プログラミングの初心者の勉強方法2024年版!学習期間や続けるコツもご紹介

公開日: 2021.10.11
更新日: 2024.09.27
プログラミング 初心者

転職やスキルアップのために、書籍や動画を参考に独学でプログラミング学習をはじめる方が増えています。

しかし、プログラミングを独学で学ぶためには時間と根気が必要なため、多くの方が挫折してしまいます。

独学でプログラミングを習得するためには、自分に合ったプログラミング言語から学びはじめることと、つまずいた時にどうしたらいいのかを事前に知っておくことが大切です。

本記事では、プログラミング初心者のための独学の手順とつまずいた時の対処法、おすすめのスクールを紹介します。

独学でつまずいた時にどう対処するかを決めておくと挫折せずに前進できますので「プログラミングを絶対習得したい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

プログラミングを学ぶことで目指せる職業

プログラミングスキルは、次の仕事に生かせます。

仕事概要主な言語
プログラマーシステムエンジニアが作成した設計書をもとにプログラミング言語を用いてプログラムを作成する仕事HTML・CSS,Java,JavaScript,PHP,Ruby,Python,Kotlin,C言語,Swiftなど
システムエンジニアシステム設計の依頼主からヒアリングを行い、適切なシステム設計をし、プログラマーに実装を依頼するHTML・CSS,Java,JavaScript,PHP,Ruby,Python,Kotlin,C言語,Swiftなど
セキュリティエンジニアセキュリティ特化型のエンジニアで、システムや企業をサイバー攻撃やウイルスなどから守るJava,PHP,SQLなど
サーバーエンジニアサーバーの設計・構築・運用・保守を行うJava,SQL,PHPなど
データベースエンジニアデータベースの設計・構築・運用・保守を行うSQL,Java,R,PHPなど
フロントエンドエンジニアWebサイトやサービスのデザインを実装するJavaScript、PHP、HTML、CSSなどの知識が必要HTML・CSS,JavaScript,Ruby,Python,Swiftなど
セールスエンジニアプログラミングの知識を有する営業職で、クライアントに技術部分の提案や説明を行うJava ・JavaScript,Ruby,PHP,Python,C言語など
ゲームプログラマーゲームを構築するプログラムを作成するC#,C++,JavaScript,Swiftなど
AIプログラマーAIシステム開発やデータ分析、学習ロジックを構築するPython,C++,Julia,R,JavaScriptなど
アプリケーションプログラマーパソコンおよびスマートフォンにインストールされたアプリを開発するJava,C,C#,Swift,Objective-Cなど

プログラム言語を使ってプログラムを作成する実践的な仕事から、プログラムを作成せずに知識を使って営業を行う仕事までさまざまなものがあります。

このように、仕事によってどこまでプログラミングを習得すべきかが変わってきます。

プログラミングを学びはじめる前に、どの仕事に挑戦したいか見通しを持っておくことで、効率的な学習が可能です。

「なんか今の仕事合わないな・・・」

「IT業界に転職してみたいなぁ・・・」

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プログラミングのスキル習得に必要な時間

プログラミングスキルの習得にかかる時間は、レベルによって異なります。

レベル時間
入門レベル約200時間
仕事で使えるレベル約1,000時間
活躍できるレベル約3,000時間
転職可能なレベル約7,000時間

初心者がプログラミングをはじめてからスキル習得までの時間の目安は、上記の通りです。

プログラミングスキルを生かして仕事をしたいのなら、最低でも1,000時間の学習が必要です。

プログラミング分野では、1,000時間の独学に耐えられない、あるいは途中でつまずいてしまうことで、実践的なレベルの習得を諦めてしまう人が多い傾向にあります。

入門レベルまでは独学で進め、それ以上はプログラミングスクールに通うなど、柔軟に学習方法を切り替えることも視野に入れておきましょう。

初心者がプログラミングを学ぶ3つの方法

初心者がプログラミングを学ぶ3つの方法を紹介します。

1.書籍で学習する

パソコンを触ったことのない状態でプログラミングの学習を進めていく際に、手軽なインターネットを使った方法で学習する方も多いですが書籍での体系だった学習をおすすめします。

