IT系の仕事って何?職種ごとの業務内容や年収を徹底解説

2024.01.03
IT系の仕事って何?

「IT系の仕事にはどんな種類があるの?」
「IT系の仕事って稼げるの?」

と思うことはありませんか?

IT系と一口に言っても、具体的にどんな種類の仕事があるのかわからない場面も多いですよね。

では、IT系といわれる職種には、どういったものがあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • IT系の職種
  • IT系の職種の年収
  • IT系の職種に就く方法

について詳しく解説します。

この記事を読めば、IT系の仕事について一通りのことがわかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

IT系の主な業界3選

IT系の仕事に就く男性

IT系と一口に言っても、多種多様な業界や仕事があります。

IT業界の詳細を知ることで、自分が目指す業界も発見できます。

  1. ソフトウェア業界
  2. 通信業界
  3. Web業界

以下では、IT系の主な業界を3つご紹介します。

1.ソフトウェア業界

ソフトウェア業界とは、コンピューターに使用するソフトウェアを扱う業界です。

主な企業としては、

  • NTT DATA
  • 東芝テック
  • 日本オラクル

などが挙げられます。

コンピューター上の文字の入力や図表の制作は、専用のソフトウェアを必要とします。

その点では、ソフトウェア業界はIT系の大黒柱的な存在です。

また、IT業界の拡大に伴って、ソフトウェア業界への需要も拡大しています。

したがって、将来性の高い業界であるともいえるでしょう。

2.通信業界

通信業界とは、携帯やテレビなどの通信機器、さらには通信に必要な電波を扱う業界です。

主な企業としては、

  • ソフトバンク
  • 楽天
  • KDDI

などが挙げられます。

通信機器が一般化した現在において、通信業界は電気やガスに匹敵する巨大なインフラ業界です。

人々の生活を根本から支える商材を扱いたい方には、おすすめの業界といえるでしょう。

3.Web業界

Web業界とは、WebサイトやWebサービス、アプリなど、Webに関する製品を扱う業界です。

主な企業としては、

  • リクルート
  • GMO
  • ZOZO

などが挙げられます。

近年、一番勢いのある業界といっても過言ではないWeb業界。

パソコンとインターネットさえあれば仕事ができるため、ベンチャー企業の数も多くなっています。

また、実力主義の風潮が強い業界でもあるため、自分で新しいサービスやアプリを生み出したい方にはおすすめです。

IT系の主な職種7選

IT系の職種

IT系にはさまざまな業界がありますが、職種もまたさまざまです。

以下では、IT系の主な職種を7つご紹介します。

ぜひ自分に合った職種を見つけてください。

1.システムエンジニア

システムエンジニアとは、システムの設計や開発をおこなう職種です。

SEと呼ばれることもあり、IT系の職種でも知名度の高いものとなっています。

また、システムの開発だけでなく、チームのリーダー的な役割を担うことも。

そのため、IT系の知識や技術に加えて、マネジメントスキルなどもシステムエンジニアには必要です。

2.プログラマー

プログラマーとは、プログラミング言語を使ってプログラムを作成する職種です。

システムエンジニアが設計したシステムを、プログラマーが実際に作成していきます。

プログラミングが主な仕事となるため、多数の言語を使えることは必須です。

しかしながら、これといった資格は必要なく、訓練を積めば誰でもプログラマーとして活躍できます。

そのため、未経験者がIT系に転職する場合には人気の高い職種です。

3.データサイエンティスト

データサイエンティストとは、データを用いてクライアントの課題解決を助ける職種です。

データを収集し、それを使って課題解決の仮説をクライアントに提案します。

仕事の場面では数字やデータを頻繁に扱うため、論理的思考力や統計学の知識が必要です。

また、数字をビジネスに転換するセンスも求められます。

