プログラマーで年収1000万円は稼げる? 年収を上げる5つのコツと稼げるプログラマーの特徴3選を解説

公開日: 2022.09.17
更新日: 2024.01.17
プログラマーで年収1000万円は稼げる?

「プログラマーの年収は低いの?」
「プログラマーで年収1000万稼ぐ秘訣を教えて」

と思うことはありませんか?

これからプログラマーになりたい人は、プログラマーで年収1000万円を稼げるのか気になりますよね。

では、未経験からプログラマーに挑戦して年収1000万円を稼ぐためには、どのようなことに気を付けていけば良いでしょうか。

そこで今回は、

  • プログラマーの平均年収
  • プログラマーで年収1000万円稼ぐためにやること
  • 年収1000万を稼ぐプログラマーの特徴

について、解説していきます。

この記事を読めば、プログラマーで年収1000万円を稼ぐ道のりがイメージできます

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

プログラマーの平均年収

プログラマーで年収1000万稼ぐ

プログラマーの平均年収は、ほかの職種と比べてどのくらいなのか気になる所です

ここでは、日本の平均年収と比較しながら、プログラマーの年収について解説します。

  1. プログラマーの平均年収
  2. 職種別平均年収
  3. 海外の平均年収

プログラマーの平均年収が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.プログラマーの平均年収

下記からは、プログラマーの平均年収を考察できます。

  • 全産業の平均年収     443万円
  • プログラマーの平均年収  500~520万円

一般企業など全産業の平均年収とプログラマーの平均年収を比べてみると、プログラマーの方が高い傾向です。

プログラマーのプログラミングをする仕事は、システムエンジニアの仕事のひとつなので、SEへの昇格も想定できます。

システムエンジニアになるとさらに高収入が期待できるので、プログラマーの年収が低いとは言えないでしょう。

(参考:令和3年分 民間給与実態統計調査|国税庁

2.職種別平均年収

プログラマーは職種によっても平均年収はさまざまです。

稼ぎやすい職種を選ぶことで年収1000万円のハードルも低くなります

  • プログラマー(ゲーム・アミューズメント系) 550~600万円
  • プログラマー(汎用機系) 500~600万円
  • プログラマー(フロントエンドエンジニア) 535~550万円
  • プログラマー(WEB・オープン・モバイル) 525~545万円
  • プログラマー(WEBサイト・インターネットサービス系) 480~505万円
  • プログラマー(制御系) 485~500万円

3.海外の平均年収

2020年のアメリカのプログラマーの平均年収をみてみると、日本と比べて高い傾向にあります。

アメリカでは、プログラマーは高収入の職業だと言えるでしょう

  • 日本のプログラマーの平均年収 500~520万円
  • アメリカのプログラマーの平均年収 940~960万円
  • アメリカのプログラマーの給与の変動 718万~1240万円

※当時1ドル当たり106.7円で計算

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プログラマーで高収入が決まる5つの要素

プログラマーで年収1000万稼ぐ

年収1000万円を目指す上で有利な条件はあるのでしょうか

ここでは、プログラマーの収入が決まる要素について解説します。

  1. 地域
  2. 雇用形態
  3. 会社の規模
  4. 年齢や性別
  5. プロジェクトマネージャーなどの実務経験

それぞれ見ていきましょう。

1.地域

日本では東京に企業が集中していることから、地方在住にとっては東京に居住する方が有利になるケースもあります。

給与においても、地方より都市部の方が高い傾向にあるからです。

最近ではリモートワークが主流になってきていますが、キャリアがない状態ではリモートワークが成立しにくいことも念頭に入れておきましょう。

2.雇用形態

雇用形態では、正社員のプログラマーの方が有利です。

派遣社員やアルバイトだと責任のある業務を任せてもらえないこともあるからです。

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • アルバイトやパート
  • フリーランス

フリーランスエンジニアの場合は、企業側と業務委託契約を結び参画しますが、稼げるかどうかは技術が伴っているときに限ります。

とはいえ、フリーランスのプログラマーと契約する企業も増えているので、キャリアの道が開きやすいでしょう。

3.会社の規模

会社の規模によってもプログラマーの年収は変わってきます。

システム開発では、企業規模の小さい会社は下請けとなるケースが多いからです。

例えば、従業員が10人以上の企業と1000人以上の企業では、企業規模が大きい方が月の給与が高い傾向です。

どのような案件に携われるかにもよりますが、会社の規模も参考にしてみてください。

4.年齢や性別

プログラマーは勤続年数とともにキャリアを積めるので、年齢が高くなるほど高収入が期待できます

性別においては、女性プログラマーの数は少ない方で、産休もあることから男性の方が給与面で有利でしょう。

ですが、子育てしながらリモートワークができることに魅了して参入してくる女性プログラマーも増えています。

5.プロジェクトマネージャーなどの実務経験

企業で長く勤めるなら、上位職に就くと年収を大幅にアップできます

技術だけでは、給与に限りがあるからです。

  • プロジェクトマネージャー
  • CTO(最高技術責任者)
  • VPoE(エンジニア部門の本部長)