不明点が出てきた際に、辞書のようにも使える入門書的な書籍を用意しておくとよいでしょう。

おすすめの書籍は、以下の5つになります。

  • リーダブルコード
  • Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本
  • プロを目指す人のRuby入門
  • 退屈なことはPythonにやらせよう
  • 情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

学びたい言語や、学習のフェーズによって書籍を選んでいくことをおすすめします。

綺麗なコードの書き方やインフラの知識、現場で使えるテクニックなどを記したものなど、さまざまな知識を得られます。

技術は進歩していくものなので、本を購入する際にはなるだけ発行年・版数が新しいものや自分の開発環境に近しいものを選ぶようにしましょう。

ただ書籍を用いた独学は、理解までに時間がかかるうえ、躓いた際に質問する人もいないので、挫折につながりやすい点がデメリットです。

2.プログラミング学習サイトを活用する

無料でプログラミングを学べるオンラインの学習サイトも、プログラミング学習には有効です。

学習サイトには、特定の言語に特化して学びたい人や楽しく学習を進めたい人向けのサイトから、ハイレベルな内容を学びたい人向けの上級サイトなど、さまざまな種類があります。

その中で、定番のサイトをいくつかご紹介します。

  • Progate
  • ドットインストール
  • paizaラーニング

これらは、それぞれわかりやすく、幅広い内容を網羅しているサイトです。

また習熟度をチェックできるテスト機能があるサイトもあるため、現在のレベルを測るツールとして使うこともできるためおすすめです。

ただプログラミング学習サイトは情報の信憑性に欠けること、また理解に時間がかかることがデメリットとして挙げられます。

3.プログラミングスクールを利用する

パソコンを触ったことない状態で、自力で学習を進めていくのもいいのですが、やはりプログラミングスクールに通うことが上達への近道になります。

個人で学習を進めていく中では、集められる情報に限りがありますし、モチベーションの低下という問題も発生してしまいます。

プログラミングスクールに通うと、以下のようなメリットが得られます。

  • 講師から厳選した情報を得られる
  • 一緒に学習できる仲間を作れる

自分で資料を集めることに限界を感じている方や、1人だと学習が続かない方にはおすすめです。

また、現場に沿った学習を行えるため卒業後には即戦力として活躍できる可能性が高くなります。

したがって、エンジニアとして就職をしたいと考える方にとってプログラミングスクールに通うことは大きなメリットがあります。

とはいえプログラミングスクールは書籍やインターネットを用いた独学と比較すると膨大なお金がかかる点がデメリットです。

少しでも安く、短期集中のプログラミングスクールを検討している方は、DMM WEBCAMPが運営する「短期集中コース」がおすすめです。

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何からはじめる?プログラミング初心者の独学の手順

プログラミング初心者が独学でプログラミング学習をはじめる際は、以下の手順にしたがって進めてみましょう。

  • プログラミングで作るものを決める
  • プログラミング言語を決める
  • 適切な環境を整える
  • 書籍やアプリで学習をはじめる

プログラミングとひと口に言っても非常に幅が広いため、入門時点で迷子になりがちです。

最初にある程度間口を狭めてから入門すると、出口までの道のりを見通せるようになります。

プログラミングで作るものを決める

プログラミングによって、何を作りたいのかを明確にします。

  • Webサイト
  • Webサービス
