「フロントエンジニアはやめとけ」というのは本当?そう言われる理由と挫折せずに転職できる方法を解説
「フロントエンジニアはやめとけというのは本当?」
「フロントエンジニアはやめとけと言われる理由はなに?」
と思うことはありませんか?
フロントエンジニアを目指そうとしても、ネガティブな意見が多いと転職すべきか迷ってしまいますよね。
では、フロントエンジニアはやめとけと言われる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- フロントエンジニアはやめとけと言われる理由
- そもそもフロントエンジニアとは
- 未経験からフロントエンジニアを目指すときにやるべきこと
について詳しく解説します。
この記事を見ればフロントエンジニアはやめとけと言われる理由がわかり、フロントエンジニアの目指し方が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フロントエンジニアがやめとけと言われる4つの理由
フロントエンジニアの業務に対してネガティブな意見が問われることがあります。
これらに共通する要素としては「キャリアがない状態で独学で目指すのは難しい」ということです。
したがって、完全未経験からフロントエンジニアを目指す際は、堅実にスキルを積んでから望ましいといえます。
具体的には以下4つの理由があげられます。
- システム全体の構造を把握しづらい
- 求められる技術が変わりやすく、ついていけない
- 常に高い学習意欲が求められる
- ほかの職種の人間とやりとりが多いため、向き不向きがある
それでは、詳細を確認していきましょう。
1.システム全体の構造を把握しづらい
フロントエンジニアからキャリアをスタートさせると、システム全体の構造を掴みづらいデメリットがあります。
なぜなら、フロントエンジニアが扱う部分は、ユーザーが利用するサイトやアプリの画面構成や設計部分だからです。
こうなると、以下のような問題にぶつかることが出てくるでしょう。
- サーバー周りのスキルを別途学習する必要がある
- バックエンドエンジニアとの連携が難しい
フロントエンジニアは画面の見える部分を扱う業務ですが、当然ながらサーバー関連とのつながりを理解できていないと正常に動作させることはできません。
したがって、フロントエンドの学習に加えて、システム全体の学習が出来ている素地が求められるのです。
2.求められる技術が変わりやすく、ついていけない
IT業界は日々の変化が激しいため、その時に必要な知識をスピード感持って身につける必要性があります。
これが経験の浅いエンジニアの場合、理解に時間がかかり、ひとつひとつのスキルを得ようとしてもついていけなくなりがちです。
- Aのことを理解しようとしたらBという新たなトレンドが生まれた
- Xという言語を3年かけて使いこなせるようになったときには、Yという別のプログラミング言語が主流になった
このような形で、理解のスピードが遅い状態の場合、次から次と現れる新たな情報に追いつけなくなりがちです。
したがって、学習環境が整っていない限り、未経験からフロントエンジニアへの転職は至難の業でしょう。
3.常に高い学習意欲が求められる
Webの世界は常に変化し続けている世界です。
そのため、学習に終わりがなく、未経験からフロントエンジニアを目指した場合、常に高い学習意欲が求められ習得が難しいです。
ウェブ業界は常にアップデートされています。
そのため常に新しい技術を学習し続ける必要があるのです。
- 半年前まで主流だった情報が、今では古い情報と見なされるようになった
- 業界のトレンドである言語をフル活用できる同僚のほうが会社で評価が高い
このような場面に出会うことも決して少なくありません。
言い換えると、もしあなたがどんな場面でも高い意欲を持って取り組めるのなら、フロントエンジニアはおすすめです。
高い意欲を常に持ち続けられる人材が、フロントエンジニアでは求められているのです。
4.ほかの職種の人間とやりとりが多いため、向き不向きがある
フロントエンジニアは、ユーザーが使いやすそうなサイトのデザインや機能を考えるため、ほかの職種とコミュニケーション連携が必要となります。
したがって、元々コミュニケーション力に自信がない人にとってはついていくことに精一杯になりかねません。
フロントエンジニアはおもに下記のようなエンジニアと連携を取っていくことになります。
- バックエンドエンジニア
- Webデザイナー
