プログラマーの1日の流れとは?未経験の人にもわかりやすく解説
最近では、未経験からプログラマーを目指す人が増えています。
その中で、
「プログラマーは残業が多いって本当?」
「どんなふうなスケジュールで働いているんだろう」
と、疑問を感じている人も少なくないのではないでしょうか?
プログラマーは多忙なイメージがあるため働き方に不安を感じる人も多いでしょう。
そこでこの記事では、
- プログラマーの仕事内容
- 忙しいときと通常時のプログラマーの1日の流れ
- プログラマーの残業時間
- 効率よくプログラマーに転職する方法
などについて、詳しくご紹介していきます。
プログラマーの1日の仕事の流れが知りたい方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
プログラマーの仕事内容
まずは、プログラマーの仕事内容について見てみましょう。
プログラマーは、プログラミング言語を用いてWebシステムやアプリケーションの開発を行う仕事です。
たとえばあなたも普段、以下のようなサービスを利用しているのではないでしょうか。
- 通販ショップなどのWebサイト
- LINEなどのアプリケーション
- FacebookなどのSNS
このようなサービスやアプリケーションはすべてプログラマーが作っています。
そう考えると、プログラマーは身近な存在のようにも感じられるでしょう。
また、プログラマーと一言でいっても、「ゲーム系」「Web系」「組み込み、制御系」など、さまざまな分野の職種があります。
携わる分野によって、扱うプログラミング言語が異なることも覚えておきましょう。
こちらの記事ではプログラマーの仕事内容について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
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プログラマーのスケジュールは時期によって変わる
プログラマーは残業が多いなど、忙しいイメージを持っている人も少なくありません。
たしかにプログラマーには納期があるため、時期によっては忙しくなります。
ただし、毎日ではなく納期が近づくにつれて忙しくなるのが特徴です。
たとえば、1つの案件が終わった後は比較的落ち着いています。
そして新しいプロジェクトが始まったら少しずつ忙しくなり、納期間近になれば残業や休日出勤が増える、といった流れが一般的です。
では、実際のプログラマーのスケジュールはどういった感じなのでしょうか?
次項からは、プログラマーの「落ち着いている時期」と「繁忙期」それぞれのスケジュールを順番に解説していきます。
【落ち着いている時期】プログラマーの1日の流れ
プログラマーの1日のスケジュールは、勤務先や雇用形態、携わる分野によっても大きく異なるのが特徴です。
そのため、ここでは前提として自社のオフィスで開発を行うプログラマーの1日の流れの一例を解説していきます。
プログラマーは時期によって忙しさが大きく変わる職業。
まずは、落ち着いている時期のプログラマーの1日の流れから見ていきましょう!
8:50 出勤
6:30頃には起床し、着替えたり歯を磨いたりと身支度を行います。
準備ができたら出勤です。
家での準備中や通勤時には、ニュースやITの最新情報などをチェック。
8:50頃には会社につきます。
9:00 業務開始
会社に到着したら、本日の予定の確認を行います。
最初の30分間ほどは、IT関連の情報収集やタスクの確認をしながら1日のスケジュールを立てます。
引き継ぎ業務や連絡次項を確認し、急ぎの用事がなければ今まで担当した制作物の振り返りや改善を行います。
ソースコードから修正箇所の分析や改善を行い、より精度の高い方法はないかと解決策を見い出す作業です。
また、次のプロジェクトのシステム概要などがあれば、確認や準備作業を行います。
12:00 昼休憩
12:00頃には昼休憩の時間です。
同僚と仕事やプライベートの話をしながら一緒に食事をします。
昼食をとった後は、最新の技術動向のチェックや、スキルアップのための学習を行うこともあります。
13:00 業務再開
13:00頃には業務再開です。
午前に取り組んでいた業務をきりがいいところまで進めます。
15:00のミーティングに向けて、報告しなければいけない事例などを整理しておきます。
15:00 ミーティング
1日に1回は1時間ほどミーティングを行います。