  • Webアプリ
  • スマホアプリ
  • 電子機器の基幹システム
  • ゲーム

上記それぞれには開発に適した言語がありますので、適切な言語を選ぶためにも方向性を決めましょう。

「何をつくったらよいのかわからない」という方には、Webページがおすすめです。

Webページなら、比較的簡単な言語であるHTMLやCSS、PHPで作成できます。

関連記事:プログラミングで作りたいものがないときの探し方と学習ステップを解説

プログラミング言語を決める

作りたいものに合わせて、適切なプログラミング言語を選びます。

スマホアプリはiOSならSwift、AndroidならKtolinだけでよいですが、他のものを作る際は複数の言語を組み合わせる必要があります。

習得までには時間がかかることを念頭において、習得が必要な言語で難易度の低いものから学習をはじめましょう。

適切な環境を整える

プログラミングを行うためには、開発が行えるPC(パソコン)周りの環境が必要です。

必要な環境・ツール詳細
PC・8GB以上のメモリ・Core i5以上のCPU・256GB以上のストレージ
インターネット環境・光回線・モバイルWi-Fi・スマートフォンのテザリング
開発環境・テキストエディタ

Apple製品向けアプリを作りたい場合は、Macが必要になります。

このように作りたいものによっても必要なツールが変わるため、事前に調べることをおすすめします。

関連記事:プログラミングの始め方とは?必要なものや作業効率の3つの方法を徹底解説

書籍やアプリで学習をはじめる

初心者が独学でプログラミング学習をはじめる場合、書籍やアプリ、動画を活用しましょう。

プログラミングスキル習得までには入門レベルで約200時間、実践レベルで1,000時間必要なため、必ず一度はつまずきます。

自分で学習を進められなくなった時は、プログラミングスクールなどを利用して解決できるように心構えをしておきましょう。

専門知識のあるプロの講師とやりとりできる環境を整えておけば、質問に答えてもらうことが可能です。

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効率的なプログラミング学習のヒントが詰まっておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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プログラミング未経験でもOK!おすすめのプログラミングスクール5選

未経験でも学習できるスクール

パソコンに触ったことない人がプログラミング学習を進めていく中で、プログラミングスクールに通うことをおすすめしました。

本格的に職業としてプログラマーを目指す場合にはとても有効な学習手段であるプログラミングスクールですが、具体的にどのようなスクールがあるのでしょうか。

ここからは、以下の5つのスクールについて詳しくご説明していきます。

  • DMM WEBCAMP
  • テックキャンプ
  • TechAcademy
  • SAMURAI ENGINEER
  • CodeCamp

それぞれに特徴があるので、この記事を参考にして自分にぴったりなスクールを見つけてください。

実力をつけて就職するためにも、ぜひ本格的な学習を始めていきましょう。

1.DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、DMM.comグループのinfratopが運営するプログラミングスクールです。

このスクールのおすすめな点は、自分のキャリア設計に寄り添ったコースを選択して受講できるという点です。

  • 最短でエンジニア就職を目指す人向けのコース
  • 働きながら無理なくエンジニア転職を目指す人向けのコース
  • 学習のみで単純にスキルを磨きたい方向けのコース