大変な仕事ですが、それだけの対価ややりがいが得られる職種です。

4.ITコンサルタント

ITコンサルタントとは、IT系の課題を抱えているクライアントの手助けをする職種です。

経営コンサルタントや人事コンサルタントの、ITバージョンと考えてください。

業務内容には、クライアントへのヒアリングからデータの分析、さらには課題解決のアイデアの考案など、多数の作業が含まれます。

企業の上層部を相手にプレゼンをおこなうこともあるため、高いコミュニケーション能力が必要です。

また、ITに特化したコンサルタントであるため、当然ITに関する知識や洞察も求められます。

5.IT営業

IT営業とは、IT系の商材をクライアントに提案する職種です。

扱う商材は、エンジニアが開発したシステムやハードウェアまで多岐にわたります。

IT営業が担うのは、エンジニアなどの専門家とクライアントを繋ぐ架け橋的な役割です。

したがって、どちらにも偏らないバランス感覚が求められます。

営業のなかでも将来性の高い商材を扱いたい方にはおすすめです。

6.Webマーケター

Webマーケターとは、Web関連のマーケティングに携わる職種です。

SEO対策やターゲットの設定、SNS広告の運用など、Webに特化したマーケティングをおこないます。

仕事の内容はもちろん、非常に将来性が高い点もWebマーケターの魅力です。

Webマーケターは、2020年から2024年までに2倍以上の成長が予想されています。

この成長率は、IT系の業種でもトップレベル。

マーケティングに興味がある方や将来性のある仕事をしたい方には、おすすめの職種です。

7.ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、通信機器同士のネットワークの構築をおこなう職種です。

システムエンジニアがひとつのパソコンの内部のシステムを扱うのに対し、ネットワークエンジニアは複数のパソコン間の関係を扱います。

また、ネットワークの構築だけでなく、その後の運用や修正もネットワークエンジニアの仕事。

その点では、システムエンジニアよりも根幹的なシステムを扱うエンジニアといえるでしょう。

規模の大きなシステムを扱いたい方には、おすすめの職種です。


プログラミングやパソコンを使って働きたい!

そのように考え、成長しているIT業界への転職を考えている方も増えてきました。

『IT業界に興味はあるけど、よくわからない…』
『パソコンとかそもそも苦手なのに私なんかにできるのかな』
『エンジニアって聞くけど難しそう』

反対にこのような声も聞く事があります。

そう考えている方は、一度ぜひ転職に成功したエンジニアの方のインタビューをご覧ください!

\プログラミングを学んで/
人生を変えた3名

インタビュー記事一覧 >

IT系の仕事の年収

IT系の仕事で稼ぐ男性

IT系の仕事の年収は、どのようになっているのでしょうか?

年収の実態がわかれば、IT系の仕事を目指すモチベーションも高まります。

  1. 平均年収は400~1,000万円
  2. 所属する企業や業務形態によって差が大きい

そこで以下では、IT系の仕事の年収について解説します。

1.平均年収は400~1,000万円

IT系の仕事の平均年収は、400~1,000万円です。

日本の平均年収が400万円程度ということを考えれば、平均よりも高い収入といえます。

また、トップのエンジニアともなれば2,000~3,000万円以上稼ぐ場合も。

成長率も高い業界なので、たくさん稼ぎたい方には夢のある仕事です。

2.所属する企業や業務形態によって差が大きい

高給取りのIT業界ですが、人によって大きな差があるのも事実です。

誰もが知る大企業に所属するエンジニアと、中小企業に所属するエンジニアでは収入が違います。

また、一部のトップ層の年収の高さが、IT系の平均年収の額を上げてもいます。

とくにフリーランスの場合はピンキリなため、400万円以下のエンジニアなども珍しくありません。

平均年収の高さだけに惑わされず、こうした実態を事前に把握することも重要です。

IT系の仕事に必要な3つの能力

IT系の知識を身に付ける

IT系の仕事に共通して必要な能力には、どのようなものがあるのでしょうか?

