【後ろ指を刺されない】ボーナスを受け取りつつ円満退職する方法
「ボーナスをもらってから、円満に退職したい…!」「けど、仕事を辞めるタイミング的に、ボーナスをもらえるかわからない…」と悩んではいませんか?
ニュースサイトしらべぇが「ボーナスをもらったあとに会社を辞めたことがあるか」のアンケートを実施したところ、「ある」と回答した人は全体の15.6%でした。
【引用】ニュースサイトしらべぇ「少ない金額がきっかけに? ボーナス支給後に「退職届」を出す人たち」
意外にも、ボーナスをもらわずに退職をする人が多いとわかります。
しかし、今まできちんと企業で成果を出していたなら、もらえるものは確実に受け取りたいですよね。
そこで今回は、退職前にボーナスを受け取る手順について解説します。
この記事を読めば、ボーナスをしっかりともらった上で、円満に退職することが可能です。
転職をする前にボーナスを必ずもらいたい人は、ぜひご一読ください。
ボーナスを受け取りつつ円満退職する手順
ボーナスをもらってから転職をしようと考えるとき、「どういう流れで退職の手続きを進めればいいんだろう…?」という疑問は、誰もが持つものです。
ボーナスをもらってからすぐに辞めると、「もらい逃げって思われるかも…」と不安に思う人もいるでしょう。
しかし、しっかりと知識を身につけて行動すれば、ボーナスをもらってから波風を立てずに退職できます。
ここでは、ボーナスをきちんと受け取ってから、円満退職をするための3つのポイントを紹介します。
- 会社のボーナス支給規定を確認する
- 退職届提出のベストタイミング
- 円満に退職するコツ
順番に見ていきましょう。
①会社のボーナス支給規定を確認する
ボーナスをもらってから円満退職したいなら、まずは会社の「ボーナス支給規定」を確認する必要があります。
ボーナス支給規定とは、
- 賞与を受け取る人は、ボーナスの支給日に企業へ在籍している必要がある
- 退職する予定がある人は、ボーナスを減額する
- 賞与を受け取ってから◯ヶ月以内に退職した場合、その一部を返還する
というような、企業が社員へ賞与を支払うときの独自のルールを定めたものです。
ボーナスを支払わなければならない法律はないので、ボーナス支給規定によって企業ごとに細かい取り決めをしています。
もしボーナス支払日に企業へ在籍していないといけないルールなら、それまでに退職の意思を伝えると、賞与がもらえなくなる可能性が高いです。
各企業でボーナス支給規定は異なるので、前もって細かくチェックしておきましょう。
人間関係の退職理由はどう伝えるべき?面接・退職時に気をつけたい伝え方5つのポイント
②退職届提出のベストタイミングは?
会社のボーナス支給規定を確認したら、確実にボーナスがもらえるタイミングで退職届を提出しましょう。
ボーナスを受け取る前に退職の意思を示したら、企業によってはボーナスをカットするので注意が必要です。
とはいえ、ボーナスの支払い後すぐに退職を伝えると、周囲の人から冷ややかな目で見られるかもしれません。
したがって、退職届を提出するのに一番おすすめなのは、ボーナスが支給されてから1〜2週間後です。
夏季賞与を支給されるのが6月の場合は、以下の流れで退職と転職の手続きを進めるといいでしょう。
- 6月…ボーナス受け取り・退職届の提出
- 7月…仕事の引き継ぎ業務・退職
- 8月…転職先の企業へ入社
また、年末賞与を支給されるのが12月の場合は、以下の流れで退職と転職の手続きをしてください。
- 12月…ボーナス受け取り・退職届の提出
- 1月…仕事の引き継ぎ業務・退職
- 2月…転職先の企業へ入社
転職先の企業から内定をもらったら、長くても3ヶ月以内に入社するのが一般的です。
ボーナスを受け取ることばかりを考えて転職先への入社を先延ばしにすると、これから働く企業からの印象がよくありません。
ボーナスの支給日と転職先へ入社する日を逆算しながら計画を立てれば、ベストなタイミングで退職できます。
【例文あり】退職のあいさつメールの書き方とは!送信する相手別に詳しく解説
③円満に退職するコツ
退職するタイミングを決めたら、あとは実行するだけです。
しかし企業を辞めるとき、「なるべく気持ちよく退職したい…!」と思いますよね。
退職する企業を円満に辞めたいなら、辞める意思を会社に伝えてから退職日までの間に、しっかりと仕事を引き継ぐ期間を作りましょう。
退職届を出してから最低でも1ヶ月は、自分の抱えていた仕事内容を後継者へ伝える時間が必要です。
仕事の引き継ぎをする時間もあまりないままに、ボーナスをもらってすぐに辞めると、「ボーナスのもらい逃げ」だと思れても仕方ありません。
円満に退職するには、自分が辞めた後にかかる迷惑を最小限にする努力が重要です。
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会社側はできれば退職前にボーナスを払いたくない
ここまで、ボーナスをもらった上で円満に退職するためのポイントを解説しました。
しかし、「どうしてこんなに退職のタイミングを考えないといけないんだろう…?」と思う人もいるのではないでしょうか?
実は会社側は、できればボーナスを支払いたくないと考えています。
退職は止められない
日本国憲法第22条には、「職業選択の自由」が次のように規定されています。
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
【引用】電子政府の総合窓口e-Gov「日本国憲法」
したがって、どんなに優秀な社員であっても、企業はその人の退職を止められません。
自由に退職できるからこそ、ボーナスをもらうまで退職の意思を示さず、支給されたらすぐに辞める人が多いです。
賞与は、
- これまでの仕事の成果
- 今後の活躍への期待
などに対して、企業から社員へ支払われます。
そのため企業としては、会社を辞めようとする人へボーナスを払いたくないと考えるのが普通です。
すでに退職した人にはボーナスは支払わなくて良い
ボーナスは、社員が企業へ貢献した実績に対して支払われます。
なので、「退職するときにボーナスを前払いしてもらえないのかな…?」と考える人もいるでしょう。
しかし企業のボーナス支給規定に「賞与を受け取る人は、ボーナスの支給日に企業へ在籍している必要がある」と定められていたら、ボーナスの支給日より前に退職する人へ支払う義務はありません。
たとえば、6月末に支払われる賞与の算定期間が1〜5月の場合、4月に退職する人が1〜3月分の賞与を請求できないのです。
だからこそ、現在会社を辞めようと考えている人は、ボーナスを受け取ってから退職を伝えることが重要になります。
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ボーナスをしっかりと受け取ってから退職をしたいと考えている人の中には、まだ転職先が決まっていない人もいるのではないでしょうか?
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まとめ:ボーナスを受け取って円満退職はできる!
今回は、ボーナスを受け取った上で、円満に退職する方法についてお伝えしました。
賞与をもらった後に退職をするなら、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 会社の「ボーナス支給規定」を確認する
- ボーナスが支払われた後に、退職の意思を伝える
- 退職前の1ヶ月は引き継ぎ期間となるように、スケジューリングをする
上記を意識すれば、退職するときに後ろ指を刺されずに、気持ちよく退職・転職ができます。
転職をするなら、前もって計画的に考えた上で行動しましょう!
そして、もしこれから転職先を決めるなら、ぜひDMM WEBCAMPを利用して、エンジニアへの転職を検討してみてください。