以上のようなコース設計がされています。

自分がプログラミングを学んでどんなスピード感でスキルを身につけたいかによってコースを選択でき、必要なスキルを身につけられます。

専属のコーチやアドバイザーが卒業までしっかりと伴走してくれるので、つまずいても諦めずに続けています。

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2.テックキャンプ

テックキャンプは、株式会社divが運営するプログラミングスクールです。

このスクールのおすすめな点は、自分の目指したい将来像にあったサービスを受講できる点です。

  • 手に職をつけたい
  • 時間や場所に縛られない働き方をしたい
  • 個人で稼ぐ力を身につけたい

などといった、自分が描く理想の将来像を実現するためのサービスを選択できます。

価値のある人材になるためのスキルが身につけられるスクールで厚生労働省指定した給付訓練制度の対象のスクールになっています。

対象の講座は限られていますが、該当する講座に関しては最大70%OFFでお得に受講ができるのも嬉しいポイントです。

3.TechAcademy

TechAcademyは、キラメックス株式会社が運営するプログラミングスクールです。

このスクールのおすすめな点は、講師陣の質が高い点です。

  • 在籍人数は約1,000名
  • 通過率10%の選考に合格した精鋭
  • 経験豊富な現役エンジニア

優れた講師陣がマンツーマンでサポートしてくれるので、上達が早いという特徴があります。

また、卒業後の案件獲得もサポートしてくれるという強みもあります。

受講終了後に副業につながる独自の案件を紹介してくれたり、独自で案件を抱える講師と一緒に学習に取り組むことで案件をもらえたりする可能性があります。

4.SAMURAI ENGINEER

SAMURAI ENGINEERは、株式会社SAMURAIが運営するプログラミングスクールです。

このスクールのおすすめな点は、マンツーマンに特化した指導が受けられる点です。

その結果、

  • 挫折率8%
  • 受講生の未経験割合90%
  • 転職成功率94.1%

という定量的にも安心できるデータが出ています。

一人だと学習が進まなかったりモチベーションが下がったりする場合もありますが、挫けそうな時に背中を押してくれる講師がマンツーマンで指導にあたってくれるのが嬉しいポイントです。

また、独自のブログやYouTubeも運営しているので、学習を進めながら無料でしっかりとインプットができるという特徴もあります。

5.CodeCamp

CodeCampは、コードキャンプ株式会社が運営するプログラミングスクールです。

このスクールのおすすめな点は、カリキュラムを自由に組み合わせて受講ができる点です。

プログラミングには、

  • Webデザイン・フロントエンド系
  • バックエンド系
  • ITツール/インフラ系

といった種類がありますが、自分がなりたい領域の講座を受講してなりたい領域のプログラマーを目指せるというのが嬉しいポイントです。

また、30種類以上のカリキュラムをすべて永年読み放題で常に最新の情報に触れられたり、自分が受講する講座によって講師陣を自由に選択できたりするという利点もあります。

プログラミング初心者の独学におすすめのゲーム・サービス

プログラミング学習では、実際に手を動かしながら学べるゲームやサービスが多数あります。

  • Minecraft
  • Trybit Logic
  • コードモンキー

初心者におすすめの3つのゲーム・サービスについて、解説します。

Minecraft(マインクラフト)

Minecraft(マインクラフト)は、家庭用ゲーム機からパソコンまでさまざまなプラットフォームで楽しめる、サンドボックス型ゲームです。

マイクロソフト社が提供するMakeCodeを使うと、マインクラフトのプログラミングができます。

PythonとJavaScriptをMinecraftで学べるため、PC版のマイクラを持っている人におすすめです。

楽しみながら無料でプログラミング学習ができることから、お子さまからの人気も集めています。

Trybit Logic(トライビットロジック)

Trybit Logic(トライビットロジック)は、楽しみながらプログラミングの基礎を学べるスマホアプリです。

プログラミングに欠かせない論理演算を駆使してパズルを解いていくという内容で、プログラミング初心者の入門編におすすめです。

漠然とプログラミングをはじめたいと思っており、明確な目標がないという方は、まずTrybit Logicからはじめてみましょう。

コードモンキー

コードモンキーは、イスラエル発祥の子ども向けプログラミング学習サービスです。

子ども向けなので誰にでもわかりやすい内容になっており、プログラム初心者の大人にも人気があります。

無料版はステージ30までのプレイとなりますが、プログラミング言語の基礎を学べるので、ぜひ挑戦してみてください。

初心者向けにおすすめのプログラミング言語

プログラミング学習をはじめる前に、自分が学ぶべき言語に目星をつけておくことで、効率的に学習できます。

初心者には、次のプログラミング言語がおすすめです。

  • HTML・CSS
  • JavaScript
  • Java
  • PHP
  • Python(パイソン)
  • C言語
  • Ruby(ルビー)
  • Swift(スウィフト)
  • Kotlin(コトリン)