午前中から取り掛かっている業務の途中経過の報告や、今後のプロジェクト概要などの情報を共有します。
業務の中での不明点や、上司からの承認が必要な業務などはこの時間に相談しておきます。
ミーティングが終われば、引き続き業務を進めていきます。
また、今後取り組むプロジェクトに備えて、必要な技術情報などもリサーチしておきます。
18:00 退社
とくにスケジュールの変更がなければ定時に帰ります。
プログラマーは、日々の情報収集やスキルアップのための学習が必要な職業です。
そのため早く帰れる日には、自宅やカフェなど好きな場所でスキルアップのための学習を行う人もいます。
また、情報種集や勉強も兼ねて、他の会社に勤めるプログラマーと会食をする人もいるでしょう。
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【繁忙期】プログラマーの1日の流れ
続いては、繁忙期のプログラマーのスケジュールを見ていきましょう。
納期が近い時期など、業務が忙しくなる時期の1日の流れをご紹介します。
8:50 出勤
6:30頃には起床し、身支度を行います。
準備ができたら出勤です。
普段通り8:50頃には会社につき、連絡次項などを確認します。
9:00 業務開始
9:00には業務開始です。
スケジュールに沿って開発を進めていきます。
12:00 昼休憩
休憩の時間です。
昼食をとったら、取り組んでいるサービスに関連する情報収集なども行います。
13:00 業務再開
13:00には業務再開です。
午前に取り組んでいた業務を引き続き進めていきます。
15:00 ミーティング
15:00頃にはミーティングです。
プロジェクトに携わるメンバーで進捗状況や連絡次項などを報告し合います。
ミーティングが終われば再び担当業務に集中します。
18:00 残業開始
定時が18:00の場合は、ここからが残業となります。
スケジュールに遅れないようにできる業務を進めていきます。
20:00 休憩
夜食を兼ねて休憩をとります。
なお深夜残業を認めていない企業の場合は、22:00までで帰宅します。
深夜残業がOKなら、23:00頃まで引き続き作業を進めていきます。
23:00 退社
23:00になったのでそろそろ退社の時間です。
どれだけ忙しくても、徹夜になることは滅多にありません。
帰宅したら明日に備えてしっかり休息をとります。
プログラマーの残業時間
プログラマーの1日の流れをご紹介しました。
落ち着いている時期と繁忙期との忙しさの違いをわかっていただけたと思います。
中には繁忙期の1日の流れを見て、どれくらいの頻度で残業があるのかと不安に感じた人もいるでしょう。
たしかに繁忙期には残業をすることもありますが、全体的に見るとそれ程残業時間は多くありません。
では、プログラマーの平均残業時間はどれくらいなのでしょうか?
ここでは厚生労働省が公表する「平成30年賃金構造基本統計調査」のデータを参考に見ていきましょう。
以下に、プログラマーの超過実労働時間を企業規模別にまとめました。
【プログラマーの企業規模別残業時間】
企業規模 | 超過実労働時間 |
10人以上 | 15時間 |
10〜99人 | 7時間 |
100〜999人 | 20時間 |
1,000人以上 | 18時間 |
その他の職種の平均超過実労働時間数は15時間だったため、ほぼ平均的な残業時間数であることが分かります。
また、10〜99人の企業規模の会社の超過実労働時間は少ないですが、所定内実労働時間数が他の会社規模と比較して6時間ほど長い結果でした。
このことから、企業規模に関係なく20時間程度の残業時間であるケースが多いといえます。
とはいえ残業時間数は勤める企業によって異なるため、一概にそれほど多くないとはいえません。
残業時間が少ない企業で働くためには、就職・転職活動を行う際に残業時間に対する確認が必要です。
こちらの記事ではプログラマーの残業について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
未経験からプログラマーを目指すならスクールがおすすめ!5つの理由とは
より短期間で確実にプログラマーを目指したいなら、プログラミングスクールがおすすめです。
ここでは、プログラミングスクールをおすすめする5つの理由を以下の通りにご紹介していきます。
- 効率的に学習ができる
- 教材選びを任せられる
- モチベーションが維持しやすい
- 疑問をその場で解決できる
- 作ったプログラムを客観的に見てもらえる
それでは順番に見ていきましょう!
