エンジニアを未経験でも志望動機を書けるようになる方法を徹底解説!

公開日: 2017.09.28
更新日: 2024.01.29

就職・転職活動をする時に、必要となってくるのが「志望動機」です。ビジネスサイドはもちろんですが、未経験からエンジニアを目指す時も同様に重要なポイントとなります。

でも未経験からエンジニアを目指している場合、どのようなことをアピールすればいいのかなかなかわからないですよね。
志望動機を書く時はどんなことに注意して書いた方が良いのでしょうか?

今回の記事では、未経験からエンジニアを目指す時の志望動機について解説します。

エンジニア未経験者の志望動機で書くべき項目

エンジニアになりたい理由を明確にする

未経験からエンジニアになりたいという方に対して、多くの人が素直に疑問に思うのは、

なぜエンジニアになりたいのか?

です。

伸びている業界である、IT技術は今後の社会で必要・・・などなど、誰でも言えるような理由ではなく、なぜ「あなた」が志望しているのか、そこをポジティブな視点で考えてみましょう。

・これまで歩んできたキャリアで伸びしろと感じていたことをさらに伸ばしたい。
・知り合いの人間の言動に感銘を受けた。
・多くの経営者、ビジネスマンの本を読み、影響を受けた。
・自分の価値観が大きく変わるイベントがあった

など、自分の経験の中から志望動機は考えましょう。人からの受け売りですと、経験のある面接官からは内容のない志望動機であると見抜かれてしまいます。

・エンジニア就職を目指す為のおすすめ資格を知りたい方は、「ITエンジニア・プログラマー就職に有利な資格6選!」の記事を参考にしてください。


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エンジニア未経験者が志望動機でアピールすべきポイントは?

未経験者の受け入れが比較的行われるようになったITエンジニア業界でも、もちろん人材として欲しいのはやはり「即戦力人材」です。

そういった人材がいない中で未経験者を雇い、自社で育てていくので、会社側も応募者に対して技術的ではなく、やる気や今後伸びるかどうかを期待して見る部分が大きいです。

そのため未経験者がアピールする場合、やる気や今後伸びるかどうかという部分をいかに見せられるかで、採用されるかどうかが決まってくると言えます。

では、具体的にどのような部分が見られるのでしょう?

志望動機の構成をしっかり考えよう

履歴書には必ず志望動機を記載しなくてはなりません。

この志望動機ですが、書類選考はもちろん面接でも重要な事項となり、企業側は志望動機を見て自社の適性があるかどうかを判断します。採用した人がすぐに辞めてしまっては会社側も困ってしまいます。

一度早期退職した人はどうしても「すぐに辞めてしまうのでは?」という目線で見られてしまうのも事実です。

そういった不利とも呼べる状況の中で志望動機からやる気や今後伸びるかどうかをアピールするためには、ITエンジニアを目指した動機から、会社を選んだ理由につなげていくことが大切です。

自分の良さをアピールポイントとして活用しよう

「IT業界に興味がある」「社風を素晴らしいと感じた」「こんなITエンジニアを目指している」などというような志望動機はよく目にしますが、これは志望動機としてかなり内容が薄くなりやすく、会社側も嘘をついていいことだけを言っているようにしか見えません。

そこでITエンジニアを目指した動機、どうしてこの会社を選んだのかをつなげると、よりリアリティが増した志望動機にすることができます。

プログラミングについて勉強している、簡単なものでもいいので、少しずつ自分でサービスをつくってみた、などの動機も大事です。

自分は未経験者で、スキルがないということがネガティブに捉えられるか、それとも今も頑張って自ら勉強している、やる気がある人だと思わせられるかは、あなたの行動次第になってきます。

この時、実際に行動していないのに「プログラム言語の勉強をしています」などと嘘を付いてしまうと、面接時の質問で「どんな勉強をしているのか?」などと切り込まれてしまう可能性があるので、志望動機として記載する場合は実行に移していることだけを書くようにしましょう。

エンジニア未経験でNGな志望動機

NGな志望動機を紹介します。

教育がしっかりしている会社だから選んだ

エンジニア育成の教育がある会社は、それだけ会社が中長期的に人材育成をする意志がある良い会社であるといえます。

しかし、採用候補者をから選定する際に、「自ら学習していく意欲が強い人間」と「人から教育してもらう前提で会社を選ぶ人間」では、前者のほうが魅力的です。会社選びの際に教育精度があるか重視しながらも、自発的に学習する姿勢を忘れないようにしましょう

