみることもおすすめです。
もちろん最初から「絶対に仕事につなげるぞ」と意気込む必要はありません。
ただ、興味があることに対して情報収集をしているうちに今の仕事に繋がることだったり、新たに仕事に出会うきっかけになることもあるはずです。
気になる分野や興味がある項目があれば積極的に学んでみるようにしましょう。
今の仕事に一生懸命取り組んでみる
前半で取り上げたミシガン州立大学、オックスフォード大学の研究から「仕事を続けることで、今の仕事が好きになる」ということもあるはずです。
目の前の仕事に一生懸命取り組んでみることで、それが結果につなることもあります。
それがモチベーションにつながった結果、今あなたが行っている仕事こそが「好きな仕事」になる可能性も無くはありません。
理想の働き方を見つけるためにも、今の仕事に一生懸命取り組んでみることも選択肢の1つとして検討しておきましょう。
好きなことを仕事にしないという選択肢も
好きなことは趣味としての範囲で留めておくのも、選択肢の1つとして考えられます。
いくら好きなことといえど仕事にしてしまうと辛いこともあるため、嫌いになってしまう可能性はあります。
趣味として留めておくことで、好きなことを充分に楽しみながら生きていくことが容易になります。
また、「嫌いなことを仕事にしない」というのも重要なことです。
好きなことを仕事にしたい方の中には、「今の仕事が嫌いだから好きなことで働きたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そういった場合は、好きなことを仕事にするのではなく不満のない仕事を選ぶことで、
趣味と両立しながら気持ちよく仕事を続けることができるのではないでしょうか。
好きなことを仕事にして人生の幸福度を高めよう!
好きなことを仕事にするということが、必ずしも幸福に繋がるとは限らないことを紹介しました。
仕事選びを失敗したくないのであれば、今自分には何が足りなくて、そして何を社会に提供できるのかを正確に把握しておく必要があります。
「いつか、形にしたいな」と思っているだけでは実現することは決してありません。
本当に好きなことを仕事にしたいのであれば、ただ行動あるのみです。
好きなこと以外のことでも、興味のあることや新しい知識を学んでみたりして好きになれそうなことを探してみるのもおすすめですよ。
自分らしい生き方をするためのコツとやめるべき習慣について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
「自分らしく生きたい!」今からやるべき10のことを紹介