プログラマーとは?仕事内容やおすすめの言語、よくある質問を徹底解説
「プログラマーって、なんだろう」
「仕事をするためには、どんなスキルや資格が必要なのかな」
と思うことはありませんか?
プログラマーについて調べようとしても、すぐに理解できず困ってしまいますよね。
では、実際にプログラマーとはどのような仕事なのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラマーの仕事
- プログラマーになるために取得すべきスキルと言語
- おすすめの資格やよくある質問
について詳しく解説します。
この記事を読めば、プログラマーの特徴についてわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラマーとは
ここでは、プログラマーの仕事内容や年収について解説していきます。
- プログラマーの仕事内容
- プログラマーの種類
- プログラマーの年収事情
プログラマーの全貌が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
では、見ていきましょう。
1.プログラマーの仕事内容
プログラマーの仕事内容とは、プログラミング言語を使って、サイトやシステムを構築・開発することです。
日常茶飯事に利用するスマートフォンだけでなく、
- テレビやパソコン
- アプリケーション
- 電子レンジや冷蔵庫などの家電製品
など、身近なものにもプログラムが使われ、これらに対して作業をおこないます。
このように、多種多様な場所で利用されるものに関する、内側の技術に特化した方を「プログラマー」と言います。
2.プログラマーの種類
プログラマーには、さまざま種類があり、職種によっておこなう業務も大きく変わります。
一般的には、下記に分かれており、
- Webサイトの構築・制作する「Web系プログラマー」
- アプリの開発をおこなう「アプリケーション系プログラマー」
- 電子機器や家電製品に制御のプログラムを構築する「組み込み系プログラマー」
- 金融機関や重要なシステムの開発をおこなう「汎用系プログラマー」
- スマートフォンやルーターなどの通信に関する機器のプログラムをする「通信系プログラマー」
など、幅広いプログラマーが存在します。
そのため、同じプログラマーでも分野によっては、取り扱う仕事内容も変わるでしょう。
プログラマーになる際は、IT業界の中でもどの業界に興味があるか明確にした上で目標を決めるのがおすすめです。
3.プログラマーの年収事情
プログラマーの平均年収は、約400〜500万円と言われています。
初任給や新卒の場合の月収は、約20万円が相場となり、経験を重ねることで上がっていく事例が多いです。
会社によっては、求められる能力も変わるため、常に学ぶ姿勢が年収アップの近道になるでしょう。
プログラマーに必要な4つのスキル
プログラマーの仕事は、やりがいだけでなく仕事に対しての厳しさがあるため、スキルが求められます。
ここでは、プログラマーにとくに必要なスキルについて解説していきます。
- プログラミングスキル
- コミュニケーション能力
- 論理的思考能力
- 情報収集スキル
順番に紹介していきます。
1.プログラミングスキル
プログラマーに必要不可欠な能力は、プログラミング言語への知識です。
なぜなら、専門的知識を理解をしなければ、仕事ができないからです。
また、プログラミング言語は、
- HTML/CSS
- Python
- JavaScript
- Ruby
- PHP
など、幅広く存在するため、仕事内容に沿ったものを常に学ばなければいけません。
何度も知識の吸収と実践を繰り返すことで、複数の言語を理解し、仕事の幅を広げられるでしょう。
2.コミュニケーション能力
人間関係を円滑にすることも、プログラマーには必要です。
その理由は、1人ですべてのプログラム構築をおこなうわけではないから。
プログラマーのほかにも、
- 全体を把握する、システムエンジニア
- デザインを考える、Webデザイナー
- 統括をおこなう、プロジェクトマネージャー
など、多くの方と関わりながら、ひとつのプロジェクトに取り組みます。
仕事をスムーズにおこなうために、プログラマーにはコミュニケーション能力が重要です。
3.論理的思考能力
別名「ロジカルシンキング」という論理的に物事を考えられる思考ができる方は、プログラマーに向いています。
なぜかというと、問題が起きた際にスムーズかつ冷静な対処が求められるからです。
