【徹底解説】プログラミングができれば仕事に困らない理由
プログラミングができれば、仕事に困らない社会になっている。そんな風に聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?Facebook元役員の方がそのようなことを発言したこともありますが、なぜプログラミングができれば仕事に困らないのでしょうか。今回の記事ではその理由について解説していきます。
プログラミングとそもそも何か?
コンピュータに命を与える
プログラミングというのは、コンピューターに指示を出して、目的の動作をさせることです。様々な手順をコンピュータに示すコードというものを記述していき、それをコンピューターが処理していきます。このプログラムがなければ、コンピュータは鉄の箱に過ぎずません。
世の中のあらゆるものに関わっている
プログラミングは世の中のあらゆるものに関わっています。WindowやMacパソコンのOSなどのイメージしやすいものから、電子レンジ、電気のスイッチ、SuicaやPASMOといった電子決済、新幹線の安全センサー、そしてインターネット上で歯医者を予約するシステムなど、私達の生活のほとんどに密接に関わっています。
正しく書くことが求めれる
プログラムのルールに沿って正しく作成しなければ、プログラムがエラーとなって最初から動かなかったり、異常終了をするだけでなく、正しい処理を記述していなければ間違った動作をして役に立たないどころか、間違った答えが出てきてしまいます。そうすると、極端な話世の中のたくさん便利な物は機能しなくなってしまいます。
プログラミングは私達の生活に密接に関わる、コンピュータに命を与える極めて重要な仕事なのです。
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プログラミングができると将来どうなるのか
パソコンは使えても、プログラミングができる人はほとんどいない
プログラミングができる人は世間にどのくらい居るのでしょうか。今の日本のことを考えてみると、パソコンを使っているという人はかなり増えてきましたが、プログラミングができるという人はほとんどいません。
ほとんどの人は誰かが作ってくれたプログラムを利用させてもらい、自分の欲しい結果を得ているだけにすぎません。簡単なプログラムさえ自分で作ることができないのです。
Excelを例にとっても、目の前に自分でプログラムを作るための機能としてVBAのプログラム作成システムがあるにもかかわらず、ほとんど利用されていないのです。
もし、このVBAのプログラムを書くことができればどのようなことができるでしょうか。
プログラミングは仕事を効率化する
プログラムが作成できることで、今まで繰り返し手作業で行ってきた作業は自動化することで短時間で完了することができ、データ量が多すぎて処理や分析をあきらめていた作業ができるようになるのです。あるいは、バーコードリーダーでバーコードを読み込んでExcelの表に記録するというような作業は簡単にできてしまいます。
今までだったら考えられないような使い方ができるようになります。ただプログラムを少し理解して使うだけのことで絶大な効果が生まれてきます。
そのほかのプログラム言語も使えるようになってくると、作ってみたい便利なプログラムはたくさん出てくると思います。
なぜプログラミングができると仕事に困らないのか
プログラミングができるとコンピュータをいろいろな目的や方法で使うことができることは今までの話でご理解いただけたと思います。確かに、プログラミングができると仕事に活用できて困らないのですが、それが仕事に困らないこととどう繋がってくるのでしょうか?
個人のビジネススキルの高さが要求される時代
今の時代はたとえ大きなメーカーであっても、ある日突然会社が潰れたり、経営陣が入れ替わったりすることでリストラされる時代です。
その結果、ほかにも自分より成績の悪い営業マンだっているのにと思いながらも現在の職を失ったとします。転職先を探しては見たもののなかなか相手は雇ってくれないなどということはよくある話です。
よく考えてみると、自分は他のリストラされたメンバーと同じよう程度にExcelで表を作り、Wordで作った文章を印刷することくらいは出来たといくら言っても、簡単なマクロプログラムを使うことが出来なければ。それはコンピュータを使う価値のない人間だという判断をされる時代は目の前に迫っています。
Excelの進化を例に考える
わかりやすい例としてExcelを取り上げると、昔はExcelで表を作成して印刷だけできれば市場価値の高い時代もありました。Lotus1-2-3というソフトで、作業を連続で行えるように登録して業務を効率化し、表計算を行っていました。
しかし、WindowsがOSとして安定し主流となると、Excelが多くの人に使われるようになり、一部のできる人はマクロの自動登録機能を使い始めました。
データ処理を手作業で行っている人間と、VBAを使ってデータの分析を自動で行い、その結果に基づく効果的なマーケティングを始めるような人間はどちらのほうが市場価値が高いでしょうか。
人間の仕事の多くは機械によって代替されますが、同じような営業マンや総務担当者でも、社内で自分でプログラム作成をして業務時間を効率化したり精度の高いデータ分析ができる人材と、そうでない人材ではどちらのほうが企業が求める人材でしょうか。
プログラミングのできる人材の市場価値は非常に高い
コンピュータのプログラムを取り扱える人材は今世紀半ばには大幅な不足状態になるという予測も日本やアメリカでは発表され、特にスマートフォンのプログラムではそれが顕著になるという予測も出されています。
オリジナルのプログラムを活用しようとしている会社が多い中で、21世紀初頭の現在でもプログラミングができる人材は絶対的に不足していて、人材を求める企業に対して売り手市場になっています。
すぐに転職出来る仕事には求人の数より求職者の数が少ないという特徴があります。だから、プログラミングができると仕事に困らないと言われているのです。
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プログラムができる人材が必要な世界
アメリカでも日本でも人材が足りない。
アメリカでは、2020年までに140万人のプログラマーが必要といわれている成長分野で、現状では100万人のエンジニアが足りなくなるという予想があります。この分野は多くの求人を必要としているが人材はいないということなのです。規模の大小はありますが、日本でもその状況は変わりません。
エンジニアが作るプログラムとは?
