エンジニアとは?エンジニアの仕事をわかりやすく徹底解説

公開日: 2019.08.15
更新日: 2024.05.31
エンジニアとは?をわかりやすく

現在、エンジニアとして働くことに注目が集まっています。
その理由として、プログラミングの義務教育化や働き方の見直しが挙げられます。

「エンジニアって何をする人なの?」
「エンジニアとITエンジニアの違いは?」
「エンジニアの種類や将来性は?」

しかし、エンジニアにも種類が多くあるためこのような疑問も浮かんでいるのではないでしょうか?

今回は、エンジニアについて具体的にイメージしたい方のために以下のことを解説します。

  • エンジニアとは
  • エンジニアの具体的な仕事内容
  • エンジニアの種類
  • エンジニアの適正や将来性
  • エンジニアになるための方法

エンジニアとは?

エンジニアとは、プログラミング技術を利用してものづくりを行う技術者のことです。

厳密に言えば、「エンジニア」ではなく「ITエンジニア」のことです。

一般的な意味では、「エンジニア = 工学」です。
工学は、数学や自然科学、人文社会学などを指します。
工学の知識や技術を利用して、便利で快適な環境を作るのがエンジニアという職業です。

そのため、ITエンジニア以外にもモノづくりを行う機械系エンジニアなどの職種があります。
「エンジニア=ITエンジニア」と使われることも増えていますが、必ずしもそうではないので気をつけてください。

その最近よく聞く「エンジニア」という職業ですが、IT人材不足により年々需要が高まっています。


つまり、プログラミングの技術を身につけるだけで、これから長期間で社会から必要とされる人材として活躍することができるのです。
エンジニアを目指したい!と思った方には、初心者でも確実にプログラミングが身に付く【DMM WEBCAMP】をおすすめします。


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エンジニアの主な種類と仕事内容

年収が高く将来性のあるエンジニアですが、どのような種類があるのでしょうか。
エンジニアは大きく3つに分類することができます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

❶開発エンジニア

開発エンジニアの仕事内容

実際にWEBやアプリ、AIの開発を行うエンジニアです。
普段見ているサイトや、使っているアプリなどは開発エンジニアが作っています。

種類年収作れるものオススメ度
Webエンジニア450万前後SNSサイト/ECサイトなど★★☆☆☆
ゲームエンジニア 500万前後家庭用ゲーム/スマホ用ゲームなど★★☆☆☆
組み込みエンジニア550~600万前後家電製品/カーナビ/自動販売機など★★★☆☆
AIエンジニア595万前後AI開発★★★☆☆

エンジニアの仕事は、顧客が作りたいシステムを実際に作って形にすることです。
一般的にはエンジニアに必要なのはプログラミング技術だけだと思われがちですが、実は幅広いスキルが重要なのです。

まずはエンジニアがどんな仕事をしているのか理解し、なぜ幅広いスキルが必要なのか考えていきましょう。

開発の流れ

では、システムの開発は実際にどのような流れで行っているのでしょうか。
エンジニアとして仕事をしたことがないと想像しにくい部分だと思うので、受託会社を例に工程を1つずつ説明します。

STEP.1
STEP.1
ヒアリング

ヒアリング

システムの開発をするときまず初めに行うのが、発注したクライアントへの「ヒアリング」です。

クライアントが「実現したい機能はなんなのか」を丁寧に聞き出してまとめることで、開発が効率よく進みます。
クライアントの希望をまとめるとき、エンジニアは誰が見ても理解できる資料を作成する能力も必要です。

最初のヒアリングが上手くできていないと、開発の途中で仕様を大きく変更する必要が出てきます。
すると、様々な関係者に大変な迷惑をかけることに繋がるのです。

システム開発を行う中で、ヒアリングは一番の基盤となる重要な工程となります。

STEP.2
STEP.2
システム設計

システム設計

クライアントのヒアリングが完了したら、次は「システム設計」です。

システム設計では、クライアントの実現したいシステムの機能を織り交ぜた設計書を作成します。

  • 作成したシステムが見える画面に何を表示させるのか
  • 機能を作るための技術は何を利用するのか

など、作りたいサービスを形にする方法を考えるのです。

このとき、様々な事象に合わせて細かい設計がされていないと、実際にシステムを使った際エラーや欠陥が発生する危険性が高まります。
その結果、クライアントやシステムのユーザーなどに大きな損害を与えかねません。