発生してしまったミスに対して、
- 原因の追求
- 修正や改善
- 同じ問題をしないための対策
など、論理的思考を用いて、トラブルに対応しなければいけません。
プログラマーの仕事は、常に問題が発生するので、必要なスキルに挙げられます。
4.情報収集スキル
情報を具体的に調べ、集める能力は、プログラマーに必須です。
プログラマーは、常に新しいトレンドを追わなければいけないからです。
最新の技術や流行の情報を集めることによって、
- 新しいアプリ・システム開発のアイデアの元となる
- 上司や先輩に情報発信ができる
- リサーチ能力が上がる
など、仕事面で大きなメリットを発揮します。
つまり、プログラマーが成長するためには、新しい情報を取得することが大切なのです。
プログラマーに必要なもの5つ!求められる人材になるための知識とは未経験からプログラマーは可能なのか
プログラミング言語を理解していない方でも、プログラマーになることは可能です。
継続的に勉強をおこない、実践と経験を積めば、専門的スキルが身に付くからです。
具体的な勉強方法として、
- 参考書や動画を見る
- 専門的なWebサイトやアプリを活用する
- 知り合いのエンジニアや関係者に教えてもらう
- プログラミングスクールに通う
など、さまざま存在するので、ご自身に合うものを見つけていきましょう。
また、インプットだけでなく、アウトプットを繰り返せば自信に繋がります。
継続できない勉強方法だと、プログラマーへの道は険しくなり、挫折しやすくなるので気をつけましょう。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選プログラマー未経験におすすめのプログラミング言語3選
ここでは、プログラミング言語をはじめて学ぶ方にもわかりやすい言語について、解説していきます。
- HTML/CSS
- Python
- JavaScript
どの言語を学ぶべきか、迷っている方は必見です。
では、見ていきましょう。
1.HTML/CSS
初心者におすすめのプログラミング言語として、HTML/CSSが挙げられます。
なぜかというと、Webサイト制作やWebサービスの開発で活用するからです。
覚えることによって、
- HTMLは、Webページに何を表示するかを記述できる
- CSSは、Webページに文字・背景の色や大きさの装飾をおこなう
といった、Webサイトには必要不可欠な業務が可能になります。
学習する際は、実際に手を動かして覚えることが大切です。
2.Python
Pythonは、シンプルなプログラミング言語とも言われるため、最初の学習におすすめです。
その理由は、データの収集や分析に強くなるため、作業効率が大きく上がるからです。
プログラマーは、常に学習意欲が求められる中、業務をおこなわなければいけません。
そのため、少しでも覚える言語を減らして、業務に専念したい方に向いている言語でしょう。
Pythonは、InstagramやYouTubeにも活用されているので、開発の仕事に関わりたい方にもおすすめです。
3.JavaScript
未経験者が学びやすいプログラミング言語は、JavaScriptです。
なぜかというと、Webサイトに動きを与えるための代表的なプログラムだから。
JavaScriptは、具体的に以下を実現できます。
- 画像の拡大表示
- 検索機能やメッセージ送付の設置
- ポップアップウィンドウの表示
- カウントダウンタイマーの設置
Web系プログラマーがよく使う言語のため、学んでおくと業務に活かせるでしょう。
【2024年最新】初心者におすすめのプログラミング言語ランキング12選プログラマーにおすすめな3つの資格
資格がない場合でも、プログラミングの仕事をおこなうことは可能です。
しかし、資格を持っている方が就職活動で有利だったり、技術を持っている証明になったりするので取得することをおすすめします。
- 基本情報技術者試験
- ITパスポート試験
- Ruby技術者認定試験
ここでは、プログラマー向けの資格をそれぞれ紹介していきます。
1.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、プログラマーにおすすめの資格です。
その理由は、さまざまな業界で知名度が高いため、就職・転職だけでなく副業の際にも評価されやすいから。
基本情報技術者試験を取得するための学習として、
- セキュリティ
- ネットワーク
- データベース