では、そのエンジニアはどのようなプログラムを作るのでしょうか。
パソコンとスマートフォンが普及し、いつでもどこでも多様な使い方ができるようになるとともに。ソフトウェアのニーズが高まっています。
最近はスマートフォンを対象としたゲームのソフトウェアにトレンドが流れて行く傾向もありますが、それ以外にも今までのシステムをより使いやすくするためのアプリケーションの作成などが行われています。
今の世界は、こういったプログラムができる人材がたくさん必要とされていると言われています。また、一方では企業でよく使われているExcelのマクロのようなツールの活用も期待されています。
ビジネスサイドもプログラミングに理解があると好ましい
プログラムが使える人が企業内にいると大変便利です。タイムリーにデータの処理ができるようになります。プログラミングは単にエンジニアだけが理解して使えばよいモノではなく、必要最低限の限定的な知識ではありますが法律や政治のことを学校で教えているのと同じように、プログラミングについての基本を教えようとしていることを考えれば頷くことのできる話です。
誰もがエンジニアと仕事をする
また、仕事を進めていく上でビジネス側の人間でも、エンジニアと一緒にプロジェクトを進めていくこともあります。その時にプログラミング経験のある方はエンジニアと質の高いコミュニケーションができます。プログラミングでものづくりをしたことによって、エンジニア側の気持ちや業務理解があるので、無茶な機能の注文やスケジュールの調整をすることは格段に減り、仕事が進めやすくなります。エンジニアからの信頼も増えるので、結果的に良いプロジェクトになることが予想されます。
プログラミングを学ぶメリット
論理的思考能力の向上
プログラミングは人間ではなくコンピューターに指示を出すので、論理的な指示を出すことが必要です。プログラミングを学んでいくと、必然的に日本人が弱いとされている論理思考の能力が向上し、プログラミングに慣れてくると常に論理思考できる頭へと変革することができます。
かつて、アップル社の共同創業者であったスティーブ・ウォズニアックは、「この国のすべての人がプログラミングを学ぶべき」理由として、「プログラミングはどのように考えるべきかを教えてくれる」からだと発言しています。
これはこれからの日本人にとっても、最も欲しい能力なのではないでしょうか。
IoT社会に適応することができる
オバマ前アメリカ合衆国大統領は国民に向けて、「コンピューターを勉強することはあなたの未来のためだけでなくアメリカの未来がかかっている。」と発言しています。
私たちがプログラムとそれが動作するデバイスを手にした今、15年前と生活がどのように大きく変化したかを考えてください。変化に気づかずただ時間の中を流されている人も多いのではないでしょうか。オンライン銀行やテレビ電話、オンライン通販や交通情報など2000年以降で通信環境も含めたプログラムを利用することによって大きく変わったことはいくつもあります。
今後は数兆個のモノがすべてインターネットにつながるIoT社会が到来します。その裏側の仕組を少しも知らずに生きるのでは、多くのビジネスマンは今後の社会に取り残されてしまう可能性が高いと考えます。
キャリアアップに役立つ
そして、転職の時にすごく大きな看板になるかもしれません。起業の時には営業をするための武器となり、資金を創るための製造技術となり、会社運営の管理者としての思考力の支えとなるでしょう。
資料やマニュアルには英語のものも多いので、一生懸命理解しようとすることで簡単な英語を読む力も付いてきます。
もちろん、個人個人の適性はあるので、プログラミングを学んでみて他のことのほうが自分は力を発揮しやすいな、と感じた方は別のことに注力したほうがいいかもしれません。ただ、まずは偏見を持たずに学んでみることで、最低限の知識や学んだ経験は、他の仕事をする時にも必ず約に立ちます。
だからプログラミングができれば仕事に困らない
会社全体がどう機能している理解するべき
Time誌のデジタル部門の元責任者であるKirk McDonald氏は、「あなたの希望する仕事がマーケティングや営業などのプログラミングがあまり必要でない部署であっても、会社全体がどのように機能しているかが理解できなければ雇うことはないだろうし、そのように考えるのは私だけではないはずだ」と大学生に向けてプログラミングの重要性についてコメントしています。
コンピューター・サイエンスは一般教養
Apple社を創設した故ティーブン・ジョブズ氏は、彼自身プログラミングを一切しなかったのですがその重要性を認識していて、1996年のインタビューでは「この国のすべての人がプログラミングを学ぶべきだ」と発言し「コンピューター・サイエンスを一般教養だと思う」とコメントしています。
実際、プログラミングの知識を持っているとブラックボックスのように見えるプログラムの中身が手に取るようにわかってきます。そして、ユーザーの動向をみながらマーケティング戦略を立てることもできるようになります。
変化を拒まず、時代の流れに乗ってプログラミングのスキルを磨いておけば、仕事には困らない時代がすぐそこまできています。