このような別領域のエンジニアと連携して仕事を進めていく必要があるため、コミュニケーション力がない場合は難しさを感じてしまいます。
もともとコミュニケーション力に自信がある方であれば問題ありませんが、向き不向きがあることは覚えておきましょう。
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そもそもフロントエンジニアとは?4つの観点から特徴を解説
「フロントエンジニアはやめとけ」という言葉の前に、そもそもフロントエンジニアについての理解は十分にできていますでしょうか。
もしフロントエンジニアに関する理解ができていない状態であれば、本質的な部分を知らない状態で物事を判断しないようにしたいものです。
ここではフロントエンジニアについての概要を伝えていきますので、ご自身の理解と相違ないか確認してみてください。
- フロントエンジニアとは「ユーザーが接触する箇所を扱うエンジニア」である
- フロントエンジニアが仕事で求められるスキル
- フロントエンジニアの将来性
- フロントエンジニアの多岐にわたるキャリアパス
ここで伝える4つの概要を踏まえて、理解を深めていきましょう。
1.フロントエンジニアとは「ユーザーが接触する箇所を扱うエンジニア」である
フロントエンジニア(フロントエンドエンジニア)とは、ユーザーが目で見て確認できる部分を扱うエンジニアです。
Webサイトなどでよく見かける、ボタンの色や文字サイズなどをWebデザイナーと共に設計していく仕事を指します。
最近ではスマートフォンからの閲覧も増えたため、
- PCで見たときと比べ、スマートフォンで見た際に画面が崩れていないか
- スマートフォンで見た際も、ユーザー遷移は意図どおりにできているか
といった点が求められるようになりました。
プログラミングのスキルを使ってWebサイトをよりよくする仕事なので、利用者にとって最良のレイアウトは何か、試行錯誤するのがフロントエンジニアの業務といえます。
2.フロントエンジニアが仕事で求められるスキル
フロントエンジニアの業務で求められる要素としては、
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
- Webデザインの簡易的なスキル
などがあげられます。
プログラミングの中では、フロントエンジニアとして仕事をするなら「HTML」と「CSS」でWebサイトを制作できることは大前提です。
そのうえでJavaScriptのフロントエンドの開発言語を身につけてコーティングするスキルが必要となります。
フロントエンジニアはWebサービス開発に対してブラウザ側で機能する部分を担当する仕事のため、Webデザイナーが作ったデザインを再現することが仕事です。
したがってWebデザイナーと十分に意思疎通できるレベルのコミュニケーション力、そしてWebデザイナーへの理解は最低限必要な仕事となります。
3.フロントエンジニアの将来性
フロントエンジニアの将来性は、今後も明るいと考えられています。
理由としてはWeb開発が高度化され、新しい技術が進歩・開発される昨今、専門のスキルを持つエンジニアとして取り扱う技術領域も多種多様になると考えられているからです。
たとえば「ホームページ」というと、もう数十年ほど前から立ち上がっていましたが、
- スマートフォンでのブラウザ視聴
- スマートフォンアプリ
これらの場面でフロントエンジニアのスキルが求められるようになったのは、つい最近です。
とくにスマートフォン関連は今後も需要は伸びていくことが予想されているため、それに付随してフロントエンジニアの将来性も明るいといえるでしょう。
4.フロントエンジニアの多岐にわたるキャリアパス
フロントエンジニアからのキャリアパスはさまざまなものが期待できます。
プロジェクトの重要なポジションが手に入ることもあるため、フロントエンジニアとして活躍できれば中長期的には高い年収が期待できるでしょう。
- フルスタックエンジニア:バックエンドのスキルも兼ねたユーティリティプレイヤー
- Webディレクター:Web制作など状況共有・管理をする
- Webデザイナー:デザイナー業務も兼任してフロントエンジニアの業務をおこなう
もちろんこのほかにも「フロントエンジニアを徹底的に極める」というのも選択肢のひとつとしてあります。
このように、フロントエンジニアは、さまざまな言語を学ぶ必要性があるため、IT業界で高い評価が得られる仕事に付ける可能性は大いにあるでしょう。
フロントエンジニア初心者が挫折してしまう3つの理由