前職でのネガティブな理由を書く

面接やエントリーシートでネガティブな事柄を出すのは極力避けましょう。特に職場環境についてのネガティブな理由で転職する場合は、どの会社に入っても同じように退職してしまうのでは?という懸念を引き出す可能性があります。

何か自分の現在の大きな価値観に関連する出来事や、それによって考え方が変わったというようなマイナスのことを言うのは効果的ですが、基本的には避けましょう。

IT業界は成長業界だから選んだ

IT業界は確かに成長業界で、他分野からどんどん優秀な人材が集まっているので、自分のその波にのれば成長できるのでは?と考えてしまうこともあります。

しかし、成長しているのには理由があり、そこに着目せずに受け売りの志望動機を語ると、深掘りされた時に答えられなくなります。

なぜIT業界が成長業界なのか、そしてそもそも自分はなぜ成長したいのか、など自分でしっかり考える事が大事です。


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志望動機でエンジニア未経験というハンデを埋めるために準備すること

業界研究をする

履歴書作成・面接の前に、IT業界研究をしましょう。インターネットで検索するだけでも、たくさんの情報を得ることができます。

この情報を知らずに面接に臨むのは、防具をつけずに戦場に飛び出すようなものです。

応募企業を徹底的に調べる

もし、時間と労力をかけられるのであれば、応募企業のことは徹底的に調べましょう。知っているほうが圧倒的に面接で有利です。

具体的には、

・会社の公式HP、ブログ
・上場企業なら決算資料
・会社の口コミをまとめているサイト
・「社名」でニュース検索する

などです。例えばニュースでその企業の動きを知ることで、ある事業に力を入れ始めたことから、このような人材が足りなくなっている、と推測することができます。口コミサイトで会社のリアルな社風、仕事の進め方を知ることで、求める人材像を把握できます。

そのような情報を得た上で、志望動機を作成すると、自分の持っている要素の中で、どのような部分が企業に求められているのか、自然と引き出すことができます。どのような方向性で自分をアピールするか考えるためにも、この作業は出来る限り行いましょう。

エンジニアの知り合いに話を聞く

エンジニアという職業の働き方そのものは、エンジニアから直接聞くのが一番早いです。知り合いにいる場合は、話を聞きにいきましょう。必ず自分の知らない情報や、インターネットでは判断できないことを得ることができます。

それを知った上で志望動機を考えると、面接官からはエンジニアのことをよく知った上で志望しているという印象になりますし、入社後のミスマッチも軽減されます。入った後に後悔しないように、出来る限りエンジニアという職種のことを知りましょう。

実際にプログラミングを学習してみる

エンジニアはプログラミングをするのが仕事です。未経験からエンジニアを目指す場合は実際に学習してみましょう。
「プログラミングをしてみて、自分の書いたコードが動く」という体験をしてみてください
ものづくりへの意欲
が湧いてくるはずです。

注意点としては、ここでエンジニアの適性を判断するのは時期尚早です。独学で学習すると最初のつまづきポイントとして「エラーへの対処」がありますが、ここでなかなかうまく行かずに「自分はエンジニアに向いていない」と諦めてしまう可能性があるからです。

スクールや、入社先の研修で、しっかりとプロから教えてもらうことで、難しいと思っていたエラーも実はとても簡単なエラーだとわかることもあります。

・未経験からエンジニアを目指す為のスクールを探している方は、「【初心者・入門者向け】おすすめのプログラミングスクール22選!」の記事を参考にしてください。

まとめ:エンジニアを未経験だからこそ志望動機の書き方は工夫すべき

いかがでしたか?

エンジニア未経験であっても応募する際の志望動機のポイントを押さえていれば採用される可能性もグッと高まります。

ポジティブで、採用担当者にとって採用しがいのある人だと感じてもらえるように、志望動機の書き方にも工夫してみるようにしましょう。

ただ、志望動機で実践していることを書く場合、現在まだ何も始めていないとなると嘘を付いてしまうことになります。

志望動機の内容が嘘にならないように、プログラミングスクール等である程度知識やスキルを身に着けてから応募されてみてはいかがでしょうか?

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