プログラミング言語を使ってなにを作りたいかを明確にし、作りたいものを実現できるプログラミング言語を選び学習をはじめましょう。

HTML・CSS

HTMLとCSSは、Webページを作成するための基本的な言語です。

わかりやすく簡単な言語なため習得後はすぐに実践でき、プログラミング初心者にもおすすめです。

項目内容
用途例・Webページ作成
サービス・アプリの例・各種Webページ、Webサイト
難易度★☆☆☆☆

HTMLとCSSの違い

分類役割
HTML(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)大きく5種のタグを使ってWebページの構成を作成する見出しや表、画像がページ上のどこにどうやって表示するかを指示する
CSS(カスケーディン・スタイル・シート)装飾やレイアウトを調整し、Webページのデザインを整えるHTMLで作成したページにどのような装飾を施すか指示する

仕事によっては分業でどちらか片方のみを使う場合もありますが、基本的にHTMLとCSSは組み合わせて使います。

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JavaScript

JavaScript(ジャバスクリプト)は画面に動きを加えるプログラミング言語で、Webページにポップアップウィンドウを表示したり、ゲームを作成したりします。

項目内容
用途例・Webページ開発・ゲームやアプリ開発
サービス・アプリの例・各種Webページ、Webサイト・各種ゲーム
難易度★★★★☆

Webページやゲーム、アプリなど幅広く活用できるため、基本的なプログラミング言語として必要性が高いといえます。

難易度はやや高めですが、初心者から習得しておくと転職や副業に有利です。

関連記事:JavaScriptはプログラミングの入門に最適な言語!特徴や記述方法を初心者向けに解説

Java

Javaは、コンピュータのOSにかかわらずどんな環境でも活用でき、Google社では三大言語として数えているほど重要な言語です。

汎用性が高く、さまざまな業界で活躍できる可能性を秘めています。

項目内容
用途例・Iot機器の基幹システム開発・Webアプリやサービス開発・Android向けスマホアプリ開発
サービス・アプリの例・楽天・アメブロ・Minecraft
難易度★★★★☆

難易度が高いため、実践スキルまで身につけたい場合は、独学よりもプログラミングスクールの活用が効率的です。

関連記事:【初心者向け】Javaでゲームを作るための5つのステップ

PHP

PHPはWebアプリやサービスの作成に特化しており、非常によく使われる言語です。

項目内容
用途例・Webアプリやサービスの開発
サービス・アプリの例・Facebook・ぐるなび
難易度★☆☆☆☆

構造が複雑でなく初心者でも理解しやすいため、書籍や動画を参考にした独学でもある程度の習得が可能です。

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Python(パイソン)

Python(パイソン)は最近注目を集めているAIに使われている言語ですが、用途は幅広く、簡単なアプリの開発にも活用できます。

項目内容
用途例・Webアプリやサービス開発・Iot機器の基幹システム開発・AI開発・ブロックチェーン開発・ゲーム開発
サービス・アプリの例・YouTube・Instagrum・Netflix・Siri
難易度★★★★★

AIの開発を目指すと難易度が高くなるため初心者には難しいですが、簡単なアプリやゲームに応用する場合は比較的容易に習得できます。

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C言語

C言語は主に産業用・工業用ロボットや家電の基幹システムおよびプログラムを作成するのに用います。

他のプログラミング言語であるRubyやPHPも、C言語をもとにつくられています。

項目内容
用途例・ロボット開発・家電の基幹システム開発・ゲーム開発・ソフトウェア開発・OSの作成
サービス・アプリの例・Windows OS・macOS・任天堂ゲームハードウェア
難易度★★★★☆

難易度が非常に高く、初心者が独学で学びきるにはハードルが高いため、他の言語を習得してからスキルアップのために学ぶことがおすすめです。

Ruby(ルビー)

Ruby(ルビー)は、Webアプリやサービスの開発を得意とする言語で、ショッピングサイトやSNSなどの作成に適しています。

項目内容
用途例・Webアプリやサービスの開発
サービス・アプリの例・クックパッド・食べログ・Hulu
難易度★★☆☆☆

シンプルでわかりやすいコードで構成されるため、初心者にとっても学びやすく独学にもおすすめです。

Swift(スウィフト)