フロントエンジニアに対して「やめとけ」との声が一定数ある背景に、初心者が挫折してしまいがちだということが考えられます。
これを紐解いていくと、下記のような「挫折しがちな理由」が見えてきます。
- 学習計画を立てないと理解するまで時間がかかる
- 何をどう学習すればいいかが分からない
- 状況に応じた対応が難しい
言い換えると、この挫折しがちな要因を潰せる学習方法を取れば、フロントエンジニアを目指す難易度は一気に下がります。
プログラミングスクールの受講を検討するなど、体系的な学習環境を取り入れるべきか否か、以下をご覧いただきながら考えてみると良いでしょう。
1.学習計画を立てないと理解するまで時間がかかる
フロントエンジニア初心者は独学で学ぼうとする人が一定数います。
ですが、独学でスキルアップしようと努めても、学習カリキュラムを立てられないため、以下のような問題にぶつかります。
- プログラミング時にエラーが多発する
- それを解決する際に教えてくれるメンターがいない
- 下がったモチベーションをなかなかリカバリーできない
このような状態が続いてしまうと、フロントエンジニアとしてのスキルを積むのが難しく、挫折の原因となってしまうのです。
2.何をどう学習すればいいかが分からない
フロントエンジニアの需要は近年高まっている傾向はありますが、業界未経験者にとっては「そもそも何から始めればいいのかわからない」ため挫折しやすいケースもあります。
インターネット上で無料で学べる情報だけでは、概要的な部分しか理解できないことが多いのですが、未経験者にとっては「概要的な部分なのか、スキルアップとして重要なものなのか」の判別がつかないこともあるでしょう。
- 無料で学習できる情報をどのように取捨選択すべきかわからない
- お金をかけて学ぶべきか否かの線引きがわからない
- 何がわからない状態なのかがわからない
このような形で、IT業界未経験の場合は、今の立ち位置が曖昧になっているところが大きな問題といえるでしょう。
仮に学習の方針が掴めたとしても、今度はプログラミング言語を本質的に理解していく必要があります。
その際も上記のような問題が立ちふさがるため、1人では具体的な学習方法がわかりにくい点が問題といえます。
3.状況に応じた対応が難しい
仮にフロントエンジニアとして働けるようになったとしても、臨機応変に対応できる力が備わっていなければ、クライアントからの急な変更事項に対して柔軟に対応できません。
クライアントから仕様変更の要求に答えにくい状態が続くと、フロントエンジニアとしての価値がなかなか上がらないでしょう。
そのため、フロントエンジニア初心者は、事前に以下の要素・経験をストックしておく必要があります。
- IT業界関わらず、物事を柔軟に対応してきた社会経験がある
- 実務シミュレーション等でクライアント対応を事前に理解できている
仮にフロントエンジニア初心者であっても、これらの経験や学習が落とし込めていれば、対応は可能です。
臨機応変に対応する力はフロントエンジニアならではの「やりがい」ともいえます。
しかし、理想と現実のギャップが激しい初心者の段階では、この部分に強烈な衝撃を受けてしまい、挫折に繋がることも無くはありません。
プログラミング未経験からフロントエンジニアを目指すことに不安を感じている方には、基礎からプログラミングが学べる【DMM WEBCAMP】がおすすめです。
【DMM WEBCAMP】では、初心者のために開発した独自のカリキュラムが用意されており、基礎から確実にプログラミングスキルを身につけることができます。
また転職保証付きのプランもあり、プログラミング学習も転職活動も安心して取り組めます。
厚生労働省認定のコースでは、高いスキルが身につく上、受講料最大56万円のキャッシュバックもついてきます。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
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未経験からフロントエンジニアを目指すときにやるべき4つのこと
もしあなたが未経験者からフロントエンジニアを目指したい場合、以下4つの行動を取っていけば、需要のあるフロントエンジニアを目指せます。
実務レベルのスキルを無理なく会得するために、積極的に取り入れるようにしましょう。
- コーダーの学習をする
- フロントエンジニアで求められる言語の学習をする
- Q&Aサイトを活用する
- プログラミングスクールを受講する
そもそもプログラミング学習は「理解できれば将来性は高いが、挫折もしやすい」という特徴があります。