先に必要な能力を知っておけば、活躍できる可能性が大きくなります。

  1. 専門的な技術や知識
  2. IT業界への高い関心
  3. 対人スキル

以下では、IT系の仕事に必要な3つの能力について解説します。

1.専門的な技術や知識

IT系の仕事には、専門的な技術や知識が必要です。

プログラマーの場合であれば、プログラミング言語に関する知識や扱う能力が求められます。

ITコンサルタントやIT営業は、実際にプログラミングするわけではありませんが、仕事でITに関する知識は必要です。

ITに関する知識や技術は、スクールに通ったり市販の参考書で習得できます。

IT系の仕事を目指すなら、まずは知識や技術の習得に力を入れましょう。

2.IT業界への高い関心

IT系の仕事には、ITに関する高い関心も必要です。

IT分野では、日々新しい技術が開発され、企業が導入しています。

どんな職種であれ、そうした新技術は吸収して仕事に活用しなければなりません。

その際、ITに関心がなければ、IT分野の動向を追い続けることは困難です。

IT業界に興味を持ち、仕事や日々の勉強を面白がる能力も、IT系の仕事には求められます。

3.対人スキル

IT系の仕事においても、対人スキルは必要です。

IT系の仕事というと、ひとりでパソコンと向かい合って人コミュニケーションを取らないイメージが流布しています。

しかし実際は、クライアントや同僚との綿密なコミュニケーションが必要です。

どれだけ技術的なスキルがあっても、人と上手く付き合わなければIT系の仕事もできません。

したがって、知識や技術と同時に、自分の対人スキルも磨いていきましょう。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力を確実に手に入れるコツエンジニアに必要なコミュニケーション能力を確実に手に入れる!

IT系の仕事で役立つおすすめの資格

IT系に必要な資格

IT系の仕事の多くは、これがなければ仕事ができないような資格はありません。

しかし、取得すれば仕事の役に立つ資格はあります。

  1. ITパスポート
  2. 基本情報技術者試験
  3. システム監督技術者試験
  4. CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  5. Oracle認定Javaプログラマ

ここでは、IT系の仕事で役に立つおすすめの資格を5つ紹介します。

1.ITパスポート

ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識の保有を証明する資格です。

経済産業省が認定した国家資格であり、取得しておけば多くの場面で役に立ちます。

また、ITパスポートは、ITに関する資格のなかでも難易度の低い資格です。

なので、ITに関する何かしらの知識が欲しいという方は、まずはITパスポートから始めてみましょう。

2.基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、システムの開発に関する能力を保証する資格です。

主にシステムエンジニアやプログラマーなど、実際にシステムを作る人が多く取得します。

基本情報技術者試験は「IT技術職への登竜門」と言われており、近年の受験者は10万人超え。

合格率はおよそ25%と低めですが、それゆえ取得しておけば仕事でかなり有利になります。

システムエンジニアやプログラマーを目指している方は、まず基本情報技術者試験の取得を目指しましょう。

3.システム監督技術者試験

システム監督技術者試験は、システムの監査やマネジメントスキルを保証する資格です。

IT系の資格のなかでもかなり高い難易度の資格で、合格率は例年15%ほど。

システム監督技術者試験を取得すれば、システム開発のプロジェクトにおいてマネージャー的な位置を任されます。

したがって、昇進や収入のアップにおいて、システム監督技術者試験は非常に有効な資格です。

難関資格ですが、技術者としてワンランク上を目指したいという方は取得を目指してみましょう。

4.CCNA(Cisco Certified Network Associate)

CCNAは、ネットワークに関する基礎知識の保有を証明する資格です。

世界的な大手企業のシスコシステムズが主催している資格試験であり、日本のみならず海外でも有効性があります。

近年はグローバル化にともなってCCNAの重視が増えており、求人サイトでは必要資格に記載されているケースも。

CCNAは入門的な資格なため、難易度は決して高くありません。

したがって、コスパの良いIT系の資格が欲しいという方にはおすすめです。

5.Oracle認定Javaプログラマ

Oracle認定Javaプログラマとは、Javaに関する基礎知識の保有を保証する資格です。

具体的には、上級プログラマーの指導のもと、Javaアプリの開発ができるような人物を対象者像にしています。

Oracle認定Javaプログラマには、

  • ブロンズ
  • シルバー
  • ゴールド

の3つの難易度が設定されています。

それぞれ初級・中級・上級となっていますが、ブロンズは初心者でも独学で取得可能なレベルです。

したがって、まずはブロンズレベルのOracle認定Javaプログラマを目指しましょう。

it業界に入るにはIT業界に入るには!5つのポイントや業界の知識・資格についても解説

IT系の仕事に関する質問

IT系の仕事に励む

IT系の仕事に関して、まだ疑問や不安が残っている方もいるでしょう。

実際にIT系の仕事を目指し始めても、疑問が残ったままだと作業に集中できません。

  1. 文系でもIT系の仕事に就ける?
  2. 資格がないとIT系の仕事に就けない?
  3. 未経験からでもIT系の仕事に転職できる?
  4. IT系の仕事は将来性が高い?