Swift(スウィフト)は、iPhoneをはじめとするApple製品向けアプリの開発に特化したプログラミング言語です。

Apple製品向けアプリは他の言語で開発するのが難しいため、Apple製品の開発に携わるならSwiftが必須となります。

項目内容
用途例・Apple製品向けアプリ開発・Webアプリ開発
サービス・アプリの例・各種Apple製品向けアプリ
難易度★★★☆☆

Apple製品向けアプリだけでなくWebアプリの開発にも応用できますが、他の言語と比べて汎用性が高くないため、最初に学ぶ言語としてはあまりおすすめしません。

Kotlin(コトリン)

Kotlin(コトリン)は、Android向けアプリの開発に特化した言語です。

Javaを改良して作られているため、Javaと併用ができます。

項目内容
用途例・Android向けアプリ開発・Webアプリ開発
サービス・アプリの例・LINE・Yahoo!カレンダー
難易度★★★☆☆

KotlinはAndroid向けアプリの開発のために作られた言語ですので、スマホアプリの開発を目指す方におすすめです。

Webアプリの開発にも応用できるため、習得後は幅広く活用できます。

プログラミング初心者の独学におすすめの本

プログラミング初心者の独学に活用できるおすすめの本は、次の3冊です。

  • Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本
  • プロを目指す人のRuby入門
  • 退屈なことはPythonにやらせよう

まずは本を手に取って、プログラミングの世界に足を踏み入れてみましょう。

Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本

『Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本』では、Webアプリエンジニアやフロントエンジニア向けのインフラの基礎知識がまとめられています。

はじめてWebアプリ開発を行う初心者の入門編におすすめです。

タイトルWebエンジニアが知っておきたいインフラの基本 ~インフラの設計から構成、監視、チューニングまで~
刊行年2014年
著者馬場 俊彰
出版社マイナビ

プロを目指す人のRuby入門

『プロを目指す人のRuby入門』は、Rubyの基礎知識から構築方法までを網羅した入門書です。

改訂版は2020年末にリリースされたRuby 3.0に合わせて内容が更新されているため、最新版として活用できます。

タイトルプロを目指す人のためのRuby入門[改訂2版] 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで
刊行年改定2版:2021年
著者伊藤 淳一
出版社技術評論社

退屈なことはPythonにやらせよう

『退屈なことはPythonにやらせよう』は、日常的によく利用するWardやExcel、PDF文書の操作の自動化方法を解説しています。

実際に手を動かしながら学べるので、独学でPythonを身につけたい方におすすめです。

タイトル退屈なことはPythonにやらせよう 第2版 ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
刊行年2023年
著者AI Sweigart 著相川 愛三 訳
出版社オライリー・ジャパン

初心者のプログラミング言語の選び方

初心者がプログラミング言語を選ぶ際には、目指す目標やプロジェクトの種類に応じた選択が大切です。

たとえばWeb制作に興味がある場合はHTMLやCSS、JavaScriptが最適です。これらは比較的学びやすく、Webサイトの作成や簡単な機能の実装に使え、プログラミングの基礎も習得できます。

アプリ開発に興味がある場合はSwift(iOS向け)やKotlin(Android向け)が推奨されます。またデータ分析やAIに関心があるなら、Pythonが初心者向けなのでおすすめです。

ゲーム開発に挑戦したい場合は、C#やUnityを学ぶのも効果的で、他にも汎用性が高く、システム開発やWebアプリにも使えるJavaも初心者が学ぶ言語として有用です。

まずは自分の興味や将来のキャリアに最も近い分野で使われている言語から始めると、学びやすく、成果が出やすいでしょう。

初心者がプログラミングの勉強を続けるためのコツ

この章では、初心者がプログラミングの勉強を続けるためのコツを6つご紹介します。

学習する目的を明確にする

初心者がプログラミングの勉強を続けるためには、まず学習する目的を明確にすることが重要です。目的がはっきりしていると、途中で挫折しそうなときでもモチベーションを保ちやすくなります。

