未経験でもエンジニアのインターンをおすすめする6つの理由
大学生の皆さんは「長期インターン」という存在を知っていますか?
短期間のサマーインターンとは違い、実際に長期間企業で働く長期インターンでは、圧倒的なスキルや社会経験を身につけることができます。そんなインターンの中でも、プログラマー・エンジニアのインターンがおすすめです。
今回の記事では、なぜエンジニアのインターンがおすすめなのか、インターンに参加することでどんなことが得られるのかなど、解説していきます。
エンジニアのインターンとは何か?
エンジニアのインターンとは、企業の中へ実際に入り働きながらエンジニアスキルを身に着けていくというものです。いわゆる「職業体験」というものなのですが、インターンはアルバイトで入社するのとは違い、本採用を目的としていることが本質的な違いとなります。また、インターンは収入が出ますが本採用だけでなくスキルアップを目指すことも目的の一つにはいっており、企業に働く一人として、自分が考えて動くことも多くなります。こうしたことはアルバイトとの違いにつながるでしょう。
インターンは企業側にもメリットがある
実はインターンというのは、エンジニアを目指す人だけではなく、企業側にもメリットがあるものです。
例えば、インターン採用を行うことで、企業のPRにつながるという効果があります。会社説明会やサイトでは十分伝えきれない活動内容などをインターンではしっかりとアピールすることができるので、より深く会社のことを知ってもらうことができます。会社のことを深く知ってもらうと、インターンに参加した人は「この会社が自分の働き方に合っているかどうか」という判断もしやすくなり、ミスマッチが起きる前にエントリーを辞めることにもつながります。会社側としてはミスマッチが起きてしまい、入社してからわずか数ヶ月で退職されるよりも、こちらの方がメリットは大きいのです。
さらに、インターンを実施することである程度学生の絞り込みができ、より会社の人材としてふさわしい人、これから育成しがいのある人を採用することができます。すると、今まではむやみに求人情報掲載などでコストをかけていたのがなくなるので、採用にかかるコストも削減することができるのです。このように企業側としてもインターンを実施するということはメリットのあることとなります。
学業と両立できるように気をつけよう
ただし、インターンにはデメリットも存在しています。例えば、学業やアルバイトを掛け持ちしている人がプラスインターンが入ってくるとより多忙になり、両立が難しくなってしまう可能性が高いです。インターンと言ってもエンジニアとしてはまだまだ未経験でもあるので、技術的な部分で評価されないとなかなかやりがいのある仕事ではなく単調なタスクしか任されない可能性もあります。こうしたデメリットもありますが、やはりエンジニアとしてのスキルアップを目指すのであれば、インターンに参加した方が良いと言えるでしょう。中にはエンジニアとしてのスキルが未経験だという方も参加できるインターンを開催している会社もあります。
エンジニアのインターンをして得られること
独学でプログラミングを学ぶ方もいますが、エンジニアの誰もが最初は未経験者です。プログラミングを取得する方法は様々ありますが、学生であれば今のうちにインターンを経験しておくと、将来エンジニアとして幸先良いスタートを切ることができるかもしれません。それでは、エンジニアのインターンではどんなことが得られるのか、インターンを勧める6つの理由をご紹介します。
技術力を身につけることができる
インターン先の企業は様々あります。企業によって行っている事業や規模などが異なりますが、エンジニアのインターンを経験することでサービスに関われる程の技術を習得できます。インターン先では実際に使用される技術を直接見て学ぶことが可能です。基礎からしっかり学べるので、スキルアップも大きなものを期待できます。
現役から様々なアドバイスが得られる
インターンでは実際に企業で長時間働くため、その会社の社員とも交流が必然的に行われます。学生は将来のキャリアプランが漠然としたものであることも多いでしょうが、社員との交流を通じて仕事のことや将来のキャリアプランについても相談のチャンスを増やすことが可能です。エンジニアとして長く活躍される方もいるので、適切な知識を持つ人に的確なアドバイスがもらえることに期待できるでしょう。エンジニアとしてのネットワークを広げるきっかけにもなります。
エンジニアに必要なスキルを理解できる
新卒のエンジニアとして実際に働く時、企業ではどのくらいの知識が必要であるか重視されることも多いです。ただ学ぶだけでは分からない必要な知識も、実際の現場を通じて何が必要であるか知ることができます。目標地点が明確になると、よりキャリアも描きやすくなるでしょう。
エンジニアとして開発することが不向きかどうか理解できる
人によって得手不得手があります。エンジニアになりたいと思っても、実際は不向きだと分かって退職されるケースも少なくはありません。インターンは自分がエンジニアに合っているかどうかを見極めるチャンスでもあります。長期的に働くことで自分に合っているか自然と理解し、そこから分野の知識を高めるか、それとも別のことにチャレンジするか自ずと判断できるでしょう。
希少価値の高いスキルなので就職が有利になる
優秀な候補者であれば、企業側もライバル社があらわれる前に確保したいものです。自分が働きたい企業のインターンであれば、経験により早い段階で内定が獲得できるチャンスもあります。また、狙っている企業でなくても、インターンでの実務経験が評価され、就職活動でも有利になる可能性が高いでしょう。
開発現場の雰囲気を肌で感じられる
エンジニアは基本的にはチーム開発です。インターンであればチーム開発を経験することができ、実際に働く雰囲気を肌で感じることができます。また、現場で働くエンジニアがサポートしてくれるので、困った時にはアドバイスを受けられる環境も安心できる要素でしょう。独学では分からない部分もインターンを通じて細かく知ることができます。
おすすめのインターン紹介サイト
