【2024年】これから伸びる業界は?見分けるポイントや今後危ない衰退業界を紹介

公開日: 2020.06.15
更新日: 2024.06.21

これから伸びる業界に興味を持っているあなたは、「今の仕事を続けていたらまずいかも…」といった、漠然とした不安を抱いているのではないでしょうか?

どんなに優秀な人であっても、縮小していく業界にいる限りは、出世の椅子も奪われていきます。

会社に残れたとしても、人がいなくなれば売上も減っていき、残念ながらどれだけ努力しても収入は上がりにくいでしょう。

そこで今回は、「これから伸びる業界で働きたい方」に向けて、以下の項目についてご紹介していきます。

  • これから伸びる6つの業界とフリーランス産業
  • 今後廃れていく職業30選
  • これからの時代を生き抜くポイント
  • 幅広い業界で活かせる3つのスキル

これから伸びる業界を知ることで、今後のキャリアの方向性も見えてくるはず。

この記事でご紹介する内容を、ぜひ頭の片隅にいれて転職活動やキャリア形成に役立ててくださいね。

2024年|転職者必見!これから伸びる業界22選

まずは、この先10年で伸びることが予想される業界について解説していきます。

とくに、これから転職を考えている方は職業選びの参考にしてくださいね。

IT業界

インターネットが当然のように使える現代において、私たちの生活にかかせないのがIT技術。

ビジネスにおいても暮らしにおいても、アマゾンや楽天などの通販サイトを利用したり、メールやファイル共有などのツールを使ったり、さまざまなIT技術を多くの人が利用していますよね。

このようなサービスを利用して、便利で快適な生活を送れているのもIT技術が発達しているからこそです。

2019年時点で、IT業界の規模は15兆6,000億円以上、伸び率は2.9%増と好調。

(出典:業界動向)

現在も成長し続けているIT業界は、これから10年後もさらに市場は拡大していくと予想されています。

さらにIT業界では、以下のような新たな技術や概念がつぎつぎと生まれています。

  • AI(人工知能)
  • AR(拡張現実)
  • VR(仮想現実)
  • IoT(モノのインターネット)
  • ビッグデータ

今の時点でもIT技術は、多くの業界の一部となって活用されています。
今後もこのような最新技術と関連して、あらゆる業界を巻き込みながらさらに発展していくと考えられるでしょう。

ネット広告業界

ネット広告業界も、今後伸びていくことが期待されています。

最近では、テレビよりもYouTubeを見る人が増えていたり、テレビショッピングよりもネット通販で買い物を楽しむ人が増えたりしていますよね。

スマートフォンの普及がすすみ、情報収集や娯楽にテレビよりもインターネットを利用している人が多いのではないでしょうか。

実際のデータでも、

6年連続で2桁成長を遂げているインターネット広告費(媒体費+広告制作費+「物販系ECプラットフォーム広告費」)は、前年比119.7%の2兆1048億円で、テレビメディアの1兆8612億円を上回りました。

(出典:電通報)

(出典:電通報)

とあります。

さらに、2019年の日本の総広告費は、6兆9,381億円。
そのうち、インターネット広告費は前年比119.7%の2兆1048億円で、日本の広告費全体のうち30.3%を占めるまでに伸長しているのです。

(出典:電通報)