システム設計は責任も大きい分、クライアントの要望をいかに実現させられるかを考えられるため、とてもやりがいのある部分だと言えます。

STEP.3
STEP.3
コーディング

コーディング

システム設計によって設計書が完成したら、その内容を基に「コーディング」を行います。

コーディングとは、システム設計で指定された技術やレイアウトなどをプログラミング言語で形にしていくことです。
このコーディングを担当するのは、プログラマーの仕事となります。

コーディングをする際、全てを1人のプログラマーが行うわけではありません。
システム内の機能ごとに、チームで分担してプログラミングを行います。

逆に注意点として、やみくもに長く分かりにくいコードを書かないことです。
共同してプログラムを作成するので、誰が見ても分かりやすいコーディングができる能力が求められます。

STEP.4
STEP.4
テスト

テスト

コーディングによってシステムを形にしたら、次は「テスト」を行います。

先ほどコーディングは、機能ごとにチームで分担して仕事を行います。
コーディングで作成した機能が単体で不具合なく動いていたとしても、多くの機能を結合して動かしてみるとシステムが固まって動かないこともあります。

そのため完成したシステムをユーザーに使ってもらう前に、作成したものが正確に機能するのかどうか細かくチェックしていかなければなりません。
正常に動くことが確認できた段階で、ようやくシステムが完成となります。

STEP.5
STEP.5
運用

運用

顧客が作りたいサービスを作成して納品したら、クライアントとの契約が終わるわけではありません。
作成したシステムがリリースされてからも、運用・管理し続けるのもエンジニアの仕事です。

・システムの動きに問題がないかの確認
・不具合を起こさないためのメンテナンス
・トラブルが発生したときの対応

など制作したシステムに対して、きちんとフォローをするのもエンジニアの重要な仕事のひとつになります。

❷インフラエンジニア

インフラエンジニアの仕事内容

サーバーの管理、ネットワークの構築、保守運用など行うエンジニアです。
私たちが普段快適にサイトでのショッピングやゲームなどができるのは、インフラエンジニアのおかげです。

種類年収作れるものオススメ度
サーバーエンジニア 500万前後サーバーの構築/運用/保守★★★☆☆
ネットワークエンジニア450~600万前後ネットワークの設計/構築/保守/運用★★★☆☆

インフラエンジニアは主にサーバーやネットワークの管理や運用を行う職種だと先述しましたが、実際どのような仕事をしているのかイメージしにくいですよね。

具体的には、

  • サーバーの選定
  • パフォーマンスの向上
  • セキュリティ保護

以上が主な仕事内容です。
なかなか理解しづらい部分ですが、「だいたいこんなことをしているんだな」というイメージを掴んでおきましょう。

サーバーの選定

インフラエンジニアが最初に行うのは「サーバーの選定」です。
サーバーをざっくり説明すると、インターネットを通じてサービスを提供するためのコンピュータのことです。
作成したサービスをWeb経由で配信するためには、サービスを提供するためのサーバーが必要不可欠なのです。

自社でサーバーを持つのか、それともクラウドと呼ばれる外部サーバーを借りるのか、クラウドの中でもどのサービスを使うのか・・・
自社のサービスにとってどのサーバーがベストなのか、提案できる知識が必要となってきます。

パフォーマンスの向上

選定から実際に運用し、次に行うことはパフォーマンスの向上です。
具体的には「繋がりやすさ」「不具合の少なさ」が挙げられます。

例えばサービスで使うメモリが大きくなるほど、利用可能なサーバー容量も増やしていく必要があります。
それを怠ってしまうとサイトへの接続が遅くなったり、最悪の場合サーバーが耐えきれなくなり接続不可になってしまう場合も

