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今、テレビでもスマホゲームのCMが多く、美しいグラフィック、淀みないキャラクターの動作に心奪われる時代がやってきました。

ゲームプログラマーといえば、こうした露出もあり、プログラマーの中では花形の職業に思えます。では、実際の年収はどれくらいなのでしょうか?

また、ゲームプログラマーになるには、どういった資質が求められるかなどを解説していきます。

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ゲームプログラマーの年収

ひと口にゲームプログラマーといっても、さまざまなゲームの種類があります。大きく分けて、ソーシャルゲーム業界とコンシューマーゲーム業界とがあります。この2つの違いに、年収の差は出てくるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ソーシャルゲーム業界

ソーシャルゲームとは、主にSNS上で提供されるオンラインゲーム・ブラウザゲームなどウェブアプリのことをいいます。ネイティブアプリ※1のゲームもソーシャルゲームといわれることがありますが、厳密にはウェブブラウザを使用したウェブアプリではないため、区別されています。

※1 ネイティブアプリとは、App storeやGoogle playなどからダウンロードして遊ぶゲームのこと。

スマートフォン端末のスペックが年々向上し、迫力のあるCG表現や高い技術性を持ったソーシャルゲームの開発が可能になってきています。数年前はスマートフォンでの実現が難しかったクオリティの高いゲームが次々とリリースされ、開発の規模も大きくなり続けています。

コンシューマーゲーム業界

コンシューマーゲームとは、消費者(コンシューマー)である個人や一般家庭による直接購入を前提に作られたゲーム機やゲームソフトのことです。コンシューマーゲームの開発は大規模な案件が多く、CGの開発やゲームプログラミングに関しても高いスキルが求められます。

業界別の年収は?

ソーシャルゲーム業界とコンシューマーゲーム業界の年収を比べてみました。クリーク・アンド・リバー社調べによると、26歳第二新卒者平均年収例として次のような結果が出ました。

・ソーシャルゲーム業界 350万円~450万円
・コンシューマーゲーム業界 300万円~400万円

ソーシャルゲーム業界の方が、最低・最高とも、年収が上でした。

ソーシャルゲームはバージョンアップで利益を生み出せる

年収に差が出るひとつの要因は、ヒット作の売り上げ規模によります。コンシューマーゲームは、一度パッケージという形で販売したら、大幅なアップデートをされることはほとんどありません。それに対してソーシャルゲームは、ゲーム性を大きく変えるほどのバージョンアップにより、数年にわたり同一ゲームで利益を生み出すことも可能です。そのため、1本のヒット作が莫大な利益をもたらすことも少なくありません。どちらの業界も、基本給は変わらなくても、利益をボーナスという形で還元されることが多いソーシャルゲーム業界は、相対的に年収が高くなる傾向にあります。

メインプログラマーとは?

ゲームのプログラムは大規模になると、10人以上かけてプログラミングをしていきます。そのプログラマーたちを統括するのが、メインプログラマーという立場の人間です。

企業のよって呼び方や、仕事内容の細かい部分は変わってきますが、名前の通りプログラマーの中でもメインとなる人物になります。主にスケジュール管理や、仕事の割り振りを担当し、自らもプログラミングしつつ、フォローに入るという形です。
責任が大きくなるため、それ相応の給料が見込めます。

一般的なプログラマーの年収

プログラマーの仕事内容は、業界によって違ってきます。プログラマーという言葉からイメージできる、一般的な業務内容を解説します。

一般的なプログラマーとは

インターネット上に公開されるプログラムや、企業のLAN環境内でブラウザを使って利用するようなプログラムを開発するWeb系などです。

炊飯器やエアコンの中などの機械の中にもプログラムが組み込まれていて、ご飯の炊き具合や部屋の温度調整を行うといったような、家電製品や携帯電話など、機械の中に組み込むプログラムを開発するのが仕事の組み込み系・制御系。

ウィルスセキュリティソフトやExcelといった表計算ソフトなど、パソコンにインストールして使うソフトを開発するパッケージソフト。

上記以外にも、さまざまなジャンルがあります。

ゲームプログラマーとの年収の比較

同じ年齢のもんではないのですが、一例として記載します。

・ソーシャルゲーム業界が350万円~450万円
・コンシューマーゲーム業界が300万円~400万円
・プログラマーの平均年収は、350万円~500万円

こう見ると、一般的なプログラマーの方が若干ではありますが、年収が高いということになります。

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ゲームプログラマーの仕事を知る

ここでは、ゲームプログラマーの仕事とは、実際どういうものなのかを見ていきましょう。納品前の最も過酷な日を例にして、ゲームプログラマーの一日を参考にしてください。

ゲームプログラマーの一日(納品前の過酷な日)