初心者でもオススメできるインターンの紹介サイトを紹介していきますので参考にしてみてください。
Wantedly
月間150万人もの人が利用するSNSを通じた求人サイトを運営する企業です。学生や初心者でも活躍できる企業を紹介しており、大手の企業からスターアップしたばかりの企業まで様々な分野の企業を紹介してもらえます。キーワードや企業の特徴や業界からだけではなく、デザイナーやスキル、マーケティング系など様々なキーワードによって、インターン先を探すことができます。また、自信ややる気、マニアや勉強熱心など自分の人物像からも探すことができるので、自分に合ったところを見つけることができるでしょう。そのため、未経験でも探しやすいほか理念が一致する企業を探している人、学びたい言語が定まっている人にはオススメできる紹介サイトです。
JEEK
日本で最大とも言えるインターンシップの情報サイトです。掲載されている企業はベンチャーから大手、一部上場企業まで様々となっており、数多くの企業の中から自分に合った先を見つけることができます。勉強支援金などのサポート体制も整っているので初めてインターン先を探す人にとっても安心できる内容となっています。
キャリアバイト
https://careerbaito.com/search/83
自社サービス、ECサイト、システム開発、アプリなど様々なインターン先を探すことができ、即戦力でなくても将来の即戦力を目指すために未経験でも申し込める企業が多数あることが特徴です。相談会もあるのでステップアップを目指している人にもオススメできます。
Goodfind
優良企業のインターンシップが多く掲載されています。基本的にサマーインターンなどの短期インターンの掲載が多いですが、情報量が多いためどういった気になる企業なのかを把握することができます。プログラミングを学び始めた人にとっても安心で、スキルアップのための情報やセミナーなども定期的に開催されています。
エンジニアインターン
エンジニアに関するインターンの情報が多く掲載されているサイトなので、インターン先を見つけるだけではなく、インターンについて多くのことを学ぶことができます。初心者や未経験者にも最適で、不安を抱えている人も対策についてのコラムを呼ぶことで落ち着いて申し込むことができるでしょう。
プログラミングを学んでからインターンするのがおすすめ
未経験でも、インターンに参加することは可能です。プログラミング未経験の場合、採用されにくいのではと不安になってしまう方も少なくありません。しかし、実際にインターン生として未経験でも募集する企業もあります。では、未経験の場合に良いインターンと応募についてまとめていきましょう。
インターンに応募するにあたって、自分の目的を明確化する必要があります。企業で働く経験をするということは、エンジニアを目指す人にとっては非常に有意義な時間となるでしょう。インターンには、短期インターンと長期インターンとに大きく分けられますが、その人の目的や特徴は様々です。
短期インターンは就職のため
短期インターンは、名称の通り、だいたい1週間前後と短期間で行われるものになり、グループワーク等の擬似的な業務内容を体験でき、採用活動がしたいという方にオススメです。
長期インターンはビジネススキルを得るため
短期インターンと異なり、こちらでは短くて1ヶ月、長くて半年程の長期間でビジネススキルをじっくり学ぶことができます。こちらは有給扱いとなり、実際の業務内容を体験できるのが魅力と言えるでしょう。プログラミングを学んでからインターンすることももちろんできますし、未経験の方であれば長期インターンでスキルを身につけながら実践していくといった方法もあるということを頭に入れておきましょう。
上記で紹介したような優良サイトを利用すれば、簡単な登録のみで利用することができます。短期インターンや長期インターン等幅広く掲載されているので、自分に合ったインターンを比較してから応募できるといったメリットがあるのです。
インターン紹介のあるプログラミングスクールに通う
プログラミングを学んでからインターンに応募したいという場合には、プログラミングスクールに通いながらインターンの紹介もしてもらえる所へ行くのがオススメです。自分ではインターン情報を上手く収集できないと不安の方や、優良なインターン比較ができない方には、スクールでのサポートが非常に役立つでしょう。プログラミングスクールは、自分ではわからない状況に陥った時にすぐに相談できるので、効率的に学ぶことができ、理解しやすくなるといったメリットもあります。
プログラミングは独学で学んでいるという方もいらっしゃるかと思います。独学で学ぶことも良い方法ではありますが、効率的な部分を考えるとプラグラミングスクールに通った方がより効率良く学ぶこともできるでしょう。その理由としては、エンジニアとしての経験も豊富な講師がいるからです。プログラミングスクールにいる講師のほとんどは、現場での経験を積んでいる人が多く、実践的なプログラミングが学べて、しかもインターンに関する相談などもしやすいです。一人で学ぶことからインターンなどをこなせれば問題ないですが、かなり大変な部分もあるので、まずはプログラミングスクールでスキルを身に着けつつ、企業へのインターンをサポートしてもらえると良いでしょう。
未経験の人は特に、未経験者でもOKなインターンに応募する方法と、インターンを紹介してくれるプログラミングスクールに通う方法の2種類があるので、好きな方法を選択してみてください。
おわりに
いかがでしたか?エンジニアのインターンとはどういったものか、インターンに参加することでどういったことが得られるのかがわかっていただけたかと思います。今回はおすすめのインターン紹介サイトもご紹介しました。ぜひそちらも参考に、エンジニアのインターンを開催している会社を探してみてはいかがでしょうか?
未経験という方も、企業によってはインターンを実施してくれるところもありますし、プログラミングスクールに通えばスキルを学びながらインターン先の企業を紹介してくれるところもあります。エンジニアとしてのスキルを磨きつつ、次の新しい仕事へとつながるインターンに、ぜひ参加してみてください。