1.効率的に学習ができる
書籍や学習サイトなどを活用すれば、独学でもプログラミング学習を進められます。
しかし、プログラミングには専門用語やエラーの連発などがつきものです。
そのため独学ではどうしても挫折してしまう人が少なくありません。
プログラミングスクールでは、初心者に合わせた学習カリキュラムが整っているため効率よく知識を身につけられます。
スクールを活用すれば独学よりも短期間で確実にプログラマーへと近づけるのです。
2.教材選びを任せられる
今はプログラミングに関連する教材がたくさんあります。
選択肢が多い中で、自分に適した教材を見つけ出すのは簡単ではありません。
教材によっても難易度が異なりますし、自分の目的に合った学習ができるとは限らないからです。
自分のレベルや目的に合っていない教材を選んでしまうと、挫折に繋がってしまう恐れもあるでしょう。
プログラミングスクールなら、初心者に適した教材を提供してくれるため安心して学習を進められます。
また、事前にカウンセリングを行ってくれるため目的から外れる心配もありません。
3.モチベーションが維持しやすい
モチベーションを維持しやすいのもプログラミングスクールのメリットです。
プログラミングスクールなら、
- わからない問題はすぐに質問できる
- プログラマーから直接教えてもらえる
- 一緒に頑張る仲間ができる
- 学習プランを提案してくれる
など、モチベーションを維持しやすい環境が整っています。
プログラミング学習の最大の敵は、自分のモチベーションといっても過言ではありません。
とくに、「ひとりで勉強をするのが苦手」という方は、プログラミングスクールが向いているでしょう。
4.疑問をその場で解決できる
プログラミング学習を進めていれば、わからない問題につまづくこともあるでしょう。
そんなときにもプログラミングスクールなら疑問をすぐに解決できます。
とくにプログラミング学習を進めていくうえでは、
- エラーが解除できない
- ソースコードの意味がわからない
- 環境構築ができない
など、さまざまハードルがあります。
独学では不明点を解決するのに苦労しますが、プログラミングスクールならすぐにプロの講師に質問できます。
プロの視点から最善策を教えてくれるため、効率よく学習を進められるのです。
5.作ったプログラムを客観的に見てもらえる
作ったプログラムを客観的に見てもらえるのも、プログラミングスクールの大きなメリットです。
プログラミングは多くの人に見てもらい、フィードバックしてもらうことで成長速度が加速します。
アドバイスをもらうことで、新しい発見や視点を得てより成長していけるのです。
また、未経験から就職を目指す際には企業からポートフォリオを求められるケースもあります。
ポートフォリオとは自身のスキルを証明するために制作する作品です。
採用側としても、未経験者のスキルの判断は難しいもの。
お互いのミスマッチを減らすためにもポートフォリオは重要なのです。
プログラミングスクールなら、就職に役立つポートフォリオの作成もサポートしてくれます。
こちらの記事ではおすすめのプログラミングスクールを紹介しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
また、こちらでは未経験からプログラマーに就職する方法を解説しています!
まとめ:プログラマーの1日にはコミュニケーションの機会が多い
今回は、プログラマーの1日の流れをメインにお伝えしていきました。
今回の記事を通して、
- プログラマーはそれほど残業が多くない
- パソコンと1日中向き合っているわけではない
ということが、わかっていただけたのではないでしょうか。
プログラマーは、1日の中でもさまざまな人と連携して業務を進めていく職業です。
そのためコミュニケーションスキルが求められます。
それに加えて、高い技術や知識も求められる仕事です。
プログラマーを目指す人はプログラミングスキルの習得はもちろん、コミュニケーションを磨くことも意識しておきましょう。