<7:00~12:00>始発で出社
ひたすらプログラミングとテスト

<12:00~13:00>
昼食と仮眠、必要であれば即仕事再開

<13:00~18:00>
一心不乱にプログラミングとテスト

<18:00~00:00>終電で帰宅
もうひと息と奮い立たせて、プログラミングとテスト

<00:00~エンドレス>
本当に厳しい時には、徹夜も辞さない勢いでプログラミングとテスト

納期の前は大体このような状態になります。ビッグタイトルのゲームは納期をずらせないので、このような傾向になることが多いです。大変ですが、ゲーム発売当日に販売店の前で行列ができていたり、おもしろいというような感想が聞けたりしたら、苦労も報われます。

ゲームプログラマーの仕事内容

アイディアをゲームとして動かす

ゲームプログラマーの仕事は、ゲームのプログラムを書き、ゲームを形にすることです。企画書や仕様書に基づいて、ゲームを構成していきます。さまざまなゲームクリエイターたちが作ってきたゲームを構成する要素を、実際に動くようにするのです。デザインやストーリー、システムなどを考えたとしても、それだけではゲームとして動きません。集められたそれらを、実際に「ゲーム」として動かします。

ゲーム内のあらゆる工程をプログラムする

動かないものを動かそうという、ゲームに命を吹き込む作業がプログラマーの仕事です。キャラクターの動き、ゲーム内のBGMや効果音などサウンド設定、エフェクト、システム構築まですべての工程をプログラムする必要があります。ゲームプログラマーが与えられている役割は、何もゲームを形作ることだけではありません。

実現可能なゲームか判断する

企画段階で、そのゲームが実現可能か不可能かを判断する重要な役割を担っています。プログラムの知識がない人間には、そのゲームがプログラミングによって、実現可能かどうかということは分かりません。そのため、プログラマーが進言しなくてはならないのです。バグに対しての注意や、バグへの対応などの仕事もあります。

ゲームプログラマーに必要な資質

ゲームプログラマーに関わらず、プログラマーは黙々とプログラムを打つのが仕事です。ゲームプログラマーは決して、楽な仕事ではありません。ただ、ゲームプログラマーの場合、その作ったものが動いて遊べるという達成感があります。それがあるからこそ、また頑張れると思っているゲームプログラマーも多いのではないでしょうか。では、ここでゲームプログラマーに必要な資質を上げてみます。

根気強い人

プログラミングには実にさまざまな問題が発生します。バグやエラーというのはつきもので、それにどう対処していくか根気強く向き合っていかなければならないものです。やっと修正したと思っても、それがうまく動作しないこともあるので、根気強く挑戦する気持ちが重要です。また、社会人として理不尽な場面に遭遇したり、クライアントから無理な注文を受けたりする場合があります。そんな時にも投げ出さず、成功のためにすべてをそそぐ根気強さは、非常に大切な資質のひとつです。

「ものづくり」が好きな人

ゲーム作りが好きだという人はもちろんですが、全般的に「ものづくり」が好きだという人には、ゲームプログラマーが向いていると思います。プラモデルでも、日曜大工でもいいのです。作ること、作った後に達成感を味わえる人。この原点さえあれば、適性を持っているといえます。

体力面、精神面がタフな人

やはり、納期前などには激務が予想されます。業界内では、特にオンラインゲームが厳しいといわれています。このような激務に耐えられるような体力と、追い込まれても大丈夫な精神の強さを持ち合わせた人が、向いているといえます。プロスポーツ選手の格言で「ケガをしないことも一流の証」というものがあります。ゲームプログラマーもその通りで、日頃から健康には気を使い、タフさに磨きをかけることが一流への資質だと考えられます。

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ゲームプログラマーを目指すには

IT企業は今、売り手市場です。慢性的な人手不足で、業界に入るのは、さほど難しくありません。最も、大手企業を目指すのならば、それなりの大学に入って、理工系や情報処理系の学部を卒業することが必要です。ですが、中小企業を目指すのであれば、前もってそれなりの知識を身につけておけば採用される可能性は高いです。

専門学校、プログラミングスクールへ通う

新卒の高校生や未経験者の転職ならば、専門学校かプログラミングスクールに通うことをお勧めします。情報について体系的に学習し、開発言語の基礎知識を身につけることができます。また、卒業までにアプリの作成など、実践的なことまで学べますし、それが実績にもなります。採用試験でアピールできるでしょう。

資格を取る

「基本情報処理技術者」に合格することができれば、一定の知識があるとみなされます。経済産業省が認定する国家資格で、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)により実施されています。これはプログラマーの登竜門となる資格。履歴書に書くことができれば、採用担当者の目を引くことになるでしょう。

英語力も役に立つ

TOEICや英語検定も面接で役に立ちます。ゲームといえば日本のイメージがあるでしょうが、ゲーム業界の情報や技術は、海外から輸入されるものもあるのです。そのため、英語を読まなければならない、話さなければならないという機会は意外とあります。英語ができると、企業でも重宝されるようです。

まとめ

いかがでしたか?

一見、華々しく見えるゲームプログラマーという仕事ですが、現場はかなり過酷なものです。ですが、出来上がったゲームが動き出した時の感動はひとしお。次の仕事へのやる気につながります。

ゲームが好き、それだけで動機は十分です。ゲームプログラマーの道を進んでみませんか?

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