エンジニアが辛いと感じる理由10個とは?対策8つや転職エージェント3選も紹介
「エンジニアの仕事がこんなに辛いとは思わなかった」
「エンジニアの仕事が辛いって本当?」
「新人エンジニアだけど、仕事が辛くてしんどい…」
と悩んだり、不安になっている方もいるのではないでしょうか?
エンジニアの仕事はやりがいがある反面、大変なこともたくさんありますよね。
どうにかして辛い現状を変えたいと思っている方も少なくないはず。
そこでこの記事では、
- エンジニアの仕事が辛いと感じてしまう原因
- 辛い現状を改善する8つの方法
を中心にくわしく解説していきます。
この記事を読めば辛いと感じる根本的な原因がわかり、改善方法がわかりますよ。
現在エンジニアとして働いている方はもちろん、これからエンジニアを目指す人もぜひ最後まで読み進めてくださいね。
こちらの記事ではそもそも「エンジニアとは」と考えている人に向けて解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
エンジニアが辛いと感じる理由10個
ITエンジニアは社会に貢献できる素晴らしい仕事です。
とはいえどのような仕事もそうであるように、仕事をするうえで辛いと感じてしまうこともあるでしょう。
多くのエンジニアはどのような時に「辛い」と感じてしまうのでしょうか?
ここでは、エンジニアが辛いと感じてしまいやすい理由や状況をご紹介していきます。
解決方法を見つけるためには、辛いと感じる原因を知ることが大切です。
あなたにも当てはまる項目がないか、ぜひ確認してみてくださいね。
それでは順番に見ていきましょう!
1.納期がきつい
エンジニアが携わるシステム開発には納期が決まっています。
クライアントがいる場合には、納品するまでのスケジュールが計画されていることがほとんどです。
クライアントとしては、できるだけ予算を抑えたいと考えるもの。
スケジュールが長くなればなるほど工数は増えるため、それだけ開発費用が高くなります。
決められた予算の中で開発を行わなければいけないため、納期がギリギリで組まれることも多いでしょう。
納期がタイトになれば、それだけエンジニアへの負担が大きくなります。
長時間労働や、追い込まれている感覚に辛いと感じる人もいるのです。
2.残業や休日出勤が多い
残業や休日出勤が多いことに、辛いと感じるエンジニアも多くいます。
納期間近には、残業や休日出勤をしなければいけないこともあるからです。
さらに、IT業界は人材が不足している業界。
そのため、1人のエンジニアが複数のプロジェクトや工程を掛け持ちで担当することも珍しくありません。
業務量が多くなることで、日常的に残業を求められている人もいます。
労働時間が増え、自分の時間が減ることに大きなストレスを感じているエンジニアもいるでしょう。
こちらの記事ではit業界の残業について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
3.就業時間以外の自己学習が必要
IT技術は日々進化しています。
新しいプログラミング言語の登場や、システムのアップデートなどもIT業界では日常茶飯事です。
そのためエンジニアには、常に新しい情報収集と勉強が欠かせません。
勉強を怠ると「自分だけができない」「仕事についていけない」と感じてしまい辛くなってしまいます。
とはいえエンジニアには残業や休日出勤も多いため、勉強時間がなかなか確保できない人も多いでしょう。
仕事が忙しく自分の時間が少ない中で、さらに勉強もしないといけない状況に辛いと感じてしまいます。
こちらの記事ではプログラミングの学習について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
4.業務が多岐にわたる
ITエンジニアの業務は多岐にわたることがほとんどです。
エンジニアの種類によって仕事内容は異なるため、ここではシステムエンジニアを例にしてみましょう。
システムエンジニアは、クライアントの要望に基づいてシステムを設計や活発を行うエンジニアです。
上流工程を担当することが多いシステムエンジニアの場合、
- プロジェクトの管理
- 要件分析や要件定義
- 基本設計や詳細設計
など、開発以外にもやることがたくさんあります。
業務が多岐にわたればわたるほど、やらなくてはいけないことも増え業務量が多くなります。
やりがいはあっても、任される仕事の責任感の重さや長時間労働に辛いと感じる人もいるでしょう。
5.業務量と給料が見合っていない
どれだけ業務量が増えても、会社員でいる限りは劇的に収入が上がることはそうそうありません。
そのため任される仕事と給料が見合っていないと感じてしまうエンジニアも多くいます。
会社の待遇に対して「一生懸命に働いても見返りがない」「努力するだけ無駄なのでは…?」と、感じてしまう人もいるかもしれません。
また、勤める会社によっては、昇給の査定が年齢や勤続年数に左右されるケースもあるでしょう。