これらのデータからも、今後は地上波よりもネット広告業界が伸びていくことが予想できます。

エンタメ業界

エンタメ業界もこれから伸びる業界として注目されています。

エンタメ業界とは、動画配信やゲーム、アニメや映画などといった、人を楽しませる産業のこと。

とくに今後は、YouTubeやゲームのように、IT技術を使ったエンタメコンテンツが伸びていくといわれています。

エンタメ業界でこれからさらに注目されていくのは、

  • VR技術を駆使した体験型ビジネス
  • YouTubeやNetflixなどの動画ビジネス
  • イチナナやフリマアプリなどのCtoCビジネス

といった分野です。

5G通信がより本格的に導入されていけば、今後はますます身近なものとなっていくでしょう。

電子部品・半導体業界

電子部品・半導体業界は、デジタル化が進む現代社会において重要な役割を果たす業界で、特にIoTやAIなどの技術革新に伴い、需要が拡大しています。

これにより車載電子部品やスマートフォン、家電製品などへの需要が高まっており、業界全体として成長が見込まれています

また環境やエネルギー分野における技術の進歩により、エレクトロニクス業界にも大きな影響が出ています。

従って今後はさらなる技術革新や需要の拡大が見込まれるため、転職を考える上で注目すべき業界の一つと言えます。

ドローン業界

ここ数年で急成長しているドローン業界も、これから伸びる業界として注目されています。

今後もさらなる活用が期待されており、以下の産業にもドローンが使われています。

  • 物流分野
  • 通信分野
  • 医療分野
  • 空撮分野
  • 農業分野

人工知能(AI)と連動させる技術も開発されており、今後さらなる技術の進歩と比例して活躍の幅も広がっていくでしょう。

農業界

農業界も今後伸びていくことが期待できる業界です。

「離農や高齢化による担い手不足」や「耕作放棄地の拡大」、さらには「海外からの安価な農産物の輸入」などといったように、日本の農業にはさまざまな問題があります。
これらの問題から、「農業は衰退していく」と考える方も多いでしょう。

しかし、農業は今後も伸びる業界といわれています。
というのも、

  • 農業はインフラの一部であり生活にかかせない
  • 日本の農林水産物・食品の輸出額は増えている
  • 世界の人口は増えているため、高いニーズがある

などの理由があるからです。

さらに今後は、ロボット技術やIoTを駆使したスマート農業が浸透していくといわれています。
いずれは、日々の管理から収穫までの作業もパソコン操作だけで完結させる農場もでてくるかもしれません。

パソコンでの作業がメインとなることで、労働者の負担も減り、より一層農業界は盛り上がっていくでしょう。

福祉・ヘルスケア業界

福祉・ヘルスケア業界は、高齢化社会や健康意識の高まりに伴い、需要が増加している成長産業です。

介護施設や福祉施設、医療機関などでの需要が高まっており、それに伴い様々な職種での求人が増えています。

特に、介護職や看護師、理学療法士、作業療法士などの専門職は特に需要が高いです。

また、健康食品や健康関連サービスの市場も拡大しており、新たなビジネスチャンスが生まれています。

福祉・ヘルスケア業界は、社会的な意義が高く、やりがいを感じられる仕事が多いことから、転職を検討する際に注目すべき業界の一つです。

宇宙開発業界

宇宙開発業界は、今後多くの方にとって夢と可能性が広がるフィールドとなる可能性があります。

現在、世界中で有人宇宙飛行や未知の惑星の探索が進んでいます。これに伴い、宇宙開発業界への需要が急増しており、ロケットや宇宙機器の開発、ミッションの計画と運営など、新たな仕事が次々と生まれています。

また、宇宙は通信や気象予報、衛星画像など、私たちの日常生活にも欠かせない存在です。

近年では、宇宙旅行や宇宙資源の探査・利用など、これまで想像もしなかったビジネスの可能性が広がっています。

これにより、宇宙開発業界では新たな職種や専門分野への需要が高まり、未来のリーダーやイノベーターとして活躍できるチャンスが待っています。

福祉業界

少子高齢化が深刻な問題となっている日本では、福祉業界も伸びていくことが予想されています。

また、日本の福祉業界には人手が足りていません。
介護需要の増加に伴い、2035年には介護職員が68万人不足するというデータが公表されています。

(出典:経済産業省「平成27年度 将来の介護需要に即した介護サービス提供に関する研究会 報告書」)