など、開発や運用、保守に関わるIT技術を体系的に学べます。
幅広い基礎を学べるので、プログラマーが最初に目指す資格としておすすめです。
2.ITパスポート試験
おすすめの資格として、ITパスポート試験が挙げられます。
ITパスポート試験は、経済産業省が認定する国家資格だからです。
試験内容は、プログラミング言語の知識や技術だけでなく、
- 情報セキュリティ
- 情報モラル
- 大手企業の活動例
- 経営の戦略やノウハウ
- 会計や法務
などの内容が試験範囲となります。
IT資格の登竜門と言われるため、異業種から転職する際に学べる資格です。
3.Ruby技術者認定試験
Ruby技術者認定試験も、プログラマーにおすすめの資格です。
なぜかというと、「Silver」と「Gold」の2種類の試験がレベルに応じて実施されているからです。
どのような違いがあるかというと、
- Silver(試験番号RY0-100)は、初心者や学生向けの基本的な技術内容
- Gold(試験番号RY0-200)は、Silverよりも、実践的知識を身に付けられる内容
といった、内容の差異があります。
Rubyを学びたい方に向いている試験となるので、新しいプログラミング言語を学習したいプログラマーにおすすめです。
プログラマーのよくある質問4選
ここでは、プログラマーに関する気になる疑問について解説していきます。
- プログラマーとエンジニアの違いとは
- プログラマーの将来性は高いのか
- プログラマーのやりがいとは
- 大学生がプログラマーになる方法とは
順番に見ていきましょう。
1.プログラマーとエンジニアの違いとは
プログラマーとエンジニアは、プログラミング言語を用いる仕事になるため、未経験者や初心者は違いがわかりづらいと言われています。
しかし、仕事内容は下記のように異なります。
- プログラマーは、プログラミング言語を用いて機能の構築をおこなう
- エンジニアは、全体像や設計を確認して判断する
また、エンジニアの方がシステム開発の工程に広く関わるので、プログラマーよりも年収は比較的高めです。
そのため、高収入を目指して、プログラマーから経験を積み、エンジニアを目標にする方は多いです。
2.プログラマーの将来性は高いのか
プログラマーの将来性は、高いと言われています。
なぜかというと、IT業界の人材は常に人手不足だからです。
近年では、
- 飲食業界
- サービス業
- 税理士業務
など、AIの導入が著しく検討されています。
ですが、プログラマーは「今ある技術に新しい知識を付与する」という今後の需要があるため、将来性の低下は問題視されていません。
3.プログラマーのやりがいとは
プログラマーには、多種多様な楽しさが存在するため、ものづくりが好きな方はやりがいを持って仕事ができるでしょう。
具体的には、
- 構築したプログラムが動いた
- バグやミスに迅速に対処できた
- 新しいアイデアを職場で認められた
- クライアントやお客様に感謝された
など、さまざまな理由が存在するので、自分の成長やスキルアップを感じられます。
また、専門的知識に特化した場合、年収が上がることやフリーランスへの道を切り拓けることも。
将来、自分に合った働き方を手に入れるチャンスが訪れるため、プログラマーはやりがいのある仕事と言えます。
4.大学生がプログラマーになる方法とは
大学生がプログラマーになるには、実績を証明する必要があります。
大学生はインターン経験があると就職で有利になりますが、インターンするためには下記があると良いからです。
- プログラミングの知識
- 質の高いポートフォリオ
なので、大学1、2年生のときからインターンに向けてプログラミングの基礎学習やITリテラシーを高めておくことをおすすめします。
まとめ:プログラマーとは、需要の高い職種である
本記事では、プログラマーの仕事や資格、よくある質問について解説しました。
- プログラマーは勉強が必須だが、やりがいや仕事は充実している
- 専門的知識と幅広いスキルが求められる職種である
- 資格がなくても仕事はできるが、持っている方が案件の幅が広がる
プログラマーの将来性は高いため、知識と実績を積み上げればフリーランスの道も切り拓けるでしょう。
また、未経験からプログラマーになるためには、挫折しない勉強方法が必須です。
途中で勉強を諦めたくない方は、プログラミングスクールで学ぶことで失敗せずに専門的知識を身に付けられます。
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