会社への不信感がつのってしまうと、働くこと自体が辛く感じてしまいますよね。
給料に不満があるなら、他の企業で働くエンジニアの年収相場をチェックしてみるのもおすすめです。
こちらの記事ではエンジニアの年収について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
6.きちんと評価をされない
持っている技術力や任されている仕事の割に給料が低いと感じるエンジニアもいるでしょう。
そもそも日本のITエンジニアの年収は、海外と比較すると決して高くありません。
アメリカのITエンジニアの平均年収は1,000~1,200万円。
日本のITエンジニアの平均年収は512万円と、2倍近く年収が異なります。
このように、海外と比較すると、日本のITエンジニアの年収自体が低いのです。
ただし、エンジニアの年収は種類や企業によっても異なります。
そのため一概にはいえませんが、思うように評価がされないと誰だって嫌になってしまうものです。
技術力や仕事量、成績などに対して正しい評価をしてくれる会社であればいいですが、そうでない場合は辛いと感じてしまうでしょう。
(出典:TECHのススメ )
(出典:求人ボックス 給料ナビ ITエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報)
こちらの記事では仕事の評価について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
7.クライアントに振り回される
クライアントに振り回されることが原因で、仕事が辛いと感じるエンジニアも多くいます。
他社からの依頼に従ってシステム開発を行うエンジニアなら、1度は顧客に振り回された経験があるのではないでしょうか?
完成間近のシステムや構築が始まっている段階で、クライアントから「仕様を変更して欲しい」と突然お願いされることもあります。
それでは、これまでの努力が無駄になってしまうようなもの。
せっかく作り上げてきたものが1からやり直しとなれば、誰もがストレスを感じてしまいますよね。
クライアントにストレスを感じる人には、自社開発を行っている企業の方が向いているかもしれません。
自社開発の企業で働くメリットやデメリットについて、くわしく知りたい方はこちらの記事もぜひご覧ください。
8.常にチームワークが求められる
エンジニアといえば、「パソコンに向かって1人で作業し続ける」というイメージを持つ方もいるでしょう。
しかし実際には、1人ではなくチームでサービスを作りあげていくことがほとんど。
そのためITエンジニアには、チームワークがとても大切なのです。
そういった環境の中で、
- 「人とコミュニケーションをとるのが苦手」
- 「チームの中に苦手なタイプの人がいる」
- 「1人で作業を進めたい…」
と思ってしまう人は、仕事が辛いと感じてしまうかもしれません。
こちらの記事では仕事のチームワークについて解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
9.調べても答えがわからない
「1日に何度もわからないことに遭遇してしまう」という、新人エンジニアも少なくないでしょう。
先輩にさりげなくいわれる言葉の意味さえ、わからない時もあるかもしれません。
どんな質問も受け付けてくれる優しい先輩がいる職場ならいいですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
先輩に質問して辛く返されてしまえば、ますます落ち込んでしまいますよね。
毎日のように「わからなくて辛い」状態が続けば仕事が嫌になってしまうでしょう。
職場の人間関係にストレスを感じている人は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
10.やりたいことが違う
会社に入ってから「思っていた仕事と違う」と思う人もいます。
やりたくない仕事をしなければいけないのは、精神的にとても辛いもの。
とくにエンジニアは学ばなくてはいけないことが多く、やりがいを感じられないときつい仕事でもあります。
「自分のスキルが活かせない」「成長できる気がしない」と思ってしまうと、仕事が辛くなってしまうでしょう。
「仕事が合わなくて続けるべきか悩んでいる…」という方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事が合わないなら辞めるべき?判断基準と今すぐできる5つの対策
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エンジニアが辛いと感じたらすべきこと8つ
仕事が辛いと思う時期が長く続くと精神的にも辛いですよね。
そんな辛い状況を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?