今後は、介護人材不足の対策として介護現場におけるIT技術やロボットなどの導入も考えられています。

たとえばロボットを活用して、

  • 介護業務支援
  • コミュニケーション支援
  • 移動支援
  • 入浴支援
  • 排泄支援

などをおこなうことも検討されているのです。

福祉業界にもIT技術を活用していくことで、より質の高い介護サービスの実現が期待されています。
それに伴い、福祉業界に関する新しい職業も増えていくかもしれません。

物流業界

ビジネス環境のグローバル化やオンラインショッピングの普及などにより、物流業界はますます重要な存在となっています。

物流業界は自動化やデジタル化が進んでおり、最新の技術に追いつく必要があります。

このような環境では、常に新しいことに挑戦することが求められ、自分のアイデアやスキルを活かして物流業界の未来を創り上げられるという魅力があります。

さらに、商品をスムーズに届けることは、人々の生活の豊かさにつながるため、社会に貢献しているという実感を得ることもできるでしょう。

医療業界

医療業界は将来性があり、多くの人にとって魅力的な就職・転職先となるかもしれません。

近年では、高齢化社会の進展によって、高齢者向けの医療ニーズが増加しています。

医療を提供する場は病院だけにとどまらず、高齢者向け施設や在宅医療など、さまざまな場所で治療や看護が求められています。

また、健康意識の高まりも医療業界の成長につながっています。

現代は健康に対する意識が高まっており、予防医療や健康管理に関心を持つ人が増えています。

そのため、医療業界では予防医療や健康管理に関わる仕事が増えています。

さらに、バイオテクノロジーや遺伝子工学の進展により、再生医療の分野が注目されています。

これにより、医療業界では新しいスキルや知識を持った人材が必要とされています。

起業・フリーランス産業

働き方改革の影響もあり、最近ますます注目されることの多いフリーランス産業。

最近では、厚生労働省がフリーランスを保護するしくみとして最低報酬の規定を検討しはじめるなど、国をあげてフリーランス産業を推進しようとしています。

政府がフリーランスを推進する背景には、

  • 労働人口の減少防止
  • 働き手の生産性向上
  • 長時間労働の防止
  • 終身雇用崩壊への対処

などの意図があります。

政府が推進しているくらいですから、今後はフリーランスに関する制度や環境もよい方向へと変化していくかもしれません。

さらに最近では、ネット上で仕事を獲得できるクラウドソーシングサービスなどのプラットフォームが充実していますよね。

そのため経験が少なくても、仕事を獲得しやすい環境が整っています。
仕事が獲得しやすい分、フリーランスになるハードルも下がってきているのです。

多様な働き方が求められているこれからの時代において、フリーランスは今後ますます増加していくと予想できるでしょう。

「フリーランスになりやすい職種とは?」
興味のある方はこちらの記事も参考にしてください。

小売業界

小売業界で重要視される販売戦略や商品のブランディングでは、顧客の心理や購買行動を理解した上で戦略を立案する必要があります。

文系の人が得意な「人間理解」や「社会的な洞察力」を活かすことで、市場ニーズやトレンドを把握し、効果的な戦略を展開することができます。

また、デジタル化の進展により小売業界は大きな変革を遂げています。

オンラインショッピングやソーシャルメディアの影響により、小売業界ではデジタルマーケティングや顧客分析の専門知識が求められます。

文系の人は調査や分析、コンテンツ制作などのスキルを持っていることが多く、デジタル領域での活躍が期待されるのです。

旅行業界

旅行の魅力を伝える仕事に興味があるなら、旅行業界は魅力的なキャリアパスの一つと言えるでしょう。

なぜなら、旅行業界は言葉や表現力が重要であり、文系の知識やスキルが大いに活かされるからです。

旅行業界では、旅の魅力を伝えるために魅力的な文章を書くことが求められます。

旅行パッケージやツアーの企画書作成、ウェブサイトやSNSで旅の情報を発信する際には、文系の知識や表現力が活かされます。

また、グローバル化やインターネットの普及により、以前よりも旅行の楽しみ方が多様化しています。

この成長市場で、文系ならではの表現力、異文化理解の才能を活かしてみてはいかがでしょうか。

金融業界

金融業界は文系の人にとって魅力的なキャリアパスになり得ます。

なぜなら、金融業界では豊富な分析力やコミュニケーション能力が求められるからです。

金融業界では、顧客に対して金融商品に関する説明や、適切なアドバイスを行う能力が求められます。

文系の人は言語表現力や説得力に長けており、複雑な金融情報を分かりやすく伝えることができます。

さらに、デジタルテクノロジーの進歩やグローバル化により、金融サービスの需要が増加しています。

新たな金融技術やデジタルプラットフォームの普及により、金融業界ではイノベーションが求められています。

時代の変化に対応し、新しいビジネスモデルやサービスの開発に貢献することができます。

【文系でも目指せる”IT業界”の可能性】

また、さらにもう一つオススメの業界として「IT業界」が挙げられます。

理系のイメージが強いですが、近年は未経験からエンジニアになる方も多く、好待遇高収入のため文系でもIT業界を目指す人は非常に多くなっているのです。

サービス・インフラ業界

サービス・インフラ業界は、基本的な社会インフラを提供する業界であり、安定した需要が見込まれる分野です。

この業界は、交通・通信・エネルギー・水道などのインフラを維持し、発展させることで社会の発展に寄与しているので、需要の安定性や社会的な意義から、安定した雇用環境が期待できるとされています。

