2022年最新のプログラマーの残業事情を徹底解説
近年プログラマー・システムエンジニアなどIT業界の職業に注目が集まっています。
注目を浴びている理由としては、IoT、AIなど最新の技術やスマートフォンなどのアプリなど今まで以上に身近にIT技術が普及していることなどが挙げられます。
また将来性や良いイメージとは裏腹にブラック企業などの悪いイメージも理由になります。
そこで今回はプログラマーの残業を始めとする労働時間や働き方について、詳しくご紹介していきます。
こちらの記事では「プログラマーになるには」どうしたらいいのか考えている人に向けて解説をしています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
プログラマーとは
まず最初にプログラマーの仕事内容や残業事情について、ご紹介していきます。
プログラマーの仕事内容
プログラマーの仕事内容は、プログラミング言語を使用してシステムを開発する事です。
勘違いされる事も多いですが、プログラマーだけがシステムを開発する訳ではありません。
開発するシステムの設計を行うシステムエンジニア、システムを作る上でデータベースを最適に調整するデータベースエンジニアなど1つのシステムを開発するだけでも多くのITエンジニア職種が関わっています。
プログラマーはシステムエンジニアが作った設計書を基に、プログラミングし形にするのが主な仕事です。
またプログラマーの仕事はプログラミングだけと言うイメージもありますが、実は業務の半分以上は詳細設計書を作成したり、仕様書を作成するのも業務内容に含まれます。
更に上述でご紹介した他のITエンジニアと打ち合わせを行ったりする時間も必要になります。
こちらの記事ではプログラマーの仕事内容について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
プログラマーの残業事情
今回の本題になるプログラマーの残業事情についてですが、実際他の業種に比べて、プログラマーは残業時間が多くなる事が少なくありません。
噂で1ヶ月の残業時間が150時間を超えた話や1週間、家に帰れなかった話などを聞いた事があるかもしれません。
残念ながらこれは噂ではなく、実際にプログラマーの業界では決して珍しいケースではありません。
しかし就職する企業や時期などによっても平均残業時間などに違いがあり、プログラマーでも残業が殆どない働き方をしている方もいらっしゃいます。
プログラマーの残業を含む労働時間は、就職する企業や雇用契約などにより大きく違っていきます。
また給与面についても労働時間同様に、就職する企業や雇用契約により違いがあります。
それぞれの内容は、下記で説明します。
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残業が多い企業と残業の少ない企業
プログラマーとして働く上で多いのが、会社員・契約社員として働く場合です。
まずはプログラマーに就職・転職活動をする際に、残業が多い企業か少ない企業かを見分ける特徴について、ご紹介していきます。
残業が多い企業の特徴
残業が多い企業の特徴としては、求人情報に「みなし残業」があるのが代表的です。
みなし残業は基本給の中に残業代が含まれている契約で、基本的には残業をしても収入は殆ど増える事はなく、企業側は積極的に残業させる事を前提にしている為、残業時間が多い企業が多いです。
他にも休憩時間について、就職・転職活動を行う場合は確認が必要になります。
例えば定時間後は1時間毎に1時間の休憩を設定している場合などです。
プログラマーの仕事は業務量が多く、1時間毎に休憩が1時間設定されていても実際は休憩が取れず働きっぱなしになる事も少なくありません。
結果として上記の場合であれば、みなし残業でない契約でも労働時間の半分しか給料が支払われません。
企業側からすると実質半額に近い金額で従業員を働かせられる事になります。
みなし残業で短い間隔で長時間の休憩が設けられている企業は、余程の理由がなければ就職・転職する事をオススメしません。
残業が少ない企業の特徴
逆に残業時間が少ない企業の特徴は、みなし残業や短い間隔で長時間の休憩が設けられていない求人情報です。
また離職率の少ない企業の場合は、待遇はそれ程悪くない可能性が高い為、オススメです。
未経験者の場合は、なかなか難しいですが、大手企業やある程度有名な中小企業の場合は残業時間が少ないまたは残業代がしっかりと支払われる企業が多い為、この場合もオススメになります。
更にシステムを販売する企業ではなく、社内プログラマーなどの求人の場合は仕事内容に納期などが厳しく設定されていない事が多い為、比較的残業時間は少なく定時で帰られる可能性が高いです。
プログラマーの働き方
プログラマーとして働く代表的なものとして、会社員・派遣社員・フリーランスがあり、それぞれ残業の働き方に応じて残業や給料面などにそれぞれ特徴があります。
それぞれの特徴は、下記になります。
会社員として働く
会社員でプログラマーとして働く場合のメリットとデメリットについて、解説をしていきます。
会社員として働くメリット
会社員でプログラマーとして働くメリットとしては、収入面や福利厚生が安定します。
また会社員として働く場合は、将来性を見据えて雇用されている為、上司や同僚に教えて貰いながらプログラミング技術を習得する事ができる企業が多いです。