大きな機会損失にもなりかねないので、責任重大な仕事でもあります。

セキュリティ保護

もう一つ重大な業務として、セキュリティの保護があります。

街中のネットワークが危険であるということを聞いたことはあるでしょうか?
サーバー自体に悪意があったり、そもそもサーバーのセキュリティに不備があると、個人情報などが抜き取れてしまいます。

ネットワーク設計はセキュリティの安全性を最重要で確保しなければなりません。
「当たり前」に思われそうな部分ですが、実は大きな責務を負っている職能です。

❸営業系エンジニア

営業系エンジニアの仕事内容

エンジニアの知識を活かし、営業を行うエンジニアです。

種類年収作れるものオススメ度
サポートエンジニア 430万前後サーバーの構築/運用/保守★★★☆☆
セールスエンジニア649万前後ネットワーク環境の設計/構築/保守/運用★★★☆☆

特徴としてはエンジニアとしての知識と営業スキルを両方使得ると言うことです。
エンジニアとしての視点を持ちつつクライアントのニーズを適切に捉え、伝えることができます。

幅広い知識が求められます。


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このようにエンジニアにはいくつかの種類があります。
やはりどのエンジニアの職種に共通して必要なのが、プログラミングのスキルです。

プログラミングはサイトやアプリなど勉強ツールが増え、独学でも習得できるようになってきました。
しかしプログラミング未経験者にとって、挫折せずにエンジニアになれるまで勉強ができるか不安ですよね。

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エンジニアの4つの働き方

エンジニアの働き方には、「自社開発会社」「受託企業」「SES」「フリーランス」の4つがあります。

それぞれを細かくみてみましょう。

自社開発会社

自社開発会社は、企業が独自に作ったサービスを顧客に提供する会社です。
サービスの企画から開発、運用までをひとつの会社の人で行います。

自社開発会社は、

  • 納期などに融通が効きやすく働きやすい
  • 上流から下流工程まで幅広く経験が積める

という点が特徴です。

受託企業

受託企業はクライアントからサービスの開発を受注し、それを制作する会社です。
クライアントから依頼されたシステムを納品して初めて利益が発生します。

受託企業は自社開発会社に比べて納期に厳しく、開発が滞っている場合は残業が多くなる場合も多いです。
しかし様々な案件に関われるので、スキルを磨きやすいというメリットもあります。

SES

SESは、開発の現場にエンジニアを派遣する会社のことです。
システムを開発する現場では、開発の進捗や規模によって人手が足りない場合が多くあります。
そのため不足したエンジニアの数を、他の企業から支援してもらう仕組みが出来上がっているのです。

SESの会社で働くと、

  • 色んな現場で幅広い技術力が身につく
  • 同じ現場にずっといないので、人間関係が楽

というメリットが得られます。

一方で、派遣される現場によっては残業が多く働きにくい可能性も否めません。
こちらも企業を選ぶ際は注意が必要です。


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 フリーランス

フリーランスとしても働くことができます。

現在エンジニア職で働く人が不足しているため、フリーランスにも案件があります。
もちろんフリーランスとして働くためには「スキル」が必要になります。

そのため、実務経験がないままフリーランスとして働くことはほぼ不可能です。
自分自身で高いスキルを保っていなければ、仕事を次に繋げることができません。

フリーランスとして働きたい場合も、一度企業で勤めることをお勧めします。


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いかがだったでしょうか。
エンジニアとしてのキャリアを積むことで、将来的に「フリーランスエンジニア」として働くことも可能です。
時間や場所に縛られず、自由な働き方を理想とする人に人気の仕事でもあります。

しかし、プログラミング未経験でエンジニアを目指すことに不安を感じますよね。

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エンジニアの平均年収

エンジニアの平均年収は568.5万円です。

ただし、年代や勤続年数によって異なってくるので一概に言うことはできません。

しかしながら、dodaによるデータをみると日本の平均年収は492万円なので、エンジニアは他の職種よりも稼げる仕事であるといえます。

職種別の年間平均とスキル標準レベル

【引用】厚生労働省 「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

また、上のグラフを見ていただくとわかる通り、エンジニアの種類によっても給与は異なってきます。
自分がなりたいエンジニアがある場合は、細かく調べてみることをお勧めします。