また、新たな技術や環境への対応など、常に進化を続ける分野でもあります。

エンジニアリングや建設関連の職種だけでなく、サービス提供や管理、安全管理など、幅広い職種が存在します。

マーケティング業界

マーケティング業界は、製品やサービスの販売促進や顧客獲得を目的とした活動を行う業界です。

この業界では、市場調査や分析、広告やプロモーション、ブランド戦略の策定など、さまざまな職種が存在します。

マーケティングは企業の成長に欠かせない要素であり、需要の高い分野です。

特にデジタルマーケティングの発展により、Web広告やSNSを活用したマーケティングが重要視されています。

ただデジタルスキルやデータ分析能力が求められる傾向にあり、加えてクリエイティブなアイデアやコミュニケーション能力も重要です。

マーケティング業界では、市場動向や消費者行動の理解、競合他社との差別化など、常に新しい知識やアプローチが求められるため、変化に富んだ仕事が期待できます。

コンサルティング業界

コンサルティング業は、企業に対してデジタルトランスフォーメーションや人工知能の導入など、新たな技術の活用を提案する仕事です。

理系の知識とスキルを活かし、クライアントの課題解決に貢献できるため、やりがいの大きい仕事と言えるでしょう。

また、大手コンサルティングファームは年収が高めに設定されており、新卒で年間400万円以上のケースもあります。

経験を積んでプロジェクトリーダーなどの上級ポジションになると、さらに高い年収を得ることができるでしょう。

ただし、コンサルティング業界は高収入が期待できる一方、労働時間の長さやプレッシャーが強いという一面もあります。

コンサルティング業界の転職やキャリアについては、コンサルキャリアで詳しく解説されています。

コンサルキャリアは「コンサルティング業界」のキャリアに特化したWebメディアであり、コンサルティング業界出身のコンサルタントが自ら「コンサル業界のリアル」を取材し執筆しています。あわせてご確認ください。

IT業界

IT業界は急速に進化しており、新たな技術やサービスが次々と生まれています。

特に近年では人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどが注目を浴びており、これらの分野での需要が急速に拡大しています。