プロジェクトマネージャーの経験が問われる求人もあるため、実務経験があると転職に活かせるメリットもあります。

プログラマーで年収1000万を達成する5つの秘訣

プログラマーで年収1000万稼ぐ

プログラマーは、完全実力主義なので「何ができるか」わからない人は年収を伸ばしにくいこともあります。

ここでは、年収1000万円を達成するコツを解説するので下記5つを確認してみてください。

  1. スキルを磨き続ける
  2. 上流工程に携わる
  3. 人脈から案件を受注する
  4. 質の高いポートフォリオで転職活動する
  5. 円滑なコミュニケーションを重視する

以降で、それぞれ見ていきましょう。

1.スキルを磨き続ける

プログラマーは、学歴は関係ありません。

学歴よりも、移り変わるIT技術に対応できるスキルを持っておく方が大切だからです。

  • 複数の言語を武器にする
  • 新しい技術を学べる職場に転職する

スキルの磨き方はさまざまですが「過去に何をやってきたのか」証明できるように、技術を磨き続けることが必要でしょう。

2.上流工程に携わる

要件や仕様通りに開発をおこなうSler業界は、開発工程が決まっていて上流工程に携わる方がステータスや単価が高くなります

  • システム開発の影響が大きいため
  • マネジメントなどの上位職に就けるため

さらに規模の大きい案件となると、多重下請け構造となり、下請けで働くプログラマーは待遇も悪くなりやすいです。

ですので、年収1000万円を達成するなら開発の上流工程に携わることが必要でしょう。

3.人脈から案件を受注する

プログラマーで年収1000万円を稼ぐには、良質な人脈を獲得するのも大切です。

  • 個人的な繋がりから仕事がもらえるから
  • 誰かのプッシュがあると高単価案件を獲得できるから

フリーランスで案件を受注する場合も、エージェント経由より自分の人脈で仕事を取る方が高単価を狙いやすい傾向があります。

人脈から案件を受注するために、勉強会やSNS等で繋がっていく方が良いでしょう

4.質の高いポートフォリオで転職活動する

初心者プログラマーの転職活動には、ポートフォリオが必須です。

質の高い試作品を見せることで、能力が評価されて就職が決まるからです。

もし採用枠に応募者が殺到した場合でも、ポートフォリオを導入しておくことで、ライバルと差をつけれます。

ポートフォリオの作り方はスクールや書籍、ネット上にも情報があるので参考にすると良いです。

5.円滑なコミュニケーションを重視する

プログラマーは、誰とも会話せずにパソコンと向き合う仕事だと思う人もいるでしょう。

実際は、アプリケーションを作っていく中で多くの人と関わる必要があります。

  • チームメンバー
  • 開発を依頼するクライアント
  • アプリケーションを利用する人

開発は共同作業しながら作り上げていくものなので、自分の技術力以外のコミュニケーションスキルも非常に重要なのです。

年収1000万円稼ぐプログラマーの特徴3選

プログラマーで年収1000万稼ぐ

どのような人が年収1000万円稼ぐのでしょうか

ここでは、年収が高いプログラマーの特徴について解説します。

  1. 需要の高い言語が使える
  2. 現場経験・キャリアを積んでいる
  3. フリーランスの場合、複数案件を掛け持ちする

それぞれ見ていきましょう。

1.需要の高い言語が使える

プログラミング言語は100以上あるため、需要のある言語を使えると重宝されます。

下記のような職種と言語は、年収も高い傾向にあるからです。

  • PC上で動作するプログラムを作る「フロントエンドエンジニア」
  • iPhoneやAndroidで動作するアプリを作る「iOSエンジニア」「Androidエンジニア」
  • RudyやPHP、Python、JavaScript
  • JavaやKotlin、Swift、Go

