システムエンジニアが読むべき本一覧|あなたに適した本の選び方も解説
「システムエンジニアが読むべきおすすめの本はある?」
「本がたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない」
と思うことはありませんか?
スキルアップのために本で学習しようとしても、本がありすぎてどれを選べばいいかのか迷ってしまいますよね。
そもそもシステムエンジニアは、どのようなスキルを身につけるために本を読むべきなのでしょうか?
そこで今回は、
- システムエンジニアに必要なスキル
- システムエンジニアが読むべき本の選び方
- 目的別おすすめ本
について詳しく解説します。
この記事を見ればシステムエンジニアが読むべき本の選び方、目的別のおすすめの本がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
本選びの前に知っておくべき!システムエンジニアに必要な3つのスキル
システムエンジニアとして読むべき本を探す前に、そもそも求められているスキルは何なのかを覚えておきましょう。
システムエンジニアで求められる力は、おもに以下の3つに分けられます。
- プログラミング言語の理解
- コミュニケーションスキル
- ロジカルシンキング
これらの要素の中で、自分が欠けているものを見つけ、そこから本を探してみるのも良い方法です。
それでは、詳細を見ていきましょう。
1.プログラミング言語の理解
システムエンジニアには、クライアントが希望するITシステムを実現するために最適なプログラミング言語を選定して、そのシステムの開発チームを管理する役割が求められます。
そのことから、プログラム言語の本質的な理解は不可欠といえるでしょう。
クライアントが希望するITシステムの作成はプログラマーが担当しています。
その一方で、システムエンジニアは以下のような業務を担当します。
- プログラマーに指示を出す
- ソースコードをチェックする
これらの役割を担うことから、実際のプログラミング言語を理解していないとプログラマーに具体的な指示をすることができません。
また、もしあなたが手っ取り早く現在のトレンドとなっているプログラミング言語を知りたいのであれば、下記記事を確認することをおすすめします。
主流になっているプログラミング言語は何かを知り、効率のいい学習を心がけましょう。
2.コミュニケーションスキル
実は、システムエンジニアはコミュニケーション力は必要になります。
理由としては、クライアントとの連携が必要になるような仕事が多く、システムに関わるメンバーとの信頼関係の構築においても大事になってくるからです。
- 交渉力
- 提案力
- 理解力
- 周囲のスタッフとの信頼関係の構築
のためにも、コミュニケーション能力は必要だといえます。
したがって、本を選ぶ際には、周囲のメンバーとの関わりについての情報がまとめられている書籍を選ぶのも有効です。
また、仕事上のコミュニケーション力を高めるためにはいくつかのコツがあります。
そのコツについての解説は、下記記事でまとめているため、あわせてご確認ください。
3.ロジカルシンキング
何か問題が起きたとき、原因を究明する際には、ある一定の論理性を持ち合わせていないと対処できません。
したがってロジカルシンキングを理解し、普段から鍛えていくことこそが優秀なシステムエンジニアになるために必要です。
迅速な問題解決はシステムエンジニアにとって必要不可欠です。
さらに自分と他人の間で意見の認識に齟齬があっては、正確な仕事はできません。
したがって、ロジカルシンキング(論理的思考)に関して自信がない方は、この手の情報を書籍から集めることも有効です。
システムエンジニアに必要なスキルを身につけたいなら、プログラミングスクールのキャリアカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
キャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングを受けることで、今自分に足りないスキルや企業が求めているスキルを把握できます。
スキルによっては、フリーランスとして独立することも可能です。
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システムエンジニアが読むべき本の選び方3つ
システムエンジニアとして読むべき本は多岐にわたります。
それぞれ用途が異なるため、ご自身の状況やイメージにあったものを選んでいきましょう。
おもに、以下3つのジャンルのものであれば、これからシステムエンジニアとして活躍していくあなたに参考になる情報です。
- システムエンジニアの仕組みに関するもの
- 仕事の内容に関するもの
- システムエンジニアとしてモチベーションを向上させるもの
また、システムエンジニアそのものについての説明が知りたい方は、下記記事にて情報がまとまっています。
そちらを合わせて確認しておくと、理解に繋がるでしょう。
それでは、それぞれの情報を細かく見ていきましょう。
SE(システムエンジニア)とは?仕事内容・スキル・年収・資格など徹底解説1.システムエンジニアの仕組みに関するもの
本で学習する際は「システムエンジニア自体の仕組み」について書かれている内容を選ぶと良いでしょう。
そもそもシステムエンジニアについてのイメージが付いていない人もいるため、自分にとって適性があるか否かを知る意味でも大切になります。
- 業界構造がどのようになっているのか
- 業界の課題点はどこか
