上司が嫌いで転職はあり?嫌いな上司の種類とストレスの対処法5つ!
「嫌いな人はどこに転職してもいる」と聞いたことはないでしょうか?
会社には自分と気の合う人ばかりではないことが多く、転職しても人間関係で悩んでしまうかもしれません。
とはいえ今の会社の嫌いな上司と仕事をしていくのが限界な人もいますよね。
私も新卒社員の頃は上司が怖くて、会社にいくのが毎日憂うつでした。
しかし、嫌いな上司との関わり方のコツや適切な相談相手を知れば、簡単に解決できる場合もあります。
そこで、この記事では嫌いな上司の種類とストレスの対処法を具体的に解説します。
3分くらいで読めて、嫌いな上司への対処法がわかる内容になっています。
上司との関係に悩んでいる方はご一読ください。
上司が嫌いという理由で転職した人は多い
上司が嫌いなど人間関係を理由に退職した人は多いです。
コミュニケーションが不可欠な職場では人間関係の悪化が、仕事のパフォーマンスやスキルの向上に影響するからです。
厚生労働省が「平成30年度雇用動向調査結果」というアンケートを実施しています。
前職を辞めた理由では「職場の人間関係がこの好ましくなかった」が男性7.7%、女性11.8%と全体でも高い割合です。
ただ、「上司が嫌い」ということを退職理由するのはやめておきましょう。
転職しても、転職先の上司とも付き合う必要があるからです。
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上司を嫌いだと感じる原因5選
上司は自分よりも立場が上なので、言い返せずにストレスは溜まる一方ですよね。
ここでは上司を嫌いだと感じる原因を5つ紹介していきます。
- 自分にだけ厳しく当たってくる
- 仕事はせずに指示だけしてくる&指示が変わる
- セクハラ・パワハラ発言をする
- 上から目線でマウンティングをしてくる
- 部下の手柄を横取りして責任は押し付ける
1.自分にだけ厳しく当たってくる
本来上司ならば、部下には平等に接するべきなのに自分にだけ厳しく当たることがあります。
理由としてこのタイプの上司は普段から相手によって態度を変えているためです。
たとえば、容姿を気に入っている部下や仕事ができる部下、自分にゴマをすってくる部下には優しく接しているでしょう。
しかし、怒っても何も言い返してこない部下や相性が合わない部下はストレスのはけ口にしてきます。
上司に理不尽な扱いをされると辛いですよね。
2.仕事はせずに指示だけしてくる&指示が変わる
口だけタイプかつ自分の気分で指示が変わる迷惑な上司ですね。
部下の手柄を横取りし、能力以上の役職に就いてしまったのでマネジメント能力が低いことが多いです。
たとえば、「全ページの資料を作ってくれ」という昨日の指示が「1〜5ページまでは使わないからいらないよ」と別の指示に変わります。
上司の指示ミスやレスポンスが遅いせいで、無駄な残業が増えることは日常茶飯事です。
早く帰れると思った日に、上司のミスで残業するのはイライラしますよね。
業務効率が上がりづらいので、疲弊してしまう部下も少なくありません。
3.セクハラ・パワハラ発言をする
人格否定や性的な嫌がらせをしてくる上司はやりたい放題で止まりません。
理由は部署内で上司より偉い人がいないので、セクハラ・パワハラを黙認する環境になっているためです。
上司によっては役員との立ち回りも上手いので、ハラスメントの問題に発展しても、証拠不十分で異動にならない場合もあります。
逆に、ハラスメントを告発した本人が部署で居心地が悪くなる可能性があるため、上司に逆らいにくいです。
セクハラ・パワハラのターゲットにされなければ、なんとか仕事はやっていけるため、部署の全体で黙認する環境が生まれやすくなります。
4.上から目線でマウンティングをしてくる
承認欲求の強い上司は常に自分と部下を比べて、マウンティングをしてきます。
自分に自信がないので、常に他人が評価されていないと気が済まないためです。
たとえば、部下が営業成績で1位を取っても、「俺が若い時は5期連続で1位だった」など自慢話を混ぜてくるでしょう。
この時の上司を褒めないといけない空気が面倒ですよね。
他人の評価に固執しているため、部下の間で自分がどう思われているかをリサーチしてきたり、面倒な存在です。
仕事ができたとしても尊敬したい上司とは言い難いですね。
5.部下の手柄を横取りして責任は押し付ける
能力が高くないのに出世しているタイプの上司に多いです。
出世レースから脱落しないように、チームのミスは部下に責任を押し付けてきたためです。
たとえば、普通は部下がミスしても監督不行届で上司が責任をとりますが、「部下が独断でやった」と嘘をついて逃れる上司もいます。
一方、部下の発案した企画でチームの仕事が評価された際には、リーダーである自分の手柄にするなど抜け目ない行動をするでしょう。
自分の仕事の成果で嫌いな上司が賞賛されるのは、苛立ちますよね。
仕事頑張っても、上司が出世するための材料にしかならず、部下のやる気は削がれてしまいます。
嫌いな上司と上手く付き合う3つのコツ
どれだけ上司が嫌いでも、業務をスムーズに進めるためには上手く付き合うことも大切です。