そのため、将来的にも需要が高く、安定した業界と言えます。

また、IT業界は職種やポジションが多岐にわたるため、自身の興味や能力に応じてキャリアを築くことができます。

エンジニア、データサイエンティスト、プロジェクトマネージャーなど、幅広い選択肢があります。

また、スタートアップ企業や大手企業、ベンチャー企業など、さまざまなタイプの企業で活躍することも可能です。

医療業界

医療業界では常に新たな技術や医療機器、治療法が開発されています。

特に最先端の技術を応用した遺伝子治療や再生医療など、革新的な分野での研究や開発が進んでいます。

技術の進歩によって人々の健康を向上させることで、社会に貢献している実感を得ることもできるでしょう。

また、医療業界では、疾患の原因や治療法の研究などの際に、科学的なアプローチが求められます。

医療に関する複雑な問題を解決する際に、理系の知識や思考力が活かせます。

化学業界

化学業界は化学製品の製造、研究開発、販売などを行う、私たちの生活に欠かせない製品を提供する重要な産業の一つです。

近年では、サステナビリティへの取り組みやバイオテクノロジーの進歩により、環境負荷の低減や製品の性能向上が進んでいます。

化学業界でのキャリアは、化学や材料科学などの専門知識が求められますが、幅広い分野で活躍できる可能性があります。

生活インフラ業界

生活インフラ業界は、私たちの日常生活に欠かせないインフラを提供する産業のことです。

具体的には、電力、ガス、水道、通信、交通などのインフラを整備・運営する企業や団体が含まれます。

これらのインフラは私たちが生活を送るために必要不可欠であり、社会全体の機能を支える重要な役割を果たしています。

特に近年では、省エネや再生可能エネルギーの導入、デジタル技術の活用など、持続可能な社会を実現するための取り組みが進んでおり、将来性についても申し分ないでしょう。

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【2024年最新】今後衰退する業界・産業一覧

衰退産業にどんな業界が当てはまるのか、気になる方も多いと思います。

ここでは、衰退産業と呼ばれる業界7つを一覧で紹介します。

出版業界電子書籍の普及により紙の本の需要が低下し衰退傾向に
製造業界ロボットやAIを取り入れた自動化が進み、人員が削減される見込み
アパレル業界百貨店などに出店しているアパレル系企業の売り上げが減少
ブライダル業界人口の減少により結婚式の数が減っている
テレビ業界動画配信サービスの普及によりテレビ離れが加速
旅行業会人口の減少により国内旅行人数は減少傾向
士業AIに置き換え可能なため業界の衰退が予測される

これから廃れていく職業50選

これから廃れていく職業50選

伸びていく業界とは反対に、IT技術の発達とともに今後廃れていくといわれているのはどのような職業なのでしょうか。

ここからは、国内外の研究機関から発表された論文のデータを参考にご紹介していきます。
今後廃れていく、またはAIによって奪われることが予想されている50の職業は以下のとおりです。

  • 一般事務員
  • 受付係
  • 駅務員
  • 学校事務員
  • 経理事務員
  • 出荷・発送係員
  • 人事係事務員
  • 新聞配達員
  • スーパー店員
  • 清涼飲料ルートセールス員
  • 宝くじ販売人
  • タクシー運転者
  • 宅配便配達員
  • 駐車場管理人
  • データ入力係
  • 道路パトロール隊員
  • バイク便配達員
  • ビル清掃員
  • 貿易事務員
  • ホテル客室係
  • 測量士
  • 寄宿舎・寮・マンション管理人
  • 行政事務員(国・県市町村)
  • 銀行窓口係
  • クリーニング取次店員
  • 日用品修理ショップ店員
  • ボイラーオペレーター
  • ミシン縫製工
  • 郵便外務員
  • 郵便事務員
  • 路線バス運転者
  • 倉庫作業員
  • NC研削盤工
  • 会計監査係員
  • 加工紙製造工
  • カメラ組立工
  • 建設作業員
  • 産業廃棄物収集運搬作業員
  • 電車運転士
  • 非破壊検査員
  • ビル施設管理技術者
  • マシニングセンター・オペレーター
  • 有料道路料金収受員
  • 積卸作業員
  • じんかい収集作業員
  • 製パン工
  • 製本作業員
  • 石油精製オペレーター
  • 惣菜製造工
  • 通関士

(出典:野村総合研究所)

いかがでしょうか?

こちらは、2015年12月に公表されたデータであり、人工知能やロボット等で代替可能な職業が記載されています。

今見ても、駐車場管理人や有料道路料金収受員などの仕事はなくなってきていますよね。

同年、野村総合研究所が発表したレポートによると、イギリスのオックスフォード大学の研究から、2030年頃には日本の労働人口の49%がAI(人工知能)で代替可能と推計されたそうです。

(出典:野村総合研究所

これから伸びる業界を見分けるポイントは?

これから伸びる業界を見分けるポイントをご紹介します。

生成AIに取って代わられる業界か?

生成AIや他の自動化技術によって置き換えられる可能性が高い業界は、将来性が低いと考えられます。

一方で技術の補完や新しい価値の創造につながる業界は、成長が期待されます。

新しい技術を積極的に取り入れ、活用できる業界か、将来的に需要が伸びる見込みがあるかどうかをよく見ておくのが重要です。

ITトレンドや時代のトレンドにあっているか

ITトレンドや時代のトレンドにあっているかどうかは、将来性を見極める際の重要なポイントです。

特に今後はデジタル化やテクノロジーの発展が進み、それに伴う需要が高まる業界が注目されます。

たとえばDXやデータ活用が進む中で、IT関連やデータサイエンス、セキュリティなどの分野が成長が期待されます。

また、健康管理やグリーンエネルギーなどの分野も今後のトレンドとして注目されています。

市場規模が拡大しているか?