- 市場規模はどれぐらいか
このような目線で書かれている情報を吸収することで、自分のどんな作業が価値となっており、業務中にどのようなミッションを持って働くべきかがわかるようになります。
2.仕事の内容に関するもの
そもそもシステムエンジニアの先輩方が、どのような形で仕事をしているのかを理解することも大切です。
たとえば、システムエンジニアは「プログラミングを書くだけ」という仕事ではありません。
ほかにも「人と関わらないで仕事ができる」と思う方も少なくないはずです。
システムエンジニア未経験者にとって「理想と現実とのギャップ」は、モチベーションダウンにつながるため、現役システムエンジニアがどのように働いているかを知ることは大切です。
3.システムエンジニアとしてモチベーションを向上させるもの
精神論と思われがちですが「モチベーションを高められるもの」も読むべき本のひとつとして挙げられます。
たとえばシステムエンジニアとは直結しない書籍でも、
- 仕事論に関して書かれたもの
- メンタルコントロールの情報が濃いもの
- 起業・独立に関したもの
上記のようなジャンルであれば、高いモチベーションで仕事に取りかかれるきっかけにつながります。
仕事がなかなか手につかない方は、モチベーションに関する書籍から手にとってみても良いでしょう。
仕事を整理するための「5S」とは!効率アップにつながるおすすめの書籍5選を紹介基礎知識を身につけたいシステムエンジニアが読むべき本5選
システムエンジニアとして基礎的な要素を習得したい場合は、以下5つの書籍がおすすめです。
- Webエンジニアの教科書
- ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
- リーダブルコード
- 若手ITエンジニア 最強の指南書
- プリンシプル オブ プログラミング
いずれも初心者〜実績が少ないシステムエンジニアが読むのにふさわしい内容となっています。
必要だと感じた書籍は、積極的に手にとって、スキルアップにつなげましょう。
1.Webエンジニアの教科書
エンジニアとして知っておくべき技術を、実際に手で動かして試せるように分かりやすく解説した本です。
Ruby on RailsやPHP、環境構築に関する技術や、覚えておくと役立つ外部サービスなどについて、分野ごとに解説されています。
- これからシステムエンジニアやWebエンジニアになろうとしている人
- Webエンジニアになって2〜3年目の人
- 最近の動向を知りたいシステムエンジニア
向けとなっている書籍のため、該当する人は手にとって見てみても良いでしょう。
参考:Webエンジニアの教科書
2.ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
これからプログラミングを学んでいきたい初心者におすすめできるような書籍です。
プログラミングにおいての言語として頻繁に使われる
- JavaScript
- PHP
これらの言語を取り上げながら、幅広い言語に共通する基礎部分を徹底的に解説しています。
参考:ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
3.リーダブルコード
コードがなかなか理解できていないような方向けの本で、コードを全体的な側面で解説しているような本になります。
初心者でもわかりやすい内容で「コーディングを綺麗に書くこと」の意義について理解できるようになります。
- コードを動かすための制御フロー
- 名前の付け方
- コメントの書き方
このような形で、コーディングに関して、基礎から応用まで多岐にわたって解説しています。
参考:リーダブルコード
4.若手ITエンジニア 最強の指南書
若手エンジニアにおいて押さえておくべき内容が徹底的に網羅されています。
システムエンジニアを始めとしたITエンジニアでは、ただ単にプログラミングができれば評価されるというわけではありません。
本書では多岐にわたるシステムエンジニアのスキルについてが網羅的にまとめられています。
- テクノロジー
- エンジニアリング
- マネジメント
- ヒューマンスキル
おもに、上記4つの分野に分かれています。
ITの基本的に知識になるストレージやデータベース、また、エンジニアリングの基礎であるシステム設計、モデリングを解説しています。
5.プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
プログラム経験はそれなりに経験したものの「遅い」「エラーが多発する」など、まだ思い通りにコードを書けない人に、先人の築いてきた知恵から改善案を教えてくれる1冊です。
プリンシプルという7つの指針を元に、質の良いプログラミングのためにやるべきこと、気をつけるべきことが書かれています。
本書で用意されている「プリンシプル」とは、以下のとおりです。
- 前提
- 原則
- 思想
- 視点
- 習慣
- 手法
- 法則
これらの要素をベースとして、プログラミングの鉄則、心構えが分かるため、これから活躍したいシステムエンジニアは目を通してみるべきでしょう。
システムエンジニアとしてスキルアップする方法は、独学だけではありません。
受講生の97%が未経験者の【DMM WEBCAMP】では、初心者向けの独自カリキュラムやライフコーチによる学習サポートなど、プログラミング未経験者でも安心して学習できる環境があります。
システムエンジニアとしてキャリアアップし、自由な働き方を手に入れましょう。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
