エンジニアが意識すべき目標は?設定の仕方や例を徹底解説
エンジニアとして働き始めたはいいけど、一体どんなことを目標にすればいいのかと考えたことはありせんか?
特に経験が浅いうちは、どのような分野のエンジニアになれるのかということが分からず、何のためにプログラミングを勉強しているのか分からなくなることも多いでしょう。
今回は、そんなエンジニアの方が意識すべき目標を、設定の仕方や例を具体的な例をもとに徹底解説していきます。
はじめに
理想と現実のギャップにいつからか働く意義について考えるようになった経験はありませんか?
働き始めの頃はエンジニアとして熱い思いを持っていたのに、その思いを持ち続けるというのはなかなか難しいものです。
学校のように、日頃から明確な目標設定を迫られることが少ないことも原因の一つでしょう。
エンジニアの仕事をしていて
・自分が目指すエンジニア像がわからない
・プログラミングをなぜ勉強しているのかわからない
といったことを考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は以上のような項目を中心に、エンジニアの方が意識するべき目標の設定方法について解説をしていきます。
最近、エンジニアとして働く熱意が薄れてしまったという方!
ぜひ最後まで読んでいただき、活用していただけると幸いです。
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目標設定の重要性
目標設定の重要性は、人それぞれ違うということは言うまでもありません。
しかし、共通して言えることは、今現在の目標を明確にすることで、毎日を充実させることが可能だということです。
「そもそも、なぜ目標設定が重要なんだろう?」
と感じている方は、ぜひこちらをご覧ください。目標設定の重要性について、3つ挙げていきたいと思います。
自己成長に不可欠
第一に言えることは、自己の成長にとって目標が不可欠であるということです。
人は「こんな風になってみたい!」という理想となる目標があることで、はじめてそれに近づこうとします。理想に近づこうとすることが、自己の成長を考えるきっかけになります。
大抵のエンジニアの方は、働いている会社で関わるプロジェクトのみで自己成長を考えがちになってしまいます。これでは、目標が目の前の生活のためだけになってしまい、自己の成長について考える機会を知らないうちに失ってしまいます。
ただ仕事をするのではなく、この先にどんな未来が待っているのかを見通しながら目標を立て、行動していくことは自身のステップアップには欠かせません。
逆に目標を立てられていないと
「何のために働いているのか?」
「今後どのように働いていきたいのか?」
という自分からの問いに対して答えることができずに悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
目指すべきキャリアを確認
目標にしたいエンジニアの方はいますか?
「あんなふうになれたらいいな!」
「あんなプロジェクトに関わってみたいな。」
と思う場面を経験したことは誰もがあることでしょう。
ぜひ、その思いを大切にしてください!
その〇〇してみたいなという気持ちが、目標設定するきっかけになります。
「5年後、一体自分はどのようにになっていたいか」
といったことを考えなければ目標設定はできません。
目標設定ができれば、それを達成するための道が見えてきます。
現われるであろう目標達成の複数の道をしっかりと見つめることで、あなたが今後成長していく上で、目指すべきキャリアを確認することができます。
そのためにも、あなた自身がなりたいエンジニア像を出来るだけ多く見つけてみましょう。
会社・上司の評価が向上
目標を明確に設定することで、会社もしくは上司からの評価も向上します。
達成したい目標が明確に定まっていて、それに向かって努力している人は自身をマネジメントする能力に長けていると評価してもらえます。
また、定期的に自分の目標について上司と情報交換をすることで、上司は仕事の進み具合を把握しやすくなります。そういった部下を持つと、仕事の見通しを立てやすくなり、さらに自身への評価が上がります。
評価の高い人の周りには自ずと仕事のチャンスも回ってきます。おのずと、仕事の中で自分のスキルアップの場を獲得することもできるでしょう。
目標設定の仕方
目標の重要性について、3つの例を挙げました。ここまで読んで、目標が個人の成長にとって大切なことはわかったけど、何を目標に据えればいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか?
ここでは、どのような視点から目標設定を行えばいいのか、その仕方について少し詳しく見ていきます。
ジェネラリストかスペシャリストか
仕事を通じて、自分が一体何をしたいのかによって目指すキャリアが違ってきます。
エンジニアとして、特定の専門分野で自己の技術力を磨き、生涯現役として仕事をしていきたいのであればスペシャリスト向きと言えます。
一方で、何か特定の業務だけを集中しておこなうのではなく、どの立場でも活躍できる人材になりたいのであれば、ジェネラリスト向きでしょう。ジェネラリストは、少し分かりにくいかもしれません。
たとえば、マネージャーとして、目の前の作業だけでなく、チーム全体を動かしプロジェクトを進める上でのエンジニアの管理にも関わりたいのであればジェネラリストです。
大まかでもいいので、まずはジェネラリストになりたいのか、それともスペシャリストになりたいのかを普段の仕事の中で意識するだけでも違うはずです。
専門とする分野
関わっている専門分野に則した目標にしてみるのはいかがでしょう?