市場規模が拡大しているかどうかも、業界の将来性を見極める上で重要な要素です。

市場規模が拡大している業界は需要が増えている可能性が高く、新たなビジネスチャンスやキャリア機会が生まれやすい傾向があります。

市場規模が拡大しているかどうかは、その業界の成長率や売上高、新規参入企業の動向などを調査することで把握できます。

また市場規模が拡大している業界であれば競争が激化する可能性もあるため、自己成長やスキルアップが求められる場面も増えるかもしれません。

したがって、将来性を見極める際には市場規模の拡大傾向も考慮すると良いでしょう。

ただ市場規模が拡大しているからといって必ずしも将来が安定しているわけではないため、総合的な視野で業界を分析することが重要です。

担い手が不足しているか

担い手が不足しているかどうかは、業界の将来性を判断するうえで重要な要素です。

業界全体で人材が不足している場合、需要が高まるため、その業界での就職や転職が比較的容易になる可能性があります。

また、人材不足が続くと、給与水準が上昇しやすくなるため、給与面でもメリットがあるかもしれません。

一方、業界全体で人材が過剰な場合だと競争が激化しやすくなるため、求人倍率が低くなる可能性があり、そうなれば就職や転職が難しくなる場合もあります。

したがって担い手が不足しているかどうかは、将来的な業界の成長性や求人状況を判断するための重要な指標と言えます。

ただ業界ごとに状況は異なるため、複数の情報源を参考に総合的に判断することが重要です。

生活インフラ業界か?