理想的なキャリアプランが設計できるように、ぜひ以下の内容をご確認ください。
1.コーダーの学習をする
「フロントエンジニアになるまでにある程度時間が取れる」という方や、「あくまでフロントエンジニアは将来的になれればいい」という人であれば、始めはコーダーとしてのスキルを積むことをおすすめします。
コーディングスキルはフロントエンジニアとしてはマストとなるスキルですが、これを盤石にした状態で転職できれば、入社直後で足を引っ張ることなくついていける確率が上がります。
基本的に必要となるのは、HTML・CSSなどです。
これらが使いこなせるだけでも、Web上で表現することが可能になります。
コーダーの方が比較的簡単に仕事が始めやすく、Webサイトを制作するために必要な最も基本的な知識を活用するので、フロントエンジニアへの基礎を学べる場です。
コーダーだけの技術であれば、フロントエンジニアほど時間はかからないので「コーダーからのキャリアパスとしてフロントエンジニア」という方針も頭の片隅に入れておきましょう。
2.フロントエンジニアで求められる言語の学習をする
フロントエンジニアとして仕事を得たいのなら、必ずプログラミング言語は理解しておかなければなりません。
現場で作業を求められても、基礎的な部分の理解がなければ、足を引っ張るだけです。
そのため、1人でプログラミングを動かせるレベルにはなっておくようにしましょう。
フロントエンジニアを目指す際におすすめのプログラム言語は
- Ruby
- PHP
- JavaScript
があげられます。
それに加えて大規模サービスを展開している企業ならJavaもよいでしょう。
プログラミング言語の理解は、初心者にとっては決して容易なことではありません。
ですが、本質的な部分が理解できれば、求めてもらえる企業が現れるようになるので、ここは積極的に吸収できるようにしましょう。
3.Q&Aサイトを活用する
1人で学習をしていると、どうしてもわからないことが出てくるはずです。
単純にGoogleで検索しようとしても、思いどおりに情報が出てこないこともあるでしょう。
そんなときは、ITエンジニア向けのQ&Aサイトを活用することをおすすめします。
- teratail
- stack overflow
- MENTA
これらのサービスを活用することで、いわゆる「エンジニアの先輩」からアドバイスが貰えるようになります。
1人での学習で行き詰まった人は、このようなサービスを活用すると良いでしょう。
4.プログラミングスクールを受講する
フロントエンジニアになるためには、プログラミング言語以外にも、実務のシミュレーションなど、知識として備えておくべきことが多くあります。
そのため、IT業界で求められるスキルを一括で習得するためにプログラミングスクールに通うことはおすすめです。
- 学習時にわからないことを相談できる
- 挫折しそうなときのリカバリーに長けている
- 転職時のサポートが貰えるスクールもある
フロントエンジニアとしてのスキルを積む際、自分にとって「何が」「どれだけ」足りないのかはなかなかわからないものです。
そういった部分をメンターや講師が客観的な目線でフィードバックしてもらえるため、効率のよいスキルアップが実現できるでしょう。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選まとめ:「フロントエンジニアはやめとけ」は誤解!適切な学習をすれば転職可能
周りやインターネット上にある「フロントエンジニアはやめとけ」という声を目の当たりにすると、ついつい心配になることも無理はありません。
たしかに着実なスキルアップができなければ挫折するリスクはそれなりにあるため、ついていけないと感じる可能性もあるでしょう。
しかし、フロントエンジニアになるために足りないものを正確に理解し、それを補う学習を努めていけば転職は可能です。
- プログラミングスキル以外にも求められる要素がある
→それを補う実務シミュレーションが必要 - 基礎的なプログラミングスキルの体得はマスト
→プログラミングスクールやQ&Aサイトを活用して、効率よくスキルアップするのがおすすめ
このような形で、世の中にあるサービスをフル活用すれば、転職は十分に可能です。
現時点で学習時に行き詰まりを感じている方は、一度DMM WEBCAMPの無料キャリアカウンセリングに相談してみるのも良いでしょう。
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