キャリアアップしたいシステムエンジニアが読むべき本3選
システムエンジニアから更に上のキャリアに進んでいきたい方もいらっしゃることでしょう。
上昇志向が強い方こそ、空き時間に書籍で学習しながら、新たなスキルを定着させておくことがおすすめです。
今回は新たなキャリアに進んでいくためにおすすめしたい以下3冊を紹介します。
- Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST
- ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド 動かしながら学ぶWebサーバーの作り方
- おうちで学べるデータベースのきほん
それでは、それぞれの内容を深堀りしていきましょう。
1.Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST
システムエンジニアとして働く人にとって、より最適な利用の向上を目指すためのベストな情報が書かれている本です。
日々進化し続けるWebサービスにおいても対応可能に設計されている、HTTP、URI、HTMLの歴史や仕様を知ることで、今後の設計において役立つ情報が書かれている内容です。
内容としては、今後のWebサービスにおいて、
- 情報システムの設計方法
- 情報システムの設計思想
が書かれています。
Webに関する時代的背景を学べるため、業界構造の理解につながるでしょう。
参考:Webを支える技術
2.ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド 動かしながら学ぶWebサーバーの作り方
Linuxについて、現役エンジニアだけでなく、初心者でもマスターできるように、Webサーバーの構築、運用に必要な知識がまとめられています。
また、実践しながら読み進めていくので、Linuxで安全なWebサーバーを構築、運用する技術を習得できる1冊です。
- 基本的なLinuxのコマンドやネットワーク
- CentOS 7などを使用して、実際にWebサーバーを構築する
- Webサーバーを安全に運用するためのセキュリティ習得
具体的には、上記の内容まで学習可能です。
完全未経験の場合は用語についていくのに必死かもしれませんが、この価格で本格的な技術取得になるため、サーバー構築に興味がある方は手にとってみましょう。
3.おうちで学べるデータベースのきほん
初心者からプロまで「データベースが動作する仕組み」ついて学べる1冊です。
即戦力となる役立つ技術を解説されている、誰でも読みやすい「実習」「講義」の形式をとった本になります。
- 「本を読んでもデータベースについて、よくわからない」という初心者
- 活躍されている現役のエンジニアやプログラマー
両者が読んでも読みやすく分かりやすい構成で書かれており、データベースの基礎となる情報が解説されています。
コミュニケーションスキルを身につけたいシステムエンジニアが読むべき本4選
システムエンジニアとして働く際に、意外にも重要であるスキルが「コミュニケーションスキル」です。
周りの人間と関わりながら、プロジェクトを組み立てていくため、連携したり、折衝したりする力が求められます。
そのため、コミュニケーションスキルを養える以下4つの書籍はぜひ確認してみてください。
- エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方
- エンジニアのための文章術 再入門講座
- カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- プログラマーとお仕事をするということ
また、当サイトでは、コミュニケーションスキルを高めるコツをまとめた記事もありますので、そちらも合わせてご確認ください。
それでは、それぞれの書籍の内容を深堀りしていきます。
コミュニケーション力とは?10個の方法で磨きをかけて自分の武器にしよう!1.エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方
システムエンジニアは、自らが持つスキルを他者に伝える場面に出会うことがあります。
そういった場面で自分の知見を的確に伝える「伝達力」が求められますが、システムエンジニアにとって「伝えるスキル」を高める機会はあまりありません。
そんな方に向けて「的確に情報を伝えるテクニック」がまとめられている本となっています。
わかりやすい説明をするために重要な3つのフェーズとして、本書では以下の情報がまとめられています。
- プランニング(材料出しと情報の整理)
- ライティング(情報のつなぎ・整形)
- デリバリー(口頭説明)
「伝達させる力」を、上記3つに分けてを高める方法が具体的にまとめられています。
参考:エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方
2.エンジニアのための文章術 再入門講座
メール、チャット、社内文書などあらゆる場面で相手に伝わる文章の書き方を教えてくれる本になっています。
システムエンジニアにとって必要不可欠な文章を書くための最低限の知識やノウハウ、コツが紹介されているため、プログラミング以外のソフトスキルを培いたい方におすすめです。
内容としては2部構成になっており、第1部では文章表現力を身につけるための7つの基礎技術が説明されています。