電気、ガス、水道、交通、通信などのインフラを提供する企業や組織が活躍する生活インフラ業界は、人々の生活に密接に関わる重要な業界です。

これらのサービスは、社会全体の安定と人々の生活の質を支えるため、需要が安定している傾向があります。

生活インフラ業界が将来性の高い業界とされる理由はいくつかあります。

まず人々の生活に欠かせないサービスを提供しているため、需要が高いという点が挙げられます。

また技術の進歩により、より効率的かつ持続可能なサービス提供が求められるようになっており、そのための新しい技術やシステムの導入が進んでいます。

生活インフラ業界は今後も安定した需要が見込まれ、将来性のある業界とされています。

政府・自治体などの支援が安定的にあるか

これから伸びる業界を見分けるポイントの一つに、政府や自治体からの支援が安定的に行われているかどうかが挙げられます。

業界全体の成長や発展に政府や自治体が関心を持ち、積極的な支援や政策を実施している場合、その業界は将来的な成長が期待される可能性が高いです。

支援の内容としては、補助金や助成金、税制優遇措置、研究開発支援、市場開拓支援などがあります。

また、地方自治体が地域振興や産業育成のために特定の業界に注力している場合も、その業界の成長が期待されます。

これから需要が増える仕事5選

ゼネラリストを目指すエンジニア

この章では、これから需要が増える仕事5選を紹介します。

Webエンジニア

Webエンジニアは、ウェブサイトやアプリケーションの開発に関わる仕事です。

アイデアやデザインを具現化することで、クリエイティブなスキルを存分に発揮することができます。

そのため、多くの女性Webデザイナーが積極的に活躍しています。

また、Web業界では多様性が重視されており、性別やバックグラウンドに関係なく才能を評価する文化が根付いています。

女性も自身の能力を十分に発揮し、キャリアを築くチャンスが与えられるため、女性が自己実現しやすい業界と言えるでしょう。

Webデザイナー

インターネットの普及に伴い、Webサイトやアプリケーションの需要が高まっており、その設計やデザインを担当するWebデザイナーの需要も増加しています。

特に、スマートフォンやタブレット向けのレスポンシブデザインや、ユーザーエクスペリエンス(UX)に配慮したデザインが求められています。

さらに、デザインだけでなく、コーディングやプログラミングのスキルを持つことで、より幅広い案件に対応できるため、将来性のある職種と言えます。

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家事代行

家事代行は、クライアントのご自宅での家事や掃除を代行するお仕事です。

共働き世帯の増加に伴い、家事代行の需要は高まっており、この業界は急速に成長しています。

また、家事代行では女性ならではの繊細なサービスが高く評価されます。

自分のスケジュールに合わせて働くことができるため、興味のある方はアルバイトから始めてみるのもおすすめです。

ケアマネージャー

ケアマネージャーは、高齢者や障がい者などの介護を必要とする人々のケアプランを立案し、サポートする仕事です。

高齢者や障がい者との関わりにおいて、女性特有の繊細な気配りや共感力、コミュニケーション能力を活かせる場面は多く存在します。

ケアマネージャーの仕事は、働き方や勤務時間の調整がしやすい場合が多く、結婚や出産後も続けやすいという利点もあります。

そのため、ワークライフバランスを実現しやすい職業と言えるでしょう。

薬剤師

薬剤師は、高齢化社会や医療技術の進歩に伴い需要が増える職業の1つです。

高齢化により慢性疾患の増加や薬物治療の重要性が高まる中、薬剤師は薬の適切な使用や副作用の管理など、医療現場で欠かせない存在となっています。

また、新型コロナウイルスの流行により、薬剤師の役割はさらに重要視されるようになりました。

さまざまな健康サービスや地域医療にも関わるため、地域に密着した医療や健康支援の提供にも貢献しています。

これからの時代を生き抜くためは「個のスキル」が重要

もしもあなたの就いている職業が、廃れていく可能性のある仕事だったとしても落ち込まないでくださいね。

あくまでもデータのひとつであり、必ずAIに仕事を奪われるとは限りません。

とはいえ、これからの時代を生き抜くためには個人のスキルを高める意識を持つことがとても大切です。

ここからは、個人のスキルを高めるために、今からやるべき2つのことをご紹介していきます。

それでは見ていきましょう。

自分の好きなこと、やりたいことを探す

まずは、自分の好きなことや、やりたいことを探しましょう。

世界では長寿化が急激に進んでおり、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きる「人生100年時代」が到来すると予測されています。

(出典:Wikipedia)

つまり、これまでとは異なる新しい人生設計を作り直す必要があるということです。

100歳まで生きることが一般化してきている社会では、今後も学び直しや転職など、人生の選択肢も多様化していくことでしょう。

長い人生の中で活躍するためには、やはり学び続けることが大切。
好きなことや興味のあることなら、主体性をもって成長していけるでしょう。

「好きなことで成功できる人の5つの特徴とは?」
気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

伸びる業界✕好きなことの掛け合わせでスキルを磨く

好きなことを仕事にできるのは、素晴らしいことですよね。
好きな仕事をしつつ、長く活躍していきたいのであれば、将来性のある業界で、好きなことを生かせないか考えてみましょう。

たとえば、イラストやデザインが好きな場合。

IT業界と組み合わせるとしたら、

  • YouTube用のキャラクター制作
  • 3Dモデリング
  • Webデザイン

などの仕事に生かせるかもしれません。

これらのスキルを身につければ、好きなことをしながら、今後長く活躍できるフィールドで働けますよね。

なにより、これから伸びる業界であれば大きな収入アップも見込めます。

反対に、いくら好きな仕事でも、将来性の乏しい職種であれば「給料が上がりにくい」「出世しにくい」「人手不足で疲弊してしまう」などのデメリットがあります。

伸びる業界で、好きなことを生かしていくためにも、求められる新たなスキルを身につけることが重要です。

また、自分に合ったスキルを見つける方法の一つとして「専門の人に相談する」という選択肢もあります。

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自己スキルがない人は?幅広い業界で通用する3つの資格を学ぼう!

自己スキルがない人は?幅広い業界で通用する3つの資格を学ぼう!

「今の自分には、スキルがない…」
「どんなスキルを身につければいいか分からない」
と悩む方もいるかもしれませんね。

そんな人は、幅広い業界で通用するスキルを身につけるのがおすすめです。

実用性の高い資格を取得すれば、将来転職を考える際にも役に立つはず。
さらには、知識やスキルも高まり仕事の幅も広がるでしょう。

今回ご紹介するのは以下の3つのスキルに関する資格です。

  • 英語
  • IT
  • 会計

それでは順番に見ていきましょう。

英語

まずは英語に関する資格。

グローバル化に伴い、海外進出する日系企業が増えていますよね。
海外との取引をする企業も増えているため、英語スキルのニーズはますます高まっています。

ビジネスで活かせる英語の資格は以下のとおりです。

  • 日商ビジネス英語検定
  • 国連公用語・英語検定
  • Linguaskill Business
  • TOEIC
  • GCAS

資格取得を目指し、英語スキルが身につくことで仕事の幅も広がり年収アップにも繋がります。

英会話スクールといえば高額なイメージがありますが、最近ではそうでもありません。
英会話カフェやオンラインサービスなどを利用することで低価格で学ぶこともできますよ。