現在、まさに専門としている分野のため、目標自体がそのまま使えるあなたのスキルとなります。目標を達成するために頑張ったことが、すぐに普段の仕事に活かされるので、モチベーションを高く保ちやすいのが利点です。
専門分野でのスキルの習得を目標にすると、達成したかどうかが定量化しやすいためオススメですね。
組織全体を考慮したもの
中には、自分だけではなく、組織全体で成長していきたいと考えている人もいるのではないでしょうか?
そんな方は、プロジェクトに関わっているチームや会社全体のことを考えた目標設定をすると良いでしょう。
たとえば、チームのタスク管理の業務効率化や適材適所の業務の振り分けなど、組織全体の目標を掲げることでマネジメント能力を鍛えることができます。
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目標を設定する際のポイント
では、実際に目標を設定する上で、重要なポイントについて考えていきましょう。
どのように目標設定をおこなうのか、ポイントを押さえて見ていきます。
なりたい自分に正直に
組織人として生きていると、本当に自分がやりたいことを知らず知らずのうちに心の奥に追いやってしまうことがよくあります。
まずは、エンジニアとして、どのように自己実現をしたいのか正直になりましょう。本当はしたくないのに…と思いながらの目標設定では、必ずいつか目標を断念しなければならない時がきてしまいます。
エンジニアとしてなのか、ジェネラリストとしてなのか。自分としっかり対話をして、目標を設定するようにしましょう。
目標とするもの・人物を設定
会社や友人の中で「この人すごいなぁ」と感じる人はいますか?
もし、自分自身との対話の中でなりたい自分が見つからない場合は、目標とするものや人物をお手本にすると目標を設定しやすいです。
目標とするものや人物は一つでなくても大丈夫です。技術力はこの人!マネジメントはこの人!といったように複数の人の良いところを参考にすることも大切です。
SMARTの法則
自分の立てた目標が適切であるものかどうかを判断するときのポイントをまとめたものを「SMARTの法則」と言います。
この法則は、自分が立てた目標が妥当なものかどうか5つのポイントで評価します。
① 目標が具的的であるか。
② 達成具合を数字で評価できるか。
③ 無理な目標設定ではないか。
④ 目標を達成することで、望んだ結果になっているか。
⑤ 期限を決めているか。
ぜひ、ご自身が立てた目標に対して、定期的にこの5つでチェックをしてみてください。
目標の例
では、これまで述べてきたことを踏まえて、具体的にどんな目標を立てれば良いのか考えていきましょう。
今回は、ジェネラリスト・スペシャリストそれぞれの場合について取り上げたいと思います。
ジェネラリストの場合
ジェネラリストは自身の業務だけでなく、組織全体のマネジメントにも気を配る必要があります。
・エンジニアの特性に合わせて仕事を振り分け、業務の効率化を図る。
・チーム内のエンジニア同士で情報を交換する場を設定して、チーム全体でレベルアップする。
などが目標として挙げられるでしょう。
さらに、その目標にあわせて
「チームのエンジニアとコミュニケーションを毎日5分ずつ取る」
「業務内容についてのアンケートをとる」
といった具体的な行動目標を立てるようにしましょう。
スペシャリストの場合
自分の技術力を高める必要のあるスペシャリストは、エンジニアにとって必要なスキルの勉強や資格を取得するなどいった目標が分かりやすいです。
・専門分野の技術書を読むことで、自分のスキルをさらに深める。
・定期的に研修会に参加することで、モチベーションの向上や新しい情報の収集に努める。
といった目標が良いのではないでしょうか?
目標が決まれば
「一日〇〇ページずつ技術書を読み進める」
「毎月1回は研修会に参加して、ブログにまとめる」
などの行動目標が立てられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、普段の仕事の中で見失いがちな目標について、設定の重要性やその具体的な例をもとに以下のことについて説明してきました。
・目標設定は、自己の成長やキャリアの確認、会社・上司からの評価にとって重要なことである。
・目標を設定する仕方は、まず自身がジェネラリストになりたいのか、スペシャリストになりたいのかをはっきりとさせることが重要である。
・目標設定のポイントは、なりたい自分に正直であることを前提に目標とするものや人物を設定し、SMARTの法則によって立てた目標が適切であるかどうかを判断する。
目標を設定するというのは、はじめは難しいことかもしれません。
ぜひ、ここでの情報を参考にしてあなたに最適な目標を設定してみてくださいね!
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