そして第2部では状況別の文書や文章の書き方を実践的なテクニックを交えながら紹介しています。
参考:エンジニアのための文章術 再入門講座 新版 状況別にすぐ効く!文書・文章作成の実践テクニック
3.カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
日本の現場のストーリーをもとに、日本の現場に寄り添った、アジャイルの開発の実践本です。
1人から始めて、チーム、そしてクライアントも巻き込んで、開発の真髄を学べ、現場改革を進めていく手順書です。
現場で起こるプロジェクトについての問題を、アジャイル開発の手法を使って解決していきます。
1人で取り組むところから、チーム、クライアントを巻き込んで困難を乗り越え、開発にたどり着くまでが描かれています。
参考:カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
4.プログラマーとお仕事をするということ
プログラマーを取り囲む人々がプログラマーと共にプロジェクトを円滑に進めていくために役立つ書籍となります。
プログラマーに対しての疑問点を、著者の体験を交えてヒントを与えてくれる1冊です。
- ソフトウェア開発のやり方
- プログラマーを管理する立場から見るプログラマーという人たちの心理学
- プログラマーの心理を理解したうえでどのようにプログラマーを採用していくか
おもに上記のような内容が書かれています。
システムエンジニアはプログラマーと連携しながら、ひとつのプロジェクトをつくりあげていきます。
そのため、プログラマーの心理を理解しておくに越したことはないでしょう。
ロジカルシンキングを身につけたいシステムエンジニアが読むべき本3選
近年では「ロジカルシンキング」という言葉も浸透してきました。このスキルは、システムエンジニアを志すうえで必須スキルと言っても過言ではありません。
そのため、ロジカルシンキングに自信が無い方は、まずは書籍でスキルアップを図ってみましょう。
具体的には、以下3冊の書籍は参考になるためおすすめです。
- ITエンジニアのロジカル・シンキング・テクニック
- 論理のスキルアップ
- IT現場で使える!ロジカルシンキング
上記以外にも、当メディアではロジカルシンキングについてまとめた記事がありますので、そちらも合わせて確認していたければ理解に繋がります。
自分に合った書籍はどれなのかがわかるよう、細かく説明していきます。
ロジカルシンキングのトレーニング方法7選を紹介!身につける5つのメリットも解説1.ITエンジニアのロジカル・シンキング・テクニック
ロジカルシンキングを、ITエンジニアが習得しやすいように開発された「MALT(Modeling As Logical Thinking:モルト)」という思考体系を紹介しています。
そのテクニックを駆使して、以下のような手順がまとめられています。
- 先方の合意を得ることを目的とした実際的な提案
- 理想的なドキュメントの作成方法
- 的確なプレゼンをおこなう方法
システムエンジニアで求められる内容に絞って、ロジカルシンキングがまとめられているため、参考になる内容は多くあるでしょう。
2.論理のスキルアップ
クリティカルリーズニング(根拠を持って理由付けること)は、今の社会人にとって必須のスキルとなっています。本書は、本文中の問題を順番に解きながら読み進めることによって、自然に論理力を身につけられる内容となっています。
論理的に情報を伝えるスキルに自信が無い方は、問題を解いていくことでスキルが定着できるでしょう。
具体的には、以下の方法を取ってスキルアップをはかります。
- 推論を分析する
- 推論を評価する
- 含意を理解する
- 推論のスキルを磨く
各章に練習問題と解答例があるので、進捗状況を確認しながら読み進めていくことが可能です。
参考:論理のスキルアップ
3.IT現場で使える!ロジカルシンキング
相手に納得してもらえやすい報告や提案を組み立てるために、どのようにロジカルシンキング(または論理思考)を使えばいいかを、分かりやすく解説しています。
記載内容は論理構造の基本となっているため、ロジカルシンキングに慣れない方にもおすすめです。
- どのように論理構造を作っていくか
- どのように適切な根拠を与えるか
上記のような具体的な部分にまで踏み込んで解説してくれるため、実践もしやすいでしょう。
さらには「論理思考に基づく場合と、基づかない場合の違い」も分かりやすく示してくれます。
そのためロジカルシンキングが苦手な人にとっては「自分が苦手な理由がわかるきっかけ」にもなりうるでしょう。
まとめ:本は目的に合わせて選び、場合によっては本以外の学習方法も検討すべき
今ではシステムエンジニアの本はさまざまなものがあります。
そのため、自分に合った本を見つけることはそこまで難しいことではありません。
ただし、本を読んでいても理解しづらかったり、イメージが掴めなかったりした場合は、本以外の学習方法も検討すべきです。
たとえば、プログラミングスクールの受講をすることで、本では得られにくい以下のような要素が習得できるようになります。
- わからないことを直接相談できる環境
- システムエンジニアのリアルな業界情報
- 転職に関する直接的なサポート
これらの要素は本ではなかなか得られないものです。
もし転職を視野に入れているのなら、プログラミングスクールの無料キャリア相談を使ってみると、スクール学習のイメージが掴めるようになります。
大切なのは「スキルの定着」なので、自身の中でどちらが知識を吸収できるか、天秤にかけて検討してみましょう。