「エンジニアに英語スキルは必要なの?」
気になる方はこちらの記事も参考にしてくださいね。

IT

今後もっとも伸びることが予想されているIT業界。
インターネット環境さえ整っていれば働けるため、ITスキルを身につければワークライフバランスを保てる多様な働き方を実現できます。

IT業界で活かせる資格は以下のとおりです。

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • 情報セキュリティスペシャリスト
  • システムアーキテクト

未経験からIT業界への転職を考えている方も資格勉強から始めてみるのもよいでしょう。
資格取得を目指して勉強することで、基本的なIT知識をしっかりと学べますよ。

また、フリーランスや在宅ワークを目指している方こそIT資格取得を目指した勉強がおすすめ。

というのも、フリーランス向けの案件で報酬の高いものはプログラミングやWebデザインが圧倒的に多いからです。

「マイペースに仕事がしたい」「子育てと両立して仕事がしたい」という方こそITスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。

会計

会計の資格やスキルは、どのような業界で働くとしても役立ちます。

会計関連のおもな資格は以下のとおりです。

  • 公認会計士
  • 税理士
  • 日商簿記検定
  • ファイナンシャルプランナー
  • US CPA(米国公認会計士)

会計や経理の知識は、個人のライフプランや資産運用にも生かせます。
さらには企業内でも、取得した知識を業務に生かすことで仕事の幅を広げていけるでしょう。

「使える資格選びのポイントは?」
他の資格も気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

10年先も伸びる業界で働くことが大切

10年先も伸びる業界で働くことが大切

変化の多いこれからの時代でキャリアを伸ばしながら仕事を続けていくためには、将来性の高い業界で働くことがとても大切です。

伸びる業界で働いていれば、

  • 収入アップが期待できる
  • 仕事に困らない
  • 成長しやすい

などのメリットがあります。

伸びる業界では、常に最先端の技術や優秀な人材が集まりやすいです。
そのような環境で働けば、チャレンジできる機会も多く自然と成長していけるでしょう。

とくに注目するべきなのはIT業界

とくに注目するべきなのはIT業界

現在も成長を続けているIT業界。
IT業界は、様々な業種で必要とされている将来性の高い業界です。

たとえばAI(人工知能)技術。
今後も業務へのAI導入の流れが少しずつ進んでいます。
以下は、厚生労働省が企業やその従業員に対して行った「AIの代替に備えて必要な能力は何か?」というアンケートの結果です。

  • AIの価値や可能性を正しく理解するための基礎知識:71.6%
  • AIの価値や可能性を正しく理解するための技術力:45.2
  • AIの活用方法を考えるための創造性やデザイン力:39.3%
  • 各種システムにAIを実装するためのスキル:29.7%
  • AIを作るためのプログラムを読み書きする基本スキル:12.4%
  • AIの様々な可能性を探索・追求していく高度なプログラミングスキル:20.9%

(出典:厚生労働省 「労働経済の分析」 平成29年版)

このデータからも、これからはAIやIT技術への知識やスキルが重要視されていくことが予想できますよね。

今はあまり関係のない職種に就いていたとしても、将来のためには少しずつ知識やスキルを身につけていくことも大切です。
まずはプログラミングに関心を持つことから始めてみてはいかがでしょうか?

「プログラミングっていまいちよくわからない…」
という方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

まとめ:これから伸びる業界は新しい分野に存在する

今回は、これから伸びる業界についてくわしく解説していきました。

IT技術の発展がめざましい現代では、今ある仕事がなくなって、新しい仕事が増えていくということも考えられます。

そのなかで今後は、「仕事がなくなってしまうかも…」と、未来を恐れるのではなく、新しい業界に挑戦していく柔軟性が求められていくでしょう。

変化の多い時代を生き抜いていくためにも、個人でも戦えるスキルを身につけて自分を磨いていきましょう!

もし今すぐに新しい業界に挑戦するなら、前述の通り、今注目するべきはIT業界!
「じゃあ、IT業界に入るために具体的に何から始めればいいの?」
という方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

「なんか今の仕事合わないな・・・」

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