【未経験からプログラマーになりたい方必見】ハローワークを活用しよう!
未経験からプログラマー職に転職したいという方は、まずなんの求人情報を見るでしょうか?雑誌?Web?
雑誌やWebのデメリットは情報が少ない事です。
転職に必要な情報は紙面やWeb上だけでは判断しづらい側面も抱えています。
今回は未経験からプログラマーに転職を希望されている皆さんに「ハローワーク」を活用した求人情報の収集方法を解説していきます。
意外に「これは!」というような求人に出会える可能性が広がるかも!
ハローワークの役割を再確認しよう!
ハローワークとは?
ハローワークは失業保険の受給や、定年退職後の再就職を希望する人達用の施設というイメージがありますが、実際には職業安定所の名前の通り、仕事を斡旋し、国民の失業率を下げる事が目的の公的機関です。
正社員のみならず、派遣や準社員、アルバイト、パートまで幅広く求人情報を公開している求職者のオアシスです。
またハローワークは企業側にとって、とても良心的です。
それは求人広告費用が0円という事。
求人広告費?
今ではコンビニやファーストフードなどでも求人雑誌や求人サイトから応募する事が多くなりましたが、昔に比べ「同グループ一括求人」が増えたと感じませんか?
求人広告は紙媒体の場合A4の4分の1のスペースで10000円~30000円の広告費用が発生します。(求人雑誌で変動します)
その為、コンビニエンスストアチェーンでも同地域のグループや、フランチャイズ契約のグループ内で広告費を分担させるために、「同グループ一括求人」が増えました。
また、Webサイト上でも広告費用は発生します。
今では紙媒体よりもニーズが高いWeb媒体の方が高くつく場合もあります。
ハローワークもWeb上で求人を公開していますが、それらは全て国のお金で賄われています。
その為、企業側はコスト0で行政から紹介された人材を採用することが出来るというわけです。
それがハローワークの求人情報に中小企業が多い要因の一つでもあると言えます。
ハローワークに多いIT求人
ハローワークで意外に多いIT求人。
先程も述べましたが、主に中小企業やベンチャー企業などの小、中規模な会社の求人が多く、未経験でもプログラマーの勉強をしながら仕事が出来る案件も多くあります。
中小企業なので、給与は大企業に比べるとそれほど多くはありませんが、社員一人一人にかかる責任が大きく、やりがいのある職場を見つけることが出来るでしょう。
ハローワーク=職業訓練?
ハローワークに行ったことがある方はご存知かも知れませんが、ハローワークには職業訓練支援があります。
失業保険を受給している間にこの職業訓練支援を受けると、通常3か月の失業保険給付が5か月に伸びる上、転職に必要な資格取得支援や技術訓練支援を受ける事が出来ます。
転職後から未経験でプログラミングを学ぶよりも、事前に基礎となるプログラミングを学んでおくことで、転職後の業務がスムーズに行えるメリットもありますね。
ハローワークで職探しするポイント
ハローワークのメリット
なんといってもハローワークは相談員と、企業に対する信頼度の高さです。
インターネットや紙媒体の求人では、面接に来るまでその応募者の人となりがわかりません。
しかし、ハローワークでは相談員と面談をして、事前に企業側へ応募者の情報が開示されるので、面接から採用までの時間が短縮され、採用後の仕事開始までがスムーズになります。
また、企業側の面接官よりも話しやすいハローワークの相談員に色々な条件や相談が出来るので、入社してから「なんかイメージと違うな」という事もあまり起こりません。
これらの事から、ハローワークのメリットは多く、未経験の企業へ転職するのにはうってつけの手法だという事が分かります。
ハローワークのデメリット
メリットでも述べましたが、企業側のコストは0円です。
したがって企業の質もピンキリと言わざるを得ないのがハローワークのデメリットであると言えます。
中小企業が悪いというわけではありません。
皆さんは転職を希望する際、ある程度の条件を持って求人を探しますよね?
コスト0円で求人を出す企業は「求人広告費用」が出せないという側面もあるかも知れません。
また、以前にはWebや紙媒体の求人を出していたが、離職率が高く求人広告費用が無駄になるのを防ぐためにコスト0円のハローワークに求人情報の公開をしたという側面もあります。
これらの理由からいわゆる「残念な求人」が多い事も事実です。
ブラック企業が多いイメージのハローワークの真相とは?
口コミでもブラック企業のイメージが多いハローワークの求人情報。
これはどの求人媒体でも起こり得る事象です。ハローワークに乗っている企業すべてがブラック企業というわけでもありません。
先程のデメリットでも述べたように「離職率が高い」企業がハローワークを利用するという側面からこのような噂が立ったのが真相です。
離職率の高さはブラック企業のバロメーターにはなりません。
指標の一つにはなりますが、離職理由が様々な現代では一概に「ブラック企業」であるとは決して言えないのです。
ですから安心してハローワークで求人情報を探してくださいね。
未経験職種に強い?ハローワーク
当記事のテーマである「未経験からプログラマーに転職」。
ハローワークの特徴は「国の就職支援プログラムを利用した求人情報」を探せる事です。
未経験からのプログラマーは特別な技術が必要になる為「雇用型訓練」職の対象になり、未経験での就職が決まった場合、国からの助成金が企業に支払われます。
人数にもよりますが、仕事を教えながら給料を渡すのは企業側にとっては結構な生産性の低下になります。
しかし、国が助成金を交付する事により、生産性を落とすことなく、長期的に見て企業側がプラスになっていくような制度が適用されます。
プログラマーはもちろんITエンジニアも雇用型訓練の対象になりますので、ハローワークで相談してみると良いでしょう。
まとめ
ハローワークで転職。
ひと昔前まではリーマンショックや不景気の影響もあり、あまり良いイメージを持たれていませんでした。
しかし、インターネット全盛期の今だからこそ、転職の「穴場」であるとも言えます。
未経験であることは、転職に対してネガティブな要素にはなりません。
未経験だからこそ企業で育成し、会社の成長に一役買ってくれる人材を探しているとも言えます。
一度はハローワークに行って、IT求人を検索してみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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