また、扱う言語や務める企業の規模によっても変動してきます。

エンジニアの将来性

 エンジニアに将来性はあります。 

AIの発展などによって、エンジニア職の仕事がなくなるとも言われていました。
しかしながら、機械にできることには限界があるため仕事は無くならないと考えられています。

そして、エンジニアが働くIT業界自体の将来性はとても高いです。
実際に以下のグラフを見てみてください。

it人材の不足規模に関する予測
【引用】厚生労働省 「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

こちらのグラフを見ると、IT業界は2030年までに年々人材不足になるにも関わらず、人の供給が全く追いついていないことが分かります。
今からエンジニアになれば、これから長期間で社会から必要とされる人材へなることが可能です。

そしてエンジニアとしての実力を確実につければ、さらなる年収やスキルアップに繋がります。


IT業界の人材不足の原因と今後の対策とはIT業界の人材不足の原因と今後の対策とは?【徹底解説】 エンジニアの将来性は?エンジニアの将来性は?IT業界の今とAIに代替されない職種を紹介

しかし、スキルを身につけて、年収アップを目指したい!と思っても独学で進めていくのは不安ですよね。


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エンジニアに求められる4つの能力

エンジニアに求められる能力

では、実際にエンジニアにはどのような能力が必要になるのでしょうか?
エンジニアには以下のような能力が必要だと考えられています。

では順番に、必要な能力について解説していきます。


上記の能力は、数々のエンジニアブログでも学ぶ事ができます。

オススメのエンジニア関連のブログをご紹介した記事があるのでぜひそちらもご覧になってみてください!

エンジニアブログまとめエンジニアブログまとめ【現役プログラマーが選ぶテックブログとは?】

プログラミング技術

言わずもがな、エンジニアにとってプログラミング技術は重要なスキルになってきます。

コーディングやシステム設計はもちろん、ヒアリングする際にも「どの機能が実装できるのか」「実装するのにどれくらい工数を要するか」などを理解しておくことで、無理のないスケジュールを組むことができます。
あらゆる工程で必要になってくるので、重点的に身につけておきたい能力です。

技術といえば資格が思いつくかもしれませんが、必ずしも資格が必要なわけではありません。

エンジニアとして仕事を得るためには、自分で作品(ポートレート)を製作する必要があります。
ここで言う自分の作品とは、プログラミング言語を使って自作したWebサイトやアプリのことです。
自分で作ったポートレートが、自身のプログラミングスキルの証明になります。

プログラミング未経験者にとっては、自分でアプリを作るなどとてもハードルが高いように感じますよね。
そんな方は、プログラミングスクールがおすすめです。

スクールの中でも【DMM WEBCAMP】では、3ヶ月の受講期間の最後に自分の作品を作ることがカリキュラムに含まれています。


また、キャリアアドバイザーの転職サポート転職保証付きのコースもあり、安心してエンジニアを目指すことができます。
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✔︎一人一人に合わせた学習計画で進められるため、仕事や学校と両立できる!

生活スタイルに合わせた3パターン

コミュニケーション能力

エンジニアにとって、コミュニケーション能力はすごく重要な技術です。
ヒアリングではもちろんですが、システムを共同開発する中で連携が取れないと重大な欠陥を作ることにもなりかねません。

クライアントや一緒に仕事する仲間に、しっかり納得感のある意思を伝えられることもエンジニアには必要です。

マネジメント能力

システム設計をする中で重要になってくるのが「マネジメント能力」です。
誰がどの部分を担当するのか、どれくらいの工数をかければ完成するのかなど、プロジェクトの管理はかなり重要な能力になります。

企業もマネジメント能力のある人材を求める傾向にあるため、プロジェクト管理ができるようになると将来のキャリアアップにも大いに役立ちます。

アンテナを張る力

IT業界は成長のスピードがかなり早い業界です。
新しいものがどんどん生まれ、今あるものがすぐに古くなってしまいます。

プログラミングでも同じで、今身についているプログラミング言語が将来使えなくなってしまうかもしれません。
また、最新情報を入手することでより効率よく仕事を進めていく必要があります。