ここからは、エンジニアが辛いと感じた時にするべき8つのことをご紹介していきます。
できそうなことからぜひ実践してみてくださいね。
それでは順番に見ていきましょう。
1.辛い原因を自己分析する
「仕事が辛い」を思うことには、何かしらの原因があるはず。
まずは、その根本的な原因を見つけることが大切です。
具体的には、
- 「業務の何が1番辛いと感じるのだろう?」
- 「どんなことがやりたくないと思う?」
- 「もっともストレスを感じることは?」
といったように、自分にインタビューするように問いかけてみましょう。
自分のことは意外とわからないものです。
だからこそ自己分析をして、自分と向き合う時間を作ってみてください。
2.上司や同僚に相談する
人に相談するのが苦手な人もいるかもしれません。
しかし、精神的に辛い時こそ、1人で抱え込まないことが大切です。
信頼できる上司や同僚は、具体的な仕事の悩みを解決するためのよい相談相手となるでしょう。
自分の話を誰かに聞いてもらうことで気持ちが整理され、ストレス発散にも繋がります。
また、相談をすることで経験に沿ったよいアドバイスがもらえるかもしれません。
会社の人に相談しにくい場合は、友人や家族に相談してみるのもよいでしょう。
3.優先順位が低いものは手放す
エンジニアの現場では、次から次へと仕事を頼まれることもあるでしょう。
ある程度は我慢も必要ですが、限界を超えて心身に支障をきたしてしまっては元も子もありません。
仕事が多すぎて辛いなら、優先度の低いタスクを手放してしまいましょう。
責任感が強くまじめな人ほど、すべての仕事を1人で抱え込んでしまいがちです。
しかし、使える時間と1人でできる仕事量には限界があります。
なんでも自分だけでやろうとするのではなく優先順位をつけて、他人に任せられることは依頼してやってもらいましょう。
こちらの記事では仕事の優先順位について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
4.業務の効率化を図る
「仕事量が多い」「激務である」環境に辛いと感じているなら、業務の効率化を図ることも大切です。
効率化を図れば、生産性が向上し仕事の無駄をなくすことにも繋がります。
具体的には、
- タスクの優先順位を決める
- 仕事の全体像を把握する
- システムやツールを有効的に使用する
などの方法があります。
仕事を効率化するのに役立つおすすめツールに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事を効率化できる人のたった3つの違いとは?サクサク進める10のアイデアとツール5選5.スクールでスキルを磨く
「スキルに自信がない」「仕事についていけない」と感じるのなら、スキルアップが解決に繋がるカギとなります。
そこでおすすめなのが、スクールでスキルを磨くこと。
ただでさえ忙しくて自分の時間を取りにくいエンジニアが、独学でスキルアップを目指すのは難しいでしょう。
スクールなら、大切なポイントや本当に知りたいことを効率よく学習できます。
仕事をしながら通えるプログラミングスクールもたくさんありますし、オンラインでの受講も可能です。
こちらの記事ではおすすめのプログラミングスクールについて解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
6.キャリアアップを考える
仕事が辛いと「自分はエンジニアとして成長できるのかな?」と不安になってしまいますよね。
将来のキャリアが思い描けないまま働くのはとても辛いことです。
そこで、
- 今後はどんな仕事がしたいのか?
- どんなキャリアを築きたいのか?
- どんなスキルを身につけるべきか?