たとえば「自分のWebサイトを作りたい」「エンジニアとして転職したい」など、具体的な目標があると学習の方向性が定まり、学ぶべき技術や知識が明確になります。

また小さな達成感を積み重ねることでモチベーションも維持しやすくなります。

コードはコピーするだけで終わらせない

コードをコピーするだけで終わらせず、必ず自分で理解しながら書き直すことが大切です。コードをただ貼り付けるだけでは、仕組みや動作原理を深く理解できず、応用力も身に付かないからです。

コピーしたコードをもとに少しずつ改良したり、異なる状況で試してみることで、プログラミングの理解が深まります。またエラーが出た場合も自分で解決する力がつき、実践的なスキルが向上します。

わからないことはそのままにしない

わからないことをそのままにしておくと、後々の学習に悪影響を及ぼします。理解できない部分が積み重なるとプログラミング全体の理解が浅くなり、モチベーションの低下や学習の停滞につながる可能性があるからです。

疑問が生じたらすぐに調べたり、質問することが重要です。自分で考える力を養いつつ、周囲のリソースも活用して問題を解決していくことで、スムーズな学習の進行とスキルアップが実現します。

学習計画を立てる

学習計画を立てることは、プログラミングの勉強を続けるために非常に重要です。明確な目標とスケジュールを設定することで学習の進捗が可視化され、モチベーションの維持につながるからです。

まず長期的な目標を設定し、それを達成するために日ごとの小さなステップに分けて計画を立てると効率的です。

また学習内容に優先順位をつけ、無理のない範囲で進めることで、継続しやすい習慣を築けます。

複数の勉強方法を利用する

複数の勉強方法を利用することでより理解を深め、効率よくプログラミングを習得できます。たとえば書籍で基礎を学んだ後にオンライン動画で実際のコードを書く様子を見たり、手を動かして自分でプロジェクトを作成することで実践的なスキルを養います。

また疑問点があれば、質問サイトやフォーラムで他者の意見を参考にするのも効果的です。異なる学習スタイルを組み合わせることで、より幅広い視点から理解を深めることができます。

仲間と一緒に学習する

仲間と一緒に学習することで、モチベーションを維持しやすくなり、疑問点や課題も一緒に解決できる利点があります。

お互いの知識を共有することで理解が深まり、1人では気づけない問題点や改善点を発見できることも多いためです。

学習に行き詰まった時でも、仲間がいることで励まし合いながら前向きに取り組むことができ、モチベーションの観点からも有効なので、長期的に学習を継続しやすくなります。

プログラミング初心者が気になる!よくある質問

プログラミング初心者について、よくある質問にお答えします。

  • プログラミングを独学で習得するには何時間かかりますか?
  • プログラミング初心者は何を作るのがおすすめですか?

プログラミングを独学で習得するには何時間かかりますか?

初心者がプログラミングスキルを独学で習得する場合、入門レベルまでは約200時間、仕事で使える実践レベルまでは約1,000時間が目安です。

くわしくは「プログラミングスキルの習得にかかる時間」をご覧ください。

プログラミング初心者は何を作るのがおすすめですか?

プログラミング初心者には、Webサイトやスマホアプリの開発がおすすめです。

比較的難易度の低いHTMLやCSS、PHPで作成できるため、スキル習得後にすぐ実践に入れます。

就職や転職の選択肢も多いため、入門に最適といえます。

まとめ:プログラミング初心者には独学×スクールでスキル習得がおすすめ

初心者がプログラミングスキルを身につけるために、入門レベルで約200時間、実践レベルで最低約1,000時間が必要とされています。

独学だと長い学習の中でつまずく確率が高く、目標を達成できずに挫折してしまう可能性があります。

そのためプログラミング初心者がプログラミング学習をはじめる際は、HTMLやCSS、PHPといった簡単な言語を独学で学んだ後に、レベルアップした内容はスクールで学ぶのがおすすめです。

DMM WEB CAMPでは、プログラミングの基礎知識だけでなく、実践力を身につけるカリキュラムをご用意しております。

最短3ヶ月でスキルを習得できるコースもありますので、効率的な学習をしたい方におすすめです。

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