よってエンジニアは新しい情報に好奇心を持ち、自分自身を成長させ続けなければいけません。
何事にも好奇心があり、成長し続けたいと考えて情報を集める力が必要になります。


エンジニアがキャリアアップで意識すべきこと【キャリアパス一覧】エンジニアがキャリアアップで意識すべきこと

エンジニアに向いている人の5つの特徴

エンジニアにはプログラミング技術の他にも、必要なスキルがあることをお伝えしました。

では、次に気になるのはエンジニアの適性ではないでしょうか。

「自分はエンジニアに向いてるのだろうか」と悩む人は多いです。

エンジニアに向いている人には、どんな特徴があるのかを知り、適正を見極めましょう。

ここでは、エンジニアに向いている人の5つの特徴をご紹介します。

  1. ものづくりが好き
  2. 最新技術に興味がある
  3. 論理的な思考が得意
  4. チームプレイが好き
  5. 向上心がある

順番に見ていきましょう。

ものづくりが好き

プログラミングはコンピュータの処理を書き、作り上げていくものなので、ものづくりが好きな人は向いています。

プログラミングの現場では、

  • Webサイト
  • アプリ
  • システム

などをゼロから作っていくのです。

自分の書いたプログラムが次第に形になっていく様子は、ものづくりの醍醐味があります。

また、自分が開発したサービスが人の役に立ったり、物事を支えたりしていると、大きなやりがいを感じられるでしょう。

最新技術に興味がある

IT業界は情報の流れが早く、最新技術の情報がどんどん生まれます。
そんななかで知識をアップデートしていくためにも、最新技術に興味のある人はエンジニア向きです。

最近では、プログラミングのなかでも人工知能(AI)や深層学習(ディープラーニング)などの最新技術の分野が注目を集めています。

技術は日々進歩しているため、そのときに合わせて情報収集し、新しい技術を身につけていくことが大切です。

ITの最新技術に興味を持ち、常に学習を続けられるなら、エンジニアもぴったりでしょう。

論理的な思考が得意

論理的な思考が得意なら、エンジニアに向いているかもしれません。
エンジニアは論理的思考力があらゆる場面で必要になるためです。

基本となるコードを記述する作業でも、論理的に書かなければ問題が発生し、処理が正常に行われなくなります。

また、エラーが発生した際に、原因を突き止めるためにも、論理的思考は必要です。

そのほか、クライアントにわかりやすく説明する時や、問題を解決する時などに、論理的思考が求められます。

チームプレイが好き

意外にもチームプレイが好きな人ほど、プログラミングに向いていると言えます。

プログラミングは1人でパソコンに向かうイメージがあるかもしれません。
しかし、実際はチームのメンバーと協力してプロジェクトを進めていくケースが多いです。

メンバーとコミュニケーションを取り、チームで1つのコンテンツを作り出していくのは、円滑なチームプレイが不可欠でしょう。

自分1人で仕事を抱え込んでしまっては、より良いものを生み出すことができません。

チームプレイによって自分の力を発揮できるという人こそ、エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

向上心がある

エンジニアが扱うIT技術は常に新しくアップデートされています。
プログラミング自体も大変幅広く、内容の深いものなので、向上心を持って学び続けられる人が向いていますよ。

IT技術の発展や企業への導入が進むにつれて、今後はより技術力の高いエンジニアが求められます。

エンジニアとして技術力を高め、市場価値を上げるためにも、向上心は重要です。

エンジニアとして将来に渡り長期的なキャリアを築いていくなら、継続的な学習は欠かせません。

エンジニアになるための3つの方法

エンジニアになる方法として、3種類あります。

また最後に、エンジニアとして働く可能性のある「自社開発会社」「受託企業」「SES」の3つの会社の形と「フリーランス」について解説をしているので、会社を選ぶときの参考にしてください。


上記の方法以外にもプログラミング学習ができる大学に行くという手があります。
気になる方は、下記の記事を参考にしてみてください!