資格は持っていても使えるかどうかが基準になるので、年収1000万円を目指す人は早めに身につけておきましょう。

2.現場経験・キャリアを積んでいる

企業の場合、勤続年数と開発業務のキャリアを積んでいることが必須条件です。

プログラマーは開発業務がやりたくても、テストや運用業務あるいは雑用をやらされることもあるからです。

例えば、プログラミング言語やデータベースの実務経験が3年以上あるなら、プログラマーとしての経験が認められます。

年収1000万円稼ぐ人はコーディング経験が長く、開発に携わっていると言えるでしょう。

3.フリーランスの場合、複数案件を掛け持ちする

フリーランスの特徴を活かすことで、年収1000万円も稼ぎやすくなります。

正社員と比べてフリーランスは案件の掛け持ちができるメリットがあるからです。

  • 色々な職場を短期間で経験できる
  • 高単価の仕事を複数できる

とはいえ、重要な仕事を任せてもらうには、自分で設定した価格に合う技術を提供する必要があるので、高みを目指す努力は必須でしょう。

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プログラマーで年収1000万を妨げる3つの要素

プログラマーで年収1000万稼ぐ

一方、下記3つのケースに当てはまる場合は、年収が低くなる恐れがあります

  1. スキルなしでフリーランスになる
  2. 未経験OKな企業へ転職する
  3. 独立を視野に入れない

思い当たる節がないか、順番に見ていきましょう。

1.スキルなしでフリーランスになる

フリーランスになると初めから高単価で稼げると思うと痛い目にあいます。

スキルなしの場合、クラウドソーシングでは低単価の争いに巻き込まれやすいからです。

業務委託契約の場合でも、有期契約かつ決裁権を持てないので、収入が途切れる可能性もあります

フリーランスは稼げるという確実性はないので、後ろ盾にあるものは、十分な「スキル」といっても過言ではありません。

2.未経験OKな企業へ転職する

未経験OKな会社はブラックなことが多く、コーディングなどの経験が積めない企業もあります。

プログラマーには開発経験がないと実力を積み上げていけないため、ただの労働で消耗してしまうのです。

  • 月の残業が100時間を超える
  • 条件に合わない企業だと、職歴が増える
  • 実務経験を積めずに時間を無駄にしてしまう

年収1000万円稼ぐ人と大きな差がでてしまうので、未経験OKな企業への転職は業務内容を確認してからおこないましょう。

3.独立を視野に入れない

企業に雇われ続けるままだと、フリーランスと比べ高収入を狙えない場合もあります。

なぜなら、サラリーマンだと年収の上限がきやすいからです。

現代ではキャリアパスが多種多様になってきており、以前のように経験を積んでマネジメント職に移行するのが正解とは限りません。

フリーランスになれば青天井に収入を伸ばしていけるので、年収1000万円を目指すのであれば、独立も視野に入れて活動しましょう。

未経験からプログラマーとして高収入を目指す方法

プログラマーで年収1000万稼ぐ

スキルゼロのプログラマーは、どのように稼げる土台を作れば良いでしょうか

ここでは、未経験から年収1000万円を目指す方法について解説します。

  1. スクールに通う
  2. 転職エージェントを活用する
  3. 副業で案件数をこなす

それでは、見ていきましょう。

1.スクールに通う

プログラミングスクールに通うと、独学で習得するスキルを短期間で学べます。

未経験からでもプログラマーになれますが、年収1000万円を目指すまでに、とてつもなく時間がかかってしまうからです。

  • 有識者のサポートが得られる
  • モチベーションを管理しやすい

とはいえ、スクールに通っても受け身の姿勢では、何も得ることはできないので、学び取る姿勢が大切といえます。

2.転職エージェントを活用する

転職エージェントを活用して未経験から就職するのも得策。

優良企業に就職できると次のメリットがあるからです。

  • 採用後に研修があり技術を学べる
  • 未経験でも、きちんと給与がもらえる

転職エージェントのデメリットとしては、企業から得られる手数料のため安易に紹介してくる人もいるので、キャリア相談は慎重におこないましょう。

3.副業で案件数をこなす

プログラマーなら正社員を続けながら、副業で別の案件を請けることもできます。

未経験のうちは、とにかく案件数をこなす方が高単価エンジニアになれる近道だからです。

副業は自分で仕事を選べるため、強化したいジャンルから受注してスキルアップできます。

案件数をこなすと技術が高まるので、初心者でも実績を作れるでしょう。

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まとめ:プログラマーで年収1000万を稼ぐことは可能なので技術を磨き続けよう

本記事では、プログラマーで年収1000万円稼ぎたい方に向けて、高収入が決まる要素や稼ぐための秘訣について解説しました。

  • IT業界の技術は変化していくため、高収入プログラマーは常に学び続ける必要がある
  • プログラマーで年収1000万円稼ぐ人は、現場経験とキャリアを積んでいる
  • 未経験からプログラマーになるには、スクールや転職エージェントも活用しよう

プログラマーの働き方は多種多様なので、年収1000万円の道のりは必ずあります。

とはいえ、開発の経験がないと仕事をもらえないので、まずは目的に合った場所に就職することが大切

どのようなプログラマーになりたいのかイメージがあると、学ぶべき目標がわかるので、年収1000万円も稼ぎやすくなります。

スキルアップや就職に不安がある人は、プログラミングスクールや転職サービスを利用してご自身の強みを活かせる場所を探してみてください。

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