ここでは、嫌いな上司とも上手く付き合う3つのコツをご紹介します。
- いいところを見つける
- 適度な距離感を保つ
- 表面上は丁寧に接する
今日からでも始められる内容ですので、ぜひ試してみてくださいね。
いいところを見つける
どんな人にでも、どこか1つくらいは長所があるものです。
まずは上司を客観的に観察して、いいところを見つける努力をしてみましょう。
「優しい一面もある」「真面目に仕事をしている」など、なんでもかまいません。
少しでもいい面を見つけられれば、嫌いな上司への苦手意識が薄れる可能性もあります。
適度な距離感を保つ
職場は学校とは違い、友達をつくる場所ではありません。
苦手な上司とは適度な距離感を持って接することも大人のマナーといえます。
なにも無理に一緒にランチに行ったり、プライベートの話をする必要はないのです。
業務に支障が出ない程度の関係を築ければ、問題はないでしょう。
「ストレスを感じない距離感を意識的に保つ」という選択も1つの有効な方法なのです。
表面上は丁寧に接する
どれだけ嫌いな上司でも、表面上は丁寧に接しましょう。
丁寧な対応をする部下に対して強くあたる上司はあまりいないはず。
- きちんとした敬語で話す
- 相手の目を見て話す
- できるだけ笑顔で話す
など、社会人として当たり前の対応で十分です。
内心では嫌っていたとしても業務中は感情的にならず、冷静に対応するようにしましょう。
仕事ができない上司への上手な接しかたについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事ができない人の特徴9つとは?改善方法5選や上司と部下への接し方も紹介
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上司が嫌いでもしてはいけない3つの行動
どれだけ上司が嫌いでも、1人の社会人としてやっていけない行動もあります。
ここでは、嫌いな人についやってしまいがちな3つのNG行動をまとめました。
- 感情的に反抗する
- あからさまに嫌いなことを態度に出す
- 上司の悪口をいう
ついやってしまっていないか、セルフチェックをかねて確認してみてください。
1.感情的に反抗する
尊敬できない上司に指示されるとつい感情的に反抗してしまっていませんか?
どれだけ嫌いでも、感情的になってしまうのはよくありません。
仕事の指示や考え方に対して意見をいうのは大切です。
ただし、嫌いな上司が相手だとつい「反抗」になってしまっていないか落ち着いて考えてみてください。
必要のない暴言や、感情的に行動を起こすのは社会人として恥ずかしいのでやめておきましょう。
2.あからさまに嫌いなことを態度に出す
誰が見ても気を遣ってしまうほど、あきらかに嫌いなことを態度に出すのもよくありません。
たとえば、
- 上司からの指示を無視する
- 上司に嫌がらせする
- 業務に支障が出るほどコミュニケーションを避ける
などの行動や振る舞いは、周りの人にも悪影響を与えてしまう恐れがあります。
どれだけ嫌いな上司だとしても、あからさまな態度はやめましょう。
3.上司の悪口をいう
たとえ仲のいい同僚や信頼できる先輩に対しても、上司の悪口をいうのはやめておきましょう。
悪口をいった本人はすっきりするかもしれませんが、聞かされる側はどうでしょう?
悪口を聞いていい気持ちになる人はあまりいませんよね。
場合によっては、気持ちよく仕事をしている人の迷惑になる可能性もあります。
どれだけ悪口をいいたくなっても、まずは自分がイライラしてしまう原因を落ちついて考えてみましょう。
上司が嫌いな人が取るべき対処法5選
前述したような様々な嫌われる原因の上司がいます。
ここでは嫌いな上司の対処法を紹介していきましょう。
- 上司を徹底的に分析して扱いになれる
- 上司と仲が良い人に相談して間を取り持ってもらう
- 人事部にハラスメントの相談をする
- 副業を始めてみる
- スキルを身につけて、転職する
嫌いな上司との関わり方に悩んでいる人の参考になれば、幸いです。
1.上司を徹底的に分析して扱いになれる
あなたが上司を嫌いであると同時に、上司もあなたが嫌いかもしれません。
なぜなら、お互いのことを深く知らないのにひどい対応をしているためです。
第一印象や嫌な行為をされたことが原因で嫌いになり、壁を作っていませんか。
私の新卒時代の上司は、強面の外見に声が低く、近寄りがたい雰囲気の人でした。私は質問を先輩にするなど、上司との接触をできるだけ避けていました。
しかし、営業に同行した際に、車で流れていた70年代の歌謡曲の趣味が合い、意気投合した経験があります。
趣味や学生時代の部活、家族構成など本人や上司と仲の良い人から聞いてみましょう。
共通点を見つけて、話してみれば自然と仲良くなれる可能性もあります。
この人とは合わないと決めつけるのではなく、自分から歩み寄れば、相手の扱い方もわかってきますよ。
2.上司と仲が良い人に相談して間を取り持ってもらう
あなただけではどうにもならなかった問題でも第三者によって、解決することがあります。
なぜなら、上司はあなたが悩んでいることに気づいていない場合が多いためです。
たとえば、体育会出身の上司には当たり前の行為も、人によって大きなストレスになる場合もあります。
上司も仲の良い人に指摘されれば、自分のやり方に多少なりとも疑問を持つでしょう。
理解のある上司なら改善することがあるので、自分だけで悩みを溜め込むのはやめてくださいね。
3.人事部にハラスメントの相談をする
ハラスメントを受けている場合は、人事に相談してみてください。
真面目な人ほど、耐えられない自分の甘えだと感じてしまいますよね。
縁起でもないですが、万が一ハラスメントで精神を病んでしまえば、転職をしても不安が付きまとうこともあります。うつ病などメンタルの病気は克服するまでに時間がかかってしまいます。
転職の際にもメンタルに不安があると不利になる場合もあるので、我慢をするのはやめてくださいね。
上司の言動や行動がハラスメントに当たると感じた際には、限界がくる前に人事部や社内のハラスメントの相談窓口に相談しましょう。
4.副業を始めてみる
嫌な上司を本職で抜けないなら、副業を始めてみましょう。
副業なら上司にはないスキルが身につき、個人で稼げる力によって自己肯定感も上がってくるためです。
私も会社員時代にWebライティングを始め、副収入で最低限の生活ができるくらいなりました。いつでも独立ができると心に余裕ができてから、気持ちが大分楽になった気がします。
IT業界は売り手市場でスキル重視のため、いつでも転職できる余裕のある市場価値の高い人になれるでしょう。
5.スキルを身につけて、転職する
スキルを身につけて、転職するならDMM WEBCAMPがおすすめです。
プログラミングの独学は挫折する可能性があり、転職の際のアピールが難しいためです。
しかし、プログラミングスクールのDMM WEBCAMPに通うことで挫折を防ぐことができ、講師陣による効率良い学ぶことができます。
転職成功率98%と業界No.1の転職支援付きのため、スキルを身につければ、転職先に困りません。
嫌いな上司との関わりで、人間関係に疲れてしまった人もいますよね。
エンジニアはスキル重視の職種なので、対人関係のストレスが営業職や接客業に比べて少ないでしょう。
経済産業省の「 IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、IT人材のニーズの増加が見込まれています。
2030年までに59万人の人材が不足が予想されているため、エンジニアは転職にも有利です。
転職する際のセルフチェック
転職する前に確認してほしい点が2点あります。
- 赤字社員のまま辞めていないか
- 自分で設定した仕事の成果を達成しているか
以上の点は転職活動の際に重要になるので、確認していきましょう。
赤字社員のまま辞めていないか
赤字社員とは、雇うことで会社が赤字になる社員(給与分の仕事ができない社員)のことです。
1〜2年目で辞めると、転職活動でも「早く辞めてしまうのではないか」と疑問視されてしまうためです。
一般的には1〜2年目は赤字、3年目くらいから黒字に転じます。
3年間勤めていない人は企業側から見ると、会社に利益をもたらせていない存在と認識です。
私は一年目で会社を辞めたため、転職活動では「仕事を続け、利益を出せる」とアピールするのが大変でした。
転職活動の際には赤字社員だったことを反省し、前職の実績と今度は長く貢献できることをアピールしましょう。
(参照:『転職の赤本』鈴木康弘)
自分で設定した仕事の成果を達成しているか
転職する前に、自分なりの仕事の成果を目標に設定してみましょう。
簡単な目標でも達成した経験がある方が、転職活動で評価されることが多いためです。
「20〇〇年〇月までに、自分で設定した仕事の成果を出す」という具体的な目標と日時を決めてください。
たとえば、小さな部署でも営業成績1位を達成するや同期の中でビリから脱出するなどです。
目標を達成した人とただ我慢して続けた人では、自己PRの熱量が違います。
また会社の業務だけではなく、副業やプログラミングスクールでの成果も立派な自己PRです。
自分なりの目標を達成することで、転職活動が有利になることが多いです。
しかし上でもお伝えしましたが、自分の健康を害しては元も子もないので、無理は禁物ですよ。
労働環境が悪く、仕事を続けるのが困難な場合は一旦休むことも検討しましょう。
上司の性格は変えられないので、自分の行動を変えてみよう
この記事では嫌いな上司の種類とストレスの対処法を解説してきました。
あなたが上司を嫌いだと感じる原因は見つかりましたか?
上司の性格や態度は、残念ながら変えることができません。
それなら、自分の行動を変えて今の状況を少しずつでもよくしていきましょう。
まずは、嫌いな上司にとるべき対処法を試してみてください。
どうしても嫌いな上司に耐えられない場合には、転職を考えるのも1つの方法ですよ。
もし、IT業界に興味がある方や職種を変えたい方は、転職成功率98%のプログラミングスクール DMM WEBCAMPを検討してみてくださいね。
また、IT業界に興味がある方はこちらの記事もぜひご覧ください。
IT業界とは?代表的な5つの分類や主な7つの仕事・必要なスキルなどについて解説