また企業によってはプログラマーとしての仕事だけでなく、他の業種にキャリア変更もしやすいメリットもあります。
会社員として働くデメリット
会社員でプログラマーとして働くデメリットは、現在の日本ではプログラマーを始めとするITエンジニアの社会的地位が低く、ある程度の役職に昇格する為には管理職にキャリア変更しなければいけない企業が多く、生涯プログラマーとして働く場合にはオススメできません。
また良くも悪くもプログラマーは実力社会の為、実力が追い付かない場合は、後輩の方が先に昇格していくケースも多くプログラマーとしての向き不向きにより企業からの評価に大きく左右されてしまいます。
更にプログラマーの働き方の中でも会社員は連帯責任になる要素が多く、プロジェクトメンバーの遅れが自分に回ってくる事も多く企業やプロジェクトメンバー次第で残業時間に大きく影響されます。
そして最大のデメリットは、上記内容が就職・転職時の雇用契約により収入面や残業時間に大きく影響を受けてしまい、再び転職活動をしなければ条件が基本的には改善が見込めない点です。
特に客先常駐として働く場合は、実質後述する派遣社員の扱いと差が少なく、自社から評価される機会が少ない為、昇格・昇給が遅いのもデメリットになります。
派遣社員として働く
プログラマーの働き方のうち、派遣社員として働く場合のメリットとデメリットについて、解説していきます。
派遣社員として働くメリット
派遣社員として働く場合のメリットは、収入面と様々な経験を積むことが出来る点です。
会社員として働く場合は、基本的には月給制となり残業などの扱いによって労働時間に対する収入を得られない場合も少なくありません。
それに対して派遣社員として働く場合は、時給制で雇用契約が結ばれる為、労働時間に対しての収入が得られます。
また会社員の場合は、特定の業界に特化したプロジェクトにアサインされる事が多い為、幅広い経験を積むことが出来ない場合が多いのに対して、派遣社員の場合は派遣先を変える事で多くの経験を積む事ができます。
派遣社員として働くデメリット
派遣社員として働くデメリットとしては、会社員に比べて福利厚生や長期的な安定した収入が望めない点です。
特に近年改定された派遣法により特定の条件を満たしていなければ、同じ派遣先には3年以上継続して契約を結ぶ事ができない為、派遣先に会社員として雇用されなけば3年毎に新しい派遣先を見つけなければいけません。
派遣先は基本的には派遣会社が探してくれますが、スキルや経験が浅かったり、年齢を重ねる事に新しい派遣先が決まらない可能性が高くなってきます。
生涯派遣社員としてプログラマーで働くのは難しい事もデメリットになります。
こちらの記事ではプログラマーの派遣について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
フリーランスとして働く
フリーランスでプログラマーとして働く場合のメリットとデメリットについて、解説をしていきます。
フリーランスとして働くメリット
フリーランスとして働くメリットは、働く場所・働く時間・服装・高額収入が見込める事などがあります。
まず働く場所のメリットとしては、スキルさえあれば会社員や派遣社員と違って自宅やカフェなど好きな場所で働く事ができます。
働く時間についても会社員や派遣社員は労働基準法が適用され残業時間などが制限される場合が多いですが、フリーランスの場合は望めば好きなだけ働く事ができます。
逆に子育中の主婦の方などであれば、空いた時間だけ働く事も可能です。
また服装面についても在宅の案件などであれば、自由な服装で働く事ができます。
そしてフリーランスとして働く場合は、収入面が時間制ではなく基本的には出来高制の案件が多く、10万円の案件を1日で終わらせることができれば、1日だけしか働いていなくても10万円の収入を得る事が可能です。
結果として年収1,000万円を超える事も決して夢ではありません。
フリーランスとして働くデメリット
フリーランスとして働く場合のデメリットは、収入面の不安定さと福利厚生が会社員や派遣社員に比べて圧倒的に劣っている点です。
フリーランスの場合、案件を獲得する為に基本的には自分で営業活動を行わなければいけません。
スキルや実績がなければ、案件獲得が難しく、案件を獲得しても単価の低い事が多い為、時給換算すると500円以下になる事もあります。
また出来高制になる為、自己管理が出来ていない場合もテレビやゲームなどの誘惑に負けてしまい作業が進まなければ収入はゼロになってしまいます。
そして福利厚生は最低限のものとなってしまい、事故や病気にかかり入院してしまった場合は、別途保険などに加入していない場合も収入がゼロになり無職と変わらない状態になってしまいます。
こちらの記事ではフリーランスのエンジニアについて解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
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まとめ
今回はプログラマーの残業時間などを始めとする現状について、ご紹介してきましたが、いかがでしたか。
プログラマーの残業時間が他の業種に比べて、長いのは決して嘘ではありませんが、就職先や働き方を選ぶ事である程度希望する働き方をする事ができます。
ただし選択肢を広げる為には、それに応じたプログラミング技術などを習得する事が重要になります。