そこで以下では、IT系の仕事に関する質問に回答していきます。

1.文系でもIT系の仕事に就ける?

文系であっても、IT系の仕事に就くことは可能です。

実際、文系出身で活躍しているエンジニアやプログラマーは多数存在します。

もちろん、大学でプログラミングを学んできた人と比べれば、多少の遅れはあります。

しかし、後からIT系の知識や技術を習得すれば、文系であっても問題ありません。

自分の出身学部に関係なく、積極的にIT系の仕事を目指しましょう。

2.資格がないとIT系の仕事に就けない?

多くのIT系の仕事には、ないと門前払いされるような資格はありません。

実践的な技術や知識があれば、資格がなくてもIT系の仕事に就けます。

ただ、IT系の資格を保有しておくと、面接や仕事の現場で有利になることは事実です。

したがって、余裕があるならば、IT系の資格の取得を目指すことをおすすめします。

3.未経験からでもIT系の仕事に転職できる?

未経験であっても、IT系の仕事に転職することは可能です。

実際に未経験からIT系の仕事に転職した例はいくらでもあり、求人サイトでも未経験者歓迎の募集は存在します。

IT系の経験がないと転職は無理だと思われがちですが、そんなことはありません。

アピールできるだけの知識や技術を習得すれば、経歴に関係なくIT系の仕事に就けます。

4.IT系の仕事は将来性が高い?

IT系は、非常に将来性の高い仕事です。

実際、IT分野は近年市場規模の拡大を続けています。

今やITは人々にとって重要なインフラであり、今後消滅する可能性は極めて低いです。

将来性の高い仕事をしたいという方は、ぜひIT業界を目指してください。

美容師 転職 it美容師からIT業界に転職!未経験からエンジニアになる3つの方法

まとめ:自分が希望するIT系の仕事を目指そう

本記事では、IT系の仕事について解説してきました。

  • IT系の仕事は多種多様
  • IT系の仕事は将来性が高い
  • 誰にでもIT系の仕事に就ける可能性がある

一口にIT系といっても、実際はさまざまな業界や職種が存在します。

ゆえに、業界や職種についてきちんと理解して、自分に合った道を選ぶことが大切です。

また、IT系の仕事は、経歴や経験に関係なく誰にでも扉が開かれています。

ぜひ今回の記事を参考に、自分が希望するIT系の仕事を目指してください。

\プログラミングスクールを比較/

DMM WEBCAMP

COACHTECH

RUNTEQ

DMM WEBCAMP COACHTECH RUNTEQ
目指せる姿 WEBエンジニアへの転職
フリーランスエンジニア WEBエンジニアへの転職
分割払い
補助金 ×
転職保証 × ×
受講期間 12週間〜 3ヶ月〜 5ヶ月〜
特徴 【IT業界の転職を一番に考えたい方向け】
大手DMMが運営のプログラミングスクール
転職成功率98.8%
豊富なキャンペーンや補助金制度あり
【フリーランスを目指したい方向け】
フリーランスのエンジニアを最短で目指す
エンジニアと共に実際の案件開発を担当
【とことん勉強してから転職したい方向け】
1,000時間(約9カ月)のカリキュラムでしっかり勉強
企業の求める即戦力のWEBエンジニアを目指す
料金 329,350円〜
※給付金適用後
42万9,000円~ 55万円

公式HP

公式HP

公式HP

関連記事

資料請求

  • 短期集中で最速エンジニア転職を実現-転職成功者インタビュー一覧

    DMM WEBCAMPでは転職成功率98%を実現しています。本資料では、元警察官や元ラーメン屋など様々なバックグラウンドを持つ卒業生の声をお届けします。

    資料をダウンロードする
  • IT技術がもたらす3つの変化と身につけるべきスキル

    IT技術の発展により、今後10~20年程度で47%の仕事がなくなると言われています。どのような変化が訪れ、私達はどのようなスキルを身につけるべきかを解説します。

    資料をダウンロードする
  • 未経験がフリーランスエンジニアになる方法-年収アップで自由な働き方を手に入れる

    働き方改革やリモートワークの影響でフリーランスという働き方の人気は高まりつつあります。フリーランスエンジニアとして活躍するために必要な情報をお届けします。

    資料をダウンロードする

© 2024 WEBCAMP MEDIA Powered by AFFINGER5