プログラミングが学べる学校/学部/学科は?プログラミングが学べる学校/学部/学科は?気になる教育情報を徹底解説! プログラマー 大学・専門学校プログラミングに強い大学は?専門学校とどちらに行くべき?

独学で学習する

独学でプログラミングを学び、自力でエンジニアになる方法です。

現在はインターネット上に質の良い教材が多く揃っているため、独学でもある程度の勉強を進めることは可能です。
しかしながら、プログラミングを独学で学ぼうとする人の9割は挫折してしまうと言われています。

理由としては、以下のようなことが挙げられます。

①何度もつまずいてしまう、解決できない
②自分の現在地がわからない

そしてさらに、独学で勉強することを乗り越えたとしても、自力で就職先を見つけることは難しいです。
未経験者から就職を受け入れる会社はあまり多くなく、また労働環境が整っていない場合もあります。

研修があると言っても、実務経験がない人に任せることのできる仕事は限りがあるからです。

特に転職でエンジニアを目指す場合はハードルが高くなると考えてください。
転職の場合は特に「実務経験」の有無が、大きく関わってくるからです。

独学でプログラミングを習得できるほどの努力ができる方にしか難しい方法だと考えてください。


プログラミングを独学で学習して、エンジニアになりたい方は下記の記事を参考にしてみてください!

エンジニア 独学エンジニアは独学でなれる!勉強方法や学習法のポイントを徹底解説

独学でエンジニアを目指す場合、本を利用して学習する方もいらっしゃいます。
オススメの本は下記の記事を参考にしてください!

デザインブックエンジニアが本を読むならこれだ!技術系・ビジネス系を合わせて紹介

プログラミングスクールで学習する

プログラミングスクールでプログラミングを学習し、そのサポートを使ってエンジニアになる方法です。

この学習方法のメリットは以下の2点です。

①ほぼ確実にエンジニアになることができる
②最短でエンジニアになれる

ほぼ確実にエンジニアになることができ、スピードも早く人によっては3ヶ月ほどで就職できます。

デメリットとしては、高額な費用がかかるということが挙げられます。
しかしながら、高額な費用はエンジニアになってからいくらでも回収できるので、自己投資を惜しまない方はデメリットにはなりません。

また、転職サポートや転職保証のある企業の場合はより一層エンジニアになれる可能性が高くなります。
スクールによって、サポートの内容が変わってくるのでよく確認するようにしてください。

自分で学習するプログラミング言語を決めてから、プログラミングスクールを選ぶのも良いかもしれませんね。

未経験歓迎の会社に入社する

未経験者歓迎の企業に入社し、研修と並行しながらプログラミングを学習していく方法です。

この方法は非常に狭き門でありながら、キャリアを考えるとリスクは大きいです。
なぜなら、本当に未経験者に任せることのできる仕事は限られているからです。

開発に関わることができない場合も多くあります。
開発されたシステムのバグがないかを確かめたり、チェック作業を行い続ける場合もあります。

開発に関わるエンジニアを目指す場合や、やりたいことが明確にある方はプログラミングスクールに通うことをお勧めします。


エンジニア 未経験エンジニアに未経験の求人はある?おすすめのサイトと学習方法を紹介 未経験でも新卒でエンジニアになるための方法を伝授【学生必見】未経験でも新卒でエンジニアになるための方法を伝授!

まとめ

エンジニアの仕事は社会的な役割も大きく、様々な人の為になるやりがいの大きい仕事です。
またIT業界は成長性も高く需要も大きくなっているので、今からエンジニアを目指すのはおすすめだと言えます。

エンジニアになるには未経験や文系、資格などが関係ありません。
頑張りによってエンジニアになってからキャリアアップすることも十分可能です。

最近は経験がない人でもエンジニアになりやすいような環境が整っています。

  • エンジニアの技術書
  • プログラミングの学習サイト
  • プログラミングスクール

まずはこのような手軽に学習できるものに触れ、プログラミングの楽しさを実感してみてください!

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