などを考えてみてください。
自分のキャリアを見直す時間をしっかりと持つことが、悩みの解決へと繋がります。
こちらの記事ではエンジニアのキャリアアップについて解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
7.副業でキャリアの幅を広げる
思い切って副業を始めてみるのもおすすめです。
副業は収入アップはもちろん、スキルアップにも役立ちます。
さらに、エンジニアは非常に需要の高い仕事。
正社員雇用の求人がたくさんあるように、副業の案件も豊富にあります。
そのためエンジニアとしてのスキルや経験、実績があれば仕事も見つけやすいです。
副業で新しい仕事や人に出会い、大きな刺激を受ける可能性もあります。
自分自身の可能性を広げるためにも、副業を始めてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では副業の仕事について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
8.転職も視野に入れる
仕事が辛いと感じる理由は、人それぞれだと思います。
もしその理由が、
- いつまでも給料が上がらない
- 人間関係が上手くいかない
- 評価システムに問題がある
などの外的な要因の場合には、転職を視野にいれることをおすすめします。
なぜなら、自分がどう頑張ってもむくわれないと感じるのは大きなストレスとなるからです。
また、実際に環境を変えることで状況がよくなるケースも多くあります。
仕事が辛い理由が自分以外にある場合には、1度転職を検討してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事ではエンジニアの転職について解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
エンジニアにおすすめの転職エージェント3選
転職は大きなエネルギーが必要なもの。
転職をしようと思っても、転職活動がめんどうに感じる人も少なくないでしょう。
そんな方におすすめなのが、転職エージェントの活用です。
転職エージェントとは、人材紹介サービスの1つで求職者の転職サポートを行ってくれるサービスです。
具体的には、
- 面接や必要書類のサポート
- 給料交渉や面接のスケジューリング
- 1人1人に合った求人情報の提供
などを行ってくれます。
無料で利用できるため、1人での転職活動に不安を感じている方は利用してみるとよいでしょう。
ここからはエンジニアに特化したおすすめの転職エージェントを3社ご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.レバテックキャリア
(出典:レバテックキャリア)
「レバテックキャリア」は、IT業界に特化した転職エージェント。
IT業界の非公開求人を数多く扱っています。
- 選考を受ける企業が平均6件
- 初回提案内定率90%
- 年収アップ率60%以上
と、確かな実績を誇る転職エージェントです。
技術と市場を熟知したアドバイザーが担当してくれるため、業界ならではの相談ができるのも魅力的なポイント。
さらに、レバテックキャリアは、キャリアアップや年収アップが得意な転職エージェントです。
給料や待遇面に不満を感じているなら、利用してみてはいかがでしょうか。
2.マイナビITエージェント
(出典:マイナビITエージェント)
「マイナビITエージェント」は株式会社マイナビが運営する、IT業界に特化した大手転職エージェントサービス。
国内有数の転職サービスであるマイナビだからこその、豊富な非公開求人が魅力です。
さらに、
- 業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍
- 人気企業や大手企業の求人が多い
- 採用率が高い
などの特徴もあります。
求人数の多さと豊富なバリエーションが、マイナビITエージェントを利用するメリット。
大手企業や人気企業に転職したい方は、マイナビITエージェントがおすすめです。
3.ワークポート
(出典:ワークポート)
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こちらの記事では給料アップについて解説しています。
より詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
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まとめ:ひとりで抱え込まないことが大切
今回はエンジニアが仕事が辛いと感じてしまう原因や、その解決方法などについてくわしくご紹介していきました。
辛い状況をよくしていくためには、根本的な原因を見つけることが大切です。
まずは自分と向き合う時間を作って、「どうして辛いと感じるのか?」を分析してみてください。
そして、原因に合った解決方法を試してみましょう。
エンジニアの仕事が辛いと感じているのはあなただけではありません。
1人で抱え込まずに、信頼できる同僚や上司に悩みを打ち明けてみることも大切ですよ。
また、もしも辛い原因が自分以外にある場合